知らないうちに「絶望」に侵食されていませんか
僕は少しコロナ過を軽く見ていたのかも知れません
豪雨や天候不順も精神に重く圧しかかって
「希望」が薄くなってきていませんか
だとしたらここらで無理 ....
人にかける言葉の
優しいひとを選びたい

選んでどうするのかと
問われても明快な答えもないが

そうなんだ僕たちはそんなには曲がってはいないはず
規定するあなたがたの定規はどこまでも ....
生活苦にはお金がいちばんにきく注射針
日々の生活からお金がなくなったら
命が潤滑に回らなくなる

夫婦は無理して家を買ってしまった
引き換えに
住宅ローンが重く重くのしかかってきた

 ....
弱い者を差別し蔑むことで
現実から目を逸らしている彼らも
いつかは自分たちの番が来て
土を掻きむしることになるのです

生きるべき命と消えるべき命
冷たい計算式を根拠に
神のように振る舞 ....
ここに記すことは
僅かばかりの蓄財の子への法的な譲渡に関するいくつかのことがら
そしてその他言い尽くせぬ様々の経緯、背景、心境を集約し遺そうとする意思
その意思はギリギリまでに削ぎ落とされ、真実 ....
俺は正義の味方
アイアン・ハートをもつ
鉄鋼人
息は青い炎
体温は1000度
有刺鉄線で編んだシャツを着て
板金のズボンを穿いて
プラズマの明りが灯る街の
通りを駆け抜けてゆく
俺の ....
きみはときおり
溶けてしまうね……



信号機に架かる
朝の虹を
ながいあいだ眺めて
お腹から
消えていく
涼しくさわやかな風も
去っていくみたいに


海のなか ....
土の中に溺れた
午前三時の記憶は
白い朝に焼かれて
跡形もなくなる
海沿いの埃
引き潮にさらわれ
光の
届かないところに…

海獣のボーン
砂を撫ぜ
小さなアンサンブル
音 ....
ひとつの言葉がつぎの言葉をはこんで来る
言葉にならないものまでをも

静謐と恍惚
チベットの鳥葬の風

蛇行する浮沈子
海底を淵源とする生命の螺旋

古楽の調和的なパッセージ
アル ....
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし



憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま


いえないよ
ずっとまえ ....
 湖面に広がる波紋の数をそっとなぞると朝が来る。
 ぼんやりした空模様に湖岸の紫陽花は沈黙を守る。
 ほんのり青味がかった空気を吸うとまた一つ思い出が増えた。
 野鳥の声の鳴り止まない切ない ....
「きょうのあなた」





昨日は 自動販売機
今日は ミルクせんべい


毎日変わる お気に入りを
クリームパンのような手で
かかえながら


まんまるくなっ ....
細かな砂利と一緒に寄せ
滑り落ちてゆく
向こう側へ
くるぶしまで濡らしては
かえすゆらぎ

見上げれば
三角形の
それぞれの頂点が
数万年の誤差で
瞬いている
つま先から
ふくらはぎ、ふとももの
静脈をとおり

心臓にかえってゆく血を
凍らせ
解凍して
通わせたい

最後に触れた頬


書いたとき
ペンをもつ人差し指の
指先の冷 ....
いつか街を出ていく
それはいつかわからない


いつか街を出ていく
この街を出ていく

遠いむかし
産まれ
育った
故郷を離れた日みたいに

いつか部屋を出ていく
この部屋を ....
生きる希望
なんて簡単に手に入らない

惰性に転がされて生きているんだからさ
転がりながら生きているんだからさ

生きる希望なんて何処に有るんだよ

生きる希望よりも
絶望に励まされ ....
『これはそんじょそこらの百貨店には売ってない。』と、
いかにも百円な感じのスコップを持って断言する
大きなサングラスをかけた男の人が立っていて、
変わった人だなあと感想を抱いた。
この人ど ....
夜の間に翻訳した天球からの言語

「刹那の希望」
「刹那の絶望」
「修羅の光」
「修羅の闇」
「狂おしく」
「激しく迎えよ」
「その時を」
「金色の柱が屹立する」
「螺旋の龍が発す ....
うっすらと血の滲んだ眼で
見上げた夜明けの空

