苛立ちはマーブル模様
切り取って星の形を作ってみる
残った苛立ちをひとまとめにして
今度は三日月の形を作ってみる
想像力を働かせて
テンションは高めに

苛立ちをまとめて
好きな形に切 ....
テロリストが何か言ってる
大声で喚いてる
何を言っているのか
理解できないけれど
許されることじゃないよね

テロリストによって
何の罪もない命が奪われ
世界は恐怖に震えてる
平和な ....
無知者には憐れみすら与えられない

たとえばシンポジウムの場で

松岡正剛にダメ出しされたり

生まれる前から決まっている

救われないことが決まっているのだ


三一論的に
 ....
朝一番の太陽が部屋を黄色く染め上がる
眩しさに眩暈を覚えながら
コーヒーをいれる
簡素な朝食
これが孤独の始まりの儀式

誰も振り向いてくれないのは
自分のことで精一杯だから
余裕がな ....
画家になりたいって言ったら
馬鹿にされた
詩人になりたいと言ったら
嘲笑された
それでも下手くそなりに
詩を書いて暮らしてる

なりたい自分は見つからないけど
詩を書く自由は手に入れた
静かに静かに雨が降る
私の中にも雨が降る

しとしとしとしと
しとしとしとしと

塗れた体は冷え切って
髪から落ちる水滴が
場違いなリズムを刻んでる
バスタオルにくるまって
ほんの ....
まだインパールやガダルカナルみたいなことやってる俺たち

アメリカから見れば日本列島すべてが要衝だ

べつに沖縄だけが地政学的に要衝であるわけではないのに

あの基地の多さ大きさを放ってお ....
シンセサイザーに蜂蜜を塗りながら
いろいろと申し込む
雨も降って来たから
タートルズに写真を現像しに行った
星々が行く天球の下
みなしごハッチになっても
肘を汚しても
大きさを比較しなが ....
三歳児健診で幼児心理学者がこどもに質問している

こどもは今まで見たこともない真剣なかおをして椅子に座っている

真面目なかおをして質問に答えようとするこどもを見るのは初めてのような気がする
 ....
パズルが得意な人は
きっと数学も得意で
動かすピースの配置を
理解できない数式で計算しているんだわ
私が諦めてしまったパズルを
難なくクリアしていけるのは
アインシュタインも驚く公式を使っ ....
人通り。車通り。
消え去った、午前2時と12分

2人の間に秋風が吹き抜けた。


ぶどう味の紫煙と一緒に
マンションの裏に座る。

ボンヤリ見た先にハチワレが歩く。
のんびり、軽 ....
いのちやたましい

こころとかからだ

ニュートンもアインシュタインも

森敦もサルマーンルシュディーも

この宇宙の法則性や人生のからくりを

知りたくて知りたくてたまらなかった ....
そこらへんでいい連中が
そこらへんで手をうって
そこらへんで吹かし続ける
そこらへんの武勇伝
(ブユーデン、ブユーデン、レッツゴー)

誰かに言われた言葉を
誰かに教えられた道を
 ....
天使たちが持ち帰る新しい空気は
私の心をざわつかせる
古ぼけた家と埃まみれの家具
かび臭い部屋を吹き飛ばしてしまいたい
私もまだまだ若いつもりで
飛び出そうとしたら溝に落ちた
年老いてしま ....
貧しい

電気代

痩せたからだ

ため息

静かな夜も持たない

わたしたち

明日



コップ

プリズム

疼痛など
私おかしいのです
頭の中が

踏切のそばで
深夜
座っていたら
遮断機のカタチに
なっていたの

私の頭の中の渚は
とても愉快で
静かです

だから
ここには
絶対に
 ....
早く夏が終わんないかなって
思っていたのに
終わってしまうと
なんだかさみしくて

早く秋が来ないかなって
待っていたのに
秋は
なんだかよそよそしくて

友達だったはずなのに
 ....
まだ暑いね
自販機でジュース買おうよ
100円入れて
オレンジ、グレープどっちにする
コーラよりファンタだろ
「グレープ」
やっぱファンタはグレープだよな
はんぶんこだぞ

