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字の羅列に
意味づけはいらない

数字の並びに
規則性を見ても
すべてはランダム

文字の運びに
芸術性を見ても
ほんとはランダム

見る
聞く
読む
書く

 ....
眠りたくない夜毎
闘うように飲み続け
目覚めたくない朝
眠らない夢を見続けて

死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい

幻か現実か
そんなことは問題ではない
あるのは ....
真っ暗なのは
見えないのではない
闇を見ている

無音なのは
聞こえないのではない
沈黙を聞いている

不毛なのは
生きてないのではない
死を生きている

広い視野と
 ....
いろんな事が
次第に
しまわれていく

いろんな事が
くすんで
薄まっていく

病むこと
悩むこと

立つこと
断ちきること

見ること
省みること

言葉を ....
自分らしさなんか
信じない
自分探しなんて
おこがましい
自我なんか
この世の遊び

考えること
感じること
その場かぎりの
浮遊物

無とか
空とか
名付けること ....
手のひらの
生命線をかき切って
自らを
追いこみ生きる

手のひらを
見れば見るほど
自らの手という
奇妙な気持ち

手のひらを見る
その目を信じて
あるはずのない
 ....
手にもつスプーンを
ナイフにかえて
闘うことを
覚悟する


甘いミルクを
吸うのはやめて
勝利の美酒に
酔うため闘う




かざすナイフを
ペンにかえ
闘い ....
とりとめのない
イメージだけが
残る過去

過去を塗りなおす
想像とか
思い出にひたる
郷愁とか

死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい

斜陽のとき
時折さす ....
光に目を閉じ
闇を求める
そしてそれは
真の闇ではない
光を本当に失うとき
求めることなく
闇は
抜き差しならない
闇になる

人の目を避け
孤独を求める
そしてそれは ....
絶望を書いて
絶望を試し
絶望に生き
絶望に倒れ

絶望的に笑う

夢を見て
夢を描いて
夢に見られて
夢に壊れて

夢幻は彼方へ

自分を晒し
自分を無くし
 ....
祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ....
生きてることが
かっこ悪いとき
そのことこそが
生きる糧

ある種のかっこ悪さは
逆説的に
かっこいい

生きてることに
実感ないとき
ふと訪れる
現実感の不思議さ
 ....
かつて
人の夜は
静寂だった

無音の
冷やかな空気に
包まれる

音を伴わない
声を聴く
動かない静けさの
声を聴く

沈黙に耐えられぬ
饒舌
黙考に耐えられぬ ....
自身の思考なのか
何者かとの通話なのか

脳裡をめぐる
声を断つため
頭の中を
ノイズで満たす

見えない波線が
ゆるみ始める

底に沈みゆく
静かな一直線

死と ....
誰かを
何かを
攻撃するばかり

それを強さと
思い込む

力の強さも
使い方によっては
愚かなだけだ

敗北を
いつも予期している
弱い我々こそが
ただ人だ

 ....
生まれ落ちて
老いてゆきつつ
病むこともあり
死に臨む

愛から離され
怨みと会わされ
求めを得られず
五感の盛り

世界中の苦を
文字の列にして
あらわす意味

 ....
ほほ笑む強さ
泣く力

一瞬の和みで
一筋の涙で
僕らはきっと強くなろう


傷負う強さ
病む力

一本のナイフに
一幕の人生に
僕らは力を感じよう


弱みす ....
世界が
造り物みたいに見える日

夜をひきずって
陽のもとへ出る

同じように見えて
異なる日々


今日の世界は
惜しい世界

ある日は
できすぎた世界

こ ....
横たわる
目を閉じる
頭の中が巡る

眠ってるというよりは
潜ってる感じ
夢を見るというよりは
見られてる感じ

潜っては浮かぶの
くり返し
深い呼吸の
くり返し

 ....
人の世界では
何者かであらねばならない

そして僕は
何者でもない

先生
僕は

患者ではない
信者ではない
生徒ではない
担当ではない
愚民ではない

先に生 ....
死の想起
誰の中でもそれは
不意に頭をもたげる

胸の奥から
こみあげる
苦いかたまりが
のどをふさぎ
徐々に
体中を圧迫してゆく

苦しみというより
ただ苦く

 ....
十四才のはじけ方

十七才の倦怠感

歯をむいて
立ち上がるのを
余儀なくしたのは
あなた方だ

人差し指を
天に向け
登るイメージ
空の道

陽は輝いて
闇夜は ....
お日さま沈む
斜陽のとき
いつのまにやら
くだり坂

過去は加工
してもいい
未来は見ない
ままでいい

世界は難しく
なりすぎた
生はなるべく
シンプルに

言 ....
風にしたがう
空にかしずく

夜によりそう
日にひらかれる

そうして青山を
求めて歩く

それはおそらく
至るところにある

青山に立つことは
眠りか覚醒か

 ....
無音の暗闇
五感の皆無
呼吸も鼓動もなく
思考だけが生きている

身体も
脳さえ物質

いま
物質の有る世界とは
別の次元にあって
質量のない
電位だけが走ってる

 ....
鋭いつららを
振りかざしていた

独りよがりで
闘っていた

何かを傷つけたかも
しれないけれど

握ったつららは
やがて溶けていった
くだらぬ事に
心をくだく
苦肉の策は
くくる首

飢餓感きわまり
気分のきしみ
危機一髪で
奇跡が起きて

来ぬ日この時
幸福さがし
困難こえつつ
混沌の中

堅 ....
反自然的な
うつろな眠り

夜明けのまどろみ
夢ははかなく

消え入る夕暮れ
たどる空

目が冴え始める
宵の覚醒

明から暗へ
かつ暗から明へ

その境目に
 ....
ハンドサインで
助けを求めた
サインの意味も
知らないまま

宇宙中の
はるかどこかに居るはずの
僕の親玉に
サインを送る

見放された仔の
無力と絶望

彼方からく ....
ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで

僕はもはや
見捨てられた

たどり着いた所が
遠すぎた

はるかどこかに
存在する ....
ひだかたけしさんのシホ.Nさんおすすめリスト(65)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羅列- シホ.N自由詩223-5-1
交差する点- シホ.N自由詩122-11-4
五感の深部- シホ.N自由詩6*22-9-30
おしまい- シホ.N自由詩122-7-2
自我の自然死- シホ.N自由詩121-11-1
- シホ.N自由詩121-9-2
- シホ.N自由詩121-5-28
傾きつつ- シホ.N自由詩321-4-15
闇と自由と人独り- シホ.N自由詩221-3-17
滅却- シホ.N自由詩221-1-20
日のつなぎ目に- シホ.N自由詩620-12-23
生きてること- シホ.N自由詩220-12-2
音のない声- シホ.N自由詩320-11-12
波線- シホ.N自由詩120-10-5
人になる- シホ.N自由詩120-9-3
四苦八苦- シホ.N自由詩120-8-24
- シホ.N自由詩120-8-14
惜しい世界- シホ.N自由詩420-8-4
あしたの地図- シホ.N自由詩320-6-24
たったひとつの強み- シホ.N自由詩820-6-11
それでも今は- シホ.N自由詩220-5-26
未完の僕たち- シホ.N自由詩120-5-2
沈む- シホ.N自由詩320-3-20
青山- シホ.N自由詩3*20-3-3
生きる- シホ.N自由詩120-2-20
つらら- シホ.N自由詩220-2-3
かすかな流れ- シホ.N自由詩220-1-31
闇と光のあいだ- シホ.N自由詩219-12-26
最後の仔- シホ.N自由詩2*19-12-2
ルーツ- シホ.N自由詩219-11-2

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