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―お客様お客様ブレーキお一ついかがですか?

―いえ、間に合ってますんで大丈夫です

―そんなことを言わずに、ささ自転車のブレーキでも

―いや、俺自転車乗れないんで

―それでは ....
やっぱなんかはじまってんだよ

まったくあたらしいじだいのあしおとが みみもとでひびくもの

あのこいまごろどうしてるだろう

あのともだちはいま どうしてるだろう

みかんばたけで  ....
詩題への注釈としては











 ....
この両手いっぱいに こぼれるくらいの
ガーベラの花束を
小さなベッドルーム 埋め尽くすくらいの
うつくしい花束が きみにとても似合う

雨が降るたびに少しずつ秋がちかづいてくる
いいわけも ....
何でも 半分こ
笑いながら じゃれ合う子犬を 連想しながら
何処かで眺めた表情を 
思い出している

一つずつ 分け合うことなく 繋いだ糸は
合わせると 強く なるけれども
少し 儚い
 ....
気があるとかさ
ギリギリOKとかさ
すんげえ努力した後に
判明するんじゃ
余りに非効率だと
思うわけね
心的ダメージだって
かなりのもんだからさ
会った瞬間に
びびっと来るような
 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
星が星としてきらめく一瞬を
空の向こう側へ向けられた
望遠鏡のレンズに映し出し
それを君の心の中の一角に押し込めば

波打たぬ心臓にある二つの弁の内
閉ざされた方が開くかもしれない

 ....
丁字の実はクローブっていって
食べ過ぎちゃだめ
朝のうちに起きてることはいいことで
夜のうちに寝ているのもいいこと

猫の舌の上は
空虚な集合だ
爪に挟まってた髪の毛を
誰かのポケ ....


 穴という穴から火を吹いて!
 発熱する小さなドラゴン、楽器の


 でもこいつはドラゴンというよりよく出来た埴輪に近いヤツかもしれない
 でもこいつはきっと無機物よりも動物に近い ....
紅茶だったり
緑茶だったり
ウーロン茶だったり

君と飲みたいものは
その時々で違って
正解があるのかすらわからないけど

丁寧に淹れる
きっと
その行為がすきなんだと
こんな夜 ....
ありがとうございます
すいません、じじいなもんで、見えねえや

喫茶店で
七十前後の男が小銭を落とし、
床に数枚転がった

僕は眼鏡をかけ、
床を見渡して百円玉を一枚見つけ、
男と男 ....
本当は 一緒に 過ごしたかった
沢山の 漬物が 薫る 店内

元々 スモークは 好きじゃあ 無いんだ
燻ったのは 想いだけ

咳き込んだ あなたから 滲み出る色は
淡い 桃色

そこ ....
時間の流れが早すぎて
いろいろなものを捨ててきた

捨てることが美徳のように
もてはやされているけれど

捨てることが輝くのは
大事なものを持っているから
だと私は思う

分別がつ ....
バスタブから飛び出してきたピアノが空中を凌駕する朝


僕はいつも通りの朝を迎えいつも通りの朝食を摂りそしてまたいつも通りの「朝」の日課を黙々とこなす

要はいつもどおりの、そう朝にしなけれ ....
そしてライラックは飛んだのです
{引用= 恋人を探しに?
いいえ
思い出を探しに?
いいえ}
芽生える緑に、もうもたれかからずとも
新しい世界を知ることができるように
すり減った若さを残 ....
生きている痛みや歓び

どっちが

刹那や永遠だろう

ほんとのことってなんだろう

僕は馬鹿だから

あたまで考えたことは

信じてももらえずに

密かな証にしかしてもら ....
      その横っ面を
      おもいっきり
      はり倒す
      
      約束をまもらぬ
      ろくでなしの
      
      横 ....
燭台のともしびに羽虫の燃え尽きるように
夕陽を沈ませてはならない

銀色のリングのような月を黙って見送ってはいけないのだ

彼女の涙を数えてはいけない
きっとすぐに溺れてしまうだろうから
 ....
少し先の未来のわたしが
日の光とともにわたしにナイフを
差し込んでいく

瞬間にわたしはいる
そして瞬間だけわたしはいる

あとは
ただ殺し殺されるだけの輪の中

繰り返される ....
コンビニの袋とかお菓子の食べかすとか
丸めるだけ丸め込んでどっちゃり捨てて
どうにかこうにか部屋の掃除もするのだけれど
ばらばら散らばるいろんな感情のおさまりも悪くて
少しもきれいにならな ....
とうとう言ってしまったな
薄々気づいてはいたけれど
敢えて触れなかったのに
まだまだこれからの娘だから
温かく見守っていたかったんだ
それなのに

