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女を後ろ手に縛ると
椅子に座らせ
その前で俺は下着を下ろした
女が目を逸らすと
髪を掴んで
俺の股関が見えるように
顔を引き寄せた

「おまえに訊く
俺のポコチンは標準サイズだよな? ....
濃藍を薄めたような夕暮れの氷雨の中を
急かされるような人々が幾重も点滅している
小さなカフェであなたはため息とともに頬杖をつく
隧道にある404が、沈んだ場合の料金は
家庭料理的に千切った雜草 ....
あらゆる叶えられなかった思い
置き去りにしわたしは進む
哀しみの滴、溢しながら
さらにわたしはすすむ
円環の街を後にして
わたしはすすむ
歌声の確かさ
霊性の思考
導かれて

円環 ....
 気持ちの不安で落ち込んだり
 あるいは高揚感に落ち着きの無くなってしまう時
 深呼吸する
 そして私はシングルポイントの六角柱水晶を握る

 掌の柔らかい部分に三辺の角が当たり心地良く
 ....
春の日も夏の日も、そこに行けばそこに海辺があり磯があり、秋の日も冬の日も、そこに行けばそこに丘があり林があり、そこはいつもやわらかく甘い匂いが流れてくる場所。焼き場があるのだ。木陰のさしかかる三角屋根 .... 見渡す限りの平坦な湿地帯に一本の線路だけがあり、この小さな駅から双眼鏡で見えるほどの先にもうひとつの駅があり、底なしの湿地帯のなかでわたしたちは何キロかの距離を隔てた一次元をせめぎあっていたのだっ .... ゆったりゆたり
あくまで澄んだ
世界を歩く
大気に透過し
冷気に凝集し

接吻する

あなた

なんでもある
なんにもない
もはやただ
ゆったりゆたり
あくまで澄んだ
せ ....
          - L'impromptu

日照りの荒野で獨り修行していると、またも蝙蝠傘をさした黑衣の惡魔がやってきて傍らで漫談を勝手に始める。わたしの氣を散らせ集中させない{ル ....
血、止まらない
吐き続ける、
吐き続けるのだ、

外、いつもの橙色の明かり灯らず
内、何故か沈着し静かさ包まれて

鉄の味、広がり
私の肉体、クタバルノカ

夜陰の街道、誰も車も通 ....
凝固した毛細血管のような形状の幻が網膜の中で踊る午後、飛散した詩篇の一番重要な欠片で人差指の腹を切る、往生際の悪い具合で滲む血の赤は、どういうわけだか若い頃に会うことが無くなった誰かのことを思い出 .... 田舎に住んでたから

私たち お互いに車を持ってた

お互いに お互いの車のキーを持ってた


あなたが去る日 キーを返したの

ホルダーの重さが半分になった


去ることはわ ....
雨のなか歩き進み
燃える陽の光見る

すべて終わり過ぎて
解ることばかり

運命に導かれ此処まで来た
私は運命に促され今を生きる

炎のなか歩き進み
これ以上無い高貴観る

こ ....
沈黙に
横たわる

肉体は熱を持ち

沈黙が
横たわる

遠い地平線を凝視し
空と大地の光彩とうねり

この小部屋の白壁が震え揺れ動く時、

沈黙、重層し
静かさ 訪れ
 ....
本たちが静かに歳を取っていく。
僕は白いプールのような一室で音楽に浮いていますが、
隣の宇宙であなたは今この瞬間、何をしていますか?

