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真夏になると
きまって

いろんなお客が訪れる

お客様と呼びたいほど
ありがたいのは

開け放った窓からやって来る
涼しい北風の群れ

真冬は上客でも
真夏は嫌われ者の

 ....
Tシャツと半ズボンが
歩道をあるく

ピンクのワンピースも
一緒にあるく

とっても楽しそうだ

だっていつも
汗をつけられたり
コーヒーをこぼされたり

いやな人間から
 ....
素直さは美徳だろうか?

ねじれる事は本当に
悪徳か?

ちょっと世界を見てみよう

川はねじれて蛇行しているし

上空の気流も
蛇行して流れているよ

それに
ねじれた螺旋 ....
魔法使いの呪文のように

自明 !

という一言で

日常の会話から
厳密な数学の世界まで

誰もがみんな
納得してしまう

自明とは
なんという素晴らしい

魔法の力を ....
やあ
おはよう

詩集を読んでいるんだね

リルケか
どうだい感想は?

そうか
つまらないのか

世界には
リルケを楽しめる人が
大勢いるのにね


そう君は
リル ....
冬の檻のなか
白一色に閉じこめられて

どんどん貯まった
色彩たちのエネルギー

春の息吹が
その導火線に火をつける


フキノトウで始まった
ささやかな爆発は

淡い
新 ....
極寒の世界から
春の視界を切り開く

早起きになった
暖かな陽光が

まだ固く閉じている

桜のつぼみたちに
語りかける


さあみんな
もう春だよ

今年は大雪で
ウ ....
一年中買えて
値段も安く

飽きの来ない美味しさ

やわらかくて
歯の負担が少なく

栄養豊富な
すぐれもの

一本づつにわけてから

一本ごとにアイラップを使って
包み込 ....
そりゃあ
ガトーショコラのほうが
おいしいでしょう

もちろん
ザッハトルテのほうが
豪華でしょう

でも
毎日食べるとなると
チョコパイさ

値段も
パーティーパックを買え ....
春一番が
誇らしげに吹き荒れて

木枯らしはヒューヒューと
三日天下とあざ笑い

季節の戦が始まった


春一番は

冬将軍の
連戦連勝の疲れをついて
ひと暴れ

煙突の ....
天空に浮かぶ

たっぷりと水蒸気を吸った雲が
雪ん子坊やたちのお母さん


その灰色の
スポンジのような子宮のなか

寒気の栄養で
すくすくと育つ雪ん子坊やたちは

やがて成長 ....
かってに窓をたたく
うるさい木枯らしたち

寒波がいったい
僕に
何の用があるのだろう

ヒューヒューと
何かを叫ぶのは

よほどの事が
あるに違いないけど

ただでさえ眠れ ....
証----------あかしとは
なんて残酷なものだろう

人は人にあかしを求め

人はそのために
命を落とすこともある

自然は
あかしを求めることはないが

人にあかしを与え ....
雪下ろしの雷が

ゴロゴロゴロ
ドカーンドカーン

進軍ラッパが
鳴り響き

冬将軍さまの
お通りだ

大雪強風従えて

日本全土を
占領し

人間どもを
蹴散らすた ....
秋の名残りの
ひとしずく

庭の木に

ひとつ残った
もみじ葉の

夜露に濡れた
別れの言葉

そっと
グラスを近づけて

琥珀色の
芳醇な香りを
楽しみながら

 ....
ふたりだけの世界があったなら

そんな世界があったなら

なにもかも
すててもいい

いのちさえも
すててもいい


ただならぬ
お言葉に
ふれたとき

そんな
お覚悟 ....
ぼくの名前は
姓は閑で名は散
フルネームで閑・散といいます
よろしくね

ぼくには悪友が二人いて
名前は
姓は感で名は染
フルネームで感・染と

もう一人
姓はコで名はロナ
フ ....
小春日和に
恵まれて

やわらかな
陽射しが

晩秋の街にふりそそぎ

季節のリレーも
ひと休みする頃


さくらは花よりも
紅葉のほうが
きれいよ

といっていた
 ....
YES  YES  YES

無のなかを
のぞいてごらん

NO  NO  NO

何かが
うごいている

OUI  OUI  OUI

そっと
耳をすますと

NON  ....
不眠で
記憶を整理できないと

