すべてのおすすめ
舟が
天の使いが
父を迎えに降りてくる

モニターの
緑の輝線
彼の何かを告げている

母と私は部屋を出て
お向かいの
やけににぎわう居酒屋で

白身魚の天ぷらと
焼き鳥とサ ....
スキージャンプ日本代表の愛称
ほとんどの奴は
こう思ってるくせに
まったく偽善者面しやがってよ
ヘルメットの上からハチマキして
各国応援団席に突っ込んだろか、オオッ!
まずはお前らからだ! ....
脳に痛覚はない、という。
それじゃ
こころ、って、
いったい、どこが痛いんだろう?
糸が引く程の 蜜な関係
それは ともだち?

炒めるほどの 傷つく関係
それが ともだち?

どんな汁に どっぷり 浸かれば
と・も・だ・ち?

ともだちって なんだろう
妙な お ....
ホームセンターの駐車場が真っ白になった
マンホールの蓋の上だけは真っ黒い
空からは ぽってりした雪がまだ落ちてくる
やがて ぽっかりと蓋が開いて
隣のおばさんが上気した顔を出す

「こ ....
つがいのように呼び合い
カッコウの雛を育てるような
愛のあふれるふたりであったなら

隠されることも
明らかにされることも
受けいれられたのに

ああ、知ってしまったことに
おどろい ....
音は雪に食べられてしまい
部屋は
かえって生きものの息づかいでみちている

台所の戸棚のなかで
じゃがいもの芽が伸びてゆく
張りつめた胸の皮膚のしたを
薄くなった血がめぐっている

 ....
キラっと光るしゃぼん玉 
空高く飛んでいく

掴めそうで掴めなくて
触りたいけど触れなくて

透明な七色に光ったしゃぼん玉に
やっと 触れることができたのに
どうして?
パチンって消 ....
風呂に入るために湯を足しました。

昨夜、散々湯船の中で遊んで
ピンク色に汚れた湯なんだけれど、
ボクは構わず入ります。

みんなにソワソワ言われたけれど、
ボクが脳天までどっぷり浸 ....
きいろい生命から千古の若者へ 手をあてて聞いている
鈍くさい生命から瞬く火のこの智慧へ 心をうつして聞いている

ヒトでない人等の前で
ぼくはもう丸裸になる
それは語らない彼らを介して僕が僕 ....
どこにも居場所がないような
そんなどうしようもない気持ちの午前1時
返ってくるはずもない友達からのメールの返信を待ちわびて
何度も何度も送受信ボタンを押してしまう悲しい習性
今日もうまく笑 ....
試食用だと思ってた 煙草の煙が青みがかって見える
今日は昨日と同じだったけど
明日も今日と同じかも知れないけど
僕はその中で生きてく強さを
君のためにも手にしたいんだ
冬の下総台地の端に
小さな家一軒
剥き出しの枝と幹だけの
梨畑の中に
小さな家一軒

落葉高木の梨の樹
畑の樹は灌木のようで
海軍レーダーのように
針金が渡されている

白い季節 ....
誰もが消えた 街は
夕暮れ 誰もいない言葉 例えば 誰もが
心に留めた言葉は聞こえているのだろうかと思う 誰もが
誰も皆心に 綺麗な声を思っているけれど


詩は今世紀で途絶えていくの ....
硝子板の上の小さな池で
草履虫が草履虫を食べる

部屋には誰もいない
かすかに染み付いた酢酸臭がする
壁には飛び散った硝酸銀の痕跡
古代の半島を描いている

午前11時の憂鬱
あたし ....
 問題:以下の「詩」を読んで、下記の設問に答えよ。
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熱い ....
確かな思いがあるわけじゃなかった
行きたい場所などとくべつなかった
ぼくがそれをやりたいわけは
ぼくがそれをやりたいわけは


教会の階段に座って、ブルース・ハープを吹いて ....
ああ、これコピーしといて、ついでに死ね
必ず最後に死ねと言う職場の先輩に
自分はただニタニタしながら、はい、と答える

