すべてのおすすめ
僕 真似るのがすきだけど
君の真似だけは 絶対しない
だって君がすきだから
僕は君になりたくない
君は自由な顔をして
だれにも真似なんてさせないで
僕はきっとだれにでもなれる
だ ....
出会う前から分かっていたのかもしれない。
離れてみて分かったのかもしれない。
認めたくなかっただけかもしれない。
久々に会って分かったんだ。
握った手がどこか遠くにあることを
触れ合った ....
横断歩道を
全力疾走。
あぁ、
思ったより
足が動かない。
ジャンプして
歩道に着地。
見たか!
涙が うるうると
あふれ
つぅっと
頬をながれる
あたたかい
このあたたかさは
あたしが
キミをおもう
温度?
もってかれた
もってかれた
あたしの
ココロ ....
漂うものは言葉を奪い妄想は力を与えつづける
いつか手にするものを今日手に入れる必要などない
考えることを仕事にして仕事のことを考えないようにする
働きすぎるまじめな人が多いこの国で難儀なことだ
....
お酒というものは人間を廃人にしてしまう 恐ろしい薬です
お酒はその反面 飲む人をハッピーにします
かくいうぼくもお酒の虜です メロメロです デレデレです
中毒です
お酒の中毒に陥るこ ....
君のその手は君のものだけど
今だけ少し僕のものなんだと
そういうことにしてくれたなら
話は早いと思うんだ
そしたら僕は君の手を
僕の意志で動かせる
君にはボクノテヲアゲルカラ
僕 ....
{引用=
いなくなったきみを探していたら
僕は自分を見失ってしまった
砂浜を歩くたどたどしい足元が
早く何処かへ連れて行ってくれないかと
波にさらわれることを望んでいるこころは
宙に浮 ....
二機は、一晩中逃げ回っていた
飛行機は、蜘蛛の巣に引っかかっていた
「プレーンモビルって言うんだよ」
「ふーん」
夜、僕らの残骸が、露に濡れて光を放った
蜘蛛、手をつないだ僕と君
バランスをとって緩や ....
君からメールが来た
今更だ
今更何でだ?
今更何を言えばいいのか
今更何を聞けばいいのかな…
出てくる言葉は
『何で?』と『どうして?』
何を言おうが
....
{引用=
翌朝いそいそと出て行ったあなたは
スーパーの袋を提げて夕方再度戻ってきた
おやつを作るよなんて突拍子も無いことを
つぶやく彼女がばたばたと何かを始めだす
へらりと笑いな ....
歩き疲れたから 空とんだ
外見をおいて 空とんだ
ばたばたしてるその様は
地面と変わりないみたい
じたばたしてるその羽は
落ちそうで 落ちそうで 忙しい
枝で休めていたいけど
....
好きな映画を観て
好きな小説を読んで
サントラを何度も 聴いて
あんまり遠出はしなけど
うちの前に咲く桜
はなみずき
もう 深い緑はきらきら輝いている
木々が風に揺れる 音になら ....
思いがけない虚しさを
変わらぬものは
いつまでも
空を隠した雲でさえ
雨が降るまで気付けない
寂しく笑う心にも
変わらぬものは
いつまでも
闇を照らした光さえ
夜が来 ....
クリスタルガラスの煌めきの向こうで二五時の世界が崩れ落ちてゆく、お前はなにを見ていたんだい、手を伸ばせば届く距離でかすかにも触れられない何かが俺たちの間にはあった…水槽のエンゼルフィッ ....
正体を隠すのではない
内側に隠れた正体を
暴くものとして
仮面を与えよう
すべて通り過ぎるもののあとで
後悔することのないように
うたかたの戯れとして
仮面を与えよう
ふわふわの雲の上を
歩いて
ふわふわの心に
着地する。
くるくる風車は
回り
くるくる目玉は
回る。
欲しいものを1つ上げよう
と言われても
私のような者には
勿体無いお ....
<上>
暗中模索のキッチンで
夜食を見つけて意気揚揚
紆余曲折のビール腹
逆三角の栄枯盛衰
横行闊歩の食欲を
抑えられない艱難辛苦
気宇壮大の体脂肪
Gパン入らず苦心惨澹
....
あいつらはもしかしたら
きみが鳥に見えたのかもしれないよ。
とてもあの日きみは自由だったから。
あたらしい世界は
きみがまぶしそうに太陽を覗く指の
すきまから生まれたんだ。
....
綿毛布 包まれしばし まどろむ
真夜中に目覚める度に愛猫じゃれつき
考え込むと眠くなるそれだけの器の人
のびた髪 娘の輪ゴムでおだんご頭に
レンアイと寂しさはボ ....
時が満ちて時が下る
泣いたり笑ったりする間に
スカイツリーが完成して
僕は誕生日を迎える
見失うことを恐れて
見出すことが出来ない
ヘッドフォンから流れる音楽
目の前で見過ごしている ....
君はもう忘れてしまっただろう
私ももう忘れてしまったから
ランドセルを投げ出して
入り込んだあの家は
もう今じゃ見つかりっこないね
大きくなるにつれて
何でもできるようになると思っ ....
産声が「こわしてください」だったら救われただろうかとか考える若い午後
台所で僕はカフェオレを飲んでいる、また何か考えている、言葉が疲弊していくのもしかたない、今までもだいぶ酷使してきた、リビングにあ ....
ぼくは残念ながら男性なので
女性の身体のことはわからない
まして妊娠や出産のことなどなおさらわからない
数日前から妊娠中の妻が
お腹の中で なにかが動いているのがわかる
まるで魚が跳ねて ....
31
朝日は海の深いところに落ちている。
32
彼女は、彼の下駄箱に手紙が入っていたのを見て、代わりにポストに投函した。
33
彼がアルバムを整理していると、出会う前の写真に不自然なほど写り込む、 ....
キミよ
キミは いま
この空の下
どんな風景を
ながめているのだろう
眠れている?
お酒を飲みすぎていない?
Sちゃんは元気?
長く メールのやりとり
していたね
....
人が全然おらへんね、ってゆうから
そりゃぁ、平日ですからね、っつうと
なんでそんな標準語なん
ってゆうから
気のせいですよ、っつー返し
スズメがね
昼過ぎてもちゅんちゅんゆうとるわ ....
あごからくびすじにかけての草刈り
ふつかもしたらまたのびている
両手で皺波をさかなですると
休みない「いのち」の波がつたわってくる
若葉も日ごとにましている
緑陰を思う存分干からびた ....
家の夢を見る
なんども なんども
ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家
あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる
とても おちつく
木の匂いの ....
桜が咲き始めた陽だまりの庭
ゆるやかな陽射しに
温かで風の強い春の喜びの日を
過ごせたはずの一日
咳の止まらない夜は長く
いつもなら枕元にあるはずの
サルタノールを
置き ....
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