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個人の貧困は妄想なのだろうでも
あるいはこの国が貧困なのだろうか

いずれにせよもう描かないだろう
ベランダで洗濯物を干すwifeみたいな詩
僕的にだけれどね

アンチテーゼがつきるころ ....
恋心
ハンドメイド
チョコレート

カバンの中


自食
涙味
君と初めて出会ったとき
ひとすじの命の流れが
恥じらいながら軽やかに跳躍した

君と一緒に旅行に行くたび
ひとすじの命の流れが
その深い色を一層深めていった

君と結婚したとき ....
中華街で食う

春節の肉団子は旨い

肉をこねて

揚げて

煮込んで

茶色の大きなかたまりに

春の息吹が押し込まれてる

たっぷりとした汁の中で

白菜やら

 ....
時々思う
いつか故郷に帰ることを 
ホームの 静かな駅の 電車に乗って
かつてと同じホームに立つことを 
僕は時々思っている
聞いていいんだよ
私は寂しかったよ
先の平たいアイス用のスプーン
最後まで綺麗に掬えるからって
あの頃のあなたって
そんなだったね
そんなだったよ

懐かしい路地裏のカフェ
ティース ....
訪れる
時はじんわり
湧き出づる
そうして私は橙の
脳裡の懐かしい光に包まれ
生きている、生きている
くっきり浮き立つ輪郭と
物という物が発散する
確かな響きに包まれて
活きている、 ....
ひたすら壁にむかって投げ続けた
ひとりだった
みんな学校へ行っていた
じぶんのふるさとをこうして
時々
思い出す事がある

電車が通ると夏草がゆれた

およそ色んなものが
おもえば ....
昔 NYCの日の沈まない通りのどこかで
ぼんやりとイラン人の売るチョコレートを買い込んだ
そして まだドアの向こうの薄明るい外に出ると
僕は通りの上を歩いていった
少しだけ不安なホテルに向かう ....
春が来るらしい

誰かが

わたしの肩を

抱きしめているような温みがあり

天と大地の鼓動が聞こえる
アスファルトが選ぶ雨は
どうしてこんなに優しいのだろう?
遠い昔に私が持っていたものを
まるで知っているかのようだ
 
まだ誰も数えたことのない数字が
見つかってしまうかもしれない今夜
 ....
 赤でも
 黒でも
 茶色でも
 青でも
 水色でも
 水色の体験
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
沈黙の間を
星が瞬いてゆく
切り裂いた闇に
さよならの文字を浮かべて
明日が来るのを待っていた
このままふたりで
砂時計になれたら
3分だけを永遠に繰り返して
生き続けるのに
やっぱ ....
靴の甲のあたりの高さにもなれない、小さく目立たない花が板塀の脚に沿って群生している、昨夜遅くの雨でそいつらはテレビコマーシャルのように粒の小さい光を跳ねている、板塀はところどころ破れていて、それは .... コーヒーの淹れ方なんて知らないけれど
私は私に会いたくて今日も豆を挽く
今朝の太陽はどんな顔?
眉をしかめたってバレバレ
私とあなたを隔てさせる分岐点
それを見つけ出すつもり
だから心配し ....
昼も夜もない屋敷に独りの老人が住んでいる。
彼は日めくりカレンダーと唯一の会話をする。
愛くるしい動物や癒しの風景が語りかけてくる。
そんな彼が穏やかに息絶えていた。
今日見つかった時はもう腐 ....
家に帰ったら

つぼみが

いくつか咲いていた

とてもさみしい
影を、焚べてしまいたい、なんて思いながら、
森で、火を囲んで、物語を聴いた。
そのとき、焚べられた影が今、街をうろついている。
私を火刑に処そうとして。
あの焚木はとっくにない。語部もいない。 ....
銀輪の
跳ね返る
光の束
眩しくて
ガクンと揺れた
視界の先
道行く人の
後ろ背に
未知悠久の
時、踊る

