夏
白い夏
思い出の夏
反射光
コンクリート
クラブ
ボックス
きみはバレーボール部だった
きみは輝いて
目にまぶしかった
並んで
腰かけた ぼく
ぼくは 柔道部だった
....
(532-3)軍記物に痛い痒いの
恋沙汰無し
物語の 前文において作者不明人は猛き者が滅びたのは
栄華を楽しみ人の苦労を知らなかったと断罪し、
本朝日本においては将 ....
自分は詩人としてあいたみつをみたいなポップアーティストになりたいと書いたことがあります。
今思うと誰かになりたいとか、なにかみたいになりたいとか、そういうことでもなかった気がするのです。
例えば性 ....
若いなあと思いつつ同じフレーズでまた泣けるフジファブリック
花を抜くのも潔いのが名ガーデナーらしい
ビスが一つ落ちている。もう元の場所には戻らないだろうな
歩行者一人行かせて不満げな ....
ベルの音が聞こえる
自転車のベルのような気がする
それにしても何度も鳴る
今は真夜中でここは2階なのに
やっぱりベルの音が聞こえる
むしろ近づいてきた気がする
もうほとんど窓のすぐ下で ....
のぼせた様相なのに
熟れていないとは何故に?
オドリクルウ日々
苦しそうで涙さえ浮かべるのに
未だ爆ぜないとは何故に?
セマリクルウ日々
腹を壊すと知っているのに
コーヒーをたら ....
重心の低い日本人が武道の世界だけで生きるのは昔の話しで今やブレイキンもフィギュアもその他多くのスポーツで活躍している。日本が全体的に変わってきているんだろ。政治家よりもアスリート達によって ね
....
歯がはえて、歯たちがきれいにそろったら
きみはもう、はたちをむかえたおとなです
居ならんで、自他がひとつに緊密し
糧をえる、顎の砦を築くのです
歯のひとつ、それがきみの立場でも
べつ ....
靴の泥を掃って玄関に揃え、浴室に籠ってシャワーを浴び続けた、筋肉が完全に弛緩するまでじっとして、それから全身を洗い、髭を剃った、手のひらで感触を確かめ、まあいいと片付けた、それでようやく、自分自身 ....
うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜
あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった
あちこちに
こぼれる希望の果 ....
(533-11)困窮する貴族を笑う
いみじう美々しうてをかしき君たちも、
随身なきはいとしらじらし
服装が立派でも警備の近衛府がいない、とは
その貴族がひどく困窮すしてるからと
....
白いきょと〜ん
青いきょと〜ん
寒いきょと〜ん
君にとって大切なものは、認められなきゃ続けられないものだったの?
白いきょと〜ん
青いきょと〜ん
寒いきょと〜ん
変えてみせなよ 悲劇を喜 ....
青い涙を流した林が風にさらされ
色褪せた枯れ葉の残り火の
漂う煙りが眼に滲みる
他の誰かに抱かれるであろうきみを後にして
俺はコートの衿を立てて往く
冷たい風が頬を掠め
{ルビ掠=かす ....
修学旅行行きたくなさすぎて
体調悪いフリして休んだんだけど
クラスの子たちがみんな心配してくれて
おみやげとかもらっちゃって
どうしようって今なってる
騙して ....
美しいあの人の
うんこを毎日貰いに言って
食卓の上に飾りたい
ハーブの香りがして
手作りシフォンケーキと
よく合うの
うんこでキャンドルを作るのも良いな
クリスマスの夜
あの人のうんこ ....
時間に穴を開けてつなげるのが
タイムトンネルで
空間にやたら穴が開いちゃうのは
小松左京が書いてた
認識に穴が開いたら
きっと一種の認知症なんだろうし
心に穴が開いたらそれは失恋
な ....
○「ボケた」
僕は「今日は何日」というのが
カレンダーを見ないと出てこなくなった
そのうちカレンダーを見ても
出てこなくなるだろう
○「独居老人」
散歩の途中に
ちょっと立ち寄って
....
なにをつくっているの?
なみをつくっているよ
それはたいそうむつかしそうだね
そうでもないさ
るるるは上にいく
りりりは下にいる
ただそれだけだよ
ハゲちらかしたベンと
昨日、一時間だけ話した
初めて会ったときから10年経って
えらくかわっちまったなあ、って去年
思ったんだぜ、って言ったら
ベンは頭を掻いて
毛髪が爪の間に ....
十二単衣で身を包む
唐衣うはぎ(着衣)
うちぎぬ(打衣)五衣
単衣長袴裳 で約10キログラム
(532)名句なのか不思議な疑問もある
、、、月の出や印南野に苗余るらし
....
