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{引用=最悪について}
第一に
記憶と紐付く負の感情一色に染まった景色を満喫しながら
自ら最悪だと帰結する狭く閉ざされた思考の環状線を延々
巡り続ける一人旅

第二に
自覚のない最悪人間 ....
洞察
ってなんだろうかって
洞察を洞察してたら
洞察が照れて笑った
ああそういうことかと
こっちもいくらか
ほころぶ
そして思った
そういう洞察の持つ
一部の隙みたいな素振りが
じ ....
僕らの暮らしはせわしなく
規則正しく夜遅く
僕らの進化はめざましく
規則正しく夜遅く

空飛ぶ次に欲しかった
眠らなくても生きられる
時間の翼を得るために
進化の途中がたむろする
深 ....
おんなの乳房と先端の乳首が昂ぶるのを見せられたら
おとことしてどうなんだ?なんて
冷静に観察してられる訳がない

性の衝動は本能の領域
アクセルとブレーキの調和なんて
到底無理だから

 ....
がっこうの鉄棒にぶら下がって必死に見上げた空
何度挑戦しても逆上がりは成功しなかった

でもねそんなの数学といっしょ
難しい計算式なんて生きていくのに何の役に立つのさ

数学者にでもなるな ....
一位は三位だ

誤解を恐れずに言うが

一位は偉そう過ぎて痛い
寒い
ダサい
から
一位はせいぜい三位だ

二位は二位である
やはり二位だ
不憫であわれな奴だ
真のナン ....
陽の照る日、日は冬日、あかるい日に、

日の陽の光の広がって
あたりいちめん純白の原
ときはとけてうずをまき
めくるめく永遠の瞬間を
垂直に切り開いていく

陽の照る日、日は冬日、あか ....
 浜よ
 あなたは
 これほどまでに
 ごつごつとして
 来るものを
 こばみつづけていたのか
 
 浜よ
 あなたは
 これほどまでに
 えぐれて
 どん深で
 とらえたもの ....
最もよき者は攫われてしまった*
よき者の言葉は封じられ
足並みをそろえる、その旋律だけは大切にされた
皆、同じ顔をして右を向き前に倣う

             *

── 唄は、
 ....
ちりちりと
肌刺す冷気に
包まれて
詩を書く、詩を打つ
この夜陰
街には霧雨
降り続け
終わることない
哀しみが
記憶の糸を
濡らしてゆく

(糸はすぐに冷え切って
逗留すべ ....
小さなものたちを紹介をしよう

かれらはずっと昔からそこにいたようにも見えるし、つい今しがた、現出したようにも見える
目が触った瞬間に彼らは魂を宿すことだろう
目を逸らしたとたん跡形もなくなる ....
意識の表面に 皮膜のように貼りついた
夢を剥がす 淡哀しく雪が降る ログイン
ログアウト 扉の向こうに 景色をしまい込んだまま
日々は眠る ログイン ログアウト 小さな痛みが
星のように瞬く  ....
豪雨の窓辺で蝋細工の悪魔が猛り嗤っている気がしたハリケーンの夜、あれはいくつの時の記憶だったのか、脳の片隅で日付を失くしていた、スマートフォンのお前のデータをダイヤルしていた、深い眠りも覚ますほどコー .... 人生を全うしたとき、命は何層のパイ生地に仕上がっているかな。
僕、死ぬのは怖いけど、棺の中で美しいパイに焼き上がりたいな。
暮れの空に 巨きな曇が
ひとつ浮かんで動かない
街を隔てる径のむこうに
家より高い鉄の樹がある


街へ 光へ
到くもの 到かぬもの
降りそそぐ 機械の星
花の星
 ....
星の残骸を
ひろってきて
テーブルに載せ

みしょー
と書く

みしょーの絵

ってどんな絵か
よく知らないけど
なんにもなくて
おひさまがある
そんなのが
みしょーな ....
月見草
銀に揺れている
透明な水流になびき
引き寄せられ
傷んだ身体
俺は引きずっていく
引きずられていく
寒風吹き荒ぶなか

青、蒼、碧

陽光余りに眩しいこの真昼

俺の ....
街中に溢れている
気だるさや
やるせなさや
無関心や
私には名付けられない誰かの表情
変わらないようにみえても
変わりつつあるのだ
忘れかけていた
足りないもの
オールドノーマルな
 ....
{引用=銀杏一葉}
フロントガラスのワイパーの圏外
張り付いた銀杏一葉
冬の薄幸な日差しに葉脈を透かして

