四季に手を振り手を招き
多忙の風の中 刹那に傾く 夕焼けの如く

鎧のような交感神経から
いつも幸運にも真水の中を泳ぐ魂になれる ひとひらの降り

快い爽と秋空 黄金色の結晶の影の趣くまま ....
あの激しいメロディーを
叫ぶほどの怒りなど今はもうないのに
いずれ何もかも消えて果ててゆくと
知っていながら何をやる?何を歌う?

予測変換だけで成り立つお喋りじゃ空気にハックされるだけ
 ....
セミ捕りや浮気ならまだ赦された 一枚の絵画のごとく蝉捕る子 いつとも知れない遠い過去に、
激しい戦争があったという。
その都市は戦場になったという。
ところがいかなる理由で戦争が起こり、
どういう経緯で戦争が終結したのか、
その都市の不可知性は徹底し ....
夏至までカウントダウン
これからもっと暑くなるのに
さびしさに汗のトッピング
父さんは夏が好きだったけど

わたしは十一月を待ってる
日本は十一月からの半年でいい
毎年 雪の降らない町で ....
数ヶ月分の憂鬱を
ハサミでざっくりと
切ってもらった

日曜日は
夏の終わりの快晴と
秋の始まりの涼しさ


傷み始めた毛先の重たさは
心に感じるそれと
あまりにも似ていたの ....
羽音で目が覚めた
驚いて明かりをつける
汗だくで寝ていた
汗の匂いに寄って来たんだな
いったいどこから入ってきたんだ
窓は閉めていたのに
ベープマットをセットして寝る
でもまたも高い羽音 ....
蝉を捕る負けず嫌いの背中かな ジャケットをひるがえす郷法師蝉 したいことリストだけ書き蝉暑し 何億の些
甚 ゴ 

語りつくされたものを抱いているの?

何億もの去
陣 ア

ルー ル

無数に再帰的なル
左右に振れた
会話から語られた
再現の再帰的なル

何億も ....
ごめんなさい
わたしには
うまく言葉に出来ません

いつからか
原因不明の微熱が
わたしを襲うようになりました

心に嵐が訪れる度に
わたしは あなたについて
うまく考えられな ....
秋の海
秋の湖
秋の雨
秋の朝

遠い遠い遥かな
ふるさとへ
帰る
そんないつかを持っているから
だからいいのかもしれない
いつかは所詮はいつか、に過ぎないけれど
確実に訪れるこ ....
わたしはあきらめています
わたしはあきらめました
でも そんなわたしの
この生との諸恋を
一瞬でも 感じたなら
あなたの足許をみてください
まるで「踏んでください」とでも言いたげな
そん ....
正しいことを君にあげたい
君が
社会に出て気づくこと
世界は

二者択一の連続で
君はほどなく気づくだろう
公平もない
絶対もない
すべてが
相対性の世の中

だが
ほんの短 ....
花が開き薫り溢れて
花びらおどり 心浮かれる
無色だった視界は 薄紅に染まる
人の心を穏やかにしていく
時にはその心 そっと狂わせて
最後ははかなさと共にゆらゆらと散る
木漏れ日に吹きつけ ....
真綿の様な柔らかい空気を
この身に纏いながら
穏やかな朝の中
坂道を自転車で走った

髪がなびいて流れていく

まだ微かに
陽射しは強くて
今朝の風は ほんの少し甘く感じた


 ....
言葉をのせた彼女の声とか
言葉にならない彼の声とか
全部まだ誰かの耳をすり抜けて
誰かの真ん中まで届く予定のある
そこは人間の、あたたかい、血なまぐさい

飛び交う声はほぼそこへおさま ....
たいようがうしろからぼくをてらしかげをふんであるく
   しんぞうがとまりそうになるくらいきみがすきだ

じんせいのおわりからぼくをならべいんをふんでしのぐ
   ないぞうがひっくりかえっても ....
空いた穴を塞ぎたいって
ドーナツを目に当てた
この穴が塞げるのなら
きっと私の体も治るのだ

