三度目の対戦は、カラスガラの西にあるネクソスの街で行われた。
もう、フランキス・ユーランディアは一対一の対決にはこだわっていなかった。
ネクソスの街には比較的大きな魔法石がある。
フランキスは魔 ....
雪国の
冬晴れは
安らぎで
神様からの
プレゼント




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
言葉の葬列は
言葉の魂を愛に返す
私は
葬列
の最後尾




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
 
私は病気がよくなるようによく眠る

ひとりとなって職場の喫煙所

仕事をさもないことと言えたらなぁ

寒くなって原付でゆっくり急いで帰る

今日は野菜炒めか ごま油の香り

 ....
フランキス・ユーランディアはそれでも諦めなかった。
ナルムの洞窟の奈落に落下しても、
フランキス・ユーランディアは奇跡的に一命を取り留めたのである。
フランキスを介護したのは、その恋人であるマゼ ....
フランキス・ユーランディアはアイソニアの騎士に決闘を申し込んだ。
これが二度目の対決である。
実は、歴史的に見ればフランキスのほうが善なる者であったのである。
その証拠に、様々な文献には、

 ....
さて、話をアイソニアの騎士たちの物語に戻そう。
アイソニアの騎士には、幾人もの宿敵たちがいた。
その一人が、クールラントの聖騎士であるフランキス・ユーランディアである。
二人は幾度も剣を交えて、 ....
・あおあおと、月明かり浴びてしなやかな 尾ひれで描くないしょの入り江

・ひみつなの、鼓膜は波の底なのよ いつでも波の歌を聴くため

・仰向けで、おさかなごっこ波の音 しゃらしゃら星も降り出す ....
日々は坦々と過ぎてゆくようにみえても
沢山のトラップの集積なのかもしれない

科学は未だ心を捉えられないまま
運命の神にすべてをゆだねている

誰も閉塞してはいけないと思う
誰をも不幸に ....
ゴルドウィンは、エランドルの執着がどうしても理解できなかった。
ゴルドウィンは、エランドル・エゴリスに詰め寄った。
「なぜ、新しい世界を導いて行こうとしないのか。
 お前にはその才覚も、カリスマ ....
ゴルドウィン・アルゴの謀略が過激化するとともに、
エランドル・エゴリスは一つの塔に閉じこもった。
その塔がどこにあるのか、今も判然としない。
アースランテやファシブルよりも南、赤道に間近いという ....
エランドルには盟友とも言える人物が存在した。
彼の名は、ゴルドウィン・アルゴ。不思議なことに、
エランドルに関する文献はほとんど残っていないのに対して、
ゴルドウィンについてはかなり詳しく書かれ ....
念仏のかわり自由律俳句書く

夜が明けたら雨はあがっていた

やっと目が覚めてやっと朝食とる

今朝も妻は自作の歌うたっている

苛々として己の病気を恨む

一生懸命だらだ ....
 今、明日のしごとのプレッシャーからか、心が不安、安定していないので、ともかく日記を書いて、頭を整理して、次いで副産物として、心が安定すればいいと考えた。私は相当の臆病者なのである。そして、不安か .... ふたりで歩いても寒すぎる

ひさびさ湯船で本を読む

稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた

剃刀で剃りすぎた顎が痛い

錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ

妻の歌の周りに ....
二〇一九年一月一日 「ウルトラQ」


 元旦からひとりぼっち。ウルトラQのDVDを見てすごす。やっぱり、ウルトラQの出来はすばらしい。ちくわを肴に、コンビニで買ったハイボールも2杯のんで、いい ....
「言語崩壊」から数百年の間、人々は絶望の淵に立たされていた。
そこで台頭してきたのが魔導士たち、すなわちウィザムである。
ウィザムたちのなかには、人の心を読める者たちが存在した。
そして、数百年 ....
そろそろ、ヨースマルテの真実について語る時が来たようだ。
この地、ヨースマルテはかつては科学文明が発達した世界だった。
人々は当たり前のように電気を使い、街には高い建物があふれていた。
その安楽 ....
 探り吹き

