すべてのおすすめ
 
 
誰かのための
湿った窓がある
三本の線を反復できずに歩いて渡る
蟹たち
をわたしは避けて
自分の指の形がいつもより気になったので
どこかに忘れてきた雨傘の代わりに
古道具屋で ....
*うおのめ

この目は
多年草に分類されるらしいので
潰すたびに
痛みを訴えたりする

だいぶ前からの付き合いなので
最近では
勝手に声を上げたり
膨らんだりするこ ....
がんの疑いがあったころから

しだいにあたしの
食欲はうばわれて
いった

たんに食欲がない
状態から

食に対する
欲が
なくなってしまった

食べる意欲がそぎ落ちた

 ....
ヒトとイヌが
並んで歩いている
こんな光景が
朝と夕方にあちこちで見られ

ヒトとイヌは一緒に眠る

遺伝子を未来に運ぶ乗り物として
イキモノはこの世に産まれてきた

だから
 ....
雪降るように桜舞う
薄桃色に輝く道の
向こうの果てに
愛しい愛しいあなたがいた


薄桃色の霧雨
水之色に緑の薫り
ぼんやりとした彼岸の先に
愛するあなたの姿が見える


愛し ....
ある日
この場所から消えてしまった人は
声も姿も引き剥がされ
記憶もやがて途切れてしまう



物理的には
どちらも総武線沿線で働いているが
私たちはお互いに点だから
交わることも ....
足枷としての宇宙
今雨粒より早く
君に収斂する困惑と
パステルカラーの宇宙

僕をののしる言葉に耳をふさぎ
やわらかさに溺れるための恋愛
未知なるものを知るつもりはないよ
この緩やかに ....
「もう十分苦しみました」
そして
「これからも苦しみ続けるでしょう」

心の苦しみ 身体の苦しみ
人は苦しみを背負って生きている。
生きるほどに苦しみは増し
私たちを蝕んでいく。

 ....
昔の言葉に生き
昔の言葉に死ぬ
情報が古くなる
最新情報に移る

いつ適応するか
わからない。
いつ必要なくなるか
わからない。

モノの価値判断は
誰にもできない。
幻の平均 ....
*  

地球はまわる
ぼくらもまわる
ガリレオ相対性のきれいなこと


**

あの人のように強くなくても
あの人のように正しくなくても
やっぱりダメだと
苦笑いする夜も ....
 
電話が鳴った
君は「暇だから・・・」
と言った
白い雲が
空の端から
反対側の端に流れていったのだけ
覚えている

電話が鳴った
君はいつになく無口で
雨音が聞こえていた
 ....
 
 
愛のことばを
ささやきたいのに
君に微笑むこともできなくて
かなしみに暮れていく
そんな星がある
今は三日月になって
わらってる
 
 
鏡の中の私が抱きしめてあげるってささやいてる

孤独は闇の深まりとともに沈んでいく

私しか見えない闇の苦々しさに吐き気を覚える

ちっぽけな自我が膨らんで膨らんで世界のすべてみたいな顔を ....
空虚のなかに生まれ堕ち
荒れ果てた世界に生きるロリコンよ
孤独でいることを覚えなさい
一人で楽しむ術を学びなさい

誰がお前の為にいてくれるのだろう?
誰がお前を留め気遣ってくれるのだろう ....
                100617




わうぅぅ〜うぅぅ〜んんと唸る音
暑い夜はかくべつじゃぞと
ところてんを売りさばく
音が売るのだ
吊られた音が
腹を鳴かすのじ ....
悲しんでばかりいてはいけないと
だれもが教えてくれる
だけど みんな強くない

弱いからがんばるんだと
本で読んだけど
がんばったらどうなるのか
人それぞれと書かれていた

真っ直ぐ ....
ゴールド・ロジャーじゃないけれど


全てを持っているという事は



何一つ持っていないという事だ











僕 ....
詩なんて書けないよ

ただ呟いて

出来損ないの気持ちを活字にするだけ

みんなは上手に出来るけど

私は上手く出来ないから

下手なりに表すんだ

時間が過ぎれば年齢だけは大 ....
私は明日を考えることなく立ち続けるだろう

今日としての景色さえ私の体には 明確には 存在しなかった

スーパーマーケットの中で 果物を 口にしながら 私は

見えないものを 思っている  ....
自由を弄ぶように
放たれた色

その花びらは
背景を飲み込んでしまうほど
鮮やかにひろがっている
重たい首をしならせながら
それでも
うつむかないように

あなたは
その滑らかな ....
微動だにしなくても
噴き出した汗は止まらない
デブにとって
死の季節がやってきた
お願いです
室温は15℃にして
冷え性の方は
防寒具をご用意下さい
でないと
僕は
みなさんの想像 ....
泣けないボクは考える

