「キミ」といったボクの心を、
あの青い空は吸い上げていた。

マンションの中に入ってきてまで、死ぬ、
蝉。

彼らは種を残し得たのだろうか。
茫洋とした想像がとめどなく続く。

「ア ....
祈りの数と同じだけ
祈らずじまいの人もあろう
頑なに
従順に
知らぬ間に
祈らずじまいの人もあろう

ねえ、言葉が在るのは幸せなことかな
その掌に
この掌に
言葉が在るのは豊か ....
8月14日 AM6:00


起床。カーテン越し、自室の窓には早くも直射日光が照り付けている。網戸にしてあるからといって、別段涼しい風も入ってこない。フォーラムに ....
何故か苛立つ
原因が分からない
タバコも旨くない
コーラも飲む気がしない
時にはそんなこともある
憎しみの波動を感じる
謂れのない悪意が伝わってくる
そんな時は
冷たい水に浸か ....
暑い
猛烈に暑い

直射日光が路面に照り返し
俺の体は火柱のようになっていた
とても仕事出来る環境になかった

俺は何だか
そこが原爆の落ちた後のヒロシマの街のような
気がした

 ....
いくらお薬を飲んでも
けして無くならない脳糞がある

人と会うたびに
冷や汗がだらだら流れるのは
頭にぎっちぎちに詰まった
この過去のあやまちのせい

脳糞をスプーンでもりもり掬って燃 ....
気がつくと
またちんちんをさわっているよ
さみしいからだろうよ
何がさみしいかというと
あらゆる人の記憶から
おのれを消し去ってしまいたいから


あらゆる人の記憶から
消え去ったあ ....
ほほ笑む強さ
泣く力

一瞬の和みで
一筋の涙で
僕らはきっと強くなろう


傷負う強さ
病む力

一本のナイフに
一幕の人生に
僕らは力を感じよう


弱みす ....
青い陶磁器に
蜜豆かぞえ

星屑流そう

還ってくる
両親が

自転車は
二人乗り

ああ
{引用=モンキー}

悩んだ猿がコンクリートの猿山のてっぺんで
月を見上げながら体育座りをしている

{引用=フラミンゴ}

一本脚をとりはずしたフラミンゴ
ピンク色の鴨となっても義足 ....
私の対内で血が騒ぎ立ててる

うるさい!
煩い!
五月蝿い!

静かにしろ!
お前らに何が解るんだ!
何が出来るんだ?

血液が四十二度を超えたら
その細胞は死滅するらしい

 ....
そうだ。それがぼくだった。それがぼくのまぎれもない姿だった。大岡という名のさびれた道の駅。その汚い男子便所の左手に突如として広がる絶景をぼくは忘れることができない。旅人でなくとも意表をつかれるよ .... 大きな山だった
立ちはだかったまま青く動かないで
汚れたままの靴と
広くて深い空
その空に追突していった
ま白い鳥が
置いていった羽をくるくるもてあそびながら
雲の上や切れ間を流れる風に ....
なにもかも
あんまり悪すぎて
ことばにならない
心の叫びを
きいてほしい
この詩を読んだら
こういう想像して

1人の男がいる
夜眠れずに
その男は絶望している
男は死にたくても ....
こんなにも短時間で
醜くそして優しくなれるぼくたちなんて
もうほんとうに
どうしようもく虚空をさまようようだ
きみは電話のむこうで
また泣いて
けれども君がぼくを思い言ってくれる言葉は
 ....
香港の「民主の女神」ちゃんも逮捕されちゃって…

うなぎのぼりに気温も上昇

夜でも30℃だとよ

それでも自粛しろというのかい

それでもカネを落とせというのかい

開戦も
 ....
61
息子よおれらはどうやら
よっぽどのおぶたよしみたいだぞ
せめて最後に唄うぞ


62
ずるいよ
まだ帰れない
まだ、帰れない


63
あの頃のようにこたえてく ....
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。

 ....
こわい
なにが?
今が
なんで?
こんなんじゃいけないし
こんなんとは?
今のこの状況
具体的には?
全部が未定という事実
具体的には?
ここには書けない
なんで?
書きたくな ....
恐竜がいたんだとそう 想うこと。
それだけで ほら すくわれてゆく


また一つ やっかいごとが 増えていく
青方偏移。
おとめ ....
彼女は持つ
花を 花に似た見目姿を
その花が育ってゆく時間を
温かい自嘲を 揺れるブランコを
隠している本当の名前を
潮の満ち引きを 
握り拳の中にあるものを
下降と上昇と停滞を繰り返す ....
深くて静かな宙を一羽の鳥は行く
深くて静かな宙の深い静けさを私は感じる
私は気付き言い思う

たましいという いのちは、
山を形作る石の石としての役目であり
手紙入れに眠っているあの人の涙 ....
ぼくたちはいつも何処かに落ち着こうと

ぼくたちはいつも誰かに愛される為に
莫大なエネルギーをつかいながらも

それでも
せめて自分だけでも保持しようとしている


腸内フローラと循 ....
8月9日。国民年金保険料の免除申請の仕方がわからない。それから、雇用保険の手続きに必要な事の一切がもの凄く煩わしい。最近は色々な生活処理能力が目に見えてガクンと低下してきている。大事な郵便物や書類の類 .... その蜩は、おそらく、その日暮らしで生きておられる。
その鳴き声は、その日一日のための鳴き声ゆえに美しい。
「えびフィレオ。チキンフィレオも単品で」にいさんあんた、お金持ちだね


「スタバってWiFiあるの?スタバって」あるよ。あるとも。みんな言いたげ


「街よりもパラオがいいね」って国 ....
泥濘の
市井で
こってんこてんに
なって
ずぅーんずぅーんと
沈むような
どす黒い
不吉なわた雲のような
詩や
げいじゅつや
エンタメが
その
一切の
精彩を欠くような
日 ....
仕掛け花火が好きだった

真夏の一夜
打ち上げられて 一瞬 大輪の花を咲かせて
儚く消えて仕舞うような花火よりも

その夜
私は幾つだったんだろう

子供だった

その夜
私は ....
{引用=くらしがある
声がある
間違いがあって
 ....
体調がすぐれないせいか
気分もすぐれない

食欲がおとろえている
食欲のおとろえは体力を奪い
悪が循環する


遅く梅雨が去った
八月
その後には連日猛暑日が襲ってきた


 ....
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