あゝ何もかも
渦巻いて
異郷となって
迫り来る
この懐かしい
 ....
僕の空腹はぼくのものだ
ときどきカップ麺を要求するけど

必要は最良の教官ではあるが
不必要はより甘美な憩いなのかもしれない

罵り言葉でもないが
地獄に行こうぜ

僕みたいな人間の ....
甘い甘いリンゴのケーキの

そのリンゴは

遠い遠い青森県から来たという

北の地べたに

大切に植えられた木のたくさんの時間と

作り手の方の人生と経験と

この年にかけた手 ....
「蝿」

打ち沈んだ脳梁の遺跡群に一匹の蝿が迷い込む
神経質な迷路は死相を
その顔にふたたび浮かび上がらせる
魘されたアルトーの夢のように朝が来て
朝はまだ夜を殺しきれない
閉ざされたカ ....
新聞配達の音で目が覚める

豆乳バナナとカロリーメイトで朝食

リモート出勤をしてから車で出勤する

内外の打ち合わせが2本と面接

姿も声も筆跡も違ってた。あなただと思ったのに

 ....
二十度の酒を呑むと苦しいだけだが
五十度の酒を呑むと爆発できるらしい
でもそれはあまり売れない

じゃあ炸裂が怖いの
と聞くと炸裂したい人はたくさんいるのにだ
僕はブルックリンで昔
気の知れた 友人と二人で
気持ちを口にしあいながら曇り空の下を歩いた 
クラブパーティーを見た 夏の午後
水売りが立っていたあの日
実際、地球は本当によく回っていると思う。
朝日が差し込む部屋で歯を磨きながら
酔っ払って泣き続けた昨夜を思い出し、ふとそう思った。
床に転がった酒瓶に目を向ける。
中国出張帰りの同僚にいつか土 ....
夜、

暗緑色の

霧に覆われた

小さな凍った湖に、

静かに霧を割って

一羽の

羽の弱った小鳥が

落ちてきました。

すると湖は音もなく割れ

やさしく
 ....
星の砂巻き上げて海沿いの駅走り過ぎる
2つに折ったトレイルバー、大きい方を黙って差し出す
肩先にまだ残る燐光、振り払いもしないで
先頭車両はまだ寝てるみたい
窓を開け風を誘い込む
飛ばされな ....
大きくなった君のおなかに
毎晩クリームを塗って
赤ん坊に声をかける
人間の果実は君のおなかに実る
この果実の中では赤ん坊が
手足を動かし呼吸していて
少しずつ人の形として熟していく
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8465)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
逃走- 梅昆布茶自由詩721-2-12
バレンタイン- ヨロシク自由詩121-2-12
ひとすじ- 葉leaf自由詩121-2-12
肉団子- 黒田康之自由詩321-2-12
午後の部屋で- 番田 自由詩321-2-12
ティースプーン- 妻咲邦香自由詩3*21-2-12
イキテイル- ひだかた ...自由詩821-2-11
ボール投げ- 道草次郎自由詩10*21-2-11
地下鉄の上を行く- 番田 自由詩221-2-11
冬の終わり- 黒田康之自由詩221-2-10
- 妻咲邦香自由詩7*21-2-10
_- 雨へのダ ...自由詩221-2-10
から_ガラ- ひだかた ...自由詩521-2-10
言葉にならない- ミナト ...自由詩221-2-10
あなたはただ佇んでいる、それがわたしには心地好い- ホロウ・ ...自由詩3*21-2-10
パン・ド・ミー- 妻咲邦香自由詩321-2-9
死めくり- 宣井龍人自由詩9*21-2-9
つぼみ- 黒田康之自由詩321-2-9
- かとり自由詩5*21-2-9
異郷に揺れて- ひだかた ...自由詩521-2-9
二胡- 梅昆布茶自由詩1321-2-9
リンゴのケーキ- 黒田康之自由詩221-2-9
にごり水もみず- 道草次郎自由詩3*21-2-8
turn_off_your_devices- mizunomadoka自由詩221-2-8
炸裂- 黒田康之自由詩121-2-8
ブルックリンの空- 番田 自由詩221-2-8
地球が回り続ける原動力- ごまたれ ...自由詩7*21-2-8
ある凍てつく湖の話- 由比良 ...自由詩5*21-2-7
ジョバンニの朝- 妻咲邦香自由詩521-2-7
果実と花- 葉leaf自由詩121-2-7

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