書いては消して
消しては書いて

言葉が
行き場を失ってく

僕を伝えること
あなたを守ること


お月さま
水の中

静かに黙って
透明に とても確かに
嵐の日 雷が空気をゆらして
瞼をとじても 光がときより私をゆさぶるの
わたしの心にあった 汚いものの 
沈殿させる濁った想いを
荒々しい雨風が 洗い流してくれる気がする

今日みた ....
雪忘れ村を流れる
砂床川は
夏、水遊びの子供達で
賑わうが
女の子が遊んでいると
川に住むエロ河童に
水中で足を広げられ
アソコをベロンベロン
舐められてしまうことが
少なくなかった ....
                130830


明日の気温は36度を超える予報です
夜間の最低気温も28度ですから
熱中症には充分お気をつけ下さい
丁寧な ....
神奈川県牛柄郡の
烈風山中腹にある
雪忘れ村には
そろそろ私もヌメヌメしたい
と思う女性が
小さな祠に入り
念じていると
山から全身に
ローションを塗った
天狗が降りてきて
祠の周 ....
不安だ
非常に不安だ
女房が
今日押入れを掃除すると言っていた

俺が隠している
オランダ直輸入の
ハードコアDVD
バレンティンいないよな?

お願いっ、エロ神さま!
もうすぐ ....
うつろな目を見て鳥はおびえる
束の間の充足、命も短い
泣いて濡らすおりがみ
紙の色は涙を染める
太陽の黒点の明滅とオリジナルが存在不可能であること
最終列車は夜を渡る
明けるまでそのまま道 ....
・・・・・・ ・・・ ・
・・ ・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ・
・・・・・・ ・・
・・・・・・ ・・
・・・ ・
・ ・・  ....
パーティードレスがひきこもっている カナカナとそのひぐらしがやめられず

媚びは錆び黴てやがてはゴミとなる

本に詩味染み紙魚喰う程うまいのか

真実を見ないで太陽睨みつけ

跳び跳ねる教訓今日君臨せず

夕方に遊方忘れ立ち尽くす

 ....
今となっては
そこに何があったのかわからない焼け野

その映

見つめながら投
稿

小さく裂けた文学を
右二本左二本
わたし四本の指でひろげ進

想像上の戦場を早
退 ....
メスザリガニが
身籠った
腹に何百もの卵を抱え
絶えずゆらゆらと揺らして
新鮮な酸素を送っている
まるで
大切なものをあやしているように

ハハザリガニが
出産した
小さな赤ちゃん ....
山の水があつまる
わんどの深みに
ザリガニのむき身を放りこむ
暗い川底が
ぐるるんと動いた夏

七輪でおばあさんが焼く
ナマズの蒲焼き
田んぼの畦を吹きわたって
麦わら帽子の
ひさ ....
動機の無い目覚めと、衝動の無い日常、心肺停止を示すグラフのようなループが、カレンダーを塗り潰して、ぼろきれのように疲労困憊だ、魂が不要な循環、埃のように自分自身は内奥のすみに追いやられる、神風を信 .... 波の音は

異国のことば

こどもたちが海に入ってゆく

カメラが海に潜り込む

水のなかは

ことばのない異国

それがえんえん繰り返されて

ぼくたちは眠るのだ

 ....
あさのやみにたゆたうことば、なみたつおもてにささやきをのこして、うっすらとたなびくあついかぜがめのまえにあらわれる、いのちのうしなわれたさいはてのほとり、たえまなくゆれながらほどかれていく言葉 .... ぼくの友だちは彼女がすごくほしがっていました。
けれど、友だちは何回こくはくしても、上手くいきませんでした。

きっと女の子にしつこいしてたと思うので、

「しつこいするから駄目 ....
昼すぎ、
私の2メートル先
短歌と俳句と川柳が
歩いている
散文は空中を漂い
どこかとリンクする
一枚の写真が削除され
殺風景が投稿される
誰が言ったか知らないが
海は広いな大きいな ....
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....
風の強い日に
海辺に立って
白い波を見ている
自信に満ちた背中を
女は頼もしく思い
額を押し当てた

その温もりを
今日は受け入れてやろう

振り向いて
女の肩を抱き寄せた時
 ....
映画は人殺しの数が多いほど
良い映画だという考えが一般的ですが
その上で、人殺しの張本人に
おまえらのせいで無駄な殺生しちまったぜ
って言わせるような映画が
個人的には好きです
でも本心は ....
夕立は突然やってきて
落雷で鉄道の
運行が遅れている
雨宿りをしながら
駅の改札口で彼女と
待ち合わせをしていて

たくさんの
雨粒のなかには
彼女の残像を映す
きっとひと粒の
 ....
     
