おもえば随分我儘だったもんだ

思い通りにならないようなとき

それでも他のために祈れるのか

からくりランドは目に見えない

こころの体験のなかにしかない


試せよ試せちりぬ ....
【無しって概念は無しって話】


 いつも何かを選ぶ時に思う

 僕は優柔不断でありながら

 白か、黒か

 表か、裏か

 はい。か、いいえ。か

 はっきりとはさせ ....
気分が悪い
きがつくと
背中が痛い
何かもがれたように
さっきまで
とりついていた
トリでもあるまいに
フライドチキンにされた
前世でもあるかの
要に
みのりがことり
と音をたて
みちた風をゆらしもする
衣擦れの
すきまを縫うひかりの
糸をまぶたで
つむいではながれる
影の
あわさに怯えたり

する

くもり、
軟 ....
 
なにもしていないとき
いえ
なにもできずにいるときの

わたし
秒速ゼロセンチメートル

部屋にうずくまって
きれいな体育座りの姿勢で
うつろな世界を
うつろに見ることもしな ....
六月の夜の街で 通りすぎるはずの弾き語りに足をとめて

どうするべきか戸惑いつつ 疎らな聴衆の背後に加わり耳を傾けた
酔っていたせいかもしれない
気持ちのいい風が吹いていたからかもしれない ....
季節はいつの間にか
窓の景色として生まれて来る

わたしは、
季節を食べることもできる

触れることもできるし
ときには、憎むことさえできるのに

馬車のように疾走る季節を 
掴ま ....
私の昔のあだ名は、スカンクとサリン

男子は酷いよね
小中学生の時

女子はかばってくれた
この頃は女子の方が比較的、大人

私は、おならとお腹の音で悩んでいた

くっせーぞ!
 ....
{引用=
イ短調ロンドの孤独に犬のやうにあくがれて
せつかく育てた{ルビ硝子=がらす}色の{ルビ菫=すみれ}を
ただなつかしく僕は喰ひ尽してしまつた。
失意のかたい陰影を
新緑のプロ ....
あれはいつだったか
陽炎にゆれながら倒れゆく馬をみた
北の牧場をさまよったときか
競馬場のターフであったかもしれない
或いは夢か、過労死の報を聞いた
快晴の街角であったかもしれない

或 ....
小鳥の死なんてネタに詩を書けば、ウマイ詩は書けるかもしれないけれど、
死自体を美味く書けている詩にめぐり合うことなどそんな経験を自分は、
したことがない。

車の自動運転キャンペーンの一環 ....
くろい闇の中で泥のように
身を横たえている

身も魂も宙に舞い上がり
銀河の果てを漂っているよう

眠りとは束の間の死のようで
欲望を一時的に放棄させる

また、この世の隠れ家のよう ....
スマホを肌身離さず持っていないといられない
電話なんて滅多にかけないし
かかってもこないのに

友達も仲間も失う不安はなかった
なぜなら
生まれつき
友達を作れないし
仲間には入れない ....
真っくら静けさ
無感覚の世界で
あるのはただ意識

といって
なにが意識といえるのか

胸のランプが
点灯し
あと幾ばくかの
心の鼓動

僕は透明
形もない

意 ....
花をみんな枯らした薔薇を見た気がする。野の薔薇か花壇の薔薇か。或いはそんな悲しい物はまだ見たことがないかもしれない。

幼い子供らは走りちりぢりに消え笑い声が耳の奥をくすぐる

手品師が飲んで ....
複雑性PTSDという病気と、メンタルハラスメントにあってからの再発と回復を、ただ淡々と、いまその症状に苦しむかた、それからいわゆる健常者のかたにも届くような書き方で書いてみたいと思っている。

