いつの間にか
自分の背丈を越えていた
髭も生え
身体はすっかり青年に
心と眼差しは
あの頃のままに

今年の夏も
京都から
近鉄線で祝園駅に行くのかい?
何もない駅なのに
 ....
田楽や屋台の隅に伊賀忍者 たった今、水とルーだけのカレーをアルマイトの鍋で作ってる途中だ。煮えたら、茄子とキャベツの野菜炒めをそこへぶち込んでやるつもりだが、男の料理だし、丁寧に作るつもりなど初めからまったくない。肉がないので .... 古井由吉が芥川賞を取った作品と同じ名前
それが本当に女の名前だったかはもう朧だ
苗字も聴いたか聴かなかったかで分からない

よく行く馴染みの飲み屋で働いていた女
ただその女が注文を聴いたりし ....
最近、絶対本番NGなのに
全部ご開帳と言うのを
目にするようになったが
正直そのイメージビデオの
女の子の気持ちが分からなかった
でも、プレイメイトとかって
きっと同じ感覚なんだよなって
 ....


前へ逆らってくるものに濁った静寂を飲ませよう。人間は平等な墓石の上で草になるのを待っているから。広がって他を照らそうとするものをそれ以上の絶対的な光で鎮めよう。あらゆる広がりは人 ....
 
見せびらかす愛なんて くそっくらえ

語る愛なんて 持ち合わしちゃいねー

でも感じあう愛なら、あるぜ



 
伊予柑を望遠鏡で覗く夜 古い記憶の欠片が堆積してモスグリーンの湿地帯となり、そこに棲むあらゆる生物たちはどこかしら駄目だ、あるものは上手く見ることが出来ないか、もしくは完全に目が潰れているか、機能 .... イメージとしての我々は

今、貨幣以上の

激しいインフレを示しているように思われる

我々が掲げる幸福のイメージは高く、それ故に

我々は常に激しい飢渇感に襲われている


広 ....
きみの手を想う
華奢でちょっと小さめだった

骨折して松山の病院へいっしょに行ったときも
きみの身体の一部が壊れたことに
かなしみを覚えていた

きみの替わりに朝
新聞配達をやった
 ....
<カレンダ・メッセージ>
十一か月前に
落書きしたのは
十二月のカレンダの裏へ

何と書いたか
思い出せずに
痛痒の中で
きみと過ごす一年の終わり。








 ....
川崎のソープランド「うちなんチュウ」
のナンバー5ジェシカちゃんが
顧客4人の包茎情報を
横浜黄金町にある柳本クリニックに
3万5千円で漏洩していたことが分かった
4人の包茎は
次、生でや ....
馬の子の鬣撫でる手に指輪 民俗学者折口信夫が唱えた学説は「折口学」と呼ばれますが、わたしはその折口学の信奉者なのです。

といってもその信奉の歴史はごく浅くて、わたしが折口学と出逢ったのは二年ほど前のことでした。それは折口 ....
おぼちゃんがカメラの前で脱ぎ出して理研のおっさん「やっぱOK !」 朝見つけた言葉は不思議
時間に追われた茶椀が手を振り歩いている
昼間探した言葉はありきたり
人から人へ見つかる事もなくすり抜ける
夜に考えた言葉は落とし穴
稀に自分以外の誰かが落ちてくる
 ....
色味の無い世界に
たった一人だけ鮮やかに舞っている君
美しくはないよ
汚れていないだけだ
眺めているだけで鮮やかになれる気がするよ
ゆっくりと砂になっていくように
僕は足元から錆びていく
 ....
水着のまま白いご飯のうえに伽羅蕗 路面の亀裂に染み込んだ今朝の雨が、死せる魂のように空へ帰る頃、街角にはありふれたゴスペルが流れ、側溝には破り捨てられた誰かの診断書、飲み干されたBOSSの缶コーヒー、高いヒールで足 .... 12時間ぶっ続けで
無修正エロ動画を見ていて
やはり人間、顔ではないなと思った
オッパイは勿論
アソコにだって
美人不美人がある
しかもよくよく考えると
セックスの最中見るのは
顔より ....
夏の日のスイカよりも好きになりたい