この眼で確かに見るようなのです。
ゴッホの、汚れた塗り ....
 わたしと
 あなたは
 きっと
 きっと
 たった
 これっぽっちしか
 離れていない
 はずなのだ
 たった
 たった
 それっぽっちしか
 離れていない
 はずなのだ
 ....
(ご注意:以下の詩は、暴力的で不快な表現を含む場合があります。苦手な方は読まないようにしてください。)

「崩壊」

心が崩壊している
何もかもがうまくいかない
闇の中で迷い、絶望している ....
夜の雨に置き去りにされた眼孔ふたつ
うらめしげに空を見上げている
空は覗きその身を映す 
今朝は薄曇りを着ている
一羽の烏が横切った 
互いの胸中を ほんの一瞬
実像と鏡像に引き裂かれて
 ....
退院したら ご近所さんから苺をもらったの

毒々しいほど熟して 濃い赤色の甘いやつ

それはとても幸せで 嬉しい出来事


でもね もう貴方もいないし 

一人で2箱はしんどいね(笑 ....
大戦後の活気づいたローマ市街をせわしなく活き活きと駆け抜けてゆく
いまでも自由な少女である 永遠のあなた
ローマでの人々との楽しい振れ合い 星条旗の国から来た男とのロマンティックな恋愛
けれども ....
もとからどこにも取り付いてなかった象嵌の螺子ですから
其の内ルリタテハの瞳は羽化していくのを
襤褸が出た躰で憶えている
深層で春を装う球体関節人形の御伽噺

ばっかみたいだって、
靴飛ばし ....
雨の音が聞こえる
少し不規則なドラムみたいで
何かに合わせるつもりがない
そんな所が私と似ている

程々に働いて
たまに遊びに出掛けても
ひとりの時間が好きだから
返事のないものばかり ....
ふわり風に包まれた神の息吹き
木立の緑そよぎ群れ飛ぶ鳥たち
春の衣を纏った精霊たちの揺動

私は気付けばこの大地に立っていた
肉体という存在で大地を踏み締めていた
哀しみを携えながら無常を ....
そこそこ

頑張れればいいのに

そこそこの

毎日でいいのに

そこそこの

顔でいいのに

そこそこの

おこずかいで

満たされる

べきなのに・・・
よる、おばけがくる
わたしのほほを撫で
のどを撫で
よく使い込まれて
されど清潔なリネンのやわらかさで
わたしの心臓を撫でる

わたしのまぶたはとじたまま
そこにおばけがいる

蝋 ....
わたしはとびうおだったので
まばたきもしなければ
泣きもしないし
空腹のために蹲ったりもしない
愛のために飛んだりしない
跳ねて すべりおちる
生きることだけをする
そして ぜったい ....
果てしない宇宙へ
一人船出する
心を弾ませながら
星屑の道を行く

無限の宇宙に浮かぶ
神秘の惑星たちへ
見知らぬ異邦人と会い
出会った意味を問う

流れるような光景とともに
半 ....
お酒がとても
透明
こんなにも
力強い 旨い
すごい
鼓動にはねる指先に

股を伝う汗にさえ

感じるままになる鈴の

ような

おはようから始まる

いつもの夜


遊びに歌に飲む店に

頬を落ちる涙にも

スクイの手 ....
コンビニの
旗、微かに揺れ

空の青、
ビルの隙間に見え隠れ

人々の
途、行き過ぎる

それぞれ
霊性の核、宿し

在ることの奇跡
漲る陽光、照らし出し

コンビニの
 ....
 そうだった
 わたしには
 あなたたちがいたのであった
 この
 わたしのようなモノを
 迎え入れてくれた
 あなたたちが

 ずっと
 ずっと
 届かない
 と
 勝手に思 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海辺の情景- 花形新次自由詩2+*23-5-3
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軽くなったもの- 短角牛自由詩7*23-5-2
Grace- ひだかた ...自由詩823-5-1
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やさしさのかたち- 短角牛自由詩6*23-4-30
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四方山話- あらい自由詩3*23-4-28
chill- ミナト ...自由詩423-4-28
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そこそこ- ルルカ自由詩2*23-4-28
おばけの訪い- 凍湖(と ...自由詩423-4-28
とびうお- はるな自由詩1323-4-27
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すごい- 日朗歩野自由詩2*23-4-27
夜に会えば- 赤錆自由詩323-4-27
この真昼時に- ひだかた ...自由詩723-4-27
オンライン同窓会にて- 北村 守 ...自由詩223-4-27

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