朱の明星に涙がこぼれた
訳ではなくて
視界がぼやけていた
意味は不明

この心に立ち込める闇
闇は妄想へと生い茂る

私は名前を棄 ....
浅い眠りがぷつぷつ切れて
各駅停車の鈍行便
どこまでも続く雨音
霧のかなたで零れる警笛
深く
時間の底を潜っていく
ナイフのように黒光るレール
見覚えのある景色を切り割き
鈍く軋む
 ....
蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも



その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街


このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ....
この詩が
誰かを幸せにしたら
ぼくは
やっと
明日へゆける気がしてる

けど
知ってる
ぼくに
その力がないってことは

でも
それにもきっと意味がある
かみさまは
たぶん ....
貴方が少しだけ
いい気持ちなれれば
いいなと思って
書いています
うけとった感慨を
形にしたくて
言葉を選んで
書いています
心象を
鮮やかに切り取った
リアルな作品が好きです
 ....
絵心なんて欠片も感じられない
相応に絵の素質なんて持ってないだろう

公衆便所の個室の壁に書かれていた
下手くそな絵の落書きは
下品で卑猥だった

作者は用をたす前に書いたのか
用をし ....
 
尼寺のあじさい笑ふほとけさま
 
水が引いたあとは、
ほるもんばかり。

「ホルモン」屋の店前には、
泥だらえの家具だらけ。

手動式、「レジスター」だけは
以前の水害でも泥だらけになったらしい。

洗って乾 ....
私は今日も相変わらず
わかりやすい罠にはまって
人がいいと思われている

湿度に混入された優しさを
享受できない自分は
永遠の独りぼっち

苔むした墓石の
インフレーション

雨 ....
吹き上げられた蜻蛉の、
羽に浮かぶ無数の生命線をなぞる

うつくしい、夜の前の空は脈々と
埃のように舞わせ 焦がしてゆく


 背中に彫った 哀しみの中に

 心臓をひとつ、 ....
このベランダにはほとんど雨が吹き込んでこない。建物が林立しているために風が入り込んでこないのだ。降っていても裸足で出る、湿ったタイルの心地、むすめが背中にぴたりと張り付いてくる。
咲いた蘭、いく ....
渓流を下ると川幅は急流に狭くなる
浅瀬から水を撥ねた石には硬骨の節がある
隠れ鰻のように蛇行を繰り返し
河原に辿り着いたのは強固な意思に違いない
嘆く陰翳の底暗さの中に一点の灯りを見出した ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7763)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マジック・ワード- ジム・プ ...自由詩6*20-7-18
カート・コバーンに捧ぐ- 梅昆布茶自由詩19*20-7-18
日々の生活には- こたきひ ...自由詩920-7-18
愚者たちの国で- もとこ自由詩620-7-18
エゴイズムを超えるために書かねばならなかった詩- 道草次郎自由詩420-7-17
鉄鋼人- ジム・プ ...自由詩4*20-7-17
純愛物語- 秋葉竹自由詩720-7-17
Fuck_the_Facts- ホロウ・ ...自由詩3*20-7-16
鳥葬- 梅昆布茶自由詩420-7-16
翼が欲しいぞ、神さま- 秋葉竹短歌420-7-15
波紋- メープル ...自由詩1*20-7-15
あさ- ゆるこ自由詩11*20-7-15
- wc自由詩1920-7-14
人差し指- wc自由詩520-7-13
いつかこの街を- こたきひ ...自由詩220-7-13
生きる希望が- こたきひ ...自由詩220-7-13
冒険- タオル自由詩4*20-7-12
夜の間に翻訳した天球からの言語- ジム・プ ...自由詩2*20-7-11
血の眼で- こたきひ ...自由詩220-7-11
夜が更けていく- Lucy自由詩8*20-7-10
白痴- 秋葉竹短歌720-7-10
この詩が- 道草次郎自由詩2*20-7-10
ポイントとコメント- ジム・プ ...自由詩1*20-7-9
卑猥な落書き- こたきひ ...自由詩420-7-8
あじさい- 足立らど ...俳句220-7-8
ほるもん- ナンモナ ...自由詩2*20-7-7
梅雨明け- TwoRivers自由詩4*20-7-7
邯鄲(かんたん)の枕の側で- ゆるこ自由詩8*20-7-7
メモ(いくつもの呪い)- はるな散文(批評 ...1120-7-7
盲目- アラガイ ...自由詩7*20-7-6

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