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時々思うのは
昔のことばかりだった
木々と 車を見ていた
自転車を停めた ベンチから


長い滑り台と そして
砂場が 公園にはあった
田んぼの向こうに
赤いザリガニを僕らは獲り ....
観葉植物を真似るクリームソーダが
夕焼けに溶けていく
散々

カフェインに浸れた
町角で
段々
赤い花を咲かせた
砂漠の
あるいは密林の植物がひけらかす
肉厚な葉のように
ク ....
空腹を食べながら 余計に水を飲んだあげく
 
限りないほど透明になっていく わけでもなく

通り過ぎた故郷の 壁の 向こうに 

ほんの小さく空いた 窓の 縁に寄り添って

春がよく似 ....
時々思うのは
遠い昔のことだった
昔会社に通っていた道や
昔歩いていた通学路


通り過ぎた匂いや風を
僕は見ていた
愛し過ぎてもいけないし、冷め過ぎてもいけないし
煮込み過ぎてもいけないし、ちょうどいいのもどうかしら?
私の恋人ハンバーグ

追いかけ過ぎてもいけないし、ほっとき過ぎてもいけないし
ジューシ ....
ここまで生きてきてパチンコしたことない
明日人生初パチンコしようかな

お酒も人生で飲んだのコップ半分ぐらい
明日レモンサワー飲もうかな

タバコは生涯で2本吸ったことある
明日は3本吸 ....
学生のときは
教育がおかしいと
思ったから
学校をやめた

社会人になって
組織がおかしいと
思ったから
会社をやめた

旅人になって
国家がおかしいと
思ったから
主張をや ....
昨日、冬季休暇の残っていた1日を、
2月までに取らないと消えてしまうということだから、
本当はもっと後にしたかったけれど、取ることにして、取った

貴重な、自由な日だから、やりたいことを、
 ....
椀に触れたことのないくちびる
樹液のにおいのくちびる
人を知らないくちびる
ひとりを生きてゆく手のひら


人の姿をした冬の
はじまりと終わりが並んで立ち
木々が途 ....
一富士二鷹三茄子

一富士二鷹三茄子

親の意見と茄子の花は

千に一つの仇もない

春新月

花爛漫と

曇天の夜
昔フランスの小さなドミトリーに泊まったあの日。朝、そこで食べたパン。街並みはイギリスとよく似ているけれど、少しだけ違うのは、人々だった。ちょっとだけ、愛嬌はあったのかもしれない。まだ、あの頃は若かった .... さびしい場所はきっとお互い似合わないよ
端っこに腰掛けたふたりは口を開けない
不幸せに倒れ込んだ先
マッチを擦る音がして振り向いた
傷をかばってできた傷がここにはあるんだぜ
いやしい光が ....
赤ちゃんを引っ張りだすように大根を抜いていくかあちゃん
タオルを風に飛ばされても大根の泥をはらいしなやかに太陽にかざすかあちゃん

袋売りの切り干し大根にしか興味のないあたしは中立を気取る麦 ....
太陽が煮崩れてゆくよ

刻一刻と、取り返しがつかない程に

肉じゃがには男爵ではなくメークインだと

そう母は教えてくれたのに

きっと僕が買い間違えてしまったせいだ

だから ....
個人の貧困は妄想なのだろうでも
あるいはこの国が貧困なのだろうか

いずれにせよもう描かないだろう
ベランダで洗濯物を干すwifeみたいな詩
僕的にだけれどね

アンチテーゼがつきるころ ....
恋心
ハンドメイド
チョコレート

カバンの中


自食
涙味
君と初めて出会ったとき
ひとすじの命の流れが
恥じらいながら軽やかに跳躍した

君と一緒に旅行に行くたび
ひとすじの命の流れが
その深い色を一層深めていった

君と結婚したとき ....
中華街で食う

春節の肉団子は旨い

肉をこねて

揚げて

煮込んで

茶色の大きなかたまりに

春の息吹が押し込まれてる

たっぷりとした汁の中で

白菜やら

 ....
時々思う
いつか故郷に帰ることを 
ホームの 静かな駅の 電車に乗って
かつてと同じホームに立つことを 
僕は時々思っている
聞いていいんだよ
私は寂しかったよ
先の平たいアイス用のスプーン
最後まで綺麗に掬えるからって
あの頃のあなたって
そんなだったね
そんなだったよ

