すべてのおすすめ
自分は詩人としてあいたみつをみたいなポップアーティストになりたいと書いたことがあります。
今思うと誰かになりたいとか、なにかみたいになりたいとか、そういうことでもなかった気がするのです。
例えば性 ....
意味が私に書かせるのでは、ない
理屈が私に書かせるのでは、ない
答えが私に書かせるのでは、ない
生理が、私に書かせるの
理想が、私に書かせるの
神が、私に書かせるの
求めてるものが、私に書 ....
どんな卑劣なストーカーや犯罪者でもお茶お華、書道
俳諧、舞踏、絵画をやるように、どんなならず者でも
詩を書くことができる。なぜならお茶お華、書道俳諧
舞踏と同じく詩は表現でしかないからだ。
....
貧乏で境遇に恵まれずまったくモテない男、万太郎にアイデアが生まれ閃きました。
この四十近くになる男は、どうすれば自分が社会的成功を収めて生を終えられるであろうかと真剣に考え、自らのルックスに思い至り ....
「大人なんて、大嫌いだ」
と、ピーターパンは言った。
「僕を沢山殴ったからね。殴ったり蹴っ飛ばしたりした。でも、本当はそれだけならいいんだ。それを、隠蔽した。嘘を本当だと言うことにしたんだ。それで ....
酒鬼薔薇の絶歌を読んだ
被害者遺族の方のお心を思うと
筆舌に尽くしがたい懺悔を思う
それでも、二度と子供が子供を殺すような
未来が明けることを信じて拝見した
彼の口から語る両親像は、かい ....
精神病の症状が悪化していた時、少年や青年に助けられる機会や、話が合うと感じる時期があった。年齢退行状態だったと思われる。今も父親に頭を撫でられることで精神を安定させる状態なのだけど。しかし現実に少 ....
ひだかたけし「熱の同心居」
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=384376
(1)
これはまず、反戦の詩でもあるのだろう、そんなことを思いま ....
日付が変わったくらいから、雨が降り始めました。昨日は日中もそれほどの暑さではなく、扇風機などかけていると涼しいくらい……お昼過ぎくらいからうとうとと寝ていたのですが、午睡のさいちゅうに母方の叔母が父 ....
終章 「冬日和」
「豪州産切落とし牛でいいんよ! これと、鶏のモモ肉にしよ」
「お肉、八百円いってないわっ」
「タレはさ、こっちの使い切りサイズで料亭の味っていうフレーズの ....
第八章 「戦力外通告」
私を乗せる診察ベットのキャスターは、真夜中の廊下をキュルキュル滑
りながらレントゲン撮影室へ向かう。再び救急医療診察室へ戻って来ると、
若い当直医はデ ....
第六章 「死の砦①」
「な、見て。またやってはるわ……『松の廊下』」
「ほんまやなぁ」
午前の館内清掃へ向かう若手職員らが足を止める視線の先には、主任と
副主任の姿。 ....
第四章 「メモワール」④
「なんなん? あのベット」
四歳年上の先輩の木崎さんが、病室の西側の壁へピッタリ寄せて在る空
ベットに目を向けた。敷かれる古びたスプリングマット ....
序章 「橋」
瀬田川に架かる鉄橋に軋む音。光の帯は今を、過ぎた。
友人の引っ越し祝いで新居を訪問した帰り、瀬田唐橋の欄干から眺める
そこに拡がるものは、時の流れすら呑 ....
Introduction :
冬の風がもうひたひたと吹きつけています。そんな季節になったのかと、なんだか意外な思いのように感じながら、書き始めています。いま、コンタクト・レンズでは ....
*1つのティーカップ1
整理するとこういうことになる。
まず、彼女は交通事故にあった(それは君の元ルームメイトから後で聞いた)。そして、幸いに怪我は軽症で済んだのだが、君は ....
*レモネード1
初対面の君とあんなにも長く話し込んでしまったことが、僕にとっては意外だった。でも、案外芸術家というのは皆そういうものなのかもしれない。自分以外は皆お客さん、そういう ....
このせまい場所をそっと歩いて下さい
豊饒な広い土地も
このエメラルドの光が囲む
この胸ほど広くはない
――エミリー・ディキンスン
....
その日、二ヶ月に渡る療養の挙句に会社に見捨てられた私は、まっすぐ家に帰る気にもならず、電車にも乗らずに当てもなくぶらぶらと歩いていた。田舎の高校を卒業して六年間、特別な野心も意欲も無いまま働き続けた仕 ....
7.コーダ
その数日後、葉子は数カ月ぶりに弟に連絡を取った。あの日起こった出来事については、自分の幻覚か幻想か分からなかったので、話さなかった。ただ、自分の気持ちだけを素直に話すこ ....
4.退屈な仕事
結局、葉子が次に就いたのはやはり退屈な仕事だった。中学校の非常勤講師。それを選び取るのにも数カ月かかった。弟は姉が再び音楽の仕事に就けることを喜んだ。ただし、葉子に ....
