ひかりのつくり方は だれも教えてくれない

水の配合を間違えたことで 白く霞む朝に
きみの浅い微睡みは
錆びたダイヤモンドのように 美しくおちていく
レースをまとった瞳の透過は
いくつかの ....
練習をしている
いつか幸せになるための

練習をしている
いつか不幸になるための

練習をしている
いつか笑って死ぬための

練習をしている
いつかどこかで生まれるための
 神々の祈りに私が微笑む時、ああそれは幻か。
 煙草の煙に佇む旅情、今は健気にその花を咲かせるがよい。
 苦痛にも耐えてきた魂。
 すべてが浄化される時が来たのだ。

 清い水の流れに鴨 ....
白い薔薇 

悲しみ        揺れて

唇          噛みしめ

花びら        いちまい       落ちる


白い         恋人達

ロマンス  ....
朝の微睡みの中

腹の上に行儀良く座っている黒猫

薄く開けた眼の先には
彼女の瞳がある。


夢と現(うつつ)を行き来するうち

そのまま抜け出した僕の意識は

彼女 ....
立ったまま
枯れている
あれは
孤高の命

もうおひさまをおいかける元気もないし
だれかをふりむかせるような輝きもない

けれど
おまえがひまわりで
凍えながら
戦い続けているこ ....
詩ならZER◎みたいな奴を書きたい

あのニュース番組の

ZER◎〜

みたいな奴をだ

一日の疲れを

うきうきしたものに代えてくれるような

ZER◎〜

みたいなそ ....
幸福を冷やし
雪が降る
仕方のない生活に
ピリオドを打ち
この都会を出て行く

女は
唇を凍らせ
マッチをする
嫉妬の残り火で
恋の行方を占い
北へ行く
新しい恋が始まり
氷 ....
ブーゲンビリアのちいさくて可愛い花が、柔らかくお話してる

ふるっふるって、風あと

揺れて

むこうの小さなあめつぶを降らせたいお天道様は、
きっと、不機嫌なの

やわらかな温みの ....
ジーニー
最後の言葉しか
記憶できないきみに
語りかける言葉は
コスモスへの波動となり
私のカオスを整理する

だが
きみの実像は
何もない
ないのにあると感じるのは
原子の世界 ....
どこまでいっても
暗い星空の下
しゃくれた岩肌の
綺麗事で冷え切った
体温に足を投げ出して
ただ
月がかけていく様を
薄ぼんやりとした瞳で
飽きもせずに
見つめている


これ ....
米の差で起こる火災がある
甘ったるい考え方を
先頭に立たせ
ウジ虫を湧き放題に
辛いくぼみを作る
ムー大陸は幻では無く
教会の言葉を解読して
充分嫉妬しておけば
レフェリーが判定してく ....
ここで「まじか!?」は軽過ぎだろう…

君の反応にこっちがまじかと言いたくなる

「ずっと好きだった」やっと言えたのに…
この部屋で
あなたの魂の息に触れる
この部屋で
魂の息に触れられる距離で
この部屋の中で
あなたとあなたの横たわるあなたのあなたの体で
触れられる
この距 ....
何かが欠けている躯

幾ら飲んでも酔わない日々

壊れた人形に話しかける

貴方は病んでいるんだね

可哀想とは思わない

有り触れて零れそうさ

無数の糸に操られながら

 ....
終わる今日─

退屈な日でした
蒸れた空ばかりがずっとつづいていて
胸もとをぱたぱたさせながら
ヨーヨーを垂らし
駄菓子屋のアイスボックスの底から
メロン味をたぐり寄せ
南極の怪獣を想 ....
男二人抱えて
車に乗せる
一人は助手席でもう一人は後ろに
アタシはマントをドアに挟まないように
素早く手のひらにおさめる
全力アクセルであのいつもの坂をゆく
と同時にドリフトで着地する ....
富士は日本をしたがえて

