小雨に降られても 
傘なんてささないで
ハンドポケットで歩いてゆく

でも
逃げず

前はちゃんとみすえて
歩いてゆく


いんわいで にぎやかな 夜 ....
春はゆううつにね
 外はうつくしいんだけどね

 空は
 空の外をしらないね

僕はいつか
 僕の外を知ることになるね

たぶんそうなれば
 春も空もなくなって

僕も僕の ....
気づくのがいつも遅い
薄紅色の花弁は
すでに開いていて
陽光に照らされ
暖かな空気を誘って
それはつまり
もうすでに
終わりを意味していたのに
気づかないふりをして
見ることを拒み
 ....
 表札が「木戸」とある
 ここで きみはご飯をもらっていて
 今日も玄関先で眠っている

 この間は玄関ドアの傍に並んだ鉢植えに身を寄せて
 うずくまり日なたぼっこ
 きみの瞳が小路へ向い ....
我思う故に我あり に続いて疑問としてきたのが

西洋人の持つという「 原罪 」という意識である。

日本人の場合は、自らが生きていることに罪の意識など無い。

ただ、ある人の境遇を ....
●マドル●マドラー●マドラスト●子供たちは●頭をマドラーのようにぐるぐる回している●マドラーは●肩の上でぐるぐる回っている●ぐちゃぐちゃと●血と肉と骨をこねくりまわしている●そうして●子供たちは●真っ .... 哲学の授業の始まりに、デカルトの

「 我思う故に我あり 」を

まことしやかに教わったが

まあそうなんでしょうが、どっかこうしっくりこない

以来四十余年を経て、その感じは ....
 空間の踊り場から覗かれている

 進もうとする先には障害物

 戻ることも出来ない

 空間の狭間で行き先を失う

 君の声だけをたよりに探し回る

 迷っているのではない
 ....
-ええですか。鼻は、息から吸いましょう。

先生がそう言うもんじゃから、教科書たてて、ほえぇと、ぽかあんと、緑色の黒板を見とった。

-bは空気ちゅうに浮かんで、そんなかから、aを見つけるんや ....
プレミアム
って言葉がちょっと好き
今日の蒼空、ほぼそんなのだ

夜は夜とてその三日月が
まさしくそんな凄い切ッ尖(きっさき)


せめてあと
六秒数えて深呼吸
してみ ....
 掬ったプリンの味どうだろう、手作りで卵が余ったからつくった。揺れるね、精神と地面。足が踏みしめているの何だろう。卵と乳製品が食べられないの知らなくて、作っちゃった、後でひとりで食べたバニラエッセンス .... なぜ、言葉って
誤解されるのだろう?

だれがだれに
ほんとうの言葉を
伝えているのだろう?

その人に向けて
云ったわけではない
言葉を
その人には
じぶ ....
夢や現実をみて

天空の
輝きだけをみられずに
それで
心が少しなきそうだった

いまも憶えている
つかのまの幸せを
いまも忘れられない
きっとやって来ると
約束してくれた朝 ....
明らかな寝不足が
軽い目眩を繰り返し
断片的に誘ってる

目蓋が重くはないけれど
気を張っていないと
頭が前にもたれそうで

赤べこのように揺れているやもと
想像するに自分でもおかし ....
2023年3月2日(木) 


一日がはじまるそんな音が聴こえた気がした

旦那さん、帰り遅く薄いアイスコーヒーで眠気を覚ました

旦那さんが無事帰って来てとてつもなく嬉しい

旦那 ....
すべてのものが露わになる前の世界
夜明け前の朝は、そうした匂いが感じられ
鳥は瞼を微動させて小さく羽毛を震わす
風は樹の洞に仕舞われて
リスの鼓動がすこしづつ増してゆく



時を軽 ....
  

