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うごくと
あたっちゃう
にがいとげ ふゆのやま
すぐには
こえられない

わたしなんかに?
とんでもない
やさしさに
ぼたぼたする、
これは
もろさじゃない、よわさじゃない

 ....
ふりあげた手に握り締めているのは
あれは種播く人の姿
オリオン

秋の夜中
秋の夜長
宇宙塵たちのゴッサマー

去年のそれはとても良く走ったようです
光る尾を長く引きながら

フ ....
貴女の雫の溜まった沼に
私の身体を投げ入れた
赤い月夜の酔う晩に
蒼い夜露に濡れる葦

貴女の雫の溜まった沼は
澄んだ水色 月明かり
藍より深く沈む我が身の
淡い心は宵の口

貴女 ....
あきれるくらいに騒がしい日々

今日もだるい体を無理矢理起こした

歴史の教科書は重くて

過去の寸劇をかきしるしていた

落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた

更新 ....
朝起きて湯を沸かす
洗濯機を回し
仏壇と神棚のご飯を変えて
玄関を掃く
するといつも通りに学生が登校し
その向こう側では山が欠伸をする
洗濯物を干し
朝食を食べ
珈琲を飲む
夫を送り ....
隠れた月、光と闇
一つに混ざり合う時
何処にあるか、何もないか
それも定かでない夜

海も枯れて、土地も絶えて
新しい世界の主
唯密かに、舞い戻るは
輪廻が委ねた箱船

沈む夕日、 ....
もう壊れてしまったから
捨ててしまうのですか?
ぼくの紡いだ時間の縦糸が
ぷっつりと切れてしまいました

重たい
川に入ると
そのままでは浮かんでこれない

壊れ物だけが集まる遊園 ....
詩が何のためにあるか
詩っていますよ

あらゆるものを
名づけてしまうことなく呼ぶために

どの言語も
単語のひとつひとつは
一々長ったらしく説明してられないがための
高速言語
符 ....
モノトーンの本棚に
黄色いちょうちょ
アルマジロはフランス産
きのこの鍵
ポケットにがま口
ゆりかごにコルセット
リンゴ チョコ コーヒー ドゥナツ 
ピクニクラララン

にわか雨で ....
どうしようもないことなんか
考えたくもないのに
どうしようもないことしか
考えたくない時間になる

昼間あれほど楽しかった想いも
すっかりふとんの中へ旅立ってしまったから

いい人ぶっ ....
以前のニュースで…
雪山遭難者が自力で生還したというのがありました。

その必死の想いの根本には〜

自分しか老いた母親の面倒を見る者がいない…
という強固な想いだったと言います。
 ....
こうやって真っ白な入道雲を見つめながら無人駅のホームで涼風にあたっていると
私は永久にこの季節の住人で
それ以外は旅しているだけなんではないかと思う、昼下がり


何もかも果てなく親 ....
車輪を空転させ
巻き上がった金色の砂埃の中で彼は踊るが
石に躓き足首を捻挫する

家でじっとする
永遠に陽のあたる家
しかし彼は照らされたくはないので
びっこをひきながら外へ出る
彼は ....
 砂の楼閣。白昼夢の続き。暗黒巫女の暗黒舞踊、白い窓、白い景色、白い歌。

 遠くの水溜り、赤い空、滲む夕焼、曇った片目と光。海。空。掲げた腕と祈。

 近く、歌う鳥。消えた。光った、あの星の ....
指のさき
雪がひとひら、消えました

わたしの熱を、あら熱を
かくまうように
消えました

うなずくべきことなど
何もないけれど、
わたしは確かに
うなずきました

す ....
アヒル顔の男が道端で鳩を貪り食っている
雨が少し降ってバスが男を消した
蓮根を持ったおばさんが「アバンギャルド」と呟いて横断歩道を歩いていく
空はもう黒
海のように黒
日光浴をしていた男の腹 ....
神様 あんた いたんだね
てっきりいないと思ってた
苦しいことばっかりだから
てっきりあたしは神様に
愛されてないって恨んでた