数値の異常を告げる紙を
飛行機にして飛ばした
あっという間に墜落して
車に轢かれて
赤い ....
爪を噛むたびに
不揃いになる心臓
ボタンがいくつかついた機械
すぐに壊れて点滅する
アシタハオマエサ

苦しい毎日をつくる
苦しい気持ちを感じる
自分がいるからきっと
息をするか ....
弟は巨人の肩に蝉の声 蝉捕る子空近くなる肩車 蝉を捕る女中国雑技団 (声がきこえますか)

白い壁に凭れて、
暫く目を閉じていたら、
誰かの声を聴いた。

(声がきこえますか)

空耳だと思い、
壁をはなれて歩きだしても、
声はついてくる。

 ....
つかれていたのかもしれません。
夏のさなかに
雪をかぶった連峰をみました
海辺を高速バスで走っているときでした
火事の中で氷を幻視するかのように
見たのです 

うたたねの山々は ....
朝の散歩道で石っころと出会い
しばらく親しく話し込んだのちに私は
いきなり思いっきり蹴っ飛ばした
石っころが飛んでゆく そして
「きっと今夜の宙をみあげて
 とっても綺麗でまばゆいよ
 と ....
夏の間中じっくり眠り込んでいたものたちが
大地をぬぐうように冷たい夢を放ち始める
夢とうつつとが激しくこすれ合う中
秋の虫たちは生まれ秋の草たちは伸びる
夢が散り散りになって燃え果てていく ....
夜明けの港でラプラスを待った

単なるゲームだ
俺たちはアホだ

だけどここ何年かの間に
こんなに純粋な気持ちでアホになったことあったろうか

潮の匂いのする風に向かって
俺たちはま ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7765)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋空鑑賞- 朝焼彩茜 ...自由詩916-9-5
31melode- アタマナ ...自由詩1*16-9-5
セミ捕りや浮気ならまだ赦された- 北大路京 ...俳句216-9-4
一枚の絵画のごとく蝉捕る子- 北大路京 ...俳句216-9-4
その都市_2- 非在の虹自由詩116-9-4
然もないけれど- もっぷ自由詩2*16-9-4
さよなら憂鬱- 葉月 祐自由詩1*16-9-4
提供- Lucy自由詩5*16-9-4
蝉を捕る負けず嫌いの背中かな- 北大路京 ...俳句216-9-2
ジャケットをひるがえす郷法師蝉- 北大路京 ...俳句116-9-2
したいことリストだけ書き蝉暑し- 北大路京 ...俳句116-9-2
ルール- 佐藤伊織自由詩116-9-2
微熱- 葉月 祐自由詩1*16-9-2
望郷の晩夏- もっぷ自由詩3*16-9-2
草の想い- もっぷ自由詩2*16-9-2
ダッシュ!- umineko自由詩12*16-9-2
薄紅・青・黄金・白- 葉月 祐自由詩3*16-9-1
入り口- 葉月 祐自由詩1*16-9-1
- 志田陸自由詩416-9-1
ひらがな短歌__試作1- 梅昆布茶短歌416-9-1
翼に穴- 日々野い ...自由詩416-9-1
安定はしない- 竜門勇気自由詩1*16-8-31
弟は巨人の肩に蝉の声- 北大路京 ...俳句116-8-30
蝉捕る子空近くなる肩車- 北大路京 ...俳句116-8-30
蝉を捕る女中国雑技団- 北大路京 ...俳句216-8-30
キコエマスカ- あおい満 ...自由詩816-8-30
あいづち- るるりら自由詩15*16-8-29
朝の散歩道で- もっぷ自由詩3*16-8-29
秋のはじまり- 葉leaf自由詩316-8-29
ラプラス- ガト自由詩5*16-8-29

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