不定形の想いの
崩れるその先には
俺にはまだ解らぬ
謎だらけの轍が
埃を被っていた
誰にも知られぬまま

涙枯れ果てて
叫んでみたって
誰も追いつけぬ
肋を急くだけ

何故だろ ....
神さん仏さん達が
その人の口を借りて
私に注意をしてくれた
と思えば腹も立たないかな
でも悪口は嫌いだな ふふ


感謝を忘れ去らないこと
感謝をすることを
誇りに思うことと
ある ....
●ゴホン●ゴホン●ある日●風景が咳をひとつ●ふたつ●ゴホン●ゴホン●そしたら●そばの風景も●ゴホン●ゴホン●咳をしだした●そしたらまた●そのそばにある風景まで●最初に咳をした風景に似てきて●ゴホン .... キーを!

ストローを挿しただけの痕を
理解できる人は限られている

子どもたちが見つけたキーを!
円筒の穴凹に差し込んでみた

ぼろぼろと
剥がされていく
ユダヤからやって来た乗 ....
「それはまるで、貴女様が受けた仕打ちを、
 そっくりそのまま祭祀クーラスに返すかのようですね?」
「それはそうかもしれない。なるべく穏便に済ませたいのだ。
 わたしは、必ずしも祭祀クーラスを殺す ....
リグナロスは、カラスガラの中央広場に転移させられていた。
突然現れた人影に、通行人たちも驚きの表情をする。
数分遅れて、エインスベルも彼の元へとやって来た。
「無事でしたか、エインスベル様……」 ....
エイスベルは、得意としている雷撃の呪文、ヨーラ・テルを放った。
十人の衛兵たちは、皆その場に崩れ落ちる。
しかし、この魔法も祭祀クーラスには通じなかった。
(クーラスは、あらゆる防御用の装身具を ....
思考の深掘り できなくて
水面を揺蕩い それこそ世界中

広過ぎると思いきや これは井戸の中
明日にはアメリカ でもそこはコメリだ

愛すれど愛されず 愛足りぬ故?
落ちゆく先は 愛なき ....
「そう簡単に逃げおおせられるものかな? エインスベル」
祭祀クーラスは、マッチャ・フー・ガイリアの呪文を使った。
エインスベルの全身が光の縄で縛られ、捕縛されてしまう。
しかし、エインスベルの表 ....
エインスベルはまず、トライ・ガイエスの呪文を使って、
衛兵たちの動きを封じた。
その瞬間、エインスベルが懐に持っていた虹の魔法石が、
どくんと脈動する。エインスベルははっとした。

しかし、 ....
しかし、祭祀クーラスの反撃はそこから始まった。
まずは範囲魔法を解除する呪文を唱え、
エインスベルに騙されていた衛兵たちを再度味方につける。
その数は十名。二対十の戦いは圧倒的に有利に思われた。 ....
人生はいつも
嘘みたいな本当で
都会で降る雪みたく
瞬く間に消えていく

ある命題の
自明であるとだけの証明に
私だけが取り残される

(膨張していく未来)
(暴走していく世界)
 ....
「ご主人様、どうなさいましたか?」駆け付けた衛兵の一人が口を開いた。
「ここにいらっしゃる方々は、何者なのです?
 貴方を害そうとしているようには思えませんが……」
「何を言う。この者たちの敵意 ....
そこで、それまで黙っていた、リグナロスが口を開いた。
「祭祀クーラス殿。あなたは先日まで、暗殺者の手に狙われていたのですよ?」
それは意外な答えだったのかもしれず、祭祀クーラスは心持ち顔を青くした ....
祭祀クーラスは答える。
「オーバ・ニーチェか。あれは失敗だったかもしれない。
 まずは、祭祀会議を全権掌握するべきだった。
 しかし、今はもう戦争が始まってしまっている」

「この度の戦いは ....
「肉」は消費される物だからです。

「魂」は純粋に持続される、とおもいます。が、

「神」は「肉」を知りません。

いつも、それの前にさしだされるのは、

「肉」から離散した「 ....
  

