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シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ....
       うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ....
だれでも見えないところに空がある

晴れたり、くもったり
雨が降ったり、嵐が吹いたり

届きそうで届かないのは
空とほんとにおんなじで

何もなさそうで何かあって
そんな空っぽみたい ....
私の詩を
だれかが声にだして読んでくれたら
いいとおもう
大きな
大きな声で読んでくれたらいいとおもう

この私の両の耳にも
きこえるように はっきりと
よんでくれたらいいとおもう
 ....
今迄の僕は 
どれほど多くのまなざしに
みつめられてきただろう   
どれほど多くの手に 
支えられてきただろう 

今、僕は、ようやく 
幹の内側からいのちの歓びを{ルビ呻=うめ}くよ ....
あなたは
ひとがいいから
何でも引き受けちゃって
責任も押し付けられて
それでいて
美味しいところは
持っていかれて
見ていて歯痒いくらいだ

田沼さん
たぬまれたって
断ってい ....
弱き己を信ずる事は



弱き己を信ずる事は
わたくしには到底難しい事
すぐに魔がさして
後ろを振り向こうとする
死んだ嫁ならぬ旦那が
追いかけてくるだろうか

弱 ....
家計は火の車4WD 感受性とやらが、あったとして、わたしのそれは、あっ、わたしの声がはいってるTOPVALUかりんとうたべて、あっ、わたしの声はいってるTOPVALUチョコレートなめて、あっ、わたしの声はいってないリップ .... 生きているということの
重圧に疲れたら
空を見る
曇りの日もあるけれど
その上にはまた
青空が広がっている
それは宇宙を予感させる青さだ

その青さは
あの人の面影を
思わせる青さ ....
僕は、僕たちは、みんなは、間違えてしまったのだ!
僕は、僕たちは、みんなは、失敗してしまったのだ!
僕は、僕たちは、みんなは、小鳥たちの声にさいなまれている。

そりゃー自信はありましたよ、根 ....
柔らかな白紙が
一歩ごと
白さを増し
やがて
新雪の上の足跡のように
言葉だけが残る



歩道橋の上から
あなたの生まれた
病室が見える
夜を越えるたび
淡くなっていくその ....
きみを思うと
僕は張り裂けそうだ
聞いておくれよ
僕がどんなにきみを思っているか
きみを思うと
僕の前は膨らんで膨らんで
今にも爆発しそうなんだ
撫でておくれよ
40過ぎの
多くの人 ....
     つぶれたスーパーの裏には
     ひとり郵便ポストが立っている
     その赤いからだは色褪せて
     ところどころが剥げている
     スーパーとともに忘れられ
 ....
子供はめんどくさい

紙おむつも高いし生活費がかさむ

でも先生なのだな


問いかけることを忘れて
処世に汲々としているぼくたちを
ときどき修正してくれる
大切な生き物だ

 ....
いつか空が大笑いして
わたしを吸い取ってくれるといいね

しわくちゃになった空の歯の隙間に
挟まって
カクカクとゆれるわたしの両足

15時の道ばたには
もう子供もいないから

突 ....
本当に怒っているとき
誰にもそれを
気づかれたくない

本当に深く傷ついた時
誰にもそれを
知られたくない

本当に寂しいとき
誰にもそれを
見られたくない

だから
本当に ....
湯に首までつかると
毛穴という毛穴から吐息が漏れる
立ち昇る湯気が
表情筋をひとつずつ解体していく

たぷたぷ

あごの先端から始まった
温かいさざなみが
湯船のふちを円やかに乗 ....
「お願いします。。何卒よろしくお願いします。。」
(甘い夢を抱くなら、来ないでくれと叱られました。。)

○ひたすらにコピーを取って
○ひたすらに運転をして

外回りの約10分間

ほ ....
ペンギンが氷の上歩いてる
フラフープを彼らに入れるゲーム
輪投げみたいにね
ピノ子と戦ったよ
おれ筋力あるから
楽勝だと思って
適当に投げたよ
傲慢だったね
ピノ子真剣だったか ....
絶望

この気持ちには

そう名づけるほかないのか

ざく ざく

目覚める者もまだだろう

夜明け前の残雪を踏みしめ

ざく ざく

終わり

その言葉が

何度 ....





雪の降らない土地に居て
テレビの冬を見ていると
ストーブの温かさも手伝って
たいそう眠くなる

目の前ではアナウンサーや住民が
寒そうに寒そうにしているの ....
区切りを迎えると

ぽつぽつと知恵が出てくる。

(ああしたい。こうしたい。)

歳を重ねる度

いくつ位

実現するのだろうか?

○描いているだけの事
○終わった事
 ....
きれぎれのふくをひろってあるく
しっているだけ めんをたどって

とり
いってしまったよ

くびをまげて
さけぶのじゃあなくて
いきをはくみたいに
まげて

さいしょのとりの ....
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ....
昔見たドキュメント番組
捨てられて ひどい仕打ちに 涙する子ども
親戚や 知り合いの家 たらいまわし
どうしてこうも 大人は汚い
どうしてこうも 大人は身勝手だ
小さいころに感じた私
 ....
ギュッと閉じた
眼の奥の熱
ジワジワと
脳裡に浸みゆく


からだの寒さを
毛布でくるみ
落ちてきそうな
天井を見つめる


六十兆個の細胞を
生かすも
殺すも
 ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
プラスチックのじょうぎをカタカタいわせながら
後ろから走ってきたから
こうちゃんだとすぐにわかったけど
ふりむかないでそのまま歩いた
そしたらドーンと背中に勢いよくぶつかってきた
「どーん」 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8446)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シロツメクサ- umineko自由詩24*13-1-22
洗面器にわたしが溢れるとき- 石田とわ自由詩32+*13-1-22
「空がある」- ベンジャ ...自由詩10*13-1-22
詩の音- 朧月自由詩913-1-21
いのちの歓び_- 服部 剛自由詩8*13-1-21
田沼さん- 花形新次自由詩313-1-21
弱き己を信ずる事は- 田園自由詩213-1-21
家計は火の車4WD- 北大路京 ...自由詩513-1-21
そんなあまい感受性なら、かくしてしまえ! - 阿ト理恵自由詩6*13-1-21
遠く- 渡辺亘自由詩213-1-21
遡及- 葉leaf自由詩413-1-21
について- knit自由詩213-1-20
回覧板でーす- 花形新次自由詩313-1-20
きみを忘れやしない- 石田とわ自由詩12+*13-1-20
子供の詩- 梅昆布茶自由詩2013-1-20
空がわらった- 佐藤伊織自由詩9*13-1-20
本当に怒っているとき- Lucy自由詩16*13-1-19
たぷたぷ- nonya自由詩27*13-1-19
独り言- 梓ゆい自由詩6*13-1-19
俺とピノ子- まきしむ自由詩313-1-19
再び- 三田九郎自由詩213-1-19
- 田園自由詩4*13-1-18
年老いても- 梓ゆい自由詩3*13-1-18
イモセ- ミゼット自由詩5*13-1-18
海岸線- まーつん自由詩6*13-1-18
『マザーテレサの名は知れぬ』- 座一自由詩813-1-17
足音- シホ.N自由詩613-1-17
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
ランドセルから定規- 村田 活 ...自由詩11*13-1-17

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