誰とも、話が、出来ないからなのか。
夕日が、綺麗だからなのか。
昔の想い出を、忘れられないからなのか。
何が、理由かわからない。
わからないけど、寂しいんだ。

未来が見えないからなのか。 ....
ぼくは何をやらせても一番ドベだ
まっすぐ線を引けたこともないし
寸法が合ったことも本当に一度もない
これは実話だ
毎日どうしようもないグズであると
先生からも皆からも自分からも
思われてい ....
雪下ろしの雷が

ゴロゴロゴロ
ドカーンドカーン

進軍ラッパが
鳴り響き

冬将軍さまの
お通りだ

大雪強風従えて

日本全土を
占領し

人間どもを
蹴散らすた ....
凍てついた亡骸を引き摺りながら、悲鳴のこだまする方へと
不安定な足元を均しつけるように歩いた
空はシュールレアリスムのような曇りで
雨の代わりに百足でも降り注ぎそうな趣だった
亡骸はもうす ....
繭を羊毛を麻を綿花を紡ぐよに
するすると解けてきたのならいいのにね

糸巻き巻きを歌いながら

とんとん しゃー
とんとん しゃー

ひと目ひと目
一段一段
頭に図柄を描き
まだ ....
赤信号で停止していると、ふと路肩の花壇に咲いているアリッサムに目がとまった。

アリッサムという花は、冬季にも寄せ植えなどで楽しまれる花で、その時見えたのは白色のと白とピンクとが混同している、二種 ....
 群青色の波間に漂ううっすらとした顔の群れ。
 優しさを纏ったその顔は私の回想。
 過去を封じ込める事に失敗した私の想い。
 ただ一つ誇れるのは私はまだ死んではいないという事実のみ。
 ....
 ちょっと焦げたピーナッツバターが乗ったトーストとカフェオレの為ならなんだって出来る、とマリはいつもふんぞり返って話してた。「あたしにとって人生で大事なものはそれだけなのよ」って。実際、一日に二回(朝 .... ぼくは基本的に知能指数が低いとおもう。
(そのことの辛さは
味わったものでしか理解できない
それは容易に慰めうる類のものでは無い)

だって両側の継手に24mmずつ入るパイプ管の
切り出し ....
・あの日

 
母が壊れてしまったのは、今から15年ほど前の冬の出来事だった。
 
当時高校二年生だった私は、北海道での修学旅行から帰宅し、うかれた気分で玄関の扉を開いた。
父は海外出張中 ....
いきていてはいけない

きょうだけで26回思い
しぬわけにはいかない

きょうだけで26回思い

いま
時計の音
だけが聞こえる

あらゆるものを
よごす

などと中 ....
この世界には
いろんな箱があって

中を開けると
いろんな感情が詰まっていて

その一つ一つに
意味があって

どれかに誰かが熱中しては
いつか果ててしまう

ふたを閉じるまで ....
聞こえる呼吸音
まぐわう吐息
それとも
ウィルスに侵された死にかけの老人
中年
少年
妊婦
ダイブしろクレイジーに生きているんだから
切腹した三島 殺されたジョンレノン
ハックされる ....
カップラーメン 菓子パン コンビニ弁当等など
そんな物ばかり食べていたら
健康も人生も灰色になるってよくよく知ってしまったから
極力コンビニには行かなくなった

コーラ ジュースなんかには砂 ....
たくさんの目ざましい詩があり、たくさんの素晴らしい詩人もいて、たくさんドンドン凄いものが次から次へと…。

ぼくは、本当言うとすこしヤダなぁと思います。何故なら、自分がみっともなくみえるからです。 ....
「人の顔がのっぺらぼうなんです。それに気づいたのは3日前か、1週間前か、いやそんなことはどうでも良いんです。だから、人の顔が何も無いんです。まず、顔が無いと気づいたのは友人Sと会ったときのことです。い .... びふうにわすれて
のばな