小さな羽根飾りが付いた
中折れ帽子のヒデキさんは
ハーモニカ歴六十年だ

楽譜は読まずにメロディーを
口で探って覚えていくから
僕は探り吹きだ、と言って笑う

特別養 ....
戦士エイソスも、敵の二番隊長を難なく倒した。
ラゴスの国王、アウゼル・ローガンテは、わずかに顔を曇らせた。
すでに三人の騎士のうち、二人が破れ去ってしまったからである。
そして、最後に登場したの ....
アイソニアの騎士たちと黒色槍兵団との戦いの日、
ラディアの街はパレードのような賑わいを呈していた。
軍国であるラゴスにとって、
戦いとは一種の祭りのようなものだったのである。

アイソニアの ....
時には
空っぽの 胸
ひとつたたずむ
けれど思い出せば
宙に星々が光り始める




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
細く
細かい
光線を
縫い通すような
風が
白日の
一月の
男を
一人
死なそうとしていた


カクシンは
カクシンに
届かないことに うろ たえ


永遠と ....
針を飲む夢を見ましたチクチクと

血管が爆ぜそうなのだと思います

寒いから縮んで伸びてを繰り返し

キープ君キープさんでもボトルなし

女のみならずや生理的に無理

岩穿て何年越 ....
アイソニアの騎士、戦士エイソス、エインスベルの三人は、
国王の御前に呼び出された。
もちろん、彼らは褒賞のことなどは考えてもいなかった。
その場で彼らは、初めてラゴスとの密約の詳細について知った ....
勇猛な戦いあって、ガイジェスの丘からはオークの軍団が駆逐された。
しかし、クールラントの王にはもう一つの悩みがあった。
それは、ラゴスの国との密約である。
「アイソニアの騎士、戦士エイソス、エイ ....
間食なんてほとんどしないのに
今夜は無性にチョコレートが食べたい
なにがあったわけでもないのに
ただただ板チョコを貪りたい
こんな気持ちなったのは初めてで
どうしたらいいのかも分からないほど ....
 五年ほど前であろうか、私は銃を返納した。煩雑な更新手続きと、年に一度の警察の自宅検査。そして銃という凶器になり得る道具とその弾薬。それらの管理だけならまだしも、わずか三ヵ月の猟期と少ない獲物。それら .... 雑然と立ち止まる地

夜には目覚め

朝には忘れてしまう

記録したはずの/瞬間

       径路/不覚
寒さに囚われて

思いだすこともない言葉たち




 ....
─まいにちうまれるものたちが
─まいにちしんでゆく

眠り、浅い夢からさめたような春の予感のする少しつめたい風が、名付けられているはずなのに誰も名前を知らない雑草の頭を、さあー、と撫でてゆく放課 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7720)
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宿敵(三)- 朧月夜自由詩1*22-1-12
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Mermaid- ちぇりこ ...短歌6*22-1-12
ニュートラル__ソング- 梅昆布茶自由詩1422-1-11
魔導帝国アルスガルデ- 朧月夜自由詩3*22-1-11
エランドルとゴルドウィン(二)- 朧月夜自由詩1*22-1-11
エランドルとゴルドウィン(一)- 朧月夜自由詩1*22-1-11
自由律俳句_2022.01.11(火)- 田中恭平俳句322-1-11
日記_2022.01.10(月)_祝日_夕べ- 田中恭平散文(批評 ...322-1-10
自由律俳句_2022.01.10(月)_祝日_夕べ- 田中恭平俳句222-1-10
詩の日めくり_二〇一九年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-1-10
ウィザムたち- 朧月夜自由詩1*22-1-9
ヨースマルテの真実- 朧月夜自由詩1*22-1-9
探り吹き- 壮佑自由詩10*22-1-9
戦いの結末(四)- 朧月夜自由詩1*22-1-8
戦いの結末(三)- 朧月夜自由詩1*22-1-8
※五行歌- こしごえ自由詩3*22-1-8
一月を一人- 末下りょ ...自由詩1*22-1-8
気を持たせたいのは- りゅうさ ...川柳122-1-8
戦いの結末(二)- 朧月夜自由詩1*22-1-7
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チヨコレート- 坂本瞳子自由詩6*22-1-6
私は猟人だった- 山人散文(批評 ...5*22-1-6
系図- アラガイ ...自由詩8*22-1-6
風化する放課後の- ちぇりこ ...自由詩8*22-1-5

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