用途を終えて捨てられた
ひとひらの末端 美しい標本
飛び立つことはないはずなの ....
黄金の虫
炎に包まれ
檻の中から
飛び立った

見学していた
子供達の間から
歓声が上がった

黄金の虫
ドーム状の
天井近くまで
炎に包まれ
舞い上がり
ふらふら堪え揺れ ....
私の詩もまた
消費される一方なのか
思い出しては心に響く
悲しみや苦しみも
消費される一方なのか

それでもいいのです
永遠の中の一瞬のように
あなたの一念に収まれば
それでいいので ....
誰にともなく
プレゼントを贈りたい

できればシロツメクサの首飾りと
夏の朝の匂いを添えて

箱の中には
あなたの希望に一番近い
停車駅を入れておく

中が空っぽなら
それもまた ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右に掻き混ぜる 
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ....
11月の今頃になって
ハムスターが死にかけている
妻が巣箱の入り口に芋を置いても
出てくる様子がない
ペットショップで買って1年半
秋から急に痩せてきて
数日前から餌を食べなくなった
廻 ....
お空
お空を見る
透き通った青
僕の心
ほんとうにほしいもの
夜明け
澄み切った青
終わらない世
もらった命
大切なんだ
だってさ
こんなにも
愛おしいんだ
ほんとうに
ほ ....
オートバイを倒し込み
交差点を駆け曲がる
ボクの優雅なライディング
信号待ちの彼女らが
憧れ抱いたかもしれない

となりに並んだワゴン車の
彼女と目と目が合ちゃった
それも三回合っちゃ ....
切通しを歩いていった
母と二人で

縁切り寺もあった
夢の鎌倉で

屋台では
地球駒が不思議な同心円を描き廻っていた

眠り駒……

わたしはその時、
じぶんが自分であることに ....
倶知安厚生病院に
入院中だった母親が
意識を失い
ドクターヘリで
札幌の病院に運ばれた

知らせを聞いて
病院に駆け付けた時
点滴や酸素マスクや
ベッドサイドモニタで
管だらけにな ....
麻の半袖ワンピースを
さっぱりと洗い
捨てる時を伸ばし伸ばしにしていた
サンダルに永遠の別れを一方的に告げる

風鈴は日曜日の新聞紙でくるみ
青いペディキュアを消す

扇風機の薄い羽根 ....
張り込みには、つぶあんよりも、こしあんのあんパンで!
こしてある分、きめ細やかに、些細な動向をも見逃さぬ!
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8464)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみは理由を求めている- ただのみ ...自由詩5*20-12-6
洞察- 道草次郎自由詩120-12-5
規則正しく夜遅く- イオン自由詩2*20-12-5
昂ぶる- こたきひ ...自由詩320-12-5
俺の体温は熱くて- こたきひ ...自由詩420-12-5
ラブイズナンバーワン- TAT自由詩3*20-12-5
冬日- ひだかた ...自由詩520-12-4
種崎海水浴場- 北村 守 ...自由詩320-12-3
- 為平 澪自由詩5*20-12-1
冷夜- ひだかた ...自由詩620-12-1
小さなものたち- 道草次郎自由詩220-12-1
淡哀しく雪が降る- 塔野夏子自由詩5*20-12-1
オカルトとゴシップとビジネス、我が物顔のコミック- ホロウ・ ...自由詩2*20-11-30
パイ- クーヘン自由詩3*20-11-30
夜_迷_灯- 木立 悟自由詩420-11-29
みしょーの残骸- 道草次郎自由詩220-11-29
魂の深淵- ひだかた ...自由詩1020-11-29
腕を伸ばした、指の先の距離で(ゴル投稿修正版)- 高橋良幸自由詩3*20-11-29
空論のカップに口を付ける冬の横顔- ただのみ ...自由詩5*20-11-29
黄金の虫(改訂)- ひだかた ...自由詩420-11-28
断片- 渡辺亘自由詩220-11-28
- 道草次郎自由詩4*20-11-28
白い、宵の口- ひだかた ...自由詩420-11-28
立会- 大村 浩 ...自由詩13*20-11-28
お空の言葉- トビラ自由詩3*20-11-28
かもしれない運転- イオン自由詩1*20-11-28
三歳の夢- ひだかた ...自由詩420-11-27
ドクターヘリに乗った母のこと- 板谷みき ...自由詩1*20-11-27
夏をしまえば- そらの珊 ...自由詩10*20-11-26
あんパン- クーヘン自由詩4*20-11-26

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