大きなスーパーマーケット
よごれた小川
眠る幼児
泣いてる大人
そういう日々が
ありふれた風景になって
傷つくことを忘れても

夏の日のスイカ ....
春耕や躊躇い傷か輪ゴム痕  
見えている未来に うんざりし

見えない未来に 不安を覚える

どちらも本当ではないのにね



 
下着泥棒の人は
下着の所有者を選ばない
とんでもないブスが
穿いていたって
別に構わない
美人のパンティだからと
特別視しない
下着は下着
それで十分だ
僕はそんな下着泥棒の
人み ....
 神様の脛を蹴りに行こう
 僕は君を殴らない
 蹴らないし引っ張らない
 突かないし刺さないし
 引き裂かない
 僕は君を害する事は
 何一つとしてしない
 僕は君とは関係ない
 だか ....
熊楠忌裸で覗く顕微鏡 最近、日本に住んでいる奴の半分ぐらいが
実は日本人じゃねえんじゃないかと
疑い始めている
てめえら、だから適当なこと言ってんだろう

私が定義する日本人とは
天皇に忠義を尽くす人のことです ....
果てしない思考に明け暮れる
無為徒食の存在ではないと
間違いなく
世界に貢献しているのだともいう
だがそれは私の意志ではない
決定でもない
私の居るところに
豊かな命の繁栄があると
言 ....
晴れだ

汚れた車を洗おうと
バケツに水を汲み運ぶ
曲がり角で
バケツが少し回転する
バケツの小さな遠心力が手に伝わる
あっ
懐かしい感覚
身体に染み込んでいる楽しい感覚

 ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7556)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祝園駅- 花形新次自由詩214-7-22
田楽や屋台の隅に伊賀忍者- 北大路京 ...俳句414-7-22
カレーの庶民_★- atsuchan69自由詩6*14-7-22
杳子- HAL自由詩5*14-7-22
絶対本番NG- 花形新次自由詩114-7-21
コンプレックス- 葉leaf自由詩714-7-21
あるぜ- 殿上 童自由詩20*14-7-21
伊予柑を望遠鏡で覗く夜- 北大路京 ...俳句414-7-20
堆積物たち- ホロウ・ ...自由詩3*14-7-20
草鞋を履いて- yamadahifumi自由詩214-7-20
- 梅昆布茶自由詩1914-7-20
不等号記号_など四篇- クナリ自由詩9*14-7-19
個人情報漏洩- 花形新次自由詩114-7-18
馬の子の鬣撫でる手に指輪- 北大路京 ...俳句214-7-18
続・詩のしくみについて_(折口信夫とわたしの因果関係を妄想す ...- たま散文(批評 ...16*14-7-16
おぼちゃん短歌1- 花形新次短歌114-7-15
繰り返す中で繰り返したいこと- marux2自由詩214-7-15
君のダンスは鮮やかだから- 智鶴自由詩314-7-15
水着のまま白いご飯のうえに伽羅蕗- 北大路京 ...自由詩414-7-15
マジックの種は天国の片隅に- ホロウ・ ...自由詩2*14-7-15
アソコ美人- 花形新次自由詩214-7-14
夏の日のスイカよりも好きになりたい- ユッカ自由詩4*14-7-14
春耕や躊躇い傷か輪ゴム痕- 北大路京 ...俳句114-7-14
未来- 殿上 童自由詩25*14-7-13
理想の人- 花形新次自由詩114-7-13
PE-04A- amp自由詩114-7-13
熊楠忌裸で覗く顕微鏡- 北大路京 ...俳句414-7-13
優しい日本人の私- 花形新次自由詩114-7-12
題名を当ててください- Lucy自由詩18*14-7-12
遠心力と太陽と- ichirou自由詩11*14-7-12

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