おふとんとわたくしの
さかいめがおぼろげ

すなのこまやかさで
ぬりこめられて

まぶたをきちんと
とじたまま

きょうのしごとについて
まとはずれなだんどりをくりかえす

お ....
起床してシャワーを浴びながら30秒でイク、ブレインテック AV を観た
着替えるとレンジグリルで冷凍のモーニングセットを温めながら
エスプレッソマシンでカプチーノ・コン・カカオを淹れる
マネクサ ....
○「伯母さんの死」
一度は死ななければならない
と口癖のようにいっていた
95歳の伯母さんが急に亡くなった
胸と背中が痛いと朝電話が来て
かかりつけの病院へ僕の車で乗せて行った
早く死にた ....
ゆとりがある
こんなに静かで深くてよいのか

時は深く根を下ろし
かぜはなく 電気は通電している

精神の砂時計は脈々と時のなかに砂を落とし

溢れる歓喜の声は静かに躰中をかけ揺ら ....
日差しは木漏れ日のなかに差し、青葉は道を確かめてゆくように私の歩みの中に風と戯れていた。
新しい日々が、五月の若い初夏に緑は深くまた私を誘っている。

私は永遠のなかの刹那になかに生きている。
 ....
雨の形のまま
わたしたち、地下鉄で
産道を進む
透明に敷き詰められた窓
向こう側に続く暗くて
滑らかな景色
輪郭は線となり
わたしは葉っぱを並べる
あなたは選挙の人にもらった紙が
 ....
○「弓道の基本」
弓道はバランスである
上下のバランス
左右のバランス
前後のバランス
一方だけでは
いい射はできない
しかし、未熟者は
一方にこだわって
他方を忘れる

○「両 ....
♪ドレミ♪ドレミ♪恋にはまるで「ファ」がない。♪ドレミ♪ドレミ♪まるで向日葵のミュ
ージックフラワーみたいに♪ドレミ♪ドレミ♪レミ♪その軽快なリズムにのせて♪ドレミ♪
ドレミ♪レミ♪まるで君はガラ ....
雨音に落ち着いて

私はムツカシイコトを考える

宇宙の開闢 時の始まり 5日前の晩御飯

クレパスでロケットの絵でも描きながら

濡れた世界を窓から眺めたりする

思うに梅雨はツ ....
路上に散らばった散弾銃の薬莢を拾いながら朝早くから昼過ぎまでずっと歩いていたんだ、それが本物かどうかなんてことはどうだってよかった、サバイバル・ゲームに使われるチープなものだって全然かまわなかった .... 池の湖水は、幽かの光を震えてまた映え、夕暮れは嘆息しようとしながら地に埋没しようとしていた。五月の薄いどんよりとした雲が雨を地に落とすこともなく、札幌はまだ初夏の静けさを横たえている。藤の花に熊蜂が吸 .... ○若い頃は
やりたいことが
なかなか見つからず
年を取ったら
やりたいことが見つかっても
もう動けない

○「自賠責保険だと
対物はなし」
そういう車にぶつけられたらどうなるの?
 ....
I あがないの子羊



I・I 刺すいばら、苦しめる棘


その男は磔になっていた。
目は閉じていたが、息はまだあった。
皹割れた唇が微かに動いていた。
陽に灼けた身体をさらに焼 ....
  

僕が森に行くのは
そこに隠れている夕焼けを
あの日の夕焼けを見たいからで
森に行けないときは
こうして目を閉じている
できれば
君の息が聞こえるくらい静かな場所で
静かな気持 ....
この時期三日間晴れるとは奇跡です
と帰りタクシー運転手がいった
鹿児島港からのんびりフェリー4時間の船旅
油のような海をフェリーはゆっくり進む
五月の風が気持ちいい
宮之浦港からバスでいつも ....
目から水が出るのは綺麗
鼻から水が出るのは汚い
鼻は目をひがんでいる

目から血が出ると恐怖
鼻から血が出ると心配
鼻は目を恐れている

目から鱗の話を越える
鼻の高い話をしたい
 ....
 熱いゆげをわけて
 ちりれんげですくって
 ふう ふう 吹いて食べるのです

 舌の上にのせた豆腐が
 かすかに香って崩れる時
 ふと時間は逆戻り

 勤め帰りのスーパーで
  ....
お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない
と書いたことがある
受け取られ方としては
前半部分は吹っ飛んだのである

「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった
と書いたことがあ ....
CERNそれはちょうど赤い夕暮れのうつりこんだ道路の水溜まりだった。道路わきの草むらにはおそらく子供たちが忘れていったであろう白い野球ボール、水面にはちょうどあのときのCERNたしかにこんなあかい夕暮 .... ときの果て
想いはめぐり
万年後
(テラ)そりかえり

