「今日から
ここで
空手を習います
それはとても
辛いことでした
私の中で整理したことは
たくさんあります
言葉を述べることが辛くなりました
そうしてたくさんの花冠を
君の頭に戴冠さ ....
涅槃にはいけない
ただの凡人だから

命は尽きるのであって
けして
滅びるんじゃないと思ってる

どんなに崇拝しても
神の側にはいけない

でも
死んだら
誰だって
仏にはな ....
きみの空にはいくつもの風がながれ
きみの血流はいくすじかの未来につながっている

まいにちは規定された演技をたずさえて
きみをいざなってゆくちょっとだけ厳しい教室

でもさ きみの壁をとり ....
このやるせない 怒りは
この俺の やるせない怒りは
伝染病の恐怖の 最中にあってさえ
執拗に くりかえされる
社会病理に向けられている
理性の壁など いとも単純に破壊し
ものやかねに群 ....
御簾をあげてください
ああ桃の花が咲いている
今日の風はいい匂い
あしたは庭に行けるかしら
もう一年も経ってしまった
夢を見た人形と遊ぶ夢を
紙雛が私を囲んで笑っていた
病は治るよと ....
寒い窓みとったら
みとったばかりの
顔が浮かんでくる
ずる ずる
おうどん おいしいかぁ
ええ音だして
ずる ずる
いわせやんなあかんで
泣く子も
泣き止み
すう すう
寝入 ....
星々が名のない列車に乗ってゆく
それを透明な駅員だけが見送る
自分たちがどこへゆくのかもわからないまま
疑問さえも忘れて

月明かりというのは
死んだ星の遺言だよ

誰かがそう言った
 ....
灰色の空を見上げて
最後の雨を待ち続ける間に
きっとアタシたちの歴史は
色褪せてしまうのだろう

気がつけば無音になった街で
みんな空だけを見ている
鳥の瞳で、犬の瞳で、猫の瞳で、
( ....
ま〜えに、ある(尊敬するに足る、ホンモノの)詩人さんに褒めてもらった(?)言葉に、(詩想が)『無尽蔵』ってのがあって。
そんな、無尽蔵だなんて人間、いるわけないじゃん、とか思いながら、詩を書いてきた ....
 
 
水に濡れたまま
雨にうたれている
妻が傘の下からタオルをくれる
いくら拭いても
濡れタオルだけが増えていく
妻は可愛い人
こんな時でも傘には入れてくれない
濡れタオル屋でもや ....
青いタイル張りの
浴室で
貼り付けた鏡は不可逆にまで曇り
あたしの顔が見えなくて
泣いているのか
笑いをこらえているのかも
わからない
灰色がたちこめる世界だ

湯をかけてや ....
亡骸の幻影を抱いて
流木の間を
記憶を縫い取るように歩く

靴底を受け止める
砂浜の感触は優しく
けれど
優しさというのは
時折
無関心と同じで

巡回機のようなカモメたち
薄 ....
直観を疑うとき そういうときには 必然的に
他人任せの あやふやなデータや あやしい話に
乗せられているのが わかっている自分が
よく見えている自分が 自分に見えるときがある

古本屋の ....
無音の暗闇
五感の皆無
呼吸も鼓動もなく
思考だけが生きている

身体も
脳さえ物質

いま
物質の有る世界とは
別の次元にあって
質量のない
電位だけが走ってる

 ....
柔らかな薄桃色の掛布団
夕暮れの雲に覆われた空
真っ白なシーツをふわりとまとう敷布団
おやすみなさい
積み上げられた徒労を包み
疲れた笑いを
しずかにほどいて
瞼を透かす朝のことなど
 ....
とても良い朝には
きみに電話をして

かわいい化け物の話とか
食べきれないピザの大きさなんかを
評論してみたいんだ

ときどき売りにゆく
柱時計がボーンと鳴り

寺山修司が競馬新聞 ....
((蒼穹を飛んでみせてよ))

    ((そんなのいやだ))


((どうして?))

