すべてのおすすめ
花火のおとだけ聞いている

火災ビルからひとが落ちてくるような

ドスンとも

ガタンとも

なんとも言いようのない破裂音がする

夏の湿気とうごかない風

花火大会

浴 ....
川の底に揺らいでいる
藻のように
空気の流れに逆らわず、
その身を風に預ける

静かに息を吐き 吐き
お腹の中にある
心の中にある、
全てのものを吐ききる

空っぽ
身体中が空っ ....
拝啓 牢屋のあなたへ

ワタシは裸足で歩くのが好き

アスファルトの上も
浅瀬の中も
はらっぱの下も

足裏から伝わるエネルギーが
ワタシの原動力

靴下履いちゃうと
 ....
どんなに優秀なものも
優秀ではないものも
燃されてしまえば
灰になる

どんなに貴重なものも
貴重ではないものも
燃されてしまえば
灰になる

風に従順な踊り子となって
 ....
視線

子供の頃
車の窓から月と太陽を眺めて思ってた
彼らは一体どこまでつきまっとてくるのだろう?
父親にせがんで アクセルを全開にしてもらっても
振り切れない 奴らの視線もきっとそう
 ....
争いはなくならない
ラブ・イズ・デッド
ぼくたちはやりきれない
悲しくてやりきれない
第三の視点を持とう
悲しくてしかたないから
第三極に憧れよう
知らない世界が待っている
何だって新 ....
何度、心から良い人になろうとしたか
ちゃんと話を聞こうとしたか解らないのに
カスだからかな スカスカに ぬけてしまう

重い漬物石のような思い おなさいころからの
もっとも親しい人たちから  ....
誰も
教えてくれないのなら
美しくなるしか道はない

不要と必要との分別方法を
自分独りで身につけて

圧倒的な過酷さで
美しくなるしか道はない

その内側を
誰もが ....
立脚点


あふれる
おもいを
言葉に託し

いますぐ
誰かと共有したい
心の忙しい人もいるでしょう

ひとり
友達も見つからないまま
静かに
書き留めた
自分の言葉
 ....
種を蒔いてきたのだと思う
いや、散らしてきたのだと思う
なんの種だかわからないまま
そもそも種だかわからないまま
どうしたって僕は
僕以外の何かにはなれないのだ、と
恵まれ続けてきたの ....
名前とこのからだを
引き受けたときから
ぼくは舞台の主役になった

科白は自分で決めているようで
多くの出演者に
気配りしながら
作りあげていく

嫌われたくなくて
意見を言わない ....
いとしいという気持ちは
どこにもたどりつかない
ただ生きてくださいと
おもうばかり

あなたはもうそれで
十分素晴らしいのだから
なにひとつあきらめることも
うしなうこともない

 ....
白い彼女は夜に来て
暗い独りを照らす
私たちをしっかり見て

白い彼女は朝には消え
切ない笑顔を残す
いつかの再会を望んで

考えるのは止めない
脳裏を撫でて離れない
白い ....
オマエが銃を取り
生者にその銃口を向けるなら
オレは花を摘み
生者にも死者にも手向けよう

生者には「生き抜け」と伝え
死者には「マシな世を作ってみせる」と誓う

オマエは上官の命令だ ....
明るい窓辺に咲く花は
それを誇りに思うのでしょうか

小さな日陰に咲く花は
それを恥だと思うのでしょうか

ふたつの花に問うたなら
まったく同じく答えるでしょう

肯定ではな ....
「何故」と「どうして」が泳いでる部屋の中、一日はまたなに一つ進行せずに過ぎてゆく、仰向けに横たわった俺はまるで、生きながら土葬された哀れな亡骸のようだ、ソリッドなギターロックが .... 美しく澄んだ
限りなく静かな湖
透き通った水は
陽の光を揺らし
底まで見渡せる