(瞳を想う 唇を想う)

言葉に出来ないもどかしさは

(指先を想う 首筋を想う)

何なのだろう

(肩を抱く 胸に触れる)

悲しいのか 苦しいのか ....
 
 
街を横断する途中 
戦場とお花畑が混在していた 
血を流して歩く兵士も 
花輪を編んで笑う少女も 
同じ街に生きていた 
そのどちらにも属さずに 
風は吹いていく 
この街に ....
言いたいことがあった。

聞きたいことがあった。

あとで、にしたら、

ぐるぐるまわって、

やっぱり黙るしかなくなった。
ワキを剃った私に
エライ別人やなぁと
あなたは妙に粘着質の
視線を投げ掛け
「少しだけ
 剃り残しが
 あるのがいいんだよねえ・・げへへ」と
変態コメントを発する
そういえば
あなた ....
無駄にやたらに生まれてきたのだから
無駄にやたらに死んでいくのはしかたがないこと
この際自殺は承認しましょう
死にたい方はまず家族にきちんと説明をして納得してもらってください
 ....
道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で

車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり

そのうち道 ....
ここから見えるのは緩やかな勾配と
奥行きのある青い空
越えられぬ丘と誰かが呼んだ
そういうものがあるのだと
そういうこともあるのだと

例えばパレードを追い掛けていく子供が
その浅いふも ....
世界は私を放り投げる
残酷に放り投げ 
気紛れに優しく抱きしめる

私が初めて人を愛したとき
私は世界の光を感じた

天と地と想いと人々へ
私は自らを投げかける

私が愛を感じると ....
ゴールデンウイークはパチンコ三昧にした
お盆をとらない代わりに休みをすべて貰えた
市内のホテルにユキオと合宿をはりそこから毎日パチンコを打ちにいった

ちいさなころ町じゅうのパチンコ屋にお母さ ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8446)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
湿った窓- たもつ自由詩710-6-19
おさかなについての五品- 山中 烏 ...自由詩3*10-6-19
食・欲- 森の猫自由詩2*10-6-19
愛犬家- ばんざわ ...自由詩5*10-6-19
四月に見た幼女- 一 二自由詩310-6-19
総武タイムライン- 伊織自由詩1*10-6-19
確かな事実- 瀬崎 虎 ...自由詩210-6-18
- izumi自由詩210-6-18
異端児- ペポパン ...自由詩7*10-6-18
くちなしの星_____こころ_ぶるーの- AB(な ...自由詩4*10-6-18
電話の向こうで- 乱太郎自由詩14*10-6-18
くちなしの星- 小川 葉自由詩3*10-6-18
月下美人- 三田九郎自由詩2*10-6-18
幼女詩編_其の四- 一 二自由詩210-6-18
くちなしの星- あおば自由詩5*10-6-17
太陽を目指して- 朧月自由詩210-6-17
高い木にロープを掛けるよりはマシ- TAT自由詩2*10-6-17
独り言- 伽茶自由詩210-6-17
何かひとり- 番田 自由詩210-6-17
「ひまわり」- ベンジャ ...自由詩3*10-6-17
エコの大敵- 花形新次自由詩2*10-6-16
泣けるといいのに- 板谷みき ...自由詩4*10-6-16
風は吹いていく- 小川 葉自由詩210-6-16
あとで、- 小鳥自由詩310-6-16
夏の扉の向こう側- 花形新次自由詩2*10-6-15
バンビを増やし続けたのは誰だ?- ホロウ・ ...自由詩4*10-6-15
水たまり2- ……とあ ...自由詩14*10-6-15
越えられぬ丘- テシノ自由詩3*10-6-15
幼女詩編_其の弐- 一 二自由詩210-6-15
悲しい音- 吉岡ペペ ...自由詩710-6-15

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