悪政はつづいている

自分は死刑制度は維持するべきだとおもう

国家が戦争を廃止しないかぎりは

国民であることの怒りとして

悪政を行った者に

不正を行った者に

 ....
さささと
身動きできずにいるが
怒りでもなく
悲しみでもなく
ただただ驚くばかり

さささと
判断できないことも

さささと
反応できないことも

なんでもかんでも
さささと ....
 さっきから私の背を追ってくる
 オヤジ節の様な咳払い
 切れない痰のしつこさに男はどんな顔しているのだろう

 振り返り見ず 歩く私の前にはさっきから
 くるくる回る
 まぶしい笑顔のデ ....
道は一つだけじゃない
キミは一人ぼっちじゃない

誰かの足跡
草を踏んだあと

その後に続け続け

来た道 引き返したくなる
時たま しゃがみこむ

いいんだ それでいい
 ....
お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない
と書いたことがある
受け取られ方としては
前半部分は吹っ飛んだのである

「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった
と書いたことがあ ....
私は
優しい人間ではない
ただ
自然で
ありたいだけです


自分の弱さを
自分で認められる人は
ほんとうは
つよい人だ
そこに道がある


私は無知だ。
ここにこころが ....
小径にすぅと鬼やんまが消える時も、
林のひんやりとした木陰にある草はじっとしている。

座椅子にふんわりとすわる。
自室の窓から入ってくる光が淡くなっていく夕方。
今日死ぬかもしれない私。
 ....
 京都駅構内のアスティロード商店街を抜けて
 おもてなし小路を行くと連れの彼女が独りごちる
 「うわ、六百十五円やて!」

 何事かと 彼女の視線みると
 老舗珈琲店の店先ショーケースにはり ....
行きそびれた 五時
帰りそびれた 五時



もうそんなに刺激が欲しい年頃でもない、
とつぶやいたあなたが、カットハウスへ
消えてゆく。それでも、歌はどうですか?
それを詩に込 ....
ビスカッチャになった私は
眩しそうに目を細めている

ただ ひと目でお疲れなのだろうと分かる
それがなんとも言えない いい味わいなのだ

植えたばかりでも
水田では風を見ることができる
 ....
 電線に冬の風がやって来た夜
 その女と逢いました
 赤い上衣も黒いスカートも
 くたびれて見えました
 デブッチョの男の腕にすがりながら
 女はキャラキャラと笑いつづけていました
  ....
 コーヒーを飲み終えられたベルゼバブさまは、机の上に置かれたアルコールランプを手元に引き寄せられると、指を鳴らして、火花を発して火を灯されました。すると、ベルゼバブさまの前に坐らされておりました老人が ....  
 ボードレールの作品世界に通底している美意識は、詩集『悪の華』(堀口大學訳)に収められた詩の題名によって捉えることができる。たとえば、「不運」、「前生」、「異なにほひ」、「腐肉」、「死後の悔恨」 ....
一段 一段
階段を登る
二階につく

そんなことさえ
新鮮に感じる日

ふわり
記憶が消えたかのよう

あと何回 
夏を迎えられるだろう

汚れた窓ガラスが
光を和らげてい ....
ねーもし美容院がプールだったらどーする?(水着きて行くね)じゃーもしはーちゃんのほっぺがなくなっちゃったら?(ほっぺ早く生えてくるようにごはんたくさん作らなきゃだね)もし女の人同士が結婚したかった ....  暗いボックスに
 抱き合って動かない男女が居た
 感傷的なメロディーを弾いているピアノ弾きは
 禿げかけた頭を時折 片手で撫でていた

 頭の中も躯の中も
 お酒で一杯の筈なのに
 ....
遠くまで来た、という自覚だけを持って
切符をくぐらせる

{引用=そちらは行き止まりですよ

知っていますよ

そうですか、ではお元気で}

まっさらなロータリーの照り返しが
あぶ ....
人間は個として
およそ同じ体積の中で
古い身体を処分し 新しい身体を作り 生きている

樹木というものは
死んだ古い身体の上に 新しい身体を重ねながら
体積を増やし続け 太く大きくなってい ....
わたしのデスクから斜め四十五度の視界に
ペールブルーの空がのぞく

