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土佐の海辺の村で
毎日毎夜薄暗い電灯の
野外畳の上にでんと座り
鍋に茹でられた貝という貝
爪楊枝でほじくり出して
それぞれに違う味覚
食い喰らい喰らい食い
瞑黙ひたすらに
味わい味わい ....
詩は
深い感動や絶望から
生まれるものだろう
僕ののは単なる独り言
しかし
ボケ防止には役立っている
しあわせ って意味も知らずにそれでも
その響きに惹かれて 微かに瞬く
ひかりを 疑えなかったのだと思う
決意をして 決意通りに堪えて生きてきた
泣いて泣いて泣いて泣いて いまもまた
わたしは ....
洗いたての芝生がちろちろと
脈を交わらせている

川までの道すがら
ちいさな生き物は溺れ死に
汚れた内臓は、光る命へと洗われる

車椅子に花を差し入れる

目を細めてファインダーを覗 ....
まっ白で
海の波とうねりに
磨かれた貝の
欠片を集めて
ぼくはオルゴールを
つくった


貝でつくったオルゴールが
奏でる音色は
聞いたことのないメロディー
なのだけれども
ど ....
私が、私自身のことのみを考え、
私の為だけの世界を作ることが
出来る権利を私は、持っている
好き勝手をしても良い理由にそれは成り得ないが、
私が、得た私だけの個人的な空間、スペースに、
私が ....
この地球に存在する人間は
大地を侵し
大海を侵す
ガン細胞かもしれない

でも、こうやって幸せを甘受し
生続けている

煩悩即菩提という言葉を聞いたことがある
百八つあると言う煩悩は ....
{引用=*吹雪}
また寝過ごした
慌ただしく時間を折りたたんで
結露の向こう 誰かが叩く
風のふりして泣いている



{引用=葉牡丹}
あまりに冷たい断り文句じゃないか
あまりに ....
海の向こうの友だちは知っている
あなたのやさしさと
あなたのやましさを

どうして知っているかって
それは聞かないでいて

そして描いている
庭の絵や
湖の絵を
りりしい若者の絵や ....
神無月に肉を脱ぎ捨て 祖母が逝った。

思えばもっと前から祖母は半分海を渡っていたようだった

精神ここにあらずといったふうで

ときどき正気のあるときは「死にたい」とこぼしていた

 ....
きっと 乗り越えられるだろう
ただの答え合わせが そんなに大事な事でも
見逃して あげようよ
ほっといて あげようよ
どうでも良いことじゃないか
僕たちにとって ほんとうに ほんとうに
 ....
いつから君のことを     好きになったんだろう
ひと目ぼれなのに      思い出せない

好きになるというのは    おそろしい
君よりかわいい娘が     いなくなる

君のいない一 ....
唐突に額にあてられ
あのほんものの乾いた音とそして衝撃が走る
ある時にはいつ棲みついたのか
恐ろしい姿の鳥のようなそれがあたまのなかで奇声をあげて鋭く蠢く
先生は ほんとうではない、と教えてく ....
自分の邪悪な心ほど
恐ろしいものはありません
邪悪な心が来たら
邪悪な心と闘ってはいけません
闘えば闘うほど
邪悪な心は力をつけてきます
邪悪な心が来たら
台風の時のように
ただ通り過 ....
まあ、いつどうなるか
わからない命
肩の力抜いて深呼吸しようか
寿命は
生まれたときに決まっていると言うし
死んだらなあーんにも持っていけないし
まあ、楽に生きようか
ものは考えよう
 ....
人間はけっこう手間暇かけて生まれてくるものだ
赤子が生まれてくると人間関係は大きく変化する

たとえばあなたと僕がお母さんとお父さんに
父と母はおじいちゃんとおばあちゃんへと
ひとつ ....
言葉はいらない。死はもっといらない。
哲学的に木々が風に揺れている。
僕は確かさを追いかける。それは楽しい哲学だ。
うちの猫はなにやら哲学しているような風格があり、きれいに世界を持ってる。
必 ....
トンネルを抜けた後のスピードは
僕の心に音楽を流す

目的地の無い夜行性の手で
口元のリボンを解くように
愛しい想い出の真ん中にある
ラブソングだけが残ったけれど

加速す ....
オーロラ、オーラ、そしてオラ
真一文字の口の中に広がる
開放感と希望とほろ苦さ
広がる、、口の中では解けない甘さ、
口外の発射でしか達し得ない安堵
駆け巡るコウカイの中で見つめ合う
二人と ....
今日は静かな
静かな一日だった
友と語らい
シチュウを食べ
午睡に緩やかな夢をみた

