子供が毛布ではなくシーツをかぶって昼寝した
白目もむいて寝てらぁ
首が座った赤ちゃんも万歳してねんねした
私の時間がやってきた
ネタもなくパソコンの前へ
寒い冬にオアシス化した次季の空
遮 ....
冬の花火が上がり
白くなった息を吐いて手を擦り合わせている
誰と見ようが一緒でしょうけど
私の凸凹が火に浮かび上がったようで
それは孤独、というものだった

感情の震えが体につたい
酷い ....
キューティーハニーが
早朝に狙撃されたのは
誤算であった
美しさを代表して居たハニーは
紳士の曲を
歌っていた所を狙撃され
イッヒ(Ich)(私)(自我)が
縮小した
リトム(リズム) ....
きみのためになにも流されないような夜には
何処にも行き場がない

すべてのネオンサインに照らされて
きみは光の街のなかで成長していく
だからせめて泣き止んでいてほしい
安らげる誰かの隣 ....
あなたの静かな骨の上を一本の真新しい国道が通る
あなたの大きな悲惨の中を一つの真新しい意味が走る

眠るあなたの骨が今こうして車輪の下で砕かれていく

ぼくはその音を聞いているのだ
きみに ....
今日は博多への出張だ
大分駅からホームへ向か

う が・・・

あの階段を降りればホームへ行け


  
ない・・・・・

まるでエッシャーの階段の様にぐるぐると
次 ....
さよなら

こんにちは

さよなら

こんにちは

時よ、さらば

録音など出来ない

時よ、さらば

まことを込めよう


時よ、さらば、

時よ、さらば

 ....
寝に入れば 夢惜しむように 響き合う
 真冬の夜の 磯のさざ波

寂しさも 悲しみもない この夜に
 神様を呼ぶ 神様と問う

降る雨に 宿無い猫を 気遣って
 なぜ望むのか 等しくあれ ....
迷っているひとほどしをほしがる

おなかがすいたらしは遠くなる

絶望のとなりにしはある

しという文字はまがってる

それは釣るためひとを

私は釣られないぞ

そうおもった ....
懐で古銭をじゃりじゃりさせながら
暗い大通りを歩いていく
多くの脇道が横に伸びていて
かつてここを一緒に歩いた人が
上から見ると「馬」の字になっている
と教えてくれた町
何百年も前に大火の ....
何もかもに夢中になっている。
あれほど突き詰めるように取り組んでいた詩作に時間をとろうと考えもしなくなるほどに。
生きることに夢中。
仕事に、生活することに、自らを磨くことに、学び、勉強し、資格 ....
わたしが眠れないとき
眠れないことを
わたしは
よく噛んでいる

わたしが眠れないとき
曲がった中指の先の届く距離に
耳の史蹟を
置く

わたしが眠れないとき
花花が群青色の香り ....
なにかを聞き返すときの唇は
え という音のかたちがいい

あ という風にききかえすと
無用な風がまきおこるし
結んでしまうと唇は
意思を表明してしまう

え というかたちは平和のかたち ....
あの方が生きておられたら今年80歳だ

おなくなりになられたのが御歳15の時だから

あれから65年

昭和30年代があり

40年代があり、50年代、60年代、

平成になり、平 ....
焦りや落胆や失望は

いろいろなことを教えてくれる

ぼくには祈りがあるのだ

澄みわたる世界があるのだ

それが有難い

親切されたり誉めてもらえば

だれでも感謝ぐらいでき ....
「どちら様でしたかねぇ」と
実の父親に尋ねられた

認知症治療中の父が
インフルエンザから肺炎を患った結果
認知症が一気に進んだ

散々反発した父なのに
この
足元に穴が開いた浮遊感 ....
 窓から覗いた二つの目が遠く潤んでいる。
 心は情景に溶け込み白茶けた街はとても静かだ。
 まるで初めて見るかのようなその街の光景はどこか異国の匂いがする。
 灰皿の上では吸いさしの煙草が紫 ....
濃くなる空
廃道には沖からの風
タイヤのない廃車
不可能な旅
消え去った日々
揺れるブイ
昔みた黄色いアドバルーン
多分、二足歩行するまえの記憶
今朝の愛についての討議
鮫と鯨みたい ....
自然のなかで生まれる音色、揺れる景色に詩のはじまりをみる
動物たちの会話は詩の形をしていて、
詩人が居なくたって、世界には無数の詩が飛び交っていることに気付いた
陽の光を浴び、風に揺れる世界 ....
とてもかなしい事件があって
きいているだけで涙がでた

