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絵画空間
言葉による現実認識
目の当たりにする現実の
非現実的な風景

土台が剥き出しの広大な廃墟
コンクリートの心象の
風景と言うには殺風景
埃にまみれた野草が茫茫
土埃の薄くかか ....
雨上り
雲はほっそり
ゆく道に
鳥山が立つとき
海の深層には
おおきな迷いが泳いでいる、と
あの日 あなたは教えてくれた

あなたの育った長崎の海は
いつも
あなたを包み込んで
すべてを許し 微笑んでくれた
そんな ....
救いは雨のようなもので、
求めないならうっとうしく、渡せばただの水になる

たいていのことはもう知っている

人のためにというのはたいていは自分のためで
自分を犠牲にしてまで他に尽くすなら ....
傘をさして外に出れば

藍色の灯火が揺れている

深海魚のまなこの奥に眠る

遥か太古の記憶が

生温かい雨粒と一緒にこめかみを撫で

息がとまる

藍色の雨が深く私を染めてい ....
今日はなんだかとても不思議な気分だ
昨日まであんなに寂しくて悲しかったのに
僕のとなりにぽっかりと空いたスペース
それが妙に微笑ましいんだ
くっきりと君の面影が浮かぶ
いつも君が使っていたシ ....
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ ふっと頭をかすめたのは
神宮前小学校で子供用のブランコに並んで乗ったこととか
砧の遊歩道で散ったばかりの桜をぶわーってぶちまけたこと
  帰らない
  帰らない
  帰らない
右手の角度が ....
言葉にしなかったのなら
もっと君を楽にできたのだろうか?
君の手を掴まなかったのなら
もっと君を守ることができたのだろうか?

君に出逢わなかったのなら
僕は幸せだったのだろうか?
僕に ....
{引用= 
陽炎に

雪 みあげれば

あっさりと あっさりすぎるほどに

春のよそおいを見棄てる

サクラでした

生の 爛漫が閉塞と終焉のはじまりなら、

未完でありつづ ....
山奥の沢
大きな石の上に寝転がっていると

こんぽろりん
こんぽろりん

遠くの方から小さな
木琴の音色が聴こえてくる
私は少し調子の外れた
しかし心地の良いその音に導かれるように
 ....
羽化したばかりのモンシロチョウの
おぼつかない羽ばたきが
風にあおられ

じりじりと後ずさる濃い霧の中を
触角も羽もなく這いずる夜も

誰かの仕掛けた銀色の罠に
迂闊に絡めとられる朝も ....
胸骨のなかが冷え込むと
やはらかき草のうへに横たはり
全身の痛点を耳にして
よみへ続く覆水の
砂礫に混じる星屑が
ふれ合う金属的な響き
を聴きつつねむる。

*

その響きは
地 ....
こうも近いのか、、


たかだか
何年何週何回転したか



それぐらいなんだ



だけど


ズボンを降ろしてYシャツをいれる
鞄を持つ
嫌いだった音楽を聴いて
 ....
涙を練って
甘くしたみたいに
空から温かい匂いがする

涙を流せない
木が
風に触れて話す

ぴよぴよと
黄色い花が
鳴いている

どこかに涙を隠している
だから、こんなにも ....
君だから話したいいつまでもすべてを
玉葱の皮を剥くように何重にも纏ったかなしみをすべてを

春なのに風はまだ冷たいんだ暖めて欲しいから
僕は自由なんて要らない君のそばにいたい

奸計は ....
ポケットのついた服を着ている
あわてて後悔を隠すため

間違っては訂正を繰り返し
ポケットはいっぱい

夜にざららととりだして
テーブルに並べる
色はあせているけど
今日の景色だね
 ....
あなたが誰かとはやあるき

誰かのことばに足をとめ

ちがう顔して笑ってる

むかしの職場にいまいます

ほされた先輩威張ってます

意地悪上司の気弱な顔

誰かのことばに微笑 ....
                  130428



これが僕の車だよと
ミニ四駆を摘み出し
机の上にひょいと置く
走り出した鈍色のミニ四駆
揺れ動き ....
目もくれず
日はくれる

閉じてしまった
隙間から
光は無くなった
夜がくる

目もくれず
日はくれる
目もくれず
日はくれる

まばたきを繰り返す
世界よ
僕は ....
若者が悩んでる感じ。あんたら好きね。
でもさあ、知ってるかな。あいつら割とそういう風を装ってるだけだよ。
家に帰ったら家族がいてさ。電話して恋人と喋って、たまにセックスしてね。
あいつらみんな寂 ....
僕の言葉はいつだって核心をすりぬける
誰かの胸に届けたいっていつでも思ってた
みんなに僕のことをみて欲しいのに
僕の姿形は恥ずかしいな
いっそ誰もいない国へ行って
作物を育てて暮らそうかな
 ....
おばあさんが畑を耕していると

