時々思う
精神が安定していれば
少しはましな文章がかけるだろうと
そしてこうも思う
でも精神が安定したら
書かないだろうと
精神が安定したら
一本映画をみたい
それから
中学3年の数 ....
朝起きたら、雪が降っていた。

小さい窓の、下の方には、結露があり。
その上の、細長い窓から外を見ると。
白い点の様な雪が、わずかしかない風に
揺られて。
揺られながら、空を舞っている。
 ....
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
破片が総合される月には
僕はたぶん接ぎ合わせるために

ちっちゃな経理係を呼び起こして
ちょっとだけ仕事をしてもらう

小欲知足
サブスクリプション

仮説と証明と検証
とってお ....
私だって持っている
人間の好きと嫌い

私だって
全否定出来ない
差別の意識と加えて偏見

私だって逆らえない
ケモノの欲求
ヒトでいながら
ヒトでなくなる本能

私だって苦し ....
自分もいい年だから、仕方ない。
それは、わかってる。
前は、
お、その服新しいね、似合うじゃん、
とか。
へーそういう帽子も持ってるんだね、似合う、
とか。
何か私に、小さな変化があると ....
さっぱり
書かなくなり
箱庭のような
自己愛を
感じる

ものを考えると
考える米が
かたいから噛むと
歯が抜ける

詩を
書いたことがあった
人に見せると詩は
ミルクセー ....
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ

一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
寂しいのは
欠損を見るからだ

といえば一面的かもしれないが
一面の真実だろう

僕の湯飲みは欠けている、寂しい

考えているように見せかけるだけじゃなく
考えてみなけりゃいけないよ ....
だいぶ昔の話
家族みんなが待ちに待った鍋の時間だった
なんとなく付けたテレビの報道番組で
ボスニア紛争下での性的暴動に関する特集がたまたまやっていた

インタビューに答える女性のただならぬ眼 ....
欲望のおもむくままに自由奔放には生きられない
たえず柵にとらわれるひつじにみたいな人生にとっての
幸福とは何だよ

 知らねえよそんなの
 たった一度きりのこの世の中なんだから
 自分の思 ....
温度差 
価値観
わたしとあなた

言い回し
言い方
ストレート
カーブ
オブラート

同じ空間で互いの事をしている
繋がったその空間が時に 捻じれ歪む 醜い心を産みながら
愛 ....
枯れ枝
かと思った

抜け殻のカマキリ

きえたもの

みあたらない

きえなかったもの

かるいのに
遥かな草原に立ち尽くす夏制服の、三限にて早退した僕の、幻影の。
四限のプールの、命の歓びの、それだけが心残りのような細き背の。
私はある事件の参考人だった
様々な人がありとあらゆることを聞き
黄色い疑いの目で私を見るのだった
私は何も見ていないし知らないのに
そんなはずはないと言うのだった
都合のいい事を言えたら良か ....
会ったことも見たこともない人でも
なぜか
幸せであって欲しい
そういう気持ちをそっくり裏返すと
ぼくはとても恥ずかしくなる
誰かが
ぼくのことをやさしく見守ってくれているのが分かり
 ....
たぶん日記にでも、
記しておかないかぎり、
今日一日中・強風に際悩ませられていた、
自分の内部の不安といった、
真実など、一週間もしないまに、
忘れてしまうにちがいない。
真実を語 ....
誰とも、話が、出来ないからなのか。
夕日が、綺麗だからなのか。
昔の想い出を、忘れられないからなのか。
何が、理由かわからない。
わからないけど、寂しいんだ。

未来が見えないからなのか。 ....
ぼくは何をやらせても一番ドベだ
まっすぐ線を引けたこともないし
寸法が合ったことも本当に一度もない
これは実話だ
毎日どうしようもないグズであると
先生からも皆からも自分からも
思われてい ....
雪下ろしの雷が

ゴロゴロゴロ
ドカーンドカーン

進軍ラッパが
鳴り響き

冬将軍さまの
お通りだ

大雪強風従えて

日本全土を
占領し

人間どもを
蹴散らすた ....
凍てついた亡骸を引き摺りながら、悲鳴のこだまする方へと
不安定な足元を均しつけるように歩いた
空はシュールレアリスムのような曇りで
雨の代わりに百足でも降り注ぎそうな趣だった
亡骸はもうす ....
繭を羊毛を麻を綿花を紡ぐよに
するすると解けてきたのならいいのにね