おい、オマエお昼一緒に食べようぜ、ついでに死ね
はい、いいですね、よろ ....
大きな鍋にカレーを作る
一日目
仕事前にカレー
昼に持参カレー弁当
夜寝る前に腹一杯カレー
二日目
仕事前にカレー
昼に持参カレー弁当
夜寝る前に腹一杯カレー
三日目
仕事前にカレ ....
保険効くのか聴いてから帝王切開 優しい乖離を抱きしめている空白の午前、見開いた眼の充血はすでに失われたかけがえのないものに照準を合わせ、ショート気味の脳細胞が認識するものは片手で足りる理由だけだった、窓の外には希望を .... 午前零時の開幕のベルは
眠りについた歌声を呼び起こした
まっさらで直撃なエコー
それは肉体が要らなくなったせい


5ピースのバンドと
クラッカーのビートに乗りながら
 ....
雪はライトに照らされて

数千万の点の直線になる

雨よりストップモーションで

風より自由はないようで

そんな光景を外に置きながら

ひとり畳のうえでうたた寝をする


 ....
ビル風がないている
5階17号室の伝説
−入室した患者は寛解する−
突き刺さる2月の夕陽

あとどのくらい…?
18号室の質問に
科学者の仮面で答える
3ヶ月≦x≦6ヶ月

藁 ....
娘の家が
我が家の居間に出来た
中国製のコート段ボールの切妻の家
白い壁にはクレヨンで好きな絵を描いた
飾りだが煙突もある
塞がっているから狼は入れない
ひょうたんライトを灯せば中は別世界 ....
初めておじいちゃんの写真を見た
そこにはまだ若い両親と
僕より10っこ年上のねーちゃんが
丸々した赤ちゃんで
おじいちゃんを囲む様にして
撮られた1枚だった
45年前の白黒写真
その時す ....
キツネうどん

体が疲れた時は
キツネうどんを食べるがよい
関西のキツネはねー
甘味がするでよねー
つるつると入ってゆく

キツネうどんはねー
大阪がよい
夫婦善哉のねー
 ....
この一瞬に 私の命をどうか 吹き込んで下さい
神様•••

夢や希望を リアルと呼べない虚しさを
笑う人がいる

悔しくて 叫びたい気持ち 嗚呼!
 ....
ネット詩人とバカ親は
恥ずかしいことを
臆面もなく出来るという点で
似たところが多い
そのひとつがキラキラネームだ
てめえは気に入って付けてんのかも知れないが
宝塚の月組じゃねえんだよ
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
舟の儀式- umineko自由詩21*14-2-24
神風ジャパン- 花形新次自由詩114-2-17
こころが痛いのです。- はなもと ...自由詩314-2-17
ともだち- 藤鈴呼自由詩3*14-2-16
大雪- 藤原絵理 ...自由詩3*14-2-16
秘密- いぬぐす自由詩2*14-2-16
じゃがいも- はるな自由詩12+14-2-15
しゃぼん玉- 葉月桜子自由詩2+14-2-15
黄色い帽子_- nao自由詩3+*14-2-15
環の時間- レシート自由詩314-2-15
闇夜にはぐれた迷い子ひとり- 涙(ルイ ...自由詩614-2-15
試食用だと思ってた- 北大路京 ...自由詩614-2-14
生きる- こいち自由詩4*14-2-14
梨畑- ……とあ ...自由詩14*14-2-14
詩の終わりについて- 番田 自由詩314-2-14
パラサイト- 藤原絵理 ...自由詩10*14-2-13
きみの愛で埋めてくれ- ハァモニ ...自由詩3*14-2-13
ぼくがそれをやりたいわけは- ホロウ・ ...自由詩2*14-2-13
麻酔- いぬぐす自由詩7*14-2-12
カレー中毒者- こいち自由詩2*14-2-11
保険効くのか聴いてから帝王切開- 北大路京 ...自由詩6*14-2-11
産まれた理由は還るべきところへ向かう- ホロウ・ ...自由詩2*14-2-11
骨を抱く- ホロウ・ ...自由詩3*14-2-9
雪の光景- 吉岡ペペ ...自由詩814-2-8
ジンクス- 藤原絵理 ...自由詩4*14-2-5
仮宿- 大村 浩 ...自由詩714-2-5
45年前の白黒写真- こいち自由詩314-2-5
キツネうどん- 生田 稔自由詩714-2-4
強がりな命- シズクに ...自由詩2*14-2-2
ネット詩人とバカ親- 花形新次自由詩314-2-2

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