人はみな線香花火のようですね
ひとりで家にいるから寂しい
というのはありきたり
都会の喧騒の中で寂しい
というのもバリバリ既視感
寂しさに貴賤はないとする
軽重はあるとする
浅薄深慮があるかは知らない
寂しさと孤 ....
つぶれた靴を
見ていると雨を思い出す
ほの明るい 窓硝子のむこう
僕の心が僕の心に変わっていく
その間も絶えず 雨は降り続けている
黒電話の尻尾に
ボールペンを巻き付け欠伸
落ちた文字
を掬う気もなかった
引っ掻かれた痕、は
途端喋り出した
絵のない額縁
のようなホテルの窓
ひた、と
冷たい壁に頬擦りし
小 ....
混迷の闇の中を照らす一筋の光。その向こうにあるのは、希望ばかりではないぞ。
リストカットする。自分で自分を傷つける。何故自分でそんなことをするのか分からないと、彼女はいう。
図書館へ行けば色々な本 ....
僕が生まれる日、絶対に同じ世界のどこかで人が撃ち殺される
世界はそうやってつり合いを取っている
そんなたわ言で世間はまわる
時々それが骨身に堪える
もうすぐヒーローが現れて、みんなを救 ....
悲しいですね
苦しいですね
人は誰しもただ独り
後ろ姿を追いかけても
戻ることなどできなくて
ポツリと独り呟くことばかり
交差点ですれ違った人があの人に似ていて
ポロリと一粒涙を流し ....
くまちゃんにピンクのパーカーを着せて
代官山を走らせる
みんなが『何?』って振り向くような
かわいいポエムがいいんじゃない?
詩は言霊だとか言うな ....
○「政治家と金」
いくら規制を厳しくしても
必ず抜け穴をつくる習性があるようだ
いたちごっこである
○「言葉」
本当に悲しい時には
なんていったらよいか
わからなくなる
○「言 ....
1. ネット詩人は金にならない詩歌の読み書きに時間をかけすぎていて殆ど病気だ
2. 一つぐらい持病があったほうがかえって健康に気をつけて、長生きできる(一病息災)
3. 日本人は一千年続い ....
アラガイsさんのおすすめリスト
(7499)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の思い出。
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田中宏輔
自由詩
8+*
24-12-22
野施行十二単衣_③
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-12-21
詩的でない話。科学者は観察していることがとにかく楽しい
-
鏡文志
散文(批評 ...
4*
24-12-21
冬を歩く
-
紅茶猫
俳句
4*
24-12-21
ベルの音【きょうのソネット】【14行怪談】
-
佐々宝砂
自由詩
2
24-12-21
青春から、ようこそ
-
らりるれ ...
自由詩
3
24-12-21
スポーツ
-
足立らど ...
散文(批評 ...
3*
24-12-21
せめてきみの歯くらい人間であれ
-
菊西 夕 ...
自由詩
4*
24-12-21
心が騒ぐままに
-
ホロウ・ ...
自由詩
4
24-12-21
メルヘン倶楽部
-
秋葉竹
短歌
2
24-12-21
野施行十二単衣_②
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-12-20
白いきょと〜ん
-
鏡文志
自由詩
3*
24-12-20
子守唄
-
レタス
自由詩
6*
24-12-20
APT
-
おやすみ
自由詩
1
24-12-20
うんこが美しかったら
-
花形新次
自由詩
1
24-12-20
穴【きょうのソネット】
-
佐々宝砂
自由詩
3*
24-12-20
独り言12.20
-
ホカチャ ...
自由詩
4*
24-12-20
それだけのはなし
-
wc
自由詩
7*
24-12-20
Way_To_Normal
-
れつら
自由詩
2*
24-12-19
野施行十二単衣_①
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-12-19
火花
-
レタス
自由詩
5*
24-12-19
寂しさ【きょうのソネット】
-
佐々宝砂
自由詩
2
24-12-19
自分(2024.11.29)
-
草野春心
自由詩
3
24-12-19
ロード、バード、ストックヤード
-
らりるれ ...
自由詩
5*
24-12-19
正気の詩
-
鏡文志
自由詩
4*
24-12-19
今日のこと
-
201
自由詩
2*
24-12-19
逆風
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レタス
自由詩
6*
24-12-18
くまちゃん、アサイーボウルを食べる。
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おやすみ
自由詩
2+
24-12-18
独り言12.18
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ホカチャ ...
自由詩
2*
24-12-18
最近のお子さまが考えていそうな、「日本ゾンビ大国仮説」を考え ...
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足立らど ...
散文(批評 ...
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