無期限激務    
うたうたう るるりららりるる うたうたう
意外や意外。  
第千巻完成だ

だいせんかんかんせいだ
いがいやいがい
うたうたう るるり ....
そら
くう
から



変換キィで
世界は変わる

くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました

昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ....
これがその筋のひとのいう娑婆の空気なんだろう
別に刑務所に入っていた訣じゃない犯したのはただの喧嘩だ
しかし傷害事件とされ刑法弟39条による検察官の申し立てで
心身喪失で入院送致の判決が言い渡さ ....
 
うちわであおがれひざ枕

これにまさる涼はなし

お礼に西瓜でも切ろうかしら




 
ぼくが温めていたのは
翡翠色でつむじ曲がりの卵
アイスクリームにはボートを浮かべ
溺れるふりして幽霊女とキスをする
ポケットに隠した一人分の蠍をひらり
素顔の道化師に変えてご覧に入れまし ....
あなたたちは自ら望んで
戦地に赴いた訳ではない

ただ父や母や祖父や祖母を
そして幼き子と愛する妻を護るために

玉砕覚悟で銃火飛び交う島々へと
海では一機一艦の命を受け空で散華された
 ....
言葉と私はひとつにならない
私は私に話しかける
私自身の現代詩による
欠陥のすべて

そう、
あなたは話さない青
沈黙を重ね盗み続ける青
そのすべて

話せば話した分だけ
孤独に ....
何もない
何も残っていない

窓を閉めて
消えてなくなるなら
今かも知れない

そう思ったとき必ず
故郷からの葉書が届く

しっとりとした
文面の葉書が
届く
アラガイsさんのおすすめリスト(6671)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
深夜_ライン- 日朗歩野自由詩213-8-31
どこまでも続いていきそうな予感- るるりら自由詩21*13-8-31
日本のエロ風習2___河童の皮剥き- 花形新次自由詩213-8-31
どこまでも続いていきそうな予感- あおば自由詩7*13-8-30
日本のエロ風習1___お滑りさん- 花形新次自由詩213-8-30
バレンティン- 花形新次自由詩113-8-30
おびえた鳥の知る言葉- 黒髪自由詩7*13-8-30
中之島- 左屋百色自由詩7*13-8-30
パーティードレスがひきこもっている- 北大路京 ...自由詩713-8-30
皮肉の耐えられない軽さ - 阿ト理恵俳句4*13-8-29
文/学- 左屋百色自由詩6*13-8-28
水槽という宇宙の中で- そらの珊 ...自由詩24*13-8-28
山の水- yo-yo自由詩11*13-8-28
どこで、なにが、なにを、すべての疑問は泳がせておけばいい- ホロウ・ ...自由詩2*13-8-28
フランシス・アリス展にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-8-25
午睡- 破片(は ...自由詩413-8-25
れんあいのすゝめ- 自転車に ...散文(批評 ...213-8-24
短歌と俳句と川柳と散文と現代詩- 左屋百色自由詩10*13-8-23
- るるりら自由詩17*13-8-22
風の強い日に- 花形新次自由詩413-8-21
映画- 花形新次自由詩113-8-21
一瞬と永遠はとても似ている- りゅうの ...自由詩8*13-8-21
満月の夜、砂時計が逆さに落ちる【回文】- るるりら自由詩14*13-8-21
あおいそら- そらの珊 ...自由詩24*13-8-21
のっぺらぼう- HAL自由詩4*13-8-21
- 殿上 童自由詩20*13-8-19
熱帯抱卵節- ただのみ ...自由詩21*13-8-15
御霊(みたま)への歌- HAL自由詩8*13-8-15
未詩- 左屋百色自由詩11*13-8-13
尿切れが悪い- 花形新次自由詩413-8-9

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