共通の敵を作れば団結する
権力増大を目論み
神の名を利用し
思想統制

異端者探し
魔女狩り
拷問殺戮
今日も無垢な命が散った

恐怖の鎖で口を塞がれ
言いなりの愚者たちが
 ....
調査は根気
どこが間違っているか
何が原因か

どこが間違っているかは
すぐに見つかる
悩めるのは原因
思いもしないことが
影響していたりする

疲れていると
閉ざされるひらめき ....
両手を背中で結んで
夜風を独り占めする様に
一歩先を進む君

結んだ指は祈りにも似て
君は無邪気に何かを願っているようで

君は気付いているかい
「これって運命かな」って真顔になったり ....
ぎっくり腰は正式には

急性腰痛症という

背中に杭を打ち込まれたか

どうやって立つのか分からなくなった

東司へ行く恐怖

行かねばならぬのに 

近くて果てしなく遠い ....
乱暴者で
すぐに切り捨てたがる僕に
あなたは
神は細部に宿ること
何度も子守唄みたいに
やわらかくして
咀嚼できるように
教えてくれた

僕はいまだに乱暴者です
それでも魂に宿って ....
猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい
調子に乗ったな

激しい頭痛と
目の前チカチカ
冷やさないと
水を飲まないと
調子に乗ったな

猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう

環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
  〇


トウモロコシ畑が黄金色にキラキラと輝いている。一粒一粒の実から潜望鏡がのぞいている。死んだ者たちが小人の幽霊となって、一粒一粒の実のなかから潜望鏡でのぞいているのだ。百億と千億の ....
神戸までハイウェイ一路夏の旅

どこだろう夏の高速ドライブウェイ

三日目の神戸の家や冷房裡

玄関の外一歩なる熱射かな
子供の頃はガキ大将がいて
なんでもかんでも奪って胡座をかく
ガキ大将がそのまま大人になって
大声を出して
人々の関心を集める
そうして国を転がしはじめた
なんでもかんでも奪って胡座をかく
 ....
七億をすぎる人の 
文字への想い

親の願いを込めた
自分の名前すら書けずに
字を読むことすらできない、少女は
母からの手紙を読んでもらいました


詩はいつも文字や言葉を媒介す ....
月と太陽ではどちらが、海思いだろうか?
水面に映る我と我が身を見て、戯れに酔うナルシス
カモメとジェット機では、どちらが空思いだろうか?
飛翔飛躍を遊泳のように愉しむ、陽気とスリル
ウクレレと ....
何も始まっていないし何も終わっていない。
炎天下を歩いている。
なんでもない。
今日がまだ日曜日でよかった。
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう

丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
 ....
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで

だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して

but ....
いつの間にか
遊ばなくなった
あの子
何しているだろう

かくれんぼして
見つけないまま
帰ってしまって
そのまま
会わなくなった

あの時あの子が鬼だったら
まだ今でも遊べた ....
倒壊寸前の僕に
家屋が乗っかっている
脆弱で重たいわけだ
歩く事が出来ず独り言
気がつくとチクタクチクタク
僕はアナログな古い時計
後数分もすれば
時を知らせることになる
泣くに泣けず ....
あんなに入念に
死ぬ準備をしたのに
僅かに残っていた希望と
本音が導き出した祈りが
暴風となって
計画を破壊した

肩甲骨の痛み
背中から吐き出したものは
小さな翼

首吊りのロ ....
盆前の最終勤務日の今朝、ぎっくり腰になった。
時折、酷い腰痛に悩まされるが、ここまで酷く、まともに起き上がれないのは久しぶり。結局、仕事は休ませてもらった。

腰がここまで悪くなったのは、あの仕 ....
ぼくは忘れていない
あの日のきみ
瞳の中に
色褪せないように

時が流れても
忘れない

夢の中で
泳ぐようにして
きみに出会う
儚い
夢の中で

ぼくは忘れていない
約 ....
記憶の中に家があって
記憶の中に家族が居た
毎朝同じ時刻に
家族のような人たちの出て行く玄関は
毎朝違う場所にあった
ある日
家族のような人たちは
夏を連れてきた夕刻に
消えてしまった ....
雨がくる
雨が降る
気をつけて
あっという間に
やってくる

激しい雨
電車は止まる
車も浸水する
いたるところで
道路が海のよう
なすすべもない
こういうことで
大変なのに ....
小さな町の女の子は
空を見たことがない
小さな町の住人に
割り当てられた空が足りない
朝陽が昇ると溶けてしまう
うす紫のバスに乗って
小さな町の女の子は
茨の蔓を採りにゆく
野茨つるば ....
今宵
閃光にうばわれた
満月は雲
火は華と化し、
秒速の命を生きる
あまたな人を幸せにするため

匂いを放つ 月光のうすあかり 
遠く遥か隣り街に 山の端を染め
火の華を 見下ろ ....
ある寒い冬の休日の午後
裏庭にサバンナが置かれていた
誰かが昨夜のうちに
ダンボールの中に入れて
遺棄したのだろう捨てサバンナだ
今年の冬は
乾燥注意報が頻繁に出ているので
草丈の短いサ ....
時は途切れることなく
今を更新していく
ずっと同じところを
歩いている気がしても
進んでいるんだ

トンネルのカーブが続いて
先の見えない恐怖

いつか出れるんだ
生きていれば
 ....
コンコン、と
ノックはするけど

返事もしないうちに
入ってくるママ

机の上に
紅茶とお菓子を置いて

口をあけて
パクパク、パクパク

何を言ってるのか ....
  {ルビ蟷螂=たうらう}よ その身に棲まふ禍(まが)つもの おまへの腹はおまへを喰らふ


 小学生のころに、道端とかで、カマキリの姿を見つけたりすると、ぼくは、よく踏みつけて、ぐちゃぐちゃ ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7910)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暗黒- 自由詩6*25-8-23
debugger- 自由詩6*25-8-22
神様のバカ- 自画自計自由詩8*25-8-22
ぎっくり腰日記- 花野誉自由詩16*25-8-21
魂に宿るもの- 自由詩6*25-8-21
熱中症- 自由詩8*25-8-20
横浜へ- 花野誉自由詩13+*25-8-19
足枷が外れた日- 自由詩6*25-8-19
小鬼と私- こしごえ自由詩7*25-8-18
COME_TOGETHER。- 田中宏輔自由詩14*25-8-18
所用で猛暑の中神戸に- けいこ俳句2*25-8-18
ガキ大将- 自由詩525-8-18
_詩論_- 月乃 猫自由詩15*25-8-17
クエスチョン- 鏡文志自由詩6*25-8-17
炎天下- 空丸自由詩825-8-17
私が育った街- 自由詩12*25-8-17
butterfly_effect- 自由詩10*25-8-16
あの子- 自由詩6*25-8-15
午前三時僕倒壊- 降墨睨白 ...自由詩8*25-8-15
小さな翼- 自由詩525-8-14
布団の上で追想- 花野誉散文(批評 ...13*25-8-13
忘れない- 自由詩425-8-13
マヨイガ- ちぇりこ ...自由詩18*25-8-12
線状降水帯- 自由詩8*25-8-12
small_town_girl- ちぇりこ ...自由詩14*25-8-11
_華火__- 月乃 猫自由詩14*25-8-11
サバンナの掟- ちぇりこ ...自由詩10*25-8-11
トンネルの先の光- 自由詩625-8-11
虫。- 田中宏輔自由詩12*25-8-11
蟷螂_。- 田中宏輔自由詩11*25-8-11

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