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海よりもとおい海の
浜辺には声の真空があり
水と石だけがきざまれて在る

列島の等高線をきりおとして
おんなたちは口々に
あれが星の曲率なのだとささやく

だがひとえに言ってしまえ ....
また怒られてしまった
しかし、忘れてしまおう
いや、忘れられるものか

悟りを開かないと出世できんのだ
出世できんと生活出来ねぇんだわ

ぼくはさんざん血を吐いておりまする
でも、解脱 ....
立ち寄った風に
何処に行くのか尋ねた

風はそれには答えず
貴方は何処に行くのか尋ねた

何処にも行かないよ
と私は口ごもった

全くの戯言だと
中途で気付いたからだ

風は別 ....
スーパーで馬肉が売っていた
直輸入で生食用
カナダの牧場の絵
生きたまま飛行機で日本へ
九州の牧場で再び飼育され
安全なと畜場でと畜されました


妻の買い物に付き合い
キャベツの大 ....
茜の斜光の残像が
余韻響かせ揺れ動き
赤胴色に燃える富士山が
傾く夕陽に落ちいくとき
私は覚えずひざまづき
褪せて青澄む天仰ぐ

あゝ秘匿された未知なるものよ
おまえは今日もヴェールに ....
 
 不運なほどになにものにもなれないで
 御幸通を歩き、やがて小野浜公園にやって来る、
 老人たちにまじって、
 おれも炊きだしに並ぶ
 それだけの救い

 人身事故みたいな事実の積み ....
先日、本屋へ行った。
ご贔屓の作家の旧作が文庫になったのを知ったからである。
お目当ての一冊の場所を確認すると
せっかくなので
呼ばれた順に本を手に取って立ち読みをした。
寝しなに読むのにち ....
          - Ne pas l'impromptu, déjà.

また買い占めか

我が家も性懲りのストックが一つもない

なげかわや、痛々のフィーリングなど

イラン物だ ....
淡く、陽を透かし
青々とした木々の葉は
いつしか紅く、
緋のいろに染まり
やがて枯れ、
樹幹のヒューと鳴る大風の夜に
たちまち飛ばされて
そのさまは見るとも寂しく、
誰もがこの世界の無 ....
色の無い景色、風の無い景色が嫌いだった
息を潜めて雨宿りする軒下
一番自分に近い言葉が訪れるひと時
生まれた場所から離れ滴り落ちていく滴を見送り
その向こう側にぼんやりと移ろう情景が
私との ....
瀧の音がする

雪解けだろうか
それとも
凍りついた瀧の裏側が動き始めたのだろうか

いずれにしても
寒い冬にあるとき
人はあたたかな春を待つ
つまりはこの瀧の音が
春を招き 冬を ....
最近 イケアの中で
手に入れたコップで
お茶を口にしている
僕は
首筋を流れた汗は冷たかった、ラジオはゴスペルばかりで、俺は祝福など欲しいとは思わなかった、衝動は体内でハリケーンのような渦を巻いていたが、噴出する先を見つけられず色味の悪いものに変わりつつあった、 .... 「おはな」

おはなさん
おはなさん
ひとりになっても
大丈夫?


「わすれない」

おそらから
ひとつぶ
ふたつぶ
みつぶ

ふるあめが
たまったものが
うみな ....
宇宙空間から見た地球の青
半円を描き広がっている 
薄明かりの空のなか

僕は娘と手を繋ぎ
進んでいく 道すがら
それを見た、目撃した 

深く濃密な光芒放ち
浮き上がるように渦を巻 ....
主治医に休むようにと言われてね



主治医に休むようにと言われてね、まだ頑張らないとって思ったけど、主治医に休むようにと言われてね、まだできてないって思ったけど、主治医に休むようにと言われて ....
てぃっしゅぺいぱになりたい
てぃっしゅぺいぱは用途さまざま
なみだをぬぐえ
こぼしたお茶もすえ
はなもちんできる
こよりにしたら耳の水ぬきだって
かためてなげても危なくないし
お皿がなけ ....
新しい家はマンションの1階がいいわ
君は未来の住居を思い描いている
チャイルドシートは長く使えるタイプがいいわ
君は未来の子どもの姿を思い描いている
名前としてはこれとこれとこれがいいと思 ....
春になると