糸巻き巻きを歌いながら

とんとん しゃー
とんとん しゃー

ひと目ひと目
一段一段
頭に図柄を描き
まだ ....
赤信号で停止していると、ふと路肩の花壇に咲いているアリッサムに目がとまった。

アリッサムという花は、冬季にも寄せ植えなどで楽しまれる花で、その時見えたのは白色のと白とピンクとが混同している、二種 ....
 群青色の波間に漂ううっすらとした顔の群れ。
 優しさを纏ったその顔は私の回想。
 過去を封じ込める事に失敗した私の想い。
 ただ一つ誇れるのは私はまだ死んではいないという事実のみ。
 ....
 ちょっと焦げたピーナッツバターが乗ったトーストとカフェオレの為ならなんだって出来る、とマリはいつもふんぞり返って話してた。「あたしにとって人生で大事なものはそれだけなのよ」って。実際、一日に二回(朝 .... ぼくは基本的に知能指数が低いとおもう。
(そのことの辛さは
味わったものでしか理解できない
それは容易に慰めうる類のものでは無い)

だって両側の継手に24mmずつ入るパイプ管の
切り出し ....
・あの日

 
母が壊れてしまったのは、今から15年ほど前の冬の出来事だった。
 
当時高校二年生だった私は、北海道での修学旅行から帰宅し、うかれた気分で玄関の扉を開いた。
父は海外出張中 ....
いきていてはいけない

きょうだけで26回思い
しぬわけにはいかない

きょうだけで26回思い

いま
時計の音
だけが聞こえる

あらゆるものを
よごす

などと中 ....
この世界には
いろんな箱があって

中を開けると
いろんな感情が詰まっていて

その一つ一つに
意味があって

どれかに誰かが熱中しては
いつか果ててしまう

ふたを閉じるまで ....
聞こえる呼吸音
まぐわう吐息
それとも
ウィルスに侵された死にかけの老人
中年
少年
妊婦
ダイブしろクレイジーに生きているんだから
切腹した三島 殺されたジョンレノン
ハックされる ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7752)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの人- 道草次郎自由詩2*20-12-22
揺れ積もる- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-22
恋人- クーヘン自由詩8*20-12-22
サブスクリプト- 梅昆布茶自由詩1220-12-22
私だって- こたきひ ...自由詩720-12-22
言ってもらえなくなること- 浮蜘蛛自由詩320-12-21
さっぱり書かなくなり- 道草次郎自由詩220-12-21
人生は楽園- こたきひ ...自由詩520-12-20
You_know_me- りゅうさ ...自由詩3*20-12-20
団欒- 道草次郎自由詩320-12-19
日曜詩人- こたきひ ...自由詩720-12-19
茶番に食われ- 朝焼彩茜 ...自由詩320-12-18
枯れ枝- 道草次郎自由詩220-12-18
早退- クーヘン自由詩9*20-12-17
書くことを恐れてはいけないと誰かが言った- ふるる自由詩2*20-12-17
会ったことも- 道草次郎自由詩120-12-16
真実は語れない- ナンモナ ...自由詩2*20-12-16
寂しさの理由- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-16
ノータイトル- 道草次郎自由詩1*20-12-16
寒波襲来- st自由詩420-12-15
まるでうまくいかない- ホロウ・ ...自由詩3*20-12-14
悠久錦- 鵜飼千代 ...自由詩15+*20-12-14
雪の予感- 道草次郎散文(批評 ...320-12-12
夜顔- メープル ...自由詩1*20-12-12
ピーナッツバタートースト- ホロウ・ ...散文(批評 ...4*20-12-11
常にこえたい- 道草次郎自由詩120-12-11
母が壊れてしまったあの日から- 散文(批評 ...12*20-12-11
げんじついま、こんな具合である- 道草次郎自由詩220-12-11
ヤマザキの箱- パン☆ど ...自由詩220-12-10
イヅル息- 秋也自由詩120-12-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259