フルスイングする屹立だ

ぼくは涙をしたがえて

外灯もゴッホの星月夜

富士は地球をしたがえて

フルスイングする精密だ


ぼくらは今夜宇宙の片 ....
赤を零したハイビスカスが咲き乱れ
青空が真っ赤な太陽を主張させ
入道雲がやたら暴れ出す
波飛沫をあげて海にダイブすれば
熱帯の魚たちが肌をくすぐり
情熱のサンバ&ルンバで踊りながらバカンス
 ....
下着に着替えて写真を撮った
下着の意味をなさない下着に着替えて
いてはいけない 遠い 遠くの
ぼくの大事にしている恋
人の ため


きみがいると 発作が起きない
きみは月に一回にた ....
ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている

潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ....
風には色がない
想いにはかたちがない

自身のすべてを解ってもいないくせに
何かをひとに伝えようとこころみるも
手応えひとつ得られず

脱け殻となって
風化する前にもうちょっと
生き ....
傷ついた心かばいながら
生きれば
さらに傷を受け

ダメージにダメージを食らう

心が痛み衰え果てる
叫んでも もがいても
癒されないだろう

ダメージにダメージを食らい

た ....
あたしいつかあの男を殺すからね、と、いつものようにカウンターの外側でカクテルを何杯も飲み干し、口が軽くなったネシナ・エミリーはお決まりのその言葉を吐き捨てるように言うのだった、もしも近くで警察 .... ある日 妻が疲れていたので私が食器を洗った しかし
次の日 録画をして週末にまとめて見るのを控えて
欲しい と言われた 妻にはそんな時間ないとのこと
しかし アメトーークだけは譲れないーー
テ ....
ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ....
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ....
素粒子は閉じ込められた
ひとつの宇宙だった
数えきれない砂粒のように
マイナスエネルギーの
ブラックホールが転生を繰り返し
ぼくらは輪廻を重ねる
孤独であるようで
その集合体は一つであり ....
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ....
植木屋に写真を持ち去られ
私にはルビーの指輪だけが残った
透徹した心でルビーを見つめる
雪花菜(きらず)はおからと言う
豆腐由来の料理らしいが
私にはキラー(殺し屋)にも見えて来る
そんな ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7765)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一欠けらのひかり- 小林螢太自由詩13*17-2-12
練習- やまうち ...自由詩117-2-11
熱望- ヒヤシン ...自由詩6*17-2-11
しろい- 星丘涙自由詩2*17-2-11
朝の微睡み- ……とあ ...自由詩4*17-2-10
冬のひまわり- そらの珊 ...自由詩25*17-2-10
ZER◎- 吉岡ペペ ...自由詩217-2-10
男と女- 星丘涙自由詩3*17-2-9
風あと- 水菜自由詩617-2-9
ジーニー!- 末松 努自由詩6*17-2-9
行先- 寒雪自由詩217-2-9
普仏戦争- 間村長自由詩417-2-9
三行詩_:_まじか!?- しょだま ...自由詩317-2-9
this_room- flygande自由詩7*17-2-9
トランスミッション- 差羽ナガ ...自由詩2*17-2-9
Fw:- 末下りょ ...自由詩10*17-2-9
男二人抱えて- 朝焼彩茜 ...自由詩717-2-8
宇宙×フルスイング- 吉岡ペペ ...自由詩517-2-7
原色ワールド- 星丘涙自由詩2*17-2-7
蜘蛛の手- 塚本一期自由詩317-2-7
島の空に浮かんでいた薄白い月- 星丘涙自由詩3*17-2-7
風街ろまん- 梅昆布茶自由詩13*17-2-7
ダメージ- 星丘涙自由詩2*17-2-6
小さなやつらの大きな終わり- ホロウ・ ...自由詩4*17-2-6
イクメンには今も届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩817-2-6
山口の夜- 吉岡ペペ ...自由詩717-2-5
星屑- 星丘涙自由詩7*17-2-5
無題- レタス自由詩517-2-5
あっちむいてホイ- 末松 努自由詩10*17-2-5
植木屋が写真を持って行ってしまった- 間村長自由詩417-2-5

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