頁{ルビ繰=く}る 手を休め{ルビ食=は}む {ルビ葛湯=くずゆ}哉


「ただいま」と 還り笑う君 雪の{ルビ冠=かん}


 降る雪と 藥罐の歌う 夜更け哉


 電飾の 眠っ ....
 友人の平井氏からこの本は面白い、と手渡しされた本が「羆撃ち」であった。
 私自身、ツキノワグマを二頭ほど撃ったことがあったが、それはすべてチーム猟であり、どちらかというと撃たせてもらったというべき ....
自由になれもっと自由になれ
怖がるな未来を怖がるな

どうせおまえです
ただのおまえです

何かしたところで誰も見てない
だから自由に暴れてやれ

見つかったら隠れずに
暴れつづけ ....
 コリコリの農家の子として生まれたカタコランは、
九才の時に神の声を耳にし、全知全能の神カタコリの
前ではみな平等であると説いた。布教は、カタコラン
の生誕地コリコリではじめられ、農家で働く ....
兎みたいな。季節感と、昔の記憶。
子供の頃は、RPGをしていると、
数学の秘密に触れているみたいだった。

ΦとかΠとかrとか。
数々のばらばらと、藻の色をして浮かぶ、
谷底の集合論、ドッ ....
1月26日(金)、
 社会的に穏便に生きていたい、そして人と交わりたい、と思うと、無理をしなければならない。でも、人と話したい。うまく話せなくてもいいから。人との間の壁を、一時的に、もしかしたら錯覚 ....
優しい声
優しい冗談
優しい嘘
優しい笑顔
優しい気配り
優しい心

優しさは
私が決めるのです
あなたが
私を傷付けようとも
私が
そして私にとって
あなたの優しさは時々
 ....
 擬態

わずかに残された木々のふゆの葉を北風がこきざみにゆらすとき
それは小鳥のはばたきになる

 家出

街角のメリーゴーランドは天使をのせてくるくるまわる
色とりどりに着飾った馬 ....
仮面をつけた憂愁が舞う
着飾った歌姫と水鳥たちは歌い、
色とりどりの声を散らして
哀しみの浮かぶ透明な空を渡る

広場では巨大なパエリアが炊かれ
裸の犬と子供、朱や紫の女にふるまわれた
 ....
田舎で自治会長になるって
大変なことなんです
自治会長を免れた夜は
安心してぐっすり眠りにつくことができます
一年間寿命がのびた気持ちになります
ちなみに僕は来年度は会計です
闇のなかへ祈りをポンと放り込む
どこか奥のほうでぱしゃん、と水の音がする

跳ね返ってくるかすかな水音が
応えなのだろう
それを紐解いたりはしないけど


冷える夜に丸くなって眠る
 ....
サイコロをふるようにころがされた
そらに
潮騒の音が聞こえた
逆さまになった母船の上に
大きな海の玉が青く光っている
あそこで起きていること
それは
もう見えない
美しく光る大きな玉が ....
姿見池には
何も映らない 別名は影見池

梅と詩文を愛惜したひとが
西へ行く路
水鏡を覗き
月に宛てて歌を呟いた

古代の風景は
異国のお伽話よりもわからない

ありもしない罪に ....
冬の明け方は
町のいたるところに魚の群れが現れる

もっともよく見かけるのはニンゲン魚で
その横をついてまわるイヌ魚
校舎をよこぎるネコ魚やセキレイ魚がいれば
そのまま森へと消えるカモシカ ....
○「もう2月」
実感がわかない!もう2月なんて
俺は大分ボケたようだ
大地震から一月たったとは
冬はまだこれからだね

○「二次避難進まず」
地震や津波よりも
地域の絆が切れる方が
 ....
孤独老人は
今日も
一人食い 一人テレビ 一人ベッド
今や
言うことを聞いてくれるのは
愛犬だけである

「待て!」
「お座り!」
「お手!」

「待て!」
「お座り!」
「 ....
うちのたまは五百円玉が大好きで
お腹いっぱいになるのは十五万円
過日お腹が痛いというので
たま専用の銀行ATMでうんちをさせた
もうそろそろ
またお腹が痛いというだろう
たまは食いしん坊で ....
雨の初日
都会にも雨が降った
たくさんのものが濡れて
雨音の音や
雨水の水が
ふとした街路の様子を
美しく満たしていく
人混みの中で感じる
植物の吐息
どうしても
辿り着け ....
(ごくごくありふれたおーとくちゆうるな

