波 1
{引用=寄せてくる
返ってゆく
そのはざまにすべてがあって
あるいは
そこに何も見つけられなくて
寄せてくる
返ってゆく
その現象だけが
いちまいの絵のように ....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ
楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?
月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
道を踏み外すには
道の上を歩かなきゃならない
そもそも道の上を
歩いているのかもわからない
気が付いたら道草を食う人でした
目的地まで真っ直ぐ歩くことの出来ない
Born to Be方向音 ....
繊細で 優しい子は すぐに 傷ついて しまう
泣いてしまう
普通に 接しても すぐに 泣いて しまう
鈍感な わたしは いつも とまどってしまう
しかし
繊細で 優し ....
わずか一杯の水を飲むために
懸命に生きなくてはいけない
ひとたちがいると聴く
ミノマワリニハ、イナイ
流れる音楽にその身を委ねて
生きるための最後の快楽を
....
The Long And Winding Road
古い旋律が、折り重なる
小さな丘の上
ここは、見晴らしが良いから、と
きみはベンチに腰掛けて
編み物を始めようとする
小さな春が ....
二〇二二年七月一日 「バスカヴィル家の宇宙犬」
海外SF傑作選『クレージー・ユーモア』5作目は、ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンの「バスカヴィル家の宇宙犬」地球人の真似をする ....
いままで亡くなったひとびとの
すべての墓に供えるには
花が足りない
そのことをかなしむこともできないほど
墓標は増えつづけている
忘れられた
記されなかった
記憶のなかに
わた ....
夜に浅い眠りを過ごしていると
その夢のなかにどこかとおくの
海の波の ざわめきが入りこんでくる
未来への何かの予兆か
遂げられなかった過去の思いへの悔恨か
そのざわめきはこの脳を支配して
....
禎三じいさんの心肺は
焼玉エンジンで出来ている
血走った目ん玉で
真っ赤な火をぐるぐる吐き出す
禎三じいさんの体は
長い年月をかけて
魚どもに食べられてきた
腕や足を食べられてきた
禎 ....
毎日 毎日 繰り返すことの 楽しさが
例えば 机に 座っているとき
ぼんやり ストーヴの光の赤を
見ている その時
こころが 暖かい そのとき
幸せを ....
冬になるかなしみ色の風がゆく枯れた野原を雪駄で駆けた
二〇二二年六月一日 「荒木時彦くん」
講談社文庫の海外SF傑作選の1冊、『未来ショック』4作目は、アイザック・アシモフの「夢を売ります」どこかで読んだことがあると思って調べたら、ジュディス ....
点は線になって
そして
裾野は広がって
裾野は輝く草原としての
青い営み
わたしたち
純然たるacidだから
溶けるエナメル質
ほら、最後の乳歯は抜けて
鼻先でワルツを踊る
わたし ....
夜明け前にカメに食事をあげる。
かなり早いが、カメは早起きなので
起きる前にあげる。
小松菜の葉を3枚から5枚くらいあげる。
カメは陸ガメだから、植物の葉しか食 ....
紫の
夜をさまよい飛ぶ鳥の
轟く鳴き声、あれが憐れみ
語るより
目と目で繋がる気持ちなら
心の中で、ポッと光るね
あたまより
からだで感じる歓びの
初めて知った、笑 ....
十六年九ヶ月前の過去の俺が聴いていた
滅び 滅び 滅び 滅び 滅び 滅び 滅び、という
乾いたシグナルの源泉が、現在、分かった
今日の日本のことだったんだ
国土(特に地方)は荒廃し
地方の高 ....
かなしいとつぶやいても
さむいとつぶやいても
いきることのよろこびは
なぜか
こころのそこから
ふつふつとわいてくる
わたしは
かみとよ ....
笑いながら枯れていった
夏草の影は
種子を残さなかった
わたしたちの手のひらには
やがて海が降り始めた
砂の建築物がぽつぽつと建って
線路が敷かれた
私鉄沿線沿いの小さな部屋で
わたし ....
肉体的な苦しみを
ほぼ持たない
私だから今は言える
でもね
ずっとありがとう
出来る
ところまで
出来ればいい
出来る事のありがたさ
出来ない事は出来ないのだから
....
二〇二二年五月一日 「スノウ・クラッシュ」
持ってたけど、学校の図書館に寄贈したSF小説2冊をヤフオクで入札した。いまのところ、ぼくが最高金額入札者。
ぼくを超える入札があったので ....