小さい赤ちゃんが両親に
ウサギの檻にとじこめられ
弱って
死んだ

ニュースに耳をふさぐわたしにきみが
これから大切なのはこと ....
エスカリエの沈黙・試論


、林檎を齧りながら
 本を読んで いました。

そして、静かに、

 手を伸ばせば取れるほど
 真近かに
 林檎は
 赤く光って いました。

今 ....
小川のほとり
その食堂は静かにたたずんでいた

サバの塩焼き
ニンジンとごぼうの天ぷら
だし巻き卵
ハムエッグ
ギンダラの照り焼き
とんかつ
アジフライ
メンチカツ
野菜炒め
 ....
ビルの谷間から充血した月が昇る

繁華街のノイズは クラクションと欲望と金と罠

生まれたての女はマドンナを名乗り

男たちを虜にして魂を射抜く

作られた世界の路地裏は 闇のルートの ....
ほんとうの自分のことを
わかってもらうことは
誰かをそっとこころのなかで
信じるということでした

あの日を 
僕らが生きていること
すでに静かな風が通りすぎるように
深い森林と広い草 ....
意地をはる ところに花の 意義と義と
 築きあげるは 一筋の道

揺れてまた 揺られて落ちる 葉の命
 たゆたう風に 響く花の意

墓標なき 花の命を 弔うと
 ただ厳かに 春雷の夜
 ....
誰も知らない そんな夜、


少女のぽっちり開いたくちから一羽の蝶が
それはすみれいろの 夢見るひとのうすい涙のような
蝶が飛んでいった 音もなく


(恍惚めいた ひみつの儀式)
 ....
黄色い海があってもいいでしょう
膠を火にかける、独特の匂い、かき混ぜながら換気扇を回し
くつくつと沸く鍋底を見つめる
足りない色を数えて
描けない絵のことを考えていても仕方がないね

のめ ....


   黒い三日月




ユアーン及びユヨーンが、それこそ
ユヤユヨン、ユヨユヤンと、往復し交錯していた。


ぼくの心さ


Ho!Ho!Ho!
胃袋を吐く

 ....
 『 風 車 』



寂しい路の傍に、忘れられた 
{ルビ風車=かざぐるま}売りの 荷台が一つ
ポツンと、あった。
  風の強い日
色付きの 沢山の風車が、、
虚しく 激しく、そこ ....
一方的に蹴られたことは
蹴り合ったこととは違う
有事の際には朝日が輝く
美しい夏であったのだ
バスの中でチャックが響く
神が理由で作られた
太い法律に鬼の頭は激昂する
一方的に蹴られたた ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7768)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
10分- 朝焼彩茜 ...自由詩617-2-1
さぞ- 日々野い ...自由詩1*17-2-1
ハニー- 間村長自由詩2*17-2-1
光の街- 末下りょ ...自由詩4*17-2-1
海辺にて- zitensha自由詩1217-1-31
博多へ行けない- 朝焼彩茜 ...自由詩617-1-31
時よ、さらば- 吉岡ペペ ...自由詩217-1-29
短歌_8_冬- グロタン短歌3*17-1-29
しの病- 朧月自由詩517-1-29
狂馬- 春日線香自由詩817-1-29
生きることに夢中- 水菜自由詩217-1-29
わたしが眠れないとき- オイタル自由詩1317-1-28
ほほ笑みのかたち- 朧月自由詩317-1-28
仁王の胸- 吉岡ペペ ...自由詩217-1-28
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩1317-1-28
忘れたくない事- まいこプ ...自由詩617-1-28
再生の日- ヒヤシン ...自由詩7*17-1-28
仮装して岸辺に- 末下りょ ...自由詩4*17-1-28
詩のはじまり- 水宮うみ自由詩3*17-1-28
ウサギの檻から抜けて- 田中修子自由詩2*17-1-27
エスカリエの沈黙・試論- ハァモニ ...自由詩4*17-1-27
桜水食堂- レタス自由詩217-1-26
繁華街のノイズ- 星丘涙自由詩2*17-1-26
そっと君から信じてもらう光景に- りゅうの ...自由詩22*17-1-25
短歌_5__晩春まで- グロタン短歌1*17-1-25
夜毎の蝶- 石瀬琳々自由詩15*17-1-25
藍に似た色- 青の群れ自由詩917-1-25
黒い三日月- ハァモニ ...自由詩2*17-1-25
『_風_車_』- ハァモニ ...自由詩2*17-1-25
蹴られ土地ヒーロー- 間村長自由詩517-1-25

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