剛力が
僕の剛力が
短足っぽいなん ....
あぁ 世界は思ったよりも深い闇で
ドブ川に捨てた魔物の叫び声も 君に似ている

塗り潰した群青に穴を空けても
向こう側の風景しか見えない
塗り潰した想像に穴を空けても
向こう側の風景しか見 ....
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的

そうだとしたら
鍵穴は逃げないね

それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ....
純然たる悲劇の恐るべき美に囚われて、
硝子細工の魅力が孕んだある種の危うさに恋して、
そういった思春期的な感性が 薄らいでゆくことが こわい
きっと大人になんてなりたくなかったのだ

なりた ....
斎藤和義を見つめていた

まったく共通の話題がなさそうな奴だ

でも

共通の話題であふれかえったって


必要とされなくなったり

遠ざけられたりもするんだから

海の波が ....
海辺のね、小さなレストランに行ったよ。

行きたいお店があるんだよねってあのこが言うから

ふたりで出かけることにしたんだ。



近所のバス停で待ち合わせ

時間通りに来た僕を
 ....
半世紀余も前に消えてしまった
    青い春のネオン
     赤い夏のいさり火
      白い秋のかがり火
なのに 今 フェードアップしてくる
       黒い冬は 一条の鬼火
   ....
時折カラオケでシナトラのMy Wayを
米語で朗々と悦に入って歌い上げるひとがいる
しかもシナトラの歌い方を真似てブレスまでそのままに

しかし わたしは問いたい
あなたはレコードでもなくC ....
思い浮かびませんか?
ほっぺが落ちそうにご馳走を頬張る顔。

食べてみてわかるご馳走
食べる予定で夢見るご馳走
食べながら味わうご馳走
もっと食べたくなるご馳走

その顔の理由はご馳走 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブレーキ祭り- 赤青黄自由詩4*13-1-14
なんだかなあ- 2012自由詩213-1-13
フローズン・イフリート- TAT自由詩213-1-13
Ah,_dear_gerberarium- 瀬崎 虎 ...自由詩213-1-13
マスカラ- 藤鈴呼自由詩4*13-1-13
アプリ- 花形新次自由詩213-1-13
砂浜での決断- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-13
スコープテレスコープ- 赤青黄自由詩2*13-1-13
僕はわかってる- 竜門勇気自由詩113-1-13
リコーダードラゴン- 赤青黄自由詩1*13-1-13
夜の飲み物- 朧月自由詩213-1-12
友情- 三田九郎自由詩2*13-1-12
しっかりしろ- 藤鈴呼自由詩2*13-1-12
破棄予定- 未完自由詩3*13-1-12
バスタブに降り積もる、雪- 赤青黄自由詩1*13-1-12
眠れぬ夜の下絵_(1- 瑠王自由詩6*13-1-12
ハッピーバースデー- 吉岡ペペ ...自由詩913-1-12
あしたのジョーになりたい夜に- 石田とわ自由詩10*13-1-12
ストレンジデイズ- 梅昆布茶自由詩1013-1-11
円環- 佐藤伊織自由詩313-1-11
最後のラッパ_ver.2.0- 2012自由詩213-1-11
黄金比- 花形新次自由詩113-1-11
向こう側の風景しか見えない- ねこ歩き自由詩113-1-11
たぶんあれが君- 朧月自由詩813-1-11
ピーターパン・シンドローム- aria28thmoon自由詩213-1-11
海の波- 吉岡ペペ ...自由詩213-1-11
ふたり分。- 元親 ミ ...自由詩413-1-11
不在のなかで__一- 信天翁自由詩213-1-11
My_Way- HAL自由詩4*13-1-11
ご馳走- 自由詩213-1-11

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