あたたかい

おひさまが日差しを背負わせてくれる

味わいたいのはあたたかなスープで

抱きしめたいのは大切な体温

あたたかな一日である
{引用=「不思議な天気」}

I don't know why but
{引用=何故だか}

I like "the sun shower"
{引用=「天気雨」が好きだ ....
希にではあるが

夜、この家に訪ねて来る者がいる

恐らく、灯りを見て

誰かがいると判断しての、訪問だろう

しかし

灯りが点いているからと云って

そこにいるのが人とは限 ....
はじめての道が教えてくれたのは
知らない気持ち、知らない言葉
ずっと怖かったものが味方になって
肩の上
揺られながら話してくれる

いつかの、いつかは、また今度
遠くないから会えるよね? ....
僕が飛べたのは
彼らがいたからだ
一人ぼっちでは
今も飛び立てていない
中途覚醒の早朝
後悔の隙などない

叶わない夢
抗わない今

午前六時
カーテンを貫通した朝日

届かない理想が
気まぐれに私を応援している

一筋の光に導かれた
二度目の眠 ....
空がある
雲はない
宇宙飛行士が今日の仕事をしている

  *

独り今日に留まり
呼吸に委ねる
凍りついた世界に
小さな穴をあけ
釣り糸をゆっくり垂らす

  *

僕が ....
プレスで濃いめに淹れると香りが鈍くなり
適量をドリップで淹れると
いい匂いが立ち込めてくる

豆の焦げた匂いに部屋中を支配されたいなら
濃くない方がいいのだ

ただ濃い方がふと思い出した ....
歩き続けた先は
果てしもなく広がっていて
たどり着くことはできないだろう
自分が思い描いていた目的地なんて
夢幻としてしか 存在していないのだろう

でも 歩みを止めるわけにはいかない
 ....
この傷は一生治らないだろう
傷と共に生き
傷と共に死ぬ
今も胸のあたりが疼くんだ
哀しくても
苦しくても
私は生き続けなければならない
例え銀河が
私の眼に翔びこんで来ようとも
大好きなお茶
ゆっくり飲みながら
ホッと出来ることに喜ぶ

お茶の種類は多くどれも好き
その中でも緑茶が一番好き

毎日飲んでいるのに
飽きがこない
その美味しさを楽しむ

日本 ....
僕は時々 この部屋の外で
父と乗っていた あの船の甲板を
この 都会の窓の内側で
僕は一人で踏みしめているのだ
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海のパース- 新染因循自由詩16*21-2-25
出世したい来世- 入間しゅ ...自由詩1021-2-23
風に尋ねて- 宣井龍人自由詩10*21-2-23
馬刺し- はだいろ自由詩121-2-23
夕景未知- ひだかた ...自由詩721-2-23
救い- 中田満帆自由詩421-2-23
美しい女- 黒田康之自由詩121-2-23
Demeter- 墨晶自由詩4*21-2-23
冬の光- atsuchan69自由詩4*21-2-23
一筆- 妻咲邦香自由詩3*21-2-23
- 黒田康之自由詩421-2-23
ガラスの光- 番田 自由詩121-2-23
No_Code- ホロウ・ ...自由詩2*21-2-22
おはな- 道草次郎自由詩8*21-2-22
夢〇地球- ひだかた ...自由詩421-2-22
主治医に休むようにと言われてね、- 入間しゅ ...自由詩521-2-22
てぃっしゅぺいぱ- 道草次郎自由詩4*21-2-22
風船- 葉leaf自由詩221-2-22
春の日- 黒田康之自由詩321-2-22
Strange_Weather- 墨晶自由詩3*21-2-22
玄関- 墨晶自由詩7*21-2-21
空の下- 妻咲邦香自由詩221-2-21
友人飛行- イオン自由詩1*21-2-21
二度寝- TwoRivers自由詩5*21-2-21
無題- 空丸自由詩621-2-21
コーヒー- 黒田康之自由詩121-2-21
旅の途中- 本谷建治 ...自由詩121-2-20
- 渡辺亘自由詩121-2-20
お茶- 夏川ゆう自由詩221-2-20
甲板の風景- 番田 自由詩121-2-20

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