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ココアが飲みたくなって
君に「ココアどこ?」ってきいたら
君は心配そうに近づいてきて
おでこの熱をはかってくれた

僕はあわてて
「違うんだよ」
「ここはどこ?じゃなくて」って
言い終 ....
夜になると

傍にいるひとは

もっと近くに来て

遠くにいるひとは

もっともっと離れて行く
湖に溺れている豚
必死な形相
肺にあふれる涙
私は歩けないから祈った
永遠に沈黙が続くなら
壁に骨をぶつけ
音楽を差し上げます

青空を
深々と突き刺すスズメバチの群れ
赤く腫 ....
死んだライオン
生きた女神
塊の溶解
反射する赤
額の皺

時間をかけてゆっくりと
育んでいくように
紐解ていくように
途中
道を間違えて
ドコかわからなくなるかもしれない
君 ....
ビールでも水割りでもごまかせない夜があると知った


枝豆だったらイケたかもしんない、んなわきゃない


じゃあほっけは?とかどうでもいいからお会計済ませて


明日会社休むとか言っ ....
うたを歌わなくなって陰影がわからなくなる
道端にすべて宇宙の残骸がおちているような
夕暮れまで秒読みを開始してアルミの屋根を
じっと眺めていた小国民少年少女一様に空へ

沈黙はもうだれもみな ....
噴水の水が初夏の光に輝いています

少し汗ばんだ笑顔が眩しかった

指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
 

橋のたもとで

待っていたの ....
宇宙へ打ち上がる星になりたい
ジェットエンジンなんていらない
魂を燃やして空へ
真っ直ぐに飛んでいく
塵ひとつ出さない


空を見ない人は気付きもしない
僕の旅立ち



{引 ....
ふたつの言葉が死んで
ひとつのフレーズが残った
俺はそれを際限なく殴り
本物の血が流れてくるまで待った


稲妻は脳髄を
喰らいつくすように走る
傷みとも呼 ....
物事を決めることが苦手なくせに
わたしはいつでも答えを望んだ



夕闇に肌の色も溶け合うような
あやふやな暑い夏

ゆらゆら揺らめいたのは
空気なのか こころなのか

 ....
皮肉なものですね

愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を聞いてくれ人は
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする

遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに
だんだんと本 ....
天使と間違えられた悪魔が
今まさに翼を拡げて地上を去るところでした

人々の彼への愛は(またはその逆も)確かだったはず
なのに彼の血が自分達と違うのを見ると
一同揃って鍋に蓋を閉めました
 ....
鼓動がいつもより早くて
いきぐるしいので
ねむれない、わたしは


なんども寝返りを打って
いちばんましなポーズで
妥協しようとする


あなたはベッドの一番とおいところに ....
今では
ベルトの穴も
あけられないほど

太り
ブヨついた
おいらの腹回り

口さがない人を
人を気にしていたら
こんな風にはなりようがない

くちなしの
白い花
天ぷらに ....
降り止まぬ雨はないっていうけど
それで地固まったのかな?

多摩蘭坂から見上げる雨上がりの夜空は
満天の星降るって感じには程遠くて

やっぱ悔しいけどそれが現実なんだよね

それでも、 ....
とげとげの葉っぱみたいだね
あなたはそう言うけど

仕方が無いじゃない

ぎざぎざの葉は
痛くするためじゃない
守るためなんだから

かちん
あなたにぶつかって
しゃり
っと切 ....
肺の呼吸
肺の呼吸
繰り返される
生命反応

草の呼吸
草の呼吸
光合成
グルコース
供給量は
生きてる分も

顎の呼吸
顎の呼吸
粉砕
尖った棘

状況はファンタジ ....
カワバタからのメールを朝めがさめて見ようとしたらメールが三件になっていた
ひとつはユキオから
ユキオからは、四月の六月、そのひとことだけだった
ヨシミはたまにユキオに写メだけを送る
ヨシミはそ ....
六月にはなにも書けない
上昇し続ける温度と
いつでも雨を隠しているような
湿度に
脅かされて
六月にはなにも書くことが出来ない
消化出来ないものを胸の内に抱えて ....
ろくに足も
使えない奴
お前の語る
自由に
何の意味がある
優しさを
振りまくふりをする
その瞳
お前の
その瞳に
悪魔の宿るのを見た
柳の木の下で
羊の群れを刈り取り
小動 ....
ハンドル握って