休んでいる夢は
休んでいるだけ
朝になれば新しい夢になる

それが、希い

冷たい顔に
しっかりと鉄板を貼るような
心癒えないいちにちの
始まりだから
熱いお湯で顔 ....
メルヘンだったというだけで
メンヘラ扱いされる
いやな世の中だ

あるいはこうかもしれぬ
Menが{ルビ笑=ヘラ}っている
よろしい、メンヘラだ

糖質が浮かばれることはないと
糖質 ....
べつに、
くっだらない人生を
生きてきたとはかぎらない。

べつに、
あんたがいなくても、
そうそう世界の景色は
変わらなかったのかもしれない。

けど、ほんとうのところ
 ....
今日も無事終わった事に安堵

理性捨てられない自分がかえって恥ずかしい

たまには欲望のままに食らいつきたい

お義父さんからのプレゼント心温まる

甘ったれの私も私と可愛がってや ....
 会社の正門を出ると横断歩道を渡って右折する
 そこに
 名前も知らない神社がある

 給料日に銀行へ寄る時だけ利用するようになった
 神社の境内のわき道
 一人通れる足幅の草だけが禿げて ....
例えていうなら
ミックスジュース
形は無くなっても
何も変わりはしない
何も失われはしない

例えていうなら
キツネ狩り
誰も救われない代わり
誰も地獄に落ちない

例えていうな ....
数年前に施行された
ロボット機会均等法により
ぼくの職場にもとうとう
アンドロイドが一人配属されてきた
(伊藤です…)
自己紹介もそこそこに
早速仕事に取り掛かる伊藤さん
マサチューセッ ....
昼下がりG線上のアリア聴く独りの時間澄み切った心

午後三時静まり返るダイニング家族の声は朝と夜だけ

ティータイム仕事を一時停止して夕飯のこと相談される

酒を飲みあまり美味しく感じない ....
●本来ならば●シェイクスピアがいるべきところに●地球座の舞台の上に●立方体の海を配置する●その立方体の一辺の長さは●五十センチメートルとする●この海は●どの面も●大気に触れることがなく●どの面も● .... 初めての徹夜は冒険だった
満点の星々とか雲隠れする月光とかではなく
眠りという必然性への挑戦だった
眠らない力があった
今や眠る力さえない
眠るのにエネルギーが要るなんて
早起きとは聞こえ ....
 


つまり夜
泣きたほどの切なさに
震えてしまうがけっして泣かない


ねぇ、君の
夢をあたしに聴かせてよ?
ぜったい応援するから、ぜったい


罪という
心の ....
神にムカついた

なぜ、彼女が、不幸になるのを
止めて、
くれない?

神に毒づいた

それは正しいことでは無い、
なにがなんでも、間違っている

いや、
じつは知って ....
遠い戦争があってまた領土資源拡張の近代戦
ゲームならゲーセンで終わらせようと思ってしまう

ある日ぼくは腕時計をすてるのだろう
どんぐりころころ
僕は良い市民であったろうか

あるいは一 ....
昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7752)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ティンカーベルよ、ティンカーベルよ、酸っぱい果実の香り立ち- 秋葉竹自由詩123-3-7
うわごと- ナンモナ ...自由詩4*23-3-7
ゲルトルート- 坂本瞳子自由詩1*23-3-6
地域猫- リリー自由詩6*23-3-6
考えてみました_-_②- 八重もぐ ...散文(批評 ...5*23-3-6
LA_LA_MEANS_I_LOVE_YOU。- 田中宏輔自由詩9*23-3-6
考えてみました_-_①- 八重もぐ ...散文(批評 ...3*23-3-5
空間の狭間で- 佐白光自由詩1*23-3-5
ひるまどき- よるもと自由詩223-3-5
雲が流れてゆく音- 秋葉竹自由詩123-3-5
プリン- 日々野い ...自由詩223-3-4
爛漫- 秋葉竹自由詩223-3-4
夜のほんとうをみせてほしい- 秋葉竹自由詩223-3-4
疲れているのだね- 坂本瞳子自由詩2*23-3-3
自由律俳句__2023年3月2日(木)_- ルルカ俳句123-3-3
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プレゼント- 秋葉竹自由詩223-3-2
What_the_hell_are_you_doing_?- りゅうさ ...自由詩3*23-3-2
マイブロークン_アキハ- 秋葉竹自由詩3*23-3-1
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空の体- 水宮うみ川柳6*23-2-23

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