風が漣を踊らせて
木の葉が船のように浮かぶが
そこには誰もいない
そこには何もいない

 ....
寿退社する君へと
パッションフルーツを
プレゼントする昨日
月末に送別会があるようで
退社するときに演説する
練習をまたしている

揺りかごから
墓場までと云う言葉を
知っている?と ....
ひとつ、階段をおりると
まるでこどもにもどったようだ
狂おしいほどに
血をもとめていたことも
海馬の海に ....
 お爺ちゃんも、お父さんもそうだった。
 僕たちの仕事の要諦は嘘を本当だと言い通すことだ、と言っていた。
 そんなこと小学生の僕に言うなよ。
 どこかに遺伝子の記憶があったのか、明らかに嘘と誰に ....
午前四時だろうと暑いし暗がりだけど空は晴れていてだけど脳味噌の中じゃ狂気の入物がいまにもあふれそうで振動を与えないようにと必死で対策を講じている、暗闇の中ディスプレイに目を凝ら .... きっと私
あなたに会うために生まれて来たのって
この前言ったけれど
あれ嘘なのよ、嘘のうそのウソ


この前一緒に月を見て
水を歩いたでしょう?
その時はっきり思ったの
あなたの ....
これだけ情報が溢れる世の中

私は無意識のうちに検索し

人の噂や点数を気にして

なるべく良いところを選ぼうと苦心する

しかしそれが

私の物事に対する眼差しや

何か危険 ....
ただあてもなく走り続け

その先が見えないから絶望する

ただ言われたとおりに勉強を続けて

掴んだものはなんだったのか


打ちつける雨の音も

木々を揺らして
鳴きながら
 ....
〈孤独の光〉
人は多くの孤独を抱えているほど豊かな人間だ。
仕事に就いて人と沢山情報交換していると孤独は消えてしまったかのように思える。
だがそのときいよいよ光を増してくる孤独の数の分だけ人は人 ....
美しいもののすべてに
騙されてしまいたい
と 思ってしまうほどに
世界はそれほど綺麗じゃない
けれど
あなたをめぐる血液が どうしても薔薇みたいに見えるので
その生身の肌だけで いつも華や ....
.
隣の部屋とのあいだの四角い窓に
また指人形の顔がのぞく
あいつはなにか言いたいことがあると
こうやって人形に言わせる
けさはコナンがメガネごしにこっちを睨んでいる
セーラームーンでない ....
最近妻が山に行こうと言う
アウトドア派でもないのにだ

急にどうしたんだと聞くと
この間
友達と高級フランス料理を
食べに行ったとき
トリュフの香りに
魅了されたから
と答えた

 ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ....
泣かせたくなんかないよね
涙ぽろぽろ流してさ
つらそうな顔なんて
見たくはないよね

それでも
厳しく言わざるを得ないときがある
無慈悲を装うべきときがある
心を鬼にして
冷 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花火のおと- 吉岡ペペ ...自由詩914-7-26
空っぽ- 猫の耳自由詩414-7-23
牢屋へお願い- 瑞海自由詩214-7-22
灰色ダンス- 千波 一 ...自由詩414-7-21
冷たい視線- 自由詩2*14-7-21
第三世界へようこそ!- ゴースト ...自由詩8*14-7-19
漬物石を放り投げた小さな手- るるりら自由詩13*14-7-19
流麗- 千波 一 ...自由詩614-7-18
立脚点- はなもと ...自由詩814-7-18
一緒に暮らそう- 千波 一 ...自由詩314-7-15
嫌われてもいい- 殿岡秀秋自由詩514-7-15
「ねがう」- 小夜自由詩514-7-14
白い彼女- 瑞海自由詩214-7-13
武器よ去らば- 蒲生万寿自由詩4*14-7-13
等号- 千波 一 ...自由詩314-7-12
ガラスの銃創- ホロウ・ ...自由詩2*14-7-12
- 凍月自由詩3*14-7-11
ラストメッセージ症候群- りゅうの ...自由詩15*14-7-11
ひとひら- あおい満 ...自由詩614-7-11
笑えるぜ安倍ちゃん、ヒトラーかよ- 草野大悟 ...自由詩2*14-7-11
出来過ぎた話だと思われるかもしれないが書き終えたのは四時四十 ...- ホロウ・ ...自由詩4*14-7-11
背反- 瑞海自由詩614-7-11
オススメの罠- 灰泥軽茶自由詩1314-7-10
つまらないと思う- 無花果自由詩214-7-10
人へ- 葉leaf自由詩214-7-10
スーパーナチュラル- ユッカ自由詩314-7-9
ぶっつけ未詩1- Giton自由詩2*14-7-8
俺はブタじゃない- 花形新次自由詩2+14-7-7
ぼんやり- 梅昆布茶自由詩2014-7-6
覚悟- 千波 一 ...自由詩314-7-5

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