山道の向こうの星を見に行こう

大好きな子守歌をかけながら

アクセル踏むのも悪くない

布団で駄々をこねるより幾分ましさ

町の外れの点滅信号

今日もあの ....
言の葉の海という

楽しげに
きまじめな顔して
ありがたそうに
詩人たちが口にする

いながらにして
日がな一日海を眺めて
語り合っている詩人たち

けれど
漕ぎ出すものたちは ....
{引用=まるでスワローテイル

君はいつも強がってばかりで
悲しいことを悲しいようには言わないから
いったいどれほどの悲しみが
君をそんなに強くしてしまったのかを考えてみた

そんなある ....
きみは気付いていない
だから
いつもまぶしい太陽から
目を伏せるように
俯き加減で
猫背のまま通りを歩く


きみは気付いていない
本当のきみは
とても魅力的で
本気を出 ....
重い雨が降っている
重い水が降っている

土くれになるはずの肉塊を
池に沈めれば
浮かんでくるのは
感覚のない 時の澱

「君ばかりが悩む必要はないんだよ」

背負い込んでいるのは ....
空っぽな日々なのにひどく疲れている。俺なんて「誰にも存在しない」のだろう。庭は日の光を浴びてガラスケースのような色をしている。白色をした煙草の煙も芝に漂っているように思える。俺は目玉化してそれらを捉え .... キミとの出会いは
まるで予測できなかった

でも
あたしは
宇宙の法則を知っている
七文字の・・・

その法則が
あたしとキミを
引き合わせたとしか
思えない

あたしが
 ....
白けちまって

ウンザリだ




なんていやらしい結局あんたら僕の

優しい心が目当てだったんでしょう?







穢らわしぃったら ....
あんなに焦がれた貴女との花解き
たったの一度ことなるならば
一度だけが故それがこんなに苦しいならば

なければ良かった

そんなに恋しい訳ではなかったが
たった一度の花解き
男は忘れる ....
物を燃やす機会は 乏しく
もう一派の世界標準にも
触れる時間が近頃ない
押し黙った身体を運ぶ週の積み重ねに
息を抜くこつを学んだり 忘れたり…
「今日は蒸し暑かったですね」と 振り返れば
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8467)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「ココアどこ?」- ベンジャ ...自由詩2*10-6-8
- 小鳥自由詩6+10-6-8
痛みの歴史- 桐谷隼斗自由詩410-6-8
匿名的にある美しいもの- Oz自由詩310-6-8
オフィスレイディ。- ゆきちゃ ...自由詩410-6-8
どうかね_君は- 瀬崎 虎 ...自由詩410-6-8
ピンクのガーベラ- 板谷みき ...自由詩3*10-6-8
星になること- 木屋 亞 ...自由詩8*10-6-8
誰も嗅いだ事のないいかがわしい臭い- ホロウ・ ...自由詩2*10-6-8
花水葬- ロリータ ...自由詩610-6-7
「愚痴をこぼす」- ベンジャ ...自由詩8*10-6-7
翼を持つもの- 瑠王自由詩6*10-6-7
真夜中の牛乳- ________自由詩5*10-6-7
口さがない人- 花形新次自由詩2*10-6-7
多摩蘭坂のひと- 恋月 ぴ ...自由詩17*10-6-7
きゅうくつな草- 朧月自由詩110-6-7
シスターY- Oz自由詩210-6-7
影いろの世界- 吉岡ペペ ...自由詩510-6-7
六月にはなにも書けない- ホロウ・ ...自由詩5*10-6-7
天秤- 真島正人自由詩6*10-6-7
夜道- 伽茶自由詩110-6-7
語覚だけを研ぎ澄ませて- 海里自由詩310-6-6
「スワローテイル」- ベンジャ ...自由詩4*10-6-6
美しいきみ- 寒雪自由詩210-6-6
世界は勝手にできあがっている- within自由詩5*10-6-6
テレビの隅っこ- 番田 自由詩310-6-6
見えない宇宙の法則- 森の猫自由詩1*10-6-6
- TAT自由詩1*10-6-5
こいうた- トキハ  ...自由詩8+*10-6-5
照合- 吉岡孝次自由詩210-6-5

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