ずいぶん ....
不機嫌な顔を見る度に
私の中には灰が積もる
決して消えない黒い灰
怒鳴られる度に
風が吹く
押し殺した怒りの熱風が

出口のない憎しみが
私の心を蝕んでいく
私の手足は憎しみで動き
 ....
全力で集中して 集中して
汗をひた流し
頭の中は、やけにクリアだ
何もない

まるで真空のように
全てを吸収していく

クリアすぎる

全力で集中して 集中して
汗をひた流し
 ....
よろこび かなしみ
おりなしながら

なにかを信じ
生きて行こう

つまずいては倒れ
よろめき 
嘆いても

あしたを見つめ
いのち果てるまで
生きて行こう

淋しくても
 ....
会えばぜんぶ吹き飛んでしまうのに

臆病者も恥ずかしがり屋になれるのに

町に吹く秋の風

銀杏のひかりはすっかり黄色いのに

虫の声が星のように瞬いているなのに


どうしてど ....
猫がちひさくねてゐる
がらんとしたひる下がり

友だちの本棚に
一冊きり のこされてゐた
うすい詩集をひらく

表紙は白 何もかかれてゐない

一ページ目
「私 ....
曼珠沙華っていう東西南北に開けた世界を
今年は真っ直ぐに見つめていた春夏秋冬の
第三惑星に彼岸の舞台から地面に刺さって
来る

200歳の少女にしか見えないだとか
マングローブのよ ....
イスラエルで扉が閉まる
イスラエルで風呂蓋が閉まる
全ては南からやって来た(時には西からも)
ガンダムの閉める扉や風呂蓋が
ゴミをまき散らしていた
イスラエルのガンダムだった
癌で死んでも ....
空がまだらに光っている
飛び去った雨の記憶が
まだ薄っすらとかかっている
まだらにかかっている

空に穴を開ける
輪郭の正しい きれな穴を
縁が黒くナイーブに切り落とされて
小さな丸い ....
 ほんの少しの願望に疲れを感じる昼下がり。
 九月の雨は遠く憂いを含んでいる。
 彷徨う人は彷徨い、佇む人は佇み。
 寂しがり屋の誰かの心は僕を郷愁に誘う。

 非日常の中に日常を見つけ ....
駆けてゆく夜を
つまさきで蹴りあげた
一秒コンマで
加速するみたいに
エスケープ
するりと脱げて
もう
わずらわしいこともなく
褪せるばかり
かしづくまえに
ほどけおちる花束

 ....
静かに激しく揺れる夜の詩人よ
なぜこんなにも闇を否定するのか
私の中の
この何かが
凍りつくこともゆるさずに
『九月四日。まるっと』

    (作詩 ハァモニィベル / 原作 渚鳥)

   


この机の足下に

私の工作用の材料が入ったカゴが一個 ある。

それは 一人の人間の訪れ ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(8124)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
丸く収める方法- 無限上昇 ...自由詩117-9-29
騙すのは簡単- 無限上昇 ...自由詩117-9-28
無知者の救われ- 吉岡ペペ ...自由詩3*17-9-28
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- 無限上昇 ...自由詩317-9-27
沖縄- 吉岡ペペ ...自由詩217-9-27
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三歳児健診- 吉岡ペペ ...自由詩317-9-27
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3000日目の黒い花嫁衣装- 水戸 う ...自由詩5*17-9-26
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生きて行こう- 星丘涙自由詩3*17-9-24
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名探偵江南(こうなん)- 間村長自由詩5*17-9-23
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九月の雨- ヒヤシン ...自由詩5*17-9-23
COSMOS- むぎのよ ...自由詩817-9-23
_『蝋燭』- ハァモニ ...自由詩3*17-9-22
『九月四日。まるっと』- ハァモニ ...自由詩3*17-9-22

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