想 ....
私は醜いアヒルの子
けどね、いつか白鳥になれるのよ

この黒い肌だって
いつか真っ白になるのよ

悩んでいるのよ
この美白ブーム

傷ついているのよ
この浅黒い肌に、、、

 ....
家族みんなに見守られ死んでいけたら人はしあわせか

幸福のサンプル
そんなものあるのかな
わかんないけど
いくらなんでも野垂れ死にはしたくないな

運悪く野垂れ死にした人には申し訳ないけ ....
平成生まれが路地裏とか言ってる

それでも人生を肯定的に切り取ってる

合理的がスマートで

音楽の情報量は

サウンドに負けないボーカルにある


胸の底をたたけ

踏みつ ....
雪が溶けて富士山が
海色の衣に着替える
夏が呼んでる

しっかり生きてるか?
祖母の声がどこからか
聞えてくる様な
そんな気さえする

生きてるよ、、
頑張ってる、、とか
言 ....
女 男 女 女 男
私の父親と母親の間には五人の子供がいた
一番上の姉と一番下の私とは十歳離れていた

長女が二十歳を過ぎた頃私は小学校の五年生だったと思う
実家は農家で 母親は農婦父親は農 ....
{引用=ふるいふるい くさばな

わたしをみながら

なにを はなしているのか

わたしに きこえない

おそろしい こえで


(いのることができないのです

 す ....
もういいよ
帰ろうよ

私たちは
あまりにも それぞれが
理由を愛しすぎて
変わらないものを
予定調和の規則を
もうもたれないのだ

もういいよ
帰ろうよ

私が あまりに速 ....
ランドセルの 中
風の背を 乗せ
揺れる ブランコ
淋しい 音

割れた カスタネット
紫いろの 真珠
これを 彼女に
何千という 空の裾を截り

赤らむ 校舎の
大きな 時計が ....
よっちゃんは母子家庭の子供だった
お兄ちゃんが一人いて、中学を出てすでに働き出していた
よっちゃんは小学校の四年生で、俺は五年生だった

俺とよっちゃんの家は近かったけれど、ほとんど遊んだ事は ....
 
変わらない
梅雨明け空と海の青
鳥類魚類は気ままに生きます

風の谷
潮の香りの風が吹く
死出の旅路のやきばの煙


海の旅
竹の筒には酒入れて
勘弁してよね、酔って、乱れ ....
たしかに電車を乗り継いで、よくわからないうちにお墓の前に立ってた
お花もお供え物も、お線香もない
たよりないトトロのリコーダーが裏の通学路から聴こえてくる

このご時世しあわせであることは地獄 ....
【虹色の白鳥】

遠い海に、虹色の白鳥がいるという
羽はとろけるようにやわらかく
飛ぶようにはつくられていない

青い夜を泳ぎつづけて
ああ、まるでひとりぽっち
そういう思いに羽が沈み ....
昨夜は死んでいる自分の夢を見た
まだ息を引き取って間もない自分の体だった
死んで間もない自分の心は
遺体から抜け出していた

遺体から抜け出した自分の心は
直ぐには天国へは昇れなかった
 ....
最善と思った事が最悪になった
良かれと思ったのに
結末を理解し難い


そうやって生きて行く事
仕方ない事あるんだと
苦しさと悔しさ
どこに当てればいい怒り

零れ出した涙
 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7752)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からくりランド- 函館ドラ ...自由詩119-6-14
ゼロ以下なんて存在はない_※二篇のまとめ- 8月生ま ...自由詩1*19-6-13
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rain/fruit- むぎのよ ...自由詩719-6-12
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季節ノ詩- ハァモニ ...自由詩13*19-6-11
ごめんねと後遺症- 花林自由詩319-6-11
模倣- 石村自由詩21*19-6-11
倒れゆく馬をみた- 帆場蔵人自由詩7*19-6-11
独談- ナンモナ ...自由詩1*19-6-11
泥になる- あおいみ ...自由詩3*19-6-11
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薔薇- 渚鳥自由詩12*19-6-10
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オセロ- 花林自由詩219-6-10
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鈴の音- 函館ドラ ...自由詩119-6-9
夏は成長と共に、、- 花林自由詩119-6-9
自分で自分を殺したりはしないさ- こたきひ ...自由詩619-6-9
あこがれ- 羽衣なつ ...自由詩18*19-6-8
むなしさ- Giovanni自由詩11*19-6-8
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未完成の小編- こたきひ ...自由詩419-6-8
あいたい、海に- 秋葉竹短歌719-6-8
おじいちゃん- DFW 自由詩5*19-6-8
虹色の白鳥- 印あかり自由詩16*19-6-7
夜中に母親が現れて- こたきひ ...自由詩419-6-6
どうすればいい?- 花林自由詩119-6-5

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