懐かしい路地裏のカフェ
ティース ....
訪れる
時はじんわり
湧き出づる
そうして私は橙の
脳裡の懐かしい光に包まれ
生きている、生きている
くっきり浮き立つ輪郭と
物という物が発散する
確かな響きに包まれて
活きている、 ....
ひたすら壁にむかって投げ続けた
ひとりだった
みんな学校へ行っていた
じぶんのふるさとをこうして
時々
思い出す事がある

電車が通ると夏草がゆれた

およそ色んなものが
おもえば ....
昔 NYCの日の沈まない通りのどこかで
ぼんやりとイラン人の売るチョコレートを買い込んだ
そして まだドアの向こうの薄明るい外に出ると
僕は通りの上を歩いていった
少しだけ不安なホテルに向かう ....
春が来るらしい

誰かが

わたしの肩を

抱きしめているような温みがあり

天と大地の鼓動が聞こえる
アスファルトが選ぶ雨は
どうしてこんなに優しいのだろう?
遠い昔に私が持っていたものを
まるで知っているかのようだ
 
まだ誰も数えたことのない数字が
見つかってしまうかもしれない今夜
 ....
 赤でも
 黒でも
 茶色でも
 青でも
 水色でも
 水色の体験
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
沈黙の間を
星が瞬いてゆく
切り裂いた闇に
さよならの文字を浮かべて
明日が来るのを待っていた
このままふたりで
砂時計になれたら
3分だけを永遠に繰り返して
生き続けるのに
やっぱ ....
靴の甲のあたりの高さにもなれない、小さく目立たない花が板塀の脚に沿って群生している、昨夜遅くの雨でそいつらはテレビコマーシャルのように粒の小さい光を跳ねている、板塀はところどころ破れていて、それは .... コーヒーの淹れ方なんて知らないけれど
私は私に会いたくて今日も豆を挽く
今朝の太陽はどんな顔?
眉をしかめたってバレバレ
私とあなたを隔てさせる分岐点
それを見つけ出すつもり
だから心配し ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
S公園の午後- 番田 自由詩221-2-14
コーラのちコーヒー、所によりクリームソーダ- 末下りょ ...自由詩5*21-2-14
ハルメーテ- ハァモニ ...自由詩221-2-14
草とアスファルト- 番田 自由詩421-2-14
私のハンバーグ- 妻咲邦香自由詩2*21-2-14
安息- 道草次郎自由詩3*21-2-13
やめるをやめた- イオン自由詩3*21-2-13
休みが終わってしまった- はだいろ自由詩321-2-13
こがね_みどり_いのち- 木立 悟自由詩321-2-13
富士山(新年詩2021)- 黒田康之自由詩221-2-13
過ぎた日の空- 番田 自由詩121-2-13
防波堤にて- カマキリ自由詩321-2-12
大根狩り- 末下りょ ...自由詩3*21-2-12
太陽が煮崩れてゆくよ- クーヘン自由詩7*21-2-12
逃走- 梅昆布茶自由詩721-2-12
バレンタイン- ヨロシク自由詩121-2-12
ひとすじ- 葉leaf自由詩121-2-12
肉団子- 黒田康之自由詩321-2-12
午後の部屋で- 番田 自由詩321-2-12
ティースプーン- 妻咲邦香自由詩4*21-2-12
イキテイル- ひだかた ...自由詩821-2-11
ボール投げ- 道草次郎自由詩10*21-2-11
地下鉄の上を行く- 番田 自由詩221-2-11
冬の終わり- 黒田康之自由詩321-2-10
- 妻咲邦香自由詩8*21-2-10
_- 雨へのダ ...自由詩221-2-10
から_ガラ- ひだかた ...自由詩521-2-10
言葉にならない- ミナト ...自由詩221-2-10
あなたはただ佇んでいる、それがわたしには心地好い- ホロウ・ ...自由詩3*21-2-10
パン・ド・ミー- 妻咲邦香自由詩321-2-9

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