赤茶けた色に長方形におちょぼ口がついた一輪挿しが

いくつもいくつも出てきた

そこは古くから陶芸が盛んな町

今はない窯元があった土の下に陶器だけが眠 ....
急いだって

結局おなじくらいかかる

なのに急いでいる

それはこころで生きているから

みんなからだで考えているから

もっとあなたの

引き出しを増やしてゆこう

も ....
あらゆる人種が人生が交錯する
つまづいている僕
恋をしているあなた
人生は様々な糸が絡まって見えるが
案外単純な因果律の集積なのだと思うが

ICチップはブラックBOXではあるが
完璧に ....
しあわせが
哀しみを連れてきた

さみしいでしょうと
私に聞いた

私は
しずかに微笑んで

そうでもないよ、と
教えてあげた


やさしさが
うそになる

抱きしめら ....
ひとりひとり
心の中に
鈴を持っていると思うんだ

嬉しい時は
シャンシャン鳴り響いて

寂しい時は
チリリーン‥



華がある人って
きっと
たくさんの鈴を ....
玄田医師は
例えば
頭の痛い患者に対して
タマキンに針を差し
その激痛によって
頭の痛みを
忘れるといった
前衛的過ぎる
治療法を多用したため
一部の医師からは
アイツの免許を取り ....
窓から差し込む陽光に
そっと手を翳す
翳した指の透き間から
幾筋もの光が和音となって、響き渡る

部屋中に響き渡るそのハーモニーは
希望に満ちた朝の光
朝の空気の中、陽光が満ち溢れ
そ ....
ヘバリツイテしまったみたい、、、

縛られたのとはちょっと違う
埋まってしまったのかも、
粘着力や磁力の強い何かが
自然に引っ張ってくる

まるで、、


駄々を捏ねて
ねだる子 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
抽象画- ……とあ ...自由詩9*13-5-2
人影- こしごえ自由詩4*13-5-2
鳥山が立つとき- 草野大悟自由詩9*13-5-1
その音は岩に響いて- ゆったい ...自由詩213-5-1
藍色の雨- 灰泥軽茶自由詩5*13-5-1
最後のプレゼント- 文字綴り ...自由詩1*13-5-1
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ- 北大路京 ...自由詩713-5-1
Eccentric_Person_Come_Back_To_ ...- 伊織自由詩4*13-4-30
君への告白- 文字綴り ...自由詩1*13-4-30
赤いさくら- 月乃助自由詩7*13-4-29
山女の木琴- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-29
風読み- Lucy自由詩12*13-4-29
全身の痛点を耳にして- 凍湖(と ...自由詩413-4-29
無縁だと思っていた- 最都 優自由詩413-4-29
はるがきた- 小原あき自由詩9*13-4-29
君と話したい- 梅昆布茶自由詩1113-4-29
ポケットの中の風景- 朧月自由詩513-4-28
哀しい夢から- 吉岡ペペ ...自由詩413-4-28
生き残った夕暮れがいる橙の窓の灯- あおば自由詩8*13-4-28
めぐめぐる- うみこ自由詩3*13-4-28
めくらども- ボトルシ ...自由詩313-4-27
悲しみコーナー- ボトルシ ...自由詩313-4-27
一輪挿し- 灰泥軽茶自由詩8*13-4-27
こころ- 吉岡ペペ ...自由詩213-4-27
交差点- 梅昆布茶自由詩1113-4-27
等価- umineko自由詩7*13-4-27
心の中の鈴の音色- 夢月自由詩113-4-26
玄田医師- 花形新次自由詩213-4-26
コード2- ……とあ ...自由詩10*13-4-26
動かない- 最都 優自由詩113-4-26

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