今日は亀の日
○「死にたくない」

朝トイレに入っていると
近所の一人暮らしの伯母さんから
今朝急に胸と背中が苦しくなったと電話が来た
行くと今度で二度目だという
かかりつけの県立病院に行く車の中で
 ....
 出立は二十一時零八分
 塩のために歩く
 明くる十二時四十三分
 塩のために命を失わないよう歩く

 扉のすき間から一条を頂く
 それに拠ると本日未明
 私は既に虚しかったそうだから
 ....
「生まれてきたのは
俺の責任じゃないけれど
生きていくのは
俺の責任になる」

僕たちの子どもの頃は
貧しかったけれど
まわりも貧しくって
みんなで頑張っていこうという連帯感があった
 ....
幼い頃から崖があると
覗き込む癖がある
特に興味があるわけではなく
崖の下に何があっても
それはそれでよかった
街中
路線バスの中
会議の最中など
崖はいたるところにあって
時々 ....
 コーヒーを飲み終えられたベルゼバブさまは、机の上に置かれたアルコールランプを手元に引き寄せられると、指を鳴らして、火花を発して火を灯されました。すると、ベルゼバブさまの前に坐らされておりました老人が ....  
 ボードレールの作品世界に通底している美意識は、詩集『悪の華』(堀口大學訳)に収められた詩の題名によって捉えることができる。たとえば、「不運」、「前生」、「異なにほひ」、「腐肉」、「死後の悔恨」 ....
感情を一瞬も与えなく
隙間に開かれて

水と繊維から結晶した
軽快な断ち味を口々に
台布から取り払う

無意味でいるのが好きだから
ふたり沈む 湖
郊外の拡がり

それでも
退 ....
自由詩の「枠」に苦しんでいるから
定型詩ほどわかり易くないからこそ
常にとらわれている型に苦しむから

詩人は毎日を自由に生きることができる

と、思っただけのことを書いてみた
○「適応力」
人間の一番の能力は
適応力だろう
人間はどんな状況にあろうと
適応しようとする
戦争時でも災害時でも重い病でも
適応しようとする
この適応力があるからこそ
人類はいくつも ....
もう もどっては こないよって

あいつは いった

ぼくのことなんか ほっといてよって

あいつは いった

ツチノコ ツチンコ シタリガオ

また どこかで会えるって? ハ ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7572)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おふとん- 日朗歩野自由詩13*23-6-3
ちんぷんかんぷん- atsuchan69自由詩4*23-6-2
独り言6.1- zenyama太 ...自由詩3*23-6-1
魂のアブストラクト1(思索と試作)- 荒井 修 ...自由詩323-5-31
木漏れ日と風- 荒井 修 ...散文(批評 ...223-5-31
閃光- たもつ自由詩10*23-5-31
独り言5.31- zenyama太 ...自由詩2*23-5-31
ドレミソラシド- 本田憲嵩自由詩323-5-30
コケティッシュ・ツユ- 短角牛自由詩7*23-5-29
誰かが遠くで笑ってる- ホロウ・ ...自由詩3*23-5-29
夕暮れ(改訂)- 荒井 修 ...散文(批評 ...323-5-29
独り言5.29- zenyama太 ...自由詩3*23-5-29
黒い光輪。- 田中宏輔自由詩11*23-5-29
夜に噛むために- AB(な ...自由詩723-5-28
宮之浦岳縦走- zenyama太 ...自由詩2*23-5-28
ひが水- イオン自由詩2*23-5-27
湯豆腐- リリー自由詩9*23-5-26
貝になりたい- りゅうさ ...自由詩4*23-5-24
CERN- 本田憲嵩自由詩3*23-5-23
_5月23日_#世界亀の日- 足立らど ...短歌2*23-5-23
独り言5.23- zenyama太 ...自由詩2*23-5-23
塩のため- soft_machine自由詩123-5-23
ああ!人生- zenyama太 ...自由詩3*23-5-22
夜空を見上げる理由- たもつ自由詩623-5-22
ベルゼバブ。- 田中宏輔自由詩13*23-5-22
『斎藤茂吉=蠅の王(ベルゼバブ)論』。- 田中宏輔自由詩13*23-5-22
みずうみ- soft_machine自由詩223-5-19
詩人は自由なんだ- 足立らど ...自由詩4*23-5-15
独り言5.15- zenyama太 ...自由詩3*23-5-15
ツチノコ_ツチンコ_シタリガオ。- 田中宏輔自由詩12*23-5-15

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