それは彼方からやってきた
アントニオ猪木ってやつだ
とても大きな塊で
サンプラーザでの生誕祭
ぼくは警備員だった

客席通路のまんなかあたり
猪木は全速力で走ってきた
ぼくは猪木とぶつ ....
「まだ私を抱いていて」

貴方の部屋に響いた声は

既に誰の声でも無くなっていた

ベッドの傍らのサングラスに映る

エンドロールが滲んで消えた


「貴方の傍にいたかった」
 ....
水が
物に当たる音は
するけれど
水自体は
無口でしょう





みんなひなたぼっこ
ぽかぽか
光る
そよ風さらさらの
ふる里の彼岸花さく夕暮れに 落穂拾いの煙たなびく
遠き日の幼き子らが踏み惑う 彼岸花さく里の夕暮れ
 或る 雨の朝

 しぶきに打たれる鋪道の

 流れる水の勢いを 感じながら

 あなたを久しぶりに思った


  夏の始めの山は緑だから

  美しいし

  君は 緑の年 ....
十人十色の精神は
宇宙を模倣した様な神秘的な歪さ

振り返ってやっとわかった一期一会

十人十色のベクトルで
初めまして
そして
さようなら

唯一無二のアイデンティティ
あの人に
人生への愛を教えてもらった
いのちが晴れる事を教えてもらった
青く
果てしない空
私の心は今 澄んで
深呼吸をした
飽くまで
人生の中の
平凡な一日の事だった
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない

続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう

自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく

その流れが続いて ....
海と山に挟まれた街の

湾を照らす黄金色の夕日

風の流れる音が聞こえる

鳶の群れが警告を与えている


世界の底にその街はある

虹の彩りが世界を縁取る

空は人の脆さを ....
最低気温も11℃。
台風15号は900hPa。
明日、金曜は13日。
昨夜食べた秋刀魚は莢より細く…
重ねてきた61の秋。
希望はこれでいい。
その無はしかたがない。
コーヒーもまた ....
  めざめ



なにか黒っぽい

いくえにも重ねた

すき間だらけのガーゼ的なにかに

ゆっくりと眠りは

溶かされ絡まりながら

そろそろ吐きだされそう

視界の芯 ....
ガマンない人だ 旦那の坊ちゃん気質

半袖で暖房つけてる 旦那を笑うしかない

暖房の次は冷房か いま秋なんだけど

私よりタバコが好きか そんなに好きか

詩人とタバコと浮気して ....
これは骨
これは皮膚
血もある肉も内臓もある
食べたことはないけど
食べたら美味しいかもしれない

これはぶよぶよ
これはどろどろ
よくわからない生き物で始まった
すぐに名前がつけら ....
おはよう、と一言写真へ声を掛ける老人。
写真のなかの人は宙へほほ笑んでいる。
木製の円卓の上には朝食のパンとコーヒー
祈りの言葉を宙へささやく老人
陽光に影は濃さを増し、老人はパンを持ち

 ....
 手をかざし見通す むこうに段々畑
 咲き揃っていた向日葵はもう
 どれも 天を仰がず

 吹き来る風に 
 あぜ道の 緑濃い草影
 ころがる日差し

 ああ、好い天気なのに

  ....
イルバ赤坂ラウンジ是枝様

いつもお世話になっております
早速ですが手短にご報告申し上げます
先日の英雄ひよこ脱走の件につきまして
この度は大変ご迷惑をおかけ致しました
まさか一匹に留まら ....
あなたと見た県境のダムはゆたかな思い出をたたえ
ときをへて今もわたしのもとに春の潤いをとどけてくれる
ふたりでダムのうえを歩いて堤体の縁をなぞり
底にしまわれた互いの想いを胸にだきいれたあの ....
中華そばが食べたい

鶏ガラスープにしょうゆ味
チャーシューは薄くてかためで一枚あれば上等
メンマはくたくたで噛むとじゅわっと濃い出汁
しゃきしゃきのネギが散らばっている

脂が透明 ....
洗濯物は洗濯機が創る。
噂は風が創る。噂話は君が創る。
伝わる。沈黙が伝わる。宇宙は大騒ぎだ。
技術は待っている。手探りを。
呪縛。
人生はproject。Mission。何処に産まれようが ....
花畑花の名前はよく知らずカメラを向ける老若男女

コーヒーも紅茶も好きでお茶も好き温かい飲み物を欲しがる

ぽかぽかの陽気が続き春らしい夕方からは何故か強風

初夏まではもう少し先肌寒く安 ....
{ルビ蟇蛙=ひき}よ、泣け。


泣くがいい。


ぎやあろ、ぎやあろと


泣くがいい。


父は死んだのか、


母は死んだのかと


泣くがいい。


 ....