けだるさを隠しもしない
ぬるま湯のようなオフィスで貪るのは
春の新作とか、要領を得ない愚痴とか
とにかくもふんわりとした ....
   ✴︎サルルンカムイ

 丹頂鶴って、アイヌの人たち神様て呼んできたんやね。
 湿原の神!高貴やんなぁ。

 池を模った浅いプールで一羽が まかれて有る小魚を 
 黒い足先添えながら長 ....
クラブで踊りたい
度数の高いアルコールあおって
熱すぎる台詞を くれりゃもうしあわせ
わたしは肌をやわく見せる
誘っているの 誘ってないの
それくらいで見逃して 今夜
私のほうがそこま ....
僕だって箱入り息子でしたのに

自戒もない改悛もなく慈悲もない

弱き者、汝の名ばかり女なり

生前に言えない君はまた屈す

偶像は人に被せし幻想を
初めて触れた彼女の素足は
子供のように小さくて
すべすべとしてなめらかで
指が六本あったけれど
幸せを運んでくるための
六本目なんだと
そう言ってくれた彼女の笑顔が
愛らしいことこの上な ....
 {ルビ十重奏=デクテット}な鈴虫の競い鳴きに
 飲んだアイスコーヒーのグラスもそのまま微睡む 
 日暮れ前

 曇りならば昼間でも鳴く
 それは{ルビ八重奏=オクテット}から{ルビ七重奏= ....
黒いズボンに白いシャツ
僕はパンダぽくなれたと思う
のに のだが 
誰もわかってくれない

シュッとして見えるせいかなって
足を上げて見せたら
足が短いってびっくりされた

びっくり ....
 クラスメートのMさんは
 その日も
 大学生の彼氏の自慢話ばかりする
 そんな彼女と近頃
 廊下でたまにツーショットだったS君とが中庭で二人
 待ち合わせて下校する姿を見てしまう

  ....
何に意味を持たせよう
何に意志を抱かせよう

熱をおびた心は
その手を待ってる

心が訴える 在り処を
受けとめよう 心ごと

刻みこめば 愛が見える
夜になれば 星になって・・・ ....
もう もどっては こないよって

あいつは いった

ぼくのことなんか ほっといてよって

あいつは いった

ツチノコ ツチンコ シタリガオ

また どこかで会えるって? ハ ....
 背筋を伸ばして立つ
 その人の目は前方の二番ホームがある背景へ
 据えられている様に見えた

 腕まくりされたワイシャツ
 右手が口へ運ぶ平たくて長いパン
 大口でかぶりつき頬張って噛む ....
オンボロお寺の石垣で
なんかの草たち もじゃもじゃと
雨がふったら さわぎ出す

石垣も草も イキイキと
雨にぬれて 光りだす

オンボロおテラのおニわには
なんかのナンカが もじゃも ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7910)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一応こう思う- ナンモナ ...自由詩2*23-5-27
さささと- 坂本瞳子自由詩1*23-5-25
- リリー自由詩3*23-5-24
__その後に続け続け____2020年8月11日制作__20 ...- ルルカ自由詩323-5-24
貝になりたい- りゅうさ ...自由詩4*23-5-24
※五行歌_四首「私は_優しい人間ではない」- こしごえ自由詩2*23-5-23
そして私は静かに狂う- こしごえ自由詩3*23-5-23
アップルパイ- リリー自由詩8*23-5-23
五時のニュースです- AB(な ...自由詩3*23-5-23
田植えのあと- 日朗歩野自由詩8*23-5-22
寓話- リリー自由詩3*23-5-22
ベルゼバブ。- 田中宏輔自由詩13*23-5-22
『斎藤茂吉=蠅の王(ベルゼバブ)論』。- 田中宏輔自由詩13*23-5-22
余音- 日朗歩野自由詩4*23-5-21
メモ- はるな散文(批評 ...523-5-20
ダンスホール- リリー自由詩3*23-5-20
巡礼- 自由詩1*23-5-19
樹木のように- 日朗歩野自由詩10*23-5-18
幸福につかれたら- 自由詩3*23-5-18
At__The__Zoo___①- リリー自由詩2*23-5-17
即決して_2013年9月9日のもの__2023年5月17日発 ...- ルルカ自由詩123-5-17
落花流水- りゅうさ ...川柳2*23-5-17
六本目- 坂本瞳子自由詩3*23-5-16
アンサンブル- リリー自由詩7*23-5-15
なりたい自分になる- 日朗歩野自由詩4*23-5-15
ある星- リリー自由詩3*23-5-15
輝きが降りてきた_2013年9月9日頃のもの_2023年5月 ...- ルルカ自由詩2*23-5-15
ツチノコ_ツチンコ_シタリガオ。- 田中宏輔自由詩12*23-5-15
ワンカット- リリー自由詩5*23-5-14
雨の日のオンボロお寺- 日朗歩野自由詩4*23-5-14

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