身の回りに誰も居ないのは
何故だろう
みんな引き篭もっているのかな
いやちがう
居なくなったのだ

仏壇のある部屋に入ったら
母と夫の遺影があった
此処に居たの


家の前の道を ....
日常に、
薄闇の影。
俺等なんて、
モルモットだ。
何時だって、そう。
はみ出し者同士、
君と抱き合う、至福。
薬は忘れず、飲み込む。
それは日々の、ルーチン。

一拍置いて、
 ....
何もない部屋で羽ばたいた
黒い蝶が頭に刺さった
白い壁の中で探した
君の声が聞こえた

実在のない声が
ぼくの頭の中で聞こえた
壁の中に閉じ込められた
君の体はきっと溶けていった

 ....
もう二十年近く

髪はショートヘア

気に入ってしている

昨日 少し伸びた部分を

自分で切って切り過ぎて

朝から鏡を見て見て溜息


越して間もないので

挨拶しか ....
ありったけの想いを
一つのスケッチブックに描いたんだ
丸い月とウサギと
笑う君と僕の刹那

流行りの曲のYouTube
ひねくれてて聴けない
自分で作った歌ばかり聴いてた
君は僕の歌に ....
SNSでの投稿(SNSでなくてもいいのだが)
などで特に嫌だなと感じる傾向のあるものに
対して何故嫌なのか考える
嫌だと感じるものと嫌だと感じないものの
言ってる内容が同じだったりする事もある ....
炬燵出す心のどこか片隅に

あたらしいバイクの走る冬の街

猫座る手編みのかごのお正月

クロネコのトラック明日はクリスマス

偶然を必然としてポインセチア

冬鳥の鳴く樹 ....
 気が利くような言葉はいらない
  素晴らしい特別もいらない

       ── Aimer





咲くいのち散るいのちあり揚花火

しじみ蝶花へ花へと色移り

石塀に ....
日々ひび割れていく
成長痛と共に
涙が滲んでも
それが養分となって
伸びて
またひび割れて
生きていくって
瀕死の状態
地獄に思えるのは
頭の中のせいなのかな
ひび割れないように
 ....
仕事終わり

無性に

他人が作ってくれるものを飲み食べたくなる

帰り途には

コメの付く名の大店喫茶店がある

窓際に座り

あったかいカフェオレとサンドウィッチ

ゆ ....
畑だった土地が
いつの間にか更地に
これで町内の畑はなくなった
雑草ひとつ生えていない

その上をふわふわ飛ぶ
紋白蝶
その上をふわふわ飛ぶ
紋白蝶

その上をふわふわ飛ぶ
 ....
真夜中の目覚め手製の新茶のむ

常夏の友の写メール{ルビアッパッパ=清涼服}

お待たせと高砂百合の白き群れ

夏の夜や手術なしたる友覚ゆ
2022.4.27  7:22

昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!

人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
 ....
『英米故事伝説辞典』で、「handkerchief」の項目を読んでいると、こんな話が載っていた。「ハンカチの形はいろいろあったが、四角になったのは、気まぐれ者の Marie Antoinette 王妃 .... 死んだような心で漂っていた
気付けば君がたたずんでいる
生きてるって気がついた
君が生きているのを見つめて

思い切って目を開け
景色を眺めてみる
生きてるって気がする
笑うように咲く ....
三宮駅で待ち合わせ

古い喫茶店で少し話してから飲みに行く

学友とバンドを組み

ミニスカートでギターをかき鳴らし

絵を描きバイトをし

夢のために人々の間を飛び回り

 ....
想いは沈み、
夜の静けさに息が漏れる
やがて、
瞼の裏に灯りはじめた
遠い星、
砂風の吹く
異郷の、
赤い空と渓谷

蒸気を吹き上げ、
無数のプロペラで浮かぶ
機械式の文明が、
 ....
古米
古古米
古古古米
古古古古米?
古古古古古米?

来ない
古米ない
ここ来ない
ここ古米ない
ここここ来ない

いいよ
高くても
美味しい米
農家の人たち
やめな ....
推理してはいけない
かんがえごとはいけない
私には向いていない

言葉
手紙、でんわ、会話、メモ
余韻が大切
つめこみ過ぎではよくない

あくびして弥生私は入院中    高野 ....
ドクダミの白波の如く群生す

今朝も未だくちなしの花白きまま 

青葡萄初生り{ルビ十房=とふさ}に懸けにけり

切れ味のよき花挟夏の{ルビ畑=はた}
眩しかったのはいつの頃か
あなたは
いつも笑顔だった

あなたの
小さくなっていく
その光は
音も立てずに
落ちていく

閉ざされたドアを叩き続ける
時の迷路を
ずっとさまよっ ....
私は口論が大嫌いです。

きのうからあしたへ渡る星の道みちびく羊、きょうを忘れて

ポチ連れて右に折れたら夏館

入道雲白いもくもく幼き日

本好きの少年となってハンモック

 ....
蒼風薫   2021.7.7

七月の猫に大好きと言ってみる

かくれんぼニコンの中の君の虹

薫風や君のバイクのエンジン音

僕の場所猫に譲った夏の椅子

ジャスミンと葉擦れと君 ....
「あなたが入っていたらいいのに。」

その一文に鷲掴みにされた

先日送った小包

そのお礼の手紙

初めての あなたからの手紙

美しい字で書かれた宛名を見て

あぁ、そうだ ....
俺はね
嘘つきな男
壁ドンを繰り返し
多くのハートを奪った

女たちは
何故許すのだろう
俺の瞳孔が開くのは
ただの生理現象

信じてくれ
少しはあるはずなんだ
俺の愛
信じ ....
落ち込んだ時
許されない時
心の火を消して
光が無い部屋で
もういない人のように
振る舞うことも疲れて
動き出してしまうのを
始まりと呼んでいい?
人は忘れやすい
そして忘れた頃に
自粛の静寂を
強いられるような
脅威がやってくる

地震
台風
ウイルス
食料不足
紙幣が紙屑になる日

どんなに準備しても
最終的には運が ....
ふいに聞こえた浜省の曲

つけっぱなしにしていたテレビからだ

こういう時

音楽と記憶は切り離し難いとつくづく思う

もうすぐ誕生日だから

呼びかけてきたのかな

そん ....
機械仕掛けの月が
地球上を監視する
人間に支配された月
馬はAI搭載の義足をつけられ
プログラミングどおりの
目的地へ走らされた
爆弾を背負って
馬が爆ぜる前に
爆弾を取り除くには
 ....
すみれ日記2022・4・23   蒼風薫

わたしだけのためのノート。 かおる

一年の未来ぶあつし初暦   小川軽舟


先生ごぶさたしています。
ずいぶんいろいろのことが起きました ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7663)
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花の人- 花野誉自由詩7*25-6-5
スケッチブック- 自由詩625-6-4
言い方一つと侮るなかれ- sonano散文(批評 ...6*25-6-4
憧憬通信_2021春____蒼風薫____- 梅昆布茶 ...自由詩1025-6-4
白紙に散る夏- 森田拓也俳句8*25-6-4
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雨日和の昼寝- 花野誉自由詩9*25-6-3
更地の紋白蝶- 自由詩525-6-2
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- sonano自由詩525-5-28
忘れた頃に- 自由詩8*25-5-27
葬送曲- 花野誉自由詩5*25-5-26
月と馬- 自由詩4*25-5-26
すみれ日記2022−1- 梅昆布茶 ...散文(批評 ...7*25-5-26

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