葉がふと 落ちる
はな れ て
      ゆく

おとなしい
終りが
始まる

それにそなえて
私を 消す




浮き出た血管のように
夜を
青い星 ....
悲しい
と言う
悲しみを
遠く
鳥はゆく
初めての運動会の始まり
開会式の話はぼうとした頭にははいらず
年長さんのマーチングは堂々としていて
父母も慣れた様子でベストポジションから
カメラを向ける

渡された紙の、一番最後
年少 ....
こけ色のシャツを着
こけ風のズボン履き
こけ臭がするジャケツを羽織る朝
私はひろがる ちいさなタマシイ

苔の多様に思いを馳せる
新鮮な舌のようなむらさき
朝つゆにあつまる金
うまれる ....
書きたいなぁ~

みんなが
あまりに びっくりして
吹き飛ばされそうになるくらいの
詩が書きたいなぁ

間違って踏んづけられちゃったみたいな
悔しさと羨望に
まみれたいなぁ


 ....
友達や知り合いが集まり
楽しくて賑やかな飲みの席

少し飲んだだけで
顔が赤くなったり
同じ話を繰り返したり

飲めないと言っているのに
飲め飲めと何度も言う友達

あまり喋らない ....
草紅葉は
渋いいね!
手の冷たさで
近いと知る
雪国の冬を 
まず
質問です

あなたは
どうして彼女の
ストーカーに
なってしまったんですか?

だって
アイツ
オレを挑発してきやがったんだ!
わたしのストーカーになれるものなら
な ....
お肌水分不足気味で心も愛不足ぎみで

旦那にはやらせられない家計と女

旦那紐づけ愛人目星つけ

間違いを正していけば見えてくる結婚という名の牢獄

寂しさを旦那で紛らわせられず推 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7707)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めーとる- 妻咲邦香自由詩4*23-10-14
The_Inerasable_- 自由詩523-10-14
※五行歌_二首「水自体は無口でしょう」- こしごえ自由詩4*23-10-14
里の秋- 星野つば ...短歌323-10-14
雨の朝- リリー自由詩8*23-10-14
- 自由詩423-10-13
空へ- 渡辺亘自由詩323-10-13
自分を信じる- 夏川ゆう自由詩423-10-13
世界の底で- 自由詩4*23-10-12
自分回廊- ナンモナ ...自由詩4*23-10-12
めざめ- soft_machine自由詩5*23-10-12
旦那ちゃん- ルルカ  ...俳句2*23-10-11
してしまう生活- 妻咲邦香自由詩6*23-10-10
或る日の一日- こしごえ自由詩4*23-10-10
遠雷- リリー自由詩2*23-10-10
街路樹のある風景- 妻咲邦香自由詩3*23-10-10
ダムは今もゆたかな孤独をたたえ- 菊西 夕 ...自由詩4*23-10-9
中華そば- 木屋 亞 ...自由詩4*23-10-9
13行- 空丸自由詩1423-10-9
コーヒー- 夏川ゆう短歌323-10-9
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩9*23-10-9
連作詩集「自由落下」冒頭十篇- 岡部淳太 ...自由詩5*23-10-8
※五行歌「悲しい_と言う_悲しみを」- こしごえ自由詩2*23-10-8
運動会- wc自由詩4*23-10-8
こけのこい- soft_machine自由詩3*23-10-7
書けないかなぁ~- ルルカ  ...自由詩3*23-10-6
飲みの席- 夏川ゆう自由詩323-10-6
※五行歌「草紅葉は_渋いいね!」- こしごえ自由詩3*23-10-5
質問です- ルルカ  ...自由詩1*23-10-4
波風ふうふ- ルルカ  ...俳句1*23-10-4

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