     空ははじまりのようにしてはじまり)

 (すっかりなくしていたではないか

     ○

 こぼれおちてきた
  ....
ガザの人たちが切に求めているのは
食べ物なのに
イスラエルはそこへ
爆弾をどんどん落としている
神様はどうして見て見ぬふりをされているのだろうか
夜中に目が覚めた
真っ暗な部屋に夜がひとり

しんと静まり返った夜が
ぽつんと立って、
なにも言わずにずっといる

朝まで立ちつづけたら
きっと疲れるだろ
よかったら、
ボクのそば ....
グラスを傾けながら
あの頃を想う

何も持っていなくて

三本立てのリバイバル映画を観ては
涙ぐみ

午前零時閉店のクラッシック喫茶が終わるまで
バッハとチャイコフスキーをリクエスト ....
まあるい串団子をほおばって、
まあるくなる、
きみの顔もまた、
まあるいお団子、
神様とキスをして

悪魔と踊る

あの人を

天使はみかねて連れてった



そんなおとぎ話を

想う





酔ってるの

ごめんなさい
人生は言葉さがしの旅であるという人がいる
僕が救われた言葉は
仏教の「四苦」という言葉だ
「生老病死」の四つの苦しみは
誰でも避けられない苦しみであるということだ
僕はこの「誰でも」というと ....
黄昏に

カレーの匂う

帰り道
(内臓はからっぽ)死んだ馬の胸の中に、
{ルビ紙縒=こより}で拵えた聖家族が暮らしている。
1:12 a.m. 雨が降りはじめた。
聖家族の家は茸のように雨に濡れる。
小鳥は頭蓋骨に雨を入 ....
廿日市大野の宮浜温泉の小規模ながら湯は最高

大竹市三分の二は山の中「昔は良かった」その声を聞く

開発が進んだ結果行き止まり再活性化必要な時期

高層のビルに隠れた古い街陽当たり悪くなっ ....
いつも真面目な話ばかりじゃ
死にたくなる
時には嘘や冗談もなければ
いつも現状的な話ばかりじゃ
死にたくなる
時には嘘や冗談もなければ

昭和の時代は夢や希望がいっぱいあった
嘘や冗談 ....
ああ、君もここに来たんだね
いくつもの宇宙が生まれて終えた
今度の始まりは今までとは違うらしいね
もう君も知っているだろうけれど

そうせいをまつおおくのたましいが
みちかけるたいどうをあ ....
アラガイsさんのおすすめリスト(6666)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二月、夜- 墨晶俳句4*24-2-5
久保俊治著_「羆撃ち」を読んで- 山人散文(批評 ...3*24-2-5
自由になれ- 木葉 揺自由詩4*24-2-5
カタコラン教の発生とその発展- 田中宏輔自由詩12*24-2-5
ネイビーブルー- 由比良 ...自由詩4*24-2-4
最近の日記- 由比良 ...散文(批評 ...2*24-2-4
あなた- 303.com自由詩4*24-2-4
冬のストーブは熱い魂- そらの珊 ...自由詩8*24-2-4
カーニバル- atsuchan69自由詩10*24-2-4
自治会長- ホカチャ ...自由詩2*24-2-4
まどろみ- 凍湖(と ...自由詩824-2-3
そら─Q- 室町自由詩4*24-2-3
姿見池- 形代 律自由詩6*24-2-3
- ぽりせつ自由詩424-2-2
独り言2.2- ホカチャ ...自由詩2*24-2-2
孤独老人- ホカチャ ...自由詩2*24-2-1
たま- レタス自由詩14*24-1-31
黒板- たもつ自由詩6*24-1-31
blueshirt- 上川自由詩3*24-1-31
聖地ガザ- ホカチャ ...自由詩3*24-1-31
夜がひとり- atsuchan69自由詩11+*24-1-31
還らざる日々- レタス自由詩8*24-1-30
おだんご- 本田憲嵩自由詩824-1-30
めも- うし自由詩3*24-1-30
救われた言葉- ホカチャ ...自由詩4*24-1-30
少年時代- レタス俳句3*24-1-30
聖家族。- 田中宏輔自由詩12*24-1-29
温泉- 夏川ゆう短歌224-1-29
嘘や冗談- ホカチャ ...自由詩3*24-1-29
なげきなくながく- トビラ自由詩4*24-1-29

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