すべてのおすすめ
真夜中の扉を開けて
裸足で駆けて行こう
たくさんの流れ星が降るという
星降る森へ走って行こう

キーンコーン
いろんな色の流れ星が
きらめきながら落ちて行く

金属的なその音は
真 ....
車の前を
カラスとっとっとと横切る十二月
二本足で
黒い姿がひかってる

そのもっと後ろ
まっかな山
急いでいるのは私だけかな午後

カラスの地についた二本の足が
私の目をもってっ ....
「すみません。おひとりさま1パックまでなんです。」

その日
特売の卵を2パック
かごに入れていた老人は
無情なレジ係にそう言われ
1パック取り上げられていた

解けかけた雪が
昨夜 ....
仕事柄
保育園や老人介護施設を訪れる

人生の入り口と出口
もちろん私は後者にちかいあたりを走っているのだろう
少々息を切らしながらも

保育園児に捕まるとなんどでも同じ質問をしてくるの ....
無題の書をひらき
ドアを叩く
誰もいないから
自分にだけわかる詩をかいたけれど
もはや自分でもわからない
こんな日は
君の詩をよみたい
技巧派がつくりだした行間で道に迷い
言葉の枝を捨 ....
僕は目を瞑り
夕暮れの国道に彷徨う仔犬のことをちょっとだけ考える
カーラジオから明るい声が
逃げ出しちゃった犬の情報を
お寄せくださいと呼び掛けている
犬の種類 大きさ 毛の色
首輪 名前 ....
やっと会えた母は、とても穏やかな顔をして眠っていた
真新しい白装束 解剖の痕跡も知らず
すでに身体は綺麗に浄められて
「コロっと死にたい」
いつもの口癖通り、突然の呆気ない最後だった

入 ....
普段の私は40Wくらいの明るさで
人に会う時は60Wになる
さらに仕事中は
100Wの明るさで全開だ!

しかし100Wの電球は
消費電力が大きい過ぎて……
電球がすぐに切れてそうになり ....
ハッキリと分かれた
新緑の出来 不出来が
皮肉にも映えている

豊かだらけの様は
皆 退屈に見えて
つまらないと
頬杖つくけど

清らかも濁りも
この平面では普通で
なんのたわい ....
そのダジャレ言わないと死ぬの? <ふたりのテーブル>
なんとなく用もないのに
無性に話しかけたくなって
でも何も用がないのに話しかけたら
あきれられるんじゃないだろうかと怖くなって
コーヒーが飲みたいと言ったら
いつも
 ....
ちょっとおっちゃんの話聞いたってやぁ
つまらん呟きやけどな

資格ってあるやろ
あれはなんのためにあるんやろうな?

会社のため?
自分のため?

実務にそぐわへん知識や
 ....
ホントのホントに生きている ツッコんではいけない悪い見本を見た 折紙の伝説から一枚、不審な主人公を取り出すと、

私は体の内側からエナジーを燃やし一羽のオルガンに変身する

力強く弾かれる黒と白の鍵盤が空高く舞い上がる

海のうねりの様に
僕は君のことを誤解していたかもしれない

昨日の夜
君は満月を見て
あの月はきれいだけど
わたしの手の届かないところにあるといった

でも
たとえ手が届かなくても
満月は君のいうとお ....
青や
赤や
白で
例えすぎて
汚れた
それは
指先

すこし
ふれたら
名前がついた
もっと、
最初から
ふれていたら
色なんか
なくて
とうめい

いれたのに ....
ごめんね、ありがとう。

どうしてかな、わたし。
やさしくできなくて。

きまずいときも、
なまえをよんでくれたこと
うれしかった。

ごめんね、ありがとう。

わかっていたのに ....
叫ぶことには理由はつけられない、それが真理に近ければ近い分だけ構造は複雑化していく、考えちゃいけない、頭で何とかしようなんて思っちゃいけない、そんな思案をしている間に果てしない遠くまで離れ .... すんげぇ綺麗なエキストラがいる ざまあみろの顔を練習している  
この雨ときたら、どうだろう

わたしたちときたら、どうだろう

ねぇ、どうだろう



 
きみのおくの ひかるとかげ
ねむそうで やさしいしるし
触れようとした すこし


ここも ひんやりと
朝の気配に 湿ってしずかだ
空になったペットボトル
森のなかの  ....
数は未知数

棄て駒はいつも捨て身で

少しの燃料を積み

自由のために炎の中をかけていった

どこから狙われているのか

生きる僕はいつでもターゲット

ここが僕の心臓だ ....
不注意でピカルディを
生まれて初めて割ってしまった
その刹那あなたの姿が帰ってきた
絶対に大丈夫と思っていた強化ガラス
この世に絶対なんてないと言いたかったのか

絶対にわたしよりも先には ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
尾崎豊の歌詞のなかにあったことば

何にしたがい何を愛するのかかんがえていた

評論家や傍観者ではない自分

ちいさくてもほんとうの塊を掬う事


こころの網の目をとぎすませて

 ....
誕生日いがいは
お祝いの日じゃない
なんでもない日が
ずっと
毎日続いているけど
グッと耐えて生きていく

    🌼

私は今
自分という人間を
ふるいにかけて ....
突然雨がふりだした
雨を知らない者はこれを見たらさぞ驚くだろう
空から壊れたように降ってきたものが
こんなにも激しい音をたてて
窓を屋根を道を川を海を山を木を私を打つと

簡単に雨がやまぬ ....
こころの2重螺旋
ことばの2重螺旋

裏階段をのぼって
巻貝の音を聴いた
気がした
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星降る森へ- 未有花自由詩20*13-12-3
地についたカラス- 朧月自由詩413-12-2
卵2パック- Lucy自由詩24+*13-12-2
ブックエンド〜オールドフレンズ- 梅昆布茶自由詩30*13-12-2
醤油と批評- 左屋百色自由詩11*13-12-2
帰ろうという意志さえあれば_彼には道がわかるはず- Lucy自由詩14*13-12-2
最後の紅- 渡 ひろ ...自由詩32*13-12-2
【_電球_】- 泡沫恋歌自由詩23*13-12-2
濃淡- subaru★自由詩8*13-12-2
そのダジャレ言わないと死ぬの?- 北大路京 ...自由詩1213-12-2
距離感いろいろ_5篇- クナリ自由詩6*13-12-1
おやじの呟き_「資格」- 龍九音自由詩3+*13-11-28
ホントのホントに生きている- 北大路京 ...自由詩613-11-28
ツッコんではいけない悪い見本を見た- 北大路京 ...自由詩513-11-27
無題- 近藤孝次自由詩3*13-11-26
君の心の中の檻- ichirou自由詩4*13-11-26
それは金属音に近い- 左屋百色自由詩10*13-11-26
ありがとう。- 未完自由詩3*13-11-26
高速回転は余計なものを弾き飛ばしていく- ホロウ・ ...自由詩3*13-11-25
すんげぇ綺麗なエキストラがいる- 北大路京 ...自由詩513-11-24
ざまあみろの顔を練習している- 北大路京 ...自由詩513-11-24
どうだろう- 殿上 童自由詩12*13-11-24
触れようとするもの- ねことら自由詩313-11-24
髭の生えた月- こめ自由詩313-11-24
ある一つの情熱の- もっぷ自由詩11*13-11-24
風邪と悪夢- ただのみ ...自由詩21*13-11-24
小片- 梅昆布茶自由詩1113-11-24
【_なんでもない日_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-11-24
金銀の雨- 月形半分 ...自由詩613-11-24
螺旋- 梅昆布茶自由詩1213-11-24

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