感情は

神様から人間に与えられた

ある種の

罰じゃないかと思う時がある
自称詩が嫌いな理由の1番目は
出だしの2語を読むだけで
つまらないことが分かるからだ
例を上げると
「世界のはずれ」で始まる文章がある
世界にしたって
はずれにしたって
どんなバカでも
 ....
知らない人と話しちゃだめってお母さんに言われてから
ずっとテポドン飛ばしてる

知ってる人とうそ言いあって
悪気はなくて喜びあって
それはそれでラッキーなんだ

テクノカットは夏 ....
虫の鳴く夜は ベランダの
ガラス窓 半分ほども 開けまして
虫の声なぞ 聴きましょう

虫の鳴く夜は ワインなど
ちびり ちびりと 飲(や)りまして
虫の唄なぞ 聴きましょう

そ ....
胸のファスナーを下して
白い綿毛に包まれた
幼い夢の息の根を止めて
そうして入り日の燃え落ちる
血だまりへ
交わることで違え 
意味を失する言葉のように
縺れたまま ひとつの肉塊となり
 ....
台風一過。
まだ、生きてますか? 
ビンボーな、ビンボーな、詩人のみなさん。
大丈夫です、DNAはことばを運ぶためにあなたたちを選んだのです。
なのであなたたちに託された「ことばの伝達」が終わ ....
満月の夜、月はやさしく犬を見ていた
犬は不思議そうに眼をあけ、すっくと立ち
濡れた鼻をしながらあたりを一瞥した
犬は初秋の虫の音を
一心不乱に聞いていたのだが
ふと月明かりに、自らの何かが微 ....
青臭い時代遅れの言葉だとあの日隠したメモ掘り起こす


書に溺れ町に安らぐ溜めきれず流れる玩具ひとつ磨いて


記録され得なかったもの吸うために固く絞ってもっと絞って


透 ....
雨なら外を見たくない
優しい人なら会いたくない

時に多すぎる感情を
いい香りの紅茶で飲み干して

心の中に吹く風は
ふうっと長い息にして吐く

なんでもない
なんでもないよ

 ....
むかし、三年ほど住んでいた中都市を車でめぐる
広大な敷地にいくつもの工業団地が立ち並び
その周辺には刈り取られた田圃が季節を煽るように敷き詰められている
なつかしい名の鉄工所や、古いビルもまだあ ....
 
まとわりつく夏の汗

行水で流せば

あとはキンキンに冷やした至福の一杯




 
ハーバーから出て行く
ヨットの数がたちまちに増えていく春
その背泳ぎのような船の航行に
季節の匂いがする

昼ごはんを食べ終えたマチコが
海を見たいといった
ぼくは灰皿を取り替える
ウ ....
久々にいい酒くらって
現代詩フォーラムというサイトへ
投稿していたときのことを
話してしまったらしく

「おじいちゃんらしいとこもあったけど、
なんだか新鮮だったよ」
なんて
感想 ....
墓参りに出かけて
墓石の前にたたずむと
墓石に映った自分の姿が見える
墓石に映った世界はあの世のようで
私はあの世からこちらを見返している
あの世は墓石の暗い色で覆われ
いつま ....
変態は少ないチャンスを狙っている
普通の人が
そんな時間にいるわけないと思っても
そんな時間だからこそ
いればこっちの思うつぼと考える
じっと息を潜めて
その瞬間を待っているのだ

変 ....
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら

台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々

絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる

宝石箱のいくつかはイミテーション ....
西瓜の産地が
北上していく

夏が通り過ぎるのを
毎年スーパーで見かける

多分、今年最後の
西瓜を食べながら
高校野球の
決勝を見ていた

季節というのは
うまく出来ていて
 ....
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる 誰かがポケットに手を突っ込んで
枕元を通りすぎてった
灰に染まって焦げた声が
何度も胸に染み込んでく