生きていることに感謝し
妻と晩祷を捧げ
明日の希望を祈る
静かな静かな
一日の祈り

忍び ....
魂が彼女の肉体を超えているのに
なぜ人は彼女の囲いばかり 目にして嗤うのか
動かない右手に握り拳を置いて 左手で書いた文字より黒いのは
右手がやすやすと動く人たちの、コトバ

自由と ....
囁いています寒天は
上に乗って弾まれて
姿形はトランポリン
そんな過酷な状況で
囁いています寒天は
私の体がいつまでも
弾むなんて思ったら
見通し少々甘いです。

だって私のこの身体 ....
そろそろネタもなくなって
気がつけば
昔どっかで書いたことを
何度も繰り返している

自撮りしたときに
たまに写り込む彼女に
恋した青年の話
http://po-m.com/forum ....
君は喜びを喜べ
僕は悲しみを悲しむ
トランプのタワーの王様がイカサマゲームを制して世界の王様に成って
テレビはひっきりなしに安値で飛べる酒のCMを流してる
大きなカジノを作るための法律がもうす ....
緑をうしなった銀杏の葉っぱは清洌だ

黄色くてとうめいだ

西側の窓が額縁になって

たわわな銀杏が一枚の大きな絵のよう

風が吹くたび

朝の掃除の大変ばかりを考えてしまう

 ....
光の万華鏡
旋回する宇
浮遊する
温かく熱と溶け
輪郭失う体と体の
紫に静まる矛盾の浸透

[個我意識鮮明に保持サレ、私達はシッカリト抱き合い、
何処マデモイキ、何処ニモイキハシナイ] ....
冬の太陽は天使のようにやさしく
夏の太陽は悪魔のように激しく
春と秋の太陽は女神のように微笑む

四季の太陽の姿にあわせ 変化する青空と雲の白さ
ふきわたる風の音と強さ

今は冬のはじま ....
それは奇跡だった
人として生まれ
幸せになるために生き続け
やがて光年の彼方に溶けて往き
また別世界に蘇生する
沢山の魂との出会いによって生かされ
命は荘厳される
番いのもぐらたちが
ずっと永い冬を越えていく
温かい大地のなかでは
深い秋の湖岸に生える葦の匂いより
次ぐらいに心地よくて

ずっともぐって行くと
遠くまで吠えていた
動物たちやらの魂 ....
暗めの楽譜を渡されると
気絶する私は
塾で高熱を発したので
テレビの字幕を眺めながら
画面のサイズを変更した
釘を打ち込むと
氷は容易に破片と化す
旗を高々と掲げるクック船長は
服を部 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
底の記憶- ひだかた ...自由詩19*16-12-19
- ホカチャ ...自由詩316-12-18
耳を澄ます_(試作品2)- もっぷ自由詩616-12-18
雨上がりの庭- 印あかり自由詩18*16-12-17
貝のオルゴール- 小林螢太自由詩9*16-12-17
自分の理想を追い求めても良い権利は、誰もが持ち得ている- 水菜自由詩2*16-12-17
本当の幸福- レタス自由詩416-12-17
とある一日- ただのみ ...自由詩9*16-12-17
人生の絵- やまうち ...自由詩216-12-17
渡つ海- 高原漣自由詩3*16-12-17
乗り越えられる- はだいろ自由詩216-12-16
君のポートレート- st自由詩2*16-12-16
もしも自分を愛せたなら- もっぷ自由詩416-12-15
邪悪な心- ホカチャ ...自由詩216-12-15
楽に生きようか- ホカチャ ...自由詩216-12-15
人間の歌- 梅昆布茶自由詩1316-12-14
いらない筈のもの- 水宮うみ自由詩3*16-12-14
my_way- ミナト ...自由詩416-12-14
破壊再生都市のど真ん中のオーロラ、真句- 狩心自由詩1*16-12-14
晩祷- レタス自由詩316-12-13
左手からオアシス_- 為平 澪自由詩8*16-12-13
ダイヤモンド寒天- ブルース ...自由詩3*16-12-13
悲恋- 花形新次自由詩116-12-13
十二月の夜の歌- TAT自由詩316-12-12
加齢臭もない- 吉岡ペペ ...自由詩316-12-12
造形未知〇霊的交感- ひだかた ...自由詩5*16-12-12
冬のはじまり_- st自由詩4*16-12-12
彼方へ- レタス自由詩516-12-11
もぐらたち- りゅうの ...自由詩8*16-12-11
私とクック船長- 間村長自由詩1116-12-11

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