自分が 生きていると 言うことを
ずっと 意識し続けたいから
眠りたくない
未熟な 自分の 人生を
未完の ままに したくない
自分が 解らない
というよりも
自分には 自分 ....
もう生きることにしか意味がないから。
老壮(老子、荘子)の世界に遊ぶ。
老壮の世界は、世間から突きぬけた世界だから
そりゃあ寂しいはずだ。
....
理科室で 実験できないあなたは
窓ぎわで光り こぼれる(り……
あなたと 婚約する
大きなおとと
擦り切れた脳みそで
何か(何だったか……
言おうとしても
言葉が虫歯に引っかかり
(痛 ....
正義が投げ棄てられ
世界がそれを嘲笑したとき
そのとき初めて神さまは
悲しいお顔をなさるのでしょうか?
至上主義、
の人々はみな必ず正しいものを
それぞれの胸に抱えこみ
....
空しいか?
悲しいか?
解らないか?
何故生きて来た?
解らないか?
生きてるか?
嬉しいか?
幸せか?
解らないか?
....
たんたんと
こころのおきばしょをさがすために
いきてきたわけじゃないのに
あいらくも
たんたたんとやられちゃ
もうなにもかも
あぁ
そんなことのために
ことばが ....
秋の日の 朝の 陽射しは 眩しい
私は いつものように 並木道を歩いている
世界が きらきら 光っている
眩しくて 眩しくて 目を細めて 歩く
....
眠りたくない夜毎
闘うように飲み続け
目覚めたくない朝
眠らない夢を見続けて
死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい
幻か現実か
そんなことは問題ではない
あるのは ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト
(7705)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小詩集・波
-
岡部淳太 ...
自由詩
3
22-11-27
※五行歌_四首「大切な悲しみ」
-
こしごえ
自由詩
5*
22-11-26
「貴方と夜と音楽と、について」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-11-26
ワイルドサイドを歩こうとする
-
ちぇりこ ...
自由詩
6*
22-11-26
繊細で_優しい子は
-
ダンテ ...
自由詩
1
22-11-25
自称だとか、他称だとか、どーでもいーんだよォ、詩人たちに捧げ ...
-
秋葉竹
自由詩
1
22-11-23
Little・C
-
ちぇりこ ...
自由詩
7*
22-11-22
詩の日めくり_二〇二二年七月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
22-11-21
いままで亡くなったひとびとの_すべての墓に供えるには_花が足 ...
-
凍湖
自由詩
8
22-11-19
夢の潮騒
-
岡部淳太 ...
自由詩
6
22-11-19
禎三じいさんのこと/焼玉機関
-
ちぇりこ ...
自由詩
4
22-11-19
時間 __
-
ダンテ ...
自由詩
2
22-11-15
星月夜
-
秋葉竹
短歌
2
22-11-15
詩の日めくり_二〇二二年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-11-14
It’s_raining_cats_and_dogs!
-
ちぇりこ ...
自由詩
3
22-11-12
妻の連れ子のカメの話
-
ダンテ ...
自由詩
2
22-11-9
南天鳥も寒い夜
-
秋葉竹
自由詩
3
22-11-9
「乾いたシグナル2」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-11-8
ひとはあたたかい
-
ダンテ ...
自由詩
1
22-11-8
Sea__of__Love
-
ちぇりこ ...
自由詩
8
22-11-7
※五行歌_三首「何とでもなる_と」
-
こしごえ
自由詩
3*
22-11-7
詩の日めくり_二〇二二年五月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-11-7
深夜のつぶやき_
-
ダンテ ...
自由詩
2
22-11-7
老壮(老子、荘子)の世界に遊ぶ
-
ダンテ ...
自由詩
3
22-11-6
ガラス
-
フェルミ
自由詩
6
22-11-6
あえて神殺しの汚名を受けて
-
秋葉竹
自由詩
1
22-11-5
__疑問?ー人生?__馬鹿なことです。
-
ダンテ ...
自由詩
2
22-11-5
かがりぬい
-
AB(な ...
自由詩
5
22-11-4
日本と言う国の_いまここで
-
ダンテ ...
自由詩
1
22-11-4
交差する点
-
シホ.N
自由詩
1
22-11-4
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257