なる

霜やけを
ふたまわりもおっきな両手が
ぎゅ

びふうにすてて
のばな

ゴリラ

こわれない ....
あかるい暗やみを
猫がふうふう歩いている。
うすべったい陰を
引き摺るようにして
草むらを
すこし割りながら

白だったり
黒だったり
する猫の、
どこからみても
おなじふう ....
心が充たされた瞬間に
消えていった見えない敵

それはただの
泣き虫だった

喜びも怒りも
誰にも知られまいと
抑え込むことろは
長年の付き合いで
わたしに似ていたね

一睡も ....
二〇一四年十一月一日 「She’s Gone。」

風水って、よう考えてあるえ。
そなの?
東西南北すべてに地上があって宇宙があるのよ。
東に赤いもんを置くのは、あれは、お日さんがあが ....
柿木をみていると、
ふと、以前枯木があったこと
をおもいだした。
おとうさんの髪型がとても
斬新でしたね。
吹きすさぶ疾風に
負けないくらい、よかったです。
焦りながら
あせりながら
いきて
どんずまりまできた
ドンズまりの壁をおすと
壁が崩れた
空があった
ただ
空が
いい詩に接すると
ほんとうはとてもつらい
これは
ふくざつな感情のつまらない吐露だから
あんまり意味がない
だから言うだけ言って
それきりにします
……、
でもやっぱり、
二つあるう ....
とえば澄み応じてみれば天の河

音一つ火星またたく裸眼にて

じぶんとは囲炉裏をおもう{ルビ雨虎=あめふらし}

つきなみの{ルビ濤=なみ}きわだっている広広と

{ルビ蘖=ひこばえ} ....
迷走しているのは私です。
つめたい冬の夜。
不明なことに、ときとして
名辞をしらされることがある。
ただの落書きにも…
ネジをうまく回せたり
紐を間違えずに結べたり
ファイルにプリントをちゃんと綴じられたり
そんなことができたら
他にはなにもいらない
書くことも捨てていい
ぼくはまともに就職できるんだろうか ....
{引用=『ことばにできない宇宙のふしぎ』48番目のセンテンス「太陽は典型的な恒星〜The SUN IS A TYPICAL STAR」に次のような記述を見つけた。

「太陽は、毎時82万8000k ....
ぼくと直交するものすべてが好きなのだ
遮るものが弾き出す座標に抵抗して
鉛直する何かがあれば良いのかもしれない

古い団地の一階の北向きの僕の寝室
書斎でもありギター2本とキーボード

 ....
コンクリートと金属で
囲われた都市の
最小部分
ここでは僕の名前はなく
表札は何もあらわさない
となり四方の人も
蜃気楼のように遠く
重さはない
僕が床を踏む音は
だれにも届かない
おんなはおとこの子を身籠る
おとこはおんなを孕ませる

子はおんなの胎内で
その養分で育ちながら産まれるときを待つ

零から始まる何ものもない
生命もまた
零から始まってなどいない
 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(8124)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寂しさの理由- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-16
ノータイトル- 道草次郎自由詩1*20-12-16
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悠久錦- 鵜飼千代 ...自由詩15+*20-12-14
雪の予感- 道草次郎散文(批評 ...320-12-12
夜顔- メープル ...自由詩1*20-12-12
ピーナッツバタートースト- ホロウ・ ...散文(批評 ...4*20-12-11
常にこえたい- 道草次郎自由詩120-12-11
母が壊れてしまったあの日から- 散文(批評 ...12*20-12-11
げんじついま、こんな具合である- 道草次郎自由詩220-12-11
ヤマザキの箱- パン☆ど ...自由詩220-12-10
イヅル息- 秋也自由詩120-12-10
得体の知れてる不安に- こたきひ ...自由詩420-12-10
最近どうも- 道草次郎散文(批評 ...420-12-10
S氏の記録(短編小説)- 月夜乃海 ...散文(批評 ...2*20-12-9
父性- 道草次郎自由詩120-12-9
あかるい- はるな自由詩820-12-9
命日- TwoRivers自由詩4*20-12-9
詩の日めくり_二〇一四年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩10*20-12-9
枯木- ナンモナ ...自由詩5*20-12-9
空が- 道草次郎自由詩3*20-12-9
焚き火- 道草次郎自由詩3*20-12-8
天の河- 道草次郎俳句1*20-12-8
見つけられた言葉- ナンモナ ...自由詩3*20-12-8
ネジをうまく- 道草次郎自由詩8*20-12-7
銀河とスポーク- 道草次郎自由詩220-12-7
minimum- 梅昆布茶自由詩720-12-7
都市の最小部分- フリーダ ...自由詩2*20-12-6
零から始まる何ものもない- こたきひ ...自由詩520-12-6

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