憂鬱のかげのしげる
この暗い家屋の内部に
ひそかにしのび入り
ひそかに壁をさぐり行き
手もて風琴の鍵盤に觸れるはたれですか。
――萩原 ....
*夜明け
ニュース屋が言ったように、一面識もない人間の生死のことなど、他人が分かるものなのだろうか。そう考えながら、Lは夜の間も歩き続けていた。S市の繁華街はそれほど広くはない、い ....
*精神病院
今から1年ほど前、Lは精神病院に入院していた。そこでは何もかもがおかしかったし、何もかもがおかしいことが正常だった。
人というのは、その置かれている環境にすぐに ....
……小曲は終わった。
木枯のような音が一しきり過ぎていった。
そのあとはまたもとの静けさのなかで音楽が鳴り響いていった。
――梶井基次郎「器楽的幻覚」
....
ふたが空いてしまう。
でも、鍵はしていなかった
おもたいふたでもなかったし、
あかない理由もなかったのだ。
蓋が開いてしまうと思う。
水がたくさん入っている。
それから間違えも入っ ....
物心ついた頃にはTVがウチに居座っていた。
自分の運命よりも他人の運命を察しては笑い、憂う…
そんな日々を疑うことなくたぶん、続けているのだと思う。
こんな環境を半世紀以上続けられていること ....
ホロウ・シカエルボクさんの詩について。氏の詩は長いです。そして起承転結もはっきりしていない。そのことが氏の不人気につながっていると思うのですが、ここは忍耐力を身に着けて、氏の詩を最後まで読んでみるべ ....
感情なんて、ずっと奥深くで眠らせていたのに、
なぜに、君は、それを起こそうとするのですか?
私は、まだ理性だけでいたいのに。
男でいたいのに。
君は、私の中の女を目覚めさせようとす ....
電気ポットの内側に、「ここまで」という表記があり、いつもそのずっと手前までしか水を入れられない。なぜきちんと水を満たさないのか、と言いながら、夫がコップから水を注ぎ、ぴたりと「ここまで」に合わせて ....
ひだかたけしさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(211)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩的でない話。科学者は観察していることがとにかく楽しい
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鏡文志
散文(批評 ...
4*
24-12-21
愛を重ねる度に感じる、私たちのすべてのこと
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鏡文志
散文(批評 ...
3*
24-12-9
詩は表現ではない
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室町 礼
散文(批評 ...
7*
24-11-3
万太郎方舟物語
-
鏡文志
散文(批評 ...
5*
24-10-18
Believe
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鏡文志
散文(批評 ...
2*
24-8-20
やさしさトス
-
由木名緒 ...
散文(批評 ...
3
24-8-19
「イットと呼ばれた子」
-
由木名緒 ...
散文(批評 ...
4
24-8-9
ひだかたけし氏の「熱の同心居」を読む
-
朧月夜
散文(批評 ...
4*
24-8-7
ある日の叔母のこと
-
朧月夜
散文(批評 ...
5*
24-7-18
鏡像_【改訂】
-
リリー
散文(批評 ...
6*
24-3-25
鏡像_【改訂】
-
リリー
散文(批評 ...
5*
24-3-23
鏡像_【改訂】
-
リリー
散文(批評 ...
6*
24-3-20
鏡像_【改訂】
-
リリー
散文(批評 ...
6*
24-3-19
鏡像_【改訂】
-
リリー
散文(批評 ...
5*
24-3-16
いんとろだくしょん&アレグロ①
-
朧月夜
散文(批評 ...
2*
24-3-6
青空とレモネード④
-
朧月夜
散文(批評 ...
4*
23-12-29
青空とレモネード②
-
朧月夜
散文(批評 ...
4*
23-12-26
青空とレモネード①
-
朧月夜
散文(批評 ...
5*
23-12-24
水の行方
-
ホロウ・ ...
散文(批評 ...
4*
23-12-23
音楽と精霊たち③
-
朧月夜
散文(批評 ...
2*
23-12-22
音楽と精霊たち②
-
朧月夜
散文(批評 ...
1*
23-12-22
音楽と精霊たち①
-
朧月夜
散文(批評 ...
1*
23-12-22
Lの昇天③
-
朧月夜
散文(批評 ...
3*
23-12-19
Lの昇天②
-
朧月夜
散文(批評 ...
2*
23-12-19
Lの昇天①
-
朧月夜
散文(批評 ...
2*
23-12-19
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
5
23-11-13
いまはもうだれもいなくなった
-
ナンモナ ...
散文(批評 ...
3*
23-10-25
ホロウ・シカエルボク氏の詩について
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朧月夜
散文(批評 ...
5*
23-9-22
眠り姫
-
ルルカ ...
散文(批評 ...
1*
23-9-6
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
7
23-7-3
1
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