死ぬことも
あるらしい

眠ったら

脳は
その日の記憶を
整理して

記憶の倉庫の
いろんな抽斗に
しまい込む


昨日
久しぶ ....
水を吸って
重たくなった

スポンジのような

どんよりと
ひろがる雲


北国の
曇り空は侘しい

落ちてくる
雪は
雲の涙の粒のよう


となりで読書しているきみ ....
晩秋の北国の

大空を舞台に

しぐれ、
みぞれ、
濡れ雪と

三変化する水の舞い


秋雪を
飽きもせず
眺めてる

きみのうしろ姿が
愛おしい


コーヒー淹 ....
寒いから
嫌だといったのに

晴れた日は
まぶしくて

きれいには
見えないよ

という
きみの一言で

傘をさしての
もみじ狩り


秋雨の
生地に織りこまれた
 ....
少年は
今日も野原を
かけめぐる

思い出を
さがしても

過去を
さがしても

見つからない

行方不明になった
秋をさがして


まだ幼くて
何もわからず

 ....
羽をなくした蝶が

枯葉舞う
公園の片隅で
死んでいた

寂しくて
切なくて

思い出す
風のなかに消えた初恋


春の
さわやかな風のなかで
出逢い

夏の熱い風 ....
かぐや姫が月に帰った
日本最古の物語は
語り継がれ

いにしえの人びとは
みな

月に住む人たちを
信じ

その恐ろしいまでの
力を知っていた

今の世は

信じる者は
 ....
時間が経てば
価値がでる

どんなものでも
価値がでる

経てば経つほど
価値がでる

時間が黄金に変わる時

もうそこに
所有者はいない

もうそこに
あなたもいない
 ....
12月になると
聴きたくなる曲がある

僕だけでなく
誰もが聴きたくなるのだろう

街のアーケードを歩くと
必ずといってよいほど

聞こえてくる
この時期だけの名曲

山下達郎 ....
悲しくても
涙を流すこともできず

くやしくても
叫ぶこともできない

誰をうらめばよいのか
問うこともできず

寒々とした
野にさらされている


その積み上げられた姿が
 ....
中国などが国家戦略として
莫大な金額を投下して
量子コンピュータを開発している

その狙いは暗号解読だ

暗号解読により
すべての国の重要な
国家情報を盗み見ることができる

その ....
ひだかたけしさんのstさんおすすめリスト(46)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夏の訪問者- st自由詩421-7-27
歩道をあるくファッション- st自由詩521-3-23
ねじれて行こう_!- st自由詩621-3-19
魔法の言葉- st自由詩521-3-17
詩の鏡- st自由詩421-3-13
色彩のダイナマイト- st自由詩521-3-3
春の視界- st自由詩821-3-1
バナナ讃歌- st自由詩521-3-1
チョコパイ讃歌- st自由詩921-2-24
季節のいくさ- st自由詩221-2-22
雪ん子坊やたちの大冒険- st自由詩421-2-17
寒波の訪問者- st自由詩521-1-31
- st自由詩321-1-25
寒波襲来- st自由詩420-12-15
秋の名残り- st自由詩620-12-3
プリンセスの憂鬱- st自由詩420-11-23
姓は閑で名は散- st自由詩320-11-19
晩秋幻影- st自由詩320-11-17
無のあこがれ- st自由詩620-11-9
夢の抽斗- st自由詩420-11-7
天使たちの羽化- st自由詩520-11-5
クリスマスの幸福- st自由詩220-11-3
秋みぞれ- st自由詩520-10-26
行方不明になった秋- st自由詩420-10-24
コスモスの咲く頃- st自由詩220-10-21
月に住む人- st自由詩220-10-18
アンティークショップの独り言- st自由詩320-10-3
クリスマスのラブソング- st自由詩219-12-24
怨念をのせた北風- st自由詩819-12-17
暗号解読の国家戦略・量子コンピュータ- st散文(批評 ...319-12-4

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