神様 あんた いたんだね
こんな最後の最後に ....
雨の日のアメリア
ザラメ細工の薔薇は
きれいに溶けてなくなりました

Euglena、みどり、夕暮れ
アボガドもアボカドもワニナシも
わさび醤油でいただきます

スルーするルールなんて ....
負った傷と都合の悪い過去は
片っ端から切って捨てる
少し 尾骶骨が痛い


道端に捨ててうっかり拾われてしまっては大変なので
その都度回収して箱に収めた


赤いの
 ....
賀正正正正正正正正正正正正正正T

数え切れない ミカンの皮を
今年も 数えて 正の字一つ

数え切れない 悲しみを
今年も 受け止め 正の字一つ

数え切れない 溜息を
今年も 見 ....
 裁判員も
 考えにゃなるまい
 法廷戦術を

 ひでえ犯人だ
 ひでえ写真を見せられた
 隣りの女の裁判員は
 ハンカチを口に当てた
 本当かな
 けど俺だって
 衝撃と憤激を表 ....
{引用=ジャンクフードからドッペルゲンガーまでを
わたしの小さな世界の一員と認めて陳列したストアで
コスモポリタニズムを宣言するの。
エキセントリックな彼を愛する彼がとても好きだから
シャネル ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
白い難民。風。
横たわった老人の靴。埃塗れのテレビ。折れた傘と
マンホールからの臭気。
痛み。
二人組の赤い子供。ナイフ。
蹴り上げられた、少女の小さな悲鳴と、蒼い光。
雲。遠くから聞こえ ....
祈りの詩

遠くへ向かう 船を見送って
僕は一人 海を見ていた
ほんの少しだけ 涙を流した後
紛らわすように 歌を歌ってたんだ

無邪気な祈り 持ててはしゃいでたっけ?
檻 ....
ひどい色をした兎だ
毛の先まで汚れて
僕はそれを抱きかかえ
洗ってやった
「あっ」
と声を上げたのは僕さ
間違えていた
汚れていたわけじゃないんだ
それは最初から
薄汚れた色だった
 ....
言葉はひかりより
遅れてやってくるから
たぶんまだ
君は粒子で
かすかな時間差の中に
小さく膨らんだり
縮んだりしているんだろう

空は淡く
まだ少し痛いから
僕は水辺にいて
円 ....
月が
高みから
晧、と呼ぶので

虫が
地中で
コウ、と答える

土の中
一寸ほどの虫たちは
丸くなって眠っている

植物たちは
眠らない

夜は
昼に得たものの始末に ....
きみに同苦したい

こころからそう思う

一万光年の髪を乾かしてからだね

きみがぼくに手紙をくれるのは

プラネタリウムで待っています

ぼくはきみを待っています
せつなくて
封 印
苦しくて
封 印

意識の底の底の底
君をグッと押し込めた

はずなのに…

この道も
あのショップも
この曲も
あのライブハウスも
この雪も
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふゆのやま- 唐草フウ自由詩8*10-1-9
オリオン座流星群- 海里自由詩1*10-1-8
貴女の雫の溜まった沼- 仁惰国堕 ...自由詩3*10-1-8
夜の王様は朝の姫に- こめ自由詩1810-1-8
いちにちのへんか- 小原あき自由詩5*10-1-8
陰陽の月- 仁惰国堕 ...自由詩3*10-1-8
コワレモノの涙- within自由詩20*10-1-8
水脈と暗渠- 海里自由詩4*10-1-7
ラララン- ふるる自由詩8*10-1-7
雑念の時間- 朧月自由詩410-1-7
命を支えるもの- 籠球太郎自由詩310-1-7
あかいつき- 靜ト自由詩7*10-1-7
- AB自由詩6*10-1-7
#白昼- 岡崎師自由詩210-1-7
ロスト- 千波 一 ...自由詩21*10-1-6
冬篭り- アキヨシ自由詩310-1-6
狂喜乱舞- 朧月自由詩310-1-6
詩チャンネル- 海里自由詩2*10-1-6
しっぽ- 伊織自由詩9*10-1-6
【新年】- つむじま ...自由詩2*10-1-6
裁判員- 藪木二郎自由詩210-1-6
解放区- 夏嶋 真 ...自由詩23*10-1-6
宇宙の秘密- 翔多自由詩810-1-6
_#_Grave- 岡崎師自由詩110-1-6
祈りの詩- itukamitanij ...自由詩2*10-1-6
僕の魂は劣化している- 真島正人自由詩6*10-1-6
鳥の石- 佐野権太自由詩14*10-1-6
晧と呼ぶもの- 小池房枝自由詩310-1-5
ぼくはきみを待っています- 吉岡ペペ ...自由詩310-1-5
封_印- オンガシ自由詩6*10-1-5

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