俺は一般人として
ここに参加している
自称詩人では勿論ないし
新興宗教に入れあげてもいないし
変な政治集会にも出たことはない
普通の正規雇用の労働者で
女房はずっと専業主婦だから
食うに ....
自称詩を語る己が
何者であるのか?
それが最終的に
問われるのであって
クソ自称詩になんか
何の価値もないのだよ
それが分かってないから
実生活では姑息な自称詩人として
振る舞っていな ....
アイネ・クライネ・ナハトムジーク弥生尽 イヤフォンは有線で
曲がり切れない孤独が
頭の中で渦を巻いた

長いノイズは
トイレにも流せないし
寂しい未来を想像する

ずっと信じて来た人に
感謝されたい訳じゃなくて
ただ愛さ ....
すこしだけあさく ゆるくこぼれるさむけを
ありふれた小細工を 折り紙でしたため
拭うようなテンポで 春を眩クラっている
つじつまを合わせた かぎ針を用いている
工程も比重もない、チェックメイト ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
 高架橋の手前で母子とすれ違う
 歩道へ吹き出してくる走行車の反響音
 二車線道路が湖岸の県道まで下っていた

 すれ違った時
 赤子はカラフルな膝掛けに包まれていた
 ちょこっとだけ小首 ....
溌剌と
朝の風、
ひんやり受け
ふわり進む

陽の光に照り輝く
公園の緑、生い茂る葉に
排気ガスの白煙もんわり
車列は続く、街道の奥まで
陽の光の下歩く僕、
騒音と静かさの狭間を
 ....
物体や
さまざまな存在に
役目という命がある。
私の万年筆には
書くという役目の命がある



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
アハッ


雨のなか、走ってきたよ

出された水をぐっと飲み込んで

プロポーズした

でもきみは

窓の外は目まぐるしく動いているから

せめてわたしたちはこのま ....
夜の上水を歩く時に目の前の暗黒と後ろの暗黒の継ぎ目がなくなる
ごうごうごう、と発電機が鳴る場所の街灯はずっと夜のままだ
欅の大きな木が暗黒を作っていた、そうわかったのは月が見えたからだ

塾の ....
翼はあげないよ
と鳥がいった

人は進化の頂点ではないし、そもそも退化かもしれないので

と考えている間にも世の中は刻々と変化する
美味しく生きよう

昼前は肌寒かった
ごろごろしな ....
対話型の人工知能チャットGPTで
「会津を舞台にした恋愛ドラマを作って」と
入力したら即座に文字が流れ出てドラマ現れた

タイトル「雪の舞う会津で恋が咲く」
第一話 主人公の綾瀬結衣は、都会 ....
神の可視化
行為としてではなく内なる皮膚の芽吹きとして

肺呼吸を強制された魚だった
光の泡がはじけていた

見晴らしのよい死者たちの丘で
まとう心象もなく声はすぐに散ってしまう

 ....
この世に生まれ落ちた瞬間から
長生きレースの号砲が鳴る

けれどもこのレースの勝者が
必ずしも幸せだとは限らない
目の前を黄色や白のちょうちょが
ひらひら飛んでいる
弱肉強食の自然界の中で
無防備にひらひら飛んでいる
亀のようなかたい甲羅も持たず
蝮のような強い毒も持たず
鷹のような鋭い爪も持たず ....
高原で野営する
鋭い冷気に
脚を震わせる

焚き火台で
爆ぜた火の粉が
ひとつ ふたつと
空へと昇り
風に流れて消えていく
魂のようだった
僕は思い出す
毀たれた幼獣の宝物や
 ....
湖に浸したあなたの肢が
いつかの母親と同じ色になるとき
水鳥は穏やかな声で鎮魂歌を歌う
水面のさざめきは最期の指先

朝日の差し込む、もう動かない台所
その食卓に
並べられた写真はも ....
外国人が多く出入りする地下鉄烏丸御池近くのビジネスホテルの一室で浴槽に湯を張る
浴槽の縁近くにある排水溝に湯が流れ込み始め、
おれは縁を越えて浴室の床に湯があふれないように慎重に身を沈めていく
 ....
ああって叫びながらたつ屋上の自殺
少女ひとり しゃべるなにか
重さでひしゃげる重みはダイレクトに重み
赤いラメペンで切断したい手足
鏡は百均で買いました 白いやつ
さして可愛くないから戦う国 ....
寄せる波、返す波

うねり唸り、

瞬間 瞬間が生成し
時間 瞬間より成り

只、瞬間の持続のみ 在り。
          - l'impromptu


平地男


谷男


池男


箱男


橋男


藪男


屋根男


椅子男


 ....
地方破れて荒れ田畑残る
住民年老いて鳥獣生き盛ん
米価下落し石油肥料等高騰する
大型機械に不向きな迫田まで借りて
米づくりに励んでいる農夫は嘆く
「あと五年したら俺も八十!
地域は荒放 ....
  雨露が木漏れ日に焼く夢は、泣きはらした金魚鉢に
   気まぐれな短針を見せ、白い腕は褪色を止め
  しっかりした骨格で成年を待つうちに折り重なり
   いろが付いてすっかり 変身してしまいま ....

時間がないから
コンビニでポエムかって
電車のなかでかじる
カイサツをぬける
たくさんのポエムとすれちがう
ぶつかって
「前見て歩け」ってののしられる
ポッケでケータイがバ ....
 明るいうちに
 ひろい集めた檸檬を絞り
 傘をひろげ 交信する闇に

 冷たく終わったものが
 ほんとうは何だったのか
 脱した先を
 教えてくれるのは いつか
 ぼくの終わり頃か
 ....
酢豚にも肉を選ぶ権利ある

カレー好きにはカレー好きなりの悩みある

ホタテを選んで何が悪い

小学生と同意見

恋だからってなめるなよ

睡眠を愛してる旦那

睡眠に旦那 ....
○「若者像」
おとなしい と やさしい は
ちがう
自立 と 我が強い は
ちがう
自由 と わがまま は
ちがう

○「俺が死んだら」
ワイフが
「あなたが死んだらあたしどうしょ ....
コレより先に今
七色に/こんなんばっか
囚われやしない。
殆ど同じ様子に
ギミックもモアレも陶酔する

浮世をうたいくらす
千波丹頂の消息

さて
ワタクシ達は
何も見えてはいけ ....
 革の中に 息を預け
 爪の尖は 岩肌を咬む
 裸足で感じにくくなったもの
 静かに回転する
 弦たちと藻
 くつ裏の結晶
 それでも掴めない寝床は浮かぶ
 きしむ涙も

 乾ききっ ....
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