まだ若いころ、

青葉の丘陵に登り、

朝から晩までなにもせずに、

ただ蒼空を眺め、

風の音に耳を澄ませ、

たまぁに遠くから聴こえてくる、

自動車のクラ ....
「当てる」と「賭ける」…
 いつもどっちもどっちで、
 遠くおよばないのね。

2022・12xxから日本は。
「戦争次元」に再変換されました。

岸田総理って「メフィラス星人」に、 ....
へたなテレビドラマよりも
現実の方がよっぽど
味わい深い
そう思える
ありがたさよ



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
「エインスベルよ、脱獄した感想というものは、どんなものだ?
 自由になった感想というのは?」嫌味でもなく、祭祀クーラスは尋ねた。
それに対してエインスベルは、「わたしは今自由ではない。
 わたし ....
祭祀クーラスは、館の南離れにある書斎にこもっていた。
執務室は中央棟にあり、面会などはここで済ませていた。
しかし、クーラスは今迷いのなかにいた。
エインスベルをどうするか、アイソニアの騎士をど ....
エインスベルは、その足で祭祀クーラスの邸宅へと赴いた。
もちろん、リグナロスとも同道のことである。
祭祀クーラス邸は、カラスガラの南地域にあった。
高い外壁で取り囲まれ、その広さは二百ヤロスほど ....
なぜか真夏の
夕刻
赤土の大きな広っぱがあって
子どもたちは
そこを
自由自在に
使って
草野球をしたり
駆け回ったり
六時になってもまだ明るいものだから
もっともっと遊び ....
冬の滑り台は
凍ってしまって
子どもたちの
渋滞が起きている
春になると
一斉に放流されるチャイムで
淀みなく帰路に着く
足がたくさん生えてくる

(きみがいいと言うのなら
(もう ....
 日傾いた小運動場で
 ノンちゃん
 フー子
 ユウちゃん
 なよ風に赤いランドセルが笑い
 さざめき合っていた

 あんた今日も、先生に怒られてたやん授業中
 ちがうねんフー子、あれ ....
襟を立てでもゆっくりと歩くとき、レンガの街へ落つ雪の消ゆ ●それでは●明日のあっくんの「意味予報」をお送りいたします●明日は●午前中ずっと意味が明瞭ですが●昼ごろから晦渋となり●午後から夕方にかけて●ときどき意味不明となるでしょう●夜は●明後日の未明まで .... エインスベルは、王宮に入って来た時と同様に、
一人きりで宮殿の門を出た。
彼女がジギリスと会見出来たのには、ひとつの魔法が関係していた。
エルム・ネスト……自らを味方だと思わせる呪文である。
 ....
しかし、ジギリス・ア・アルヌーは慎重だった。
偽名を使ってとは言え、国王の宮殿に一人訪れるということは、
何らかの魔術を使ったと思われる。
クールラントの国務大臣であるカイゼル・アラーヌイに密か ....
「この度、余が汝と面会したことは、クーラスには内密に願いたい」
一連の会見を終えたジギリス・ア・アルヌーは、エインスベルに言った。
「それと、オーバ・ニーチェにもだ。余は、現在誰が味方なのか、
 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7759)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はじまりの唄- なつき自由詩3*23-2-17
※五行歌_四首「共にある」- こしごえ自由詩1*23-2-15
AMUSED_TO_DEATH。- 田中宏輔自由詩9*23-2-13
キーを!- 足立らど ...自由詩3*23-2-12
祭祀クーラスとエインスベル(十二)- おぼろん自由詩2*23-2-12
祭祀クーラスとエインスベル(十一)- おぼろん自由詩1*23-2-12
祭祀クーラスとエインスベル(十)- おぼろん自由詩1*23-2-12
不惑の慢心- 短角牛自由詩4*23-2-12
祭祀クーラスとエインスベル(九)- おぼろん自由詩1*23-2-11
祭祀クーラスとエインスベル(八)- おぼろん自由詩1*23-2-11
祭祀クーラスとエインスベル(七)- おぼろん自由詩1*23-2-11
ある命題- TwoRivers自由詩6+*23-2-10
祭祀クーラスとエインスベル(六)- おぼろん自由詩1*23-2-10
祭祀クーラスとエインスベル(五)- おぼろん自由詩1*23-2-10
祭祀クーラスとエインスベル(四)- おぼろん自由詩1*23-2-10
無慈悲な神の事由- ナンモナ ...自由詩4*23-2-10
夢のうたの中- 秋葉竹自由詩223-2-9
いつのまにか戦時となりました- ナンモナ ...自由詩4*23-2-9
※五行歌「現実の方がよっぽど」- こしごえ自由詩3*23-2-9
祭祀クーラスとエインスベル(三)- おぼろん自由詩1*23-2-9
祭祀クーラスとエインスベル(二)- おぼろん自由詩1*23-2-9
祭祀クーラスとエインスベル(一)- おぼろん自由詩1*23-2-9
時代- 秋葉竹自由詩223-2-8
春ヲ、告ゲル。- ちぇりこ ...自由詩1323-2-8
女の子たち- リリー自由詩5+*23-2-7
異邦- 秋葉竹短歌223-2-6
WISH_YOU_WERE_HERE。- 田中宏輔自由詩9*23-2-6
エインスベルの反逆(十八)- おぼろん自由詩1*23-2-5
エインスベルの反逆(十七)- おぼろん自由詩1*23-2-5
エインスベルの反逆(十六)- おぼろん自由詩1*23-2-5

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