甘酒が好きです
ほんとに好きです
麹のやつね
酒粕のは あれは別もの
高いのはどれも甘いね
あんまり
甘くないのがいいけど
偽物も
いっぱいある
甘いだけとか
白いだけとか ....
隣近所の思いを気にしながら育てる桃
摘花はほどほどにして花を愛でてもらい
消毒は風のない朝ひっそりと行い
花が過ぎて
ようやく形のできてきた実を摘果する
このときワタシは
親から切り離 ....
優しいだけでは飯は食えない
優しいだけでは生きていけない
優しいだけでは愛は燃えない
優しいだけでは女は抱けない
優しいだけでは何かが足りない
優しいだけでは何も変わらない
優 ....
炎が眠っている
その熱と光を休めながら
かつて燃えたことを証明する
灰が柔らかな布団になって
炎は夢を見ている
かつて照らし出した
闇の中に浮き立つ人の顔が
ばらばらになって融合 ....
難解な謎を解くたび奇声あげ人面瘡が肥大していく
聞いたことないことわざに頷くとジョンは真夏に雪を降らせた
てのひらの紅い花
恋とともに散りました
頬をかすめた桜花
友とともに散りました
胸に抱いた白い花
母が亡くなり散りました
空を仰いで流れる
涙を
そっと指でなぞり
想 ....
よちよち歩いてきた
とぼとぼ歩いてきた
つまずき よろめき 倒れては
起き上がる
その繰り返しだ
倒れても 倒れても 起き上がればいい
横にずれても
....
仔犬を胸に抱いた少年
あるいは
眠っている赤子を
抱っこ紐で抱えた母親
のように
買ったばかりの
ラナンキュラスの
花束を
両手で持ち
包装紙の隙間から覗いて
微笑ん ....
愛したのは
哀しい目でした
わたしより弱いひとしか愛せませんでした
あなたはいつも俯瞰していました
わたしのことも俯瞰していました
わたしの浅ましさ
こころの醜さ
あなたはいつも俯瞰していまし ....
大空にへりくだり 強風にへりくだり
山脈にへりくだり 太陽にへりくだり
大海原にへりくだり 大地にへりくだり
大河にへりくだり 星空にへりくだり
そして全てを力に変えたい
....
家康の影武者としてメイクラブ天井裏にくノ一がいる
失恋の痛み吸いとる掃除機に手をかけたまま動けない夜
泡になることを望んだ人魚姫大人になるともっと寂しい
苦しい思いをしたからと
他人(ひと)もそうであれと願えばこの世は地獄となる
苦しみを知るからこそと
他人に同じ思いはさせまいと願い接すれば
楽土への道は拓かれる
思い返すとあの時まだ ....
鳴りやまないっ、かまってちゃん、雲に乗って、鳴りやまないっ、鳴りやまないっ、かまってちゃん、よかったね、よかったよ、うん、いいよ、運だね、うんっ、かまってちゃん、の向こうがわ、笑ってるっ、ふっ、か ....
便秘の腹に顔描いて踊っている
パトカーのミニカーばかり集めてた俺はパンダが好きだったんだ
正解と誤解はきっとミリ単位誤解し合って繋がる世界
希薄な空気を
息する身体
濃密なヒミツの
波打つ脳内
実体らしきは
目に見えず
遠い金属質の
音の交錯
失われる
自我より帰すもの
到達のない
生死の遍歴 ....
アゲハ蝶が嵐の島で名も知らぬエキゾチックな花弁の陰で眠っていた
ざぶりん ぴたぴた ざぶりん どっしゃり ひたひた しとしとり
折れた羽伸ばし 舞い飛び落ちた 密林のただ中
天敵の ....
孤独はいまも継続中だ
それが常態となってしまえば
たいした痛みも感じないものだ
ときおり非日常にきみがやってくる
それは僅かな恩寵でもあり
かすかな煩悶でもある
きみは花をアレンジ ....
なにもなくうつむくこうべ
感じるままに生きてやる
言葉も追いつかない
あとあと
説明だらけの人生を
感じるままに生きてやる
説明しなきゃ分かってもらえないような生き方がいい
おれの人生お ....
黒い大蛇が棲むという石橋を渡れば
桜咲く岸辺に
そこには大衆食堂が在った
憶えているお品書は
カツ丼
カレーライス
精進揚げ定食に
銀だらの照焼くらいのものだ
砂利道を挟んで
タ ....
喪服姿でアイスの実を食べたせいだ
眠れない私をよそに夢の中Fのコードを押さえたままで
恋文の紙飛行機がゆっくりと春のカケラを集めて進む
赤い糸まだ千切れるな姥桜
灰色の吐息がテーブルに満ちて
苦い珈琲が過去の想い出をたちのぼらせる
壊れた砂時計は絶えることなく
細かな砂を落とし
窓辺に佇んでいた
なかなか来ないオムライスを待ちながら
煙草を吸い ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト
(7910)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
甘酒さん
-
umineko
自由詩
5*
16-5-14
摘果
-
イナエ
自由詩
10*
16-5-14
優しいだけでは飯は食えない
-
たいら
自由詩
1
16-5-14
眠った炎
-
葉leaf
自由詩
13
16-5-14
難解な謎を解くたび奇声あげ人面瘡が肥大していく
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-13
聞いたことないことわざに頷くとジョンは真夏に雪を降らせた
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-13
流れるままに
-
レタス
自由詩
4
16-5-13
歩く
-
星丘涙
自由詩
5*
16-5-12
街角
-
Lucy
自由詩
17*
16-5-12
馬鹿
-
印あかり
自由詩
5+*
16-5-12
へりくだり
-
星丘涙
自由詩
1*
16-5-11
家康の影武者としてメイクラブ天井裏にくノ一がいる
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-11
失恋の痛み吸いとる掃除機に手をかけたまま動けない夜
-
北大路京 ...
短歌
2
16-5-11
泡になることを望んだ人魚姫大人になるともっと寂しい
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-11
明日の情
-
梟 由香 ...
自由詩
3*
16-5-11
ファンファーレを鳴らす人のために
-
阿ト理恵
自由詩
5*
16-5-10
便秘の腹に顔描いて踊っている
-
北大路京 ...
自由詩
4
16-5-10
パトカーのミニカーばかり集めてた俺はパンダが好きだったんだ
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-10
正解と誤解はきっとミリ単位誤解し合って繋がる世界
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-10
風もにわかに
-
シホ.N
自由詩
2
16-5-10
アゲハ蝶
-
星丘涙
自由詩
2*
16-5-10
孤独の断章〜アレンジメント
-
梅昆布茶
自由詩
13
16-5-10
無題
-
レタス
俳句
1
16-5-9
説明だらけの人生を
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
16-5-9
桜水食堂
-
レタス
自由詩
3
16-5-9
喪服姿でアイスの実を食べたせいだ
-
北大路京 ...
自由詩
4
16-5-9
眠れない私をよそに夢の中Fのコードを押さえたままで
-
北大路京 ...
短歌
1
16-5-9
恋文の紙飛行機がゆっくりと春のカケラを集めて進む
-
北大路京 ...
短歌
3
16-5-9
赤い糸まだ千切れるな姥桜
-
北大路京 ...
俳句
1
16-5-9
日より
-
レタス
自由詩
4
16-5-8
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