      ((だって、「蒼穹」なんていう言葉は古すぎるもん))

 ((じゃあ、「青い空」 ....
凍りながらかけてゆく
つま先の音が
まぶたの裏でひかっている
薄むらさきの血液が花を
さかせていた
降ってはかえる雪の
野は
斑にはるをくちずさみ
ついになった色から透けてゆく
した ....
瞬きのように
古い明かりが
点滅を始めて
一日のおわりの
非常信号みたいに

すべての支度は終わった
あとは眠るだけ
眠りなどしないだろう
往生際は悪いほうが潔い
ほんとうに美徳と ....
日曜日の午後に雨に濡れていた
雨が滲み込んでいく土地は
いつしかインフラ工事も終わり
街が産み落とされようとしている

興奮と鎮静の狭間で理性を失うことは身体に良くない
すこし海の底まで堕 ....
学校の教科書には書いてなかった事が
この社会にはふんだんに転がしてあって

それを意図的に転がしているのは
先に社会を歩いている大人たちでした

自分が足を躓かされたからという理由で
後 ....
性格の明るい人と
性格の暗い人が何で存在するのか理解出来ません

それがもし生まれつきの個性だったら
それを
不公平の極みとしか判断できない私は
もしかしたら心の浅い人間かもしれません
 ....
さん、らん、する、さん、さん、と降りそそぐ、ひかり
の卵、ひかりが、生み、落とす、きのうへの、あしたへ
の、記憶、あなたがいない、そのことのために、はつね
つする、記憶、、、さん、らん、する、さ ....
夜には
僕の肉体は
さらさらさらと、
カーペットの上へ落ちていきます


はだのいろがあおく
こころのいろもあおく
人と一緒にいることに
適さない生物になっているのです
僕は
 ....
 
 追いかけては払い 戻され
       血の渦が逆流する
 沼地に咲く菫 六月の花瓶
   雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
  ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ....
どうせ死ぬんだからさ
生きている間は楽しまなくちゃね

そんなの誰だって思うことだけどさ
現実は
この世の中楽しめる事より
楽しめない事の方が断然多くてさ

たとえば
セックスなんて ....
御存じの方もいるでしょうが、この一輪車という人物は私がスタッフを務めるネット詩サイト「文学極道」において女性や障害者や特定の民族、国家の人間を差別する発言や個人への暴言を繰り返してアク禁になった人物で .... どういふことだ
まだ
ひとのかたちをして
星の上にゐる

急がなくてはいけない

廃村のはずれの小さな草むらに
菜の花が咲きはじめてゐる
……風にゆれてゐる
やさしいやうな ....
蟻みたいに地道に生きてきた筈なのに
キリギリスみたいに何も蓄えられなかった

冬が訪れてきて
寒さがしみじみと身にも心にもこたえる

冬の先に春は待ち構えてない
季節は断崖に続いているだ ....
風貌がどことなく、ソクラテスに似ていた。
その饒舌ぶりも、悪妻を愛したことも。

ヴィユー
ヴィユー・ムーン

芝生にて
おやすみなさい…
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7763)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花の支度- 日々野い ...自由詩320-2-28
彼岸- こたきひ ...自由詩220-2-25
教室- 梅昆布茶自由詩720-2-25
良識を取り戻せ- ナンモナ ...自由詩4*20-2-24
桃の節句- 丘白月自由詩2*20-2-24
うどん修行- ナンモナ ...自由詩13*20-2-23
名のない列車- きみのて ...自由詩620-2-23
最後の雨を待ってる- もとこ自由詩10*20-2-23
ごめん。私、『無尽蔵』なもので。- 秋葉竹散文(批評 ...120-2-22
濡れタオル屋- たもつ自由詩13*20-2-21
浴室の鏡- 秋葉竹自由詩520-2-21
今夜、この砂浜に座って- ホロウ・ ...自由詩7*20-2-20
充足的な理由- ナンモナ ...自由詩3*20-2-20
生きる- シホ.N自由詩120-2-20
空を突き刺す魔女の箒のような裸の並木- Lucy自由詩8*20-2-19
あさ- 梅昆布茶自由詩12*20-2-18
蒼穹(青)- おぼろん自由詩5*20-2-17
pinhole__fish- むぎのよ ...自由詩9*20-2-16
アラウンドアバウトミッドナイト- ホロウ・ ...自由詩4*20-2-16
なんて考えてる- あおいみ ...自由詩320-2-16
学校の教科書には- こたきひ ...自由詩120-2-16
遥か遠くに- こたきひ ...自由詩220-2-16
さん、らん、、、- 岡部淳太 ...自由詩5*20-2-15
のぞみ- 秋葉竹自由詩320-2-15
母の死- アラガイ ...自由詩5*20-2-15
どうせ死ぬんだからさ- こたきひ ...自由詩220-2-14
ポイントを入れるなという一輪車氏の傲慢について- もとこ散文(批評 ...4*20-2-13
初春- 石村自由詩14+20-2-12
泥濘が何処までも続く- こたきひ ...自由詩320-2-12
月見草- ナンモナ ...自由詩2*20-2-11

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