誰かの言葉が混在している
夜明けと夕暮れは
一瞬だけ同じ

誰かを好きにな ....
風の強い日にも蝶は飛ぶ

気流に乗って巡り

波を越えたり潜ったり

泳ぐようにすり抜けては

喉を潤す 揺れるクローバーに佇んで

ヨットのバーでカクテルでも飲むように

洒 ....
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
永遠という名の
海鳴り。

俺たちのまえを、
泳ぎつづけるイルカがつきつける
とがった夏の言葉。
そのさ ....
いろんな感覚が錆びて
緩やかに死んでく

街に出れば疲れて
ヤキがまわった、なんて
ぼんやり思う

頭に魔法の欠片が残ってて
誰かに秘密を教えたくなるが

その呪文はおそらく
言 ....
落とし物が入った箱をあさる
あたしがどこにもいなくて探しているんです
みんなが帰っていく雑踏
夏祭りの終わり

あたし達は
もうおしまいだね
みんなどこにいってしまったんだろう
光がな ....
君を守って
傷つく獣でありたい

愛されるかどうかなど
考えない獣でいたい

たまに毛並みをなでられ
一生愛を信じるような

たまに風に吹かれ
一生幸せ感じるような

自由で無 ....
     150819

落車して
頭抱えて
高低差を
恨むとき
近代の花
制限無し
ゴールよ
おまえの
出臍がね
ぽちぽた
4文字の
制限速度
100粁
自動車の
自 ....
最近は、ぼくは殆ど詩は書いていませんが、現代詩フォーラムや文学極道に
投稿する際に、たまに新しいのを作ることがあるくらいで、まぁ、ここ5年
くらいは、詩を書くという行為から遠ざかっています。

 ....
――皿が割れた!
まわす皿はもうない
みんな落として割ってしまった
誰かのせいにしたくても
皿を落として割ったのは自分
落として割れたのは自分の皿
何事も寸分変わらない
仕方がなく
架 ....
甘い夢は廃れるか、苦いリアルは身を蝕むか、長い日向に焼け落ちるか、本当の夜に気がふれるか、運命は蛇の牙のように鋭利で正確だ、心魂の根元まで食い込んで毒を撒き散らす、存在が痺 ....  夢幻の街路

真昼の交差点に
ヨット走る
白き挺身に
青い帆を纏い
白鬚の老爺とぼとぼと行く
彼方に二本足の土筆
歩む
夢幻のごとき
ある午後の街路

夏の幻
情愛きわまる ....
黒猫の背なの曲線今朝の秋
アラガイsさんのおすすめリスト(6671)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
苦悩- ガト自由詩4*15-8-27
パンツの裂目- 花形新次自由詩215-8-26
テポドン- 末下りょ ...自由詩1*15-8-26
秋色夜曲一_<虫の鳴く夜は>- 南無一自由詩515-8-26
闇の恋人たち- ただのみ ...自由詩16*15-8-26
ビンボーな詩人のための贅沢レシピ_すき焼きうどん鍋- atsuchan69散文(批評 ...5*15-8-26
月と犬と- 山人自由詩8*15-8-25
夏の終わりに- 深水遊脚短歌4*15-8-25
笑う街角- ガト自由詩17*15-8-25
S市- 山人自由詩3*15-8-24
一杯- 殿上 童自由詩15*15-8-24
ヨットハーバーと小さなアルバム- オダカズ ...自由詩4*15-8-24
とある理想- もり自由詩6*15-8-23
- 葉leaf自由詩415-8-22
変態を知れ- 花形新次自由詩215-8-22
真珠のうた- そらの珊 ...短歌9*15-8-22
西瓜- ガト自由詩16*15-8-22
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-8-22
シグナル結晶- 竜門勇気自由詩4*15-8-21
風の強い日にも蝶は飛ぶ- ただのみ ...自由詩16*15-8-21
やわらかな森に- 草野大悟 ...自由詩415-8-21
Rusty- ガト自由詩9*15-8-21
花火には恥ずかしい名前をつけてよ- ユッカ自由詩1015-8-21
ネガイ- ガト自由詩13*15-8-20
近代史- あおば自由詩8*15-8-19
”ネット詩”を経由して―- オダカズ ...散文(批評 ...11*15-8-19
皿まわし狂言地獄- ただのみ ...自由詩22*15-8-19
認識しないまま知り続ける- ホロウ・ ...自由詩1*15-8-18
夢幻の街路- 生田 稔自由詩315-8-18
黒猫の背なの曲線今朝の秋- 北大路京 ...俳句515-8-17

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