すべてのおすすめ
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと

人生でたったいちど編んでもらったマフラー
誰もほんとうのレストランを知らない

バイク乗りであまり街歩きもしなかったし
 ....
死んだらどうなるのだろうと
私は考えていたが
わたしは私の体を見ていたから
既に死んでいたわけで
なのに考えているのだから
生きているのか
と思ったが
ひょっとして
思うことは
生き ....
先夜廊下の隅を観たら
ムカデがいた!
僕はその瞬間に驚くほど
素早く冷静に頭が働いた
そうだ、台所にあるホウキで
叩こう!
そっとさっとホウキを持って来て
思い切り叩いた!
一回二回三 ....
落ちてゆく
ゆっくりひたすら落ちてゆく
何物もない何か在る
青い天蓋の底の底
炸裂する世界に
裏返る在るへ
落ちてゆく落ちてゆく
ひたすらゆっくり遡りながら

旋律響きの奥にすむ
 ....
くるみの内側を
走り続けていたよ
放物線を描いて
世界を広げようとしたよ
僕は
一人ではなかった
君の姿は、
見えなかったけど
くるみのにおいが
していたんだ
僕が目を覚ますときも ....
わざわざうみにまで行かなくたって、近所をぶらぶら散歩しているだけで案外救われたりする。

道をさえぎるほどに伸びきった雑草、ハエのたかる犬の糞、
でかい音を立てて走り去るトラック、落書きのされた ....
友だちが欲しい
強烈に欲しい
家族でも
恋人でもなく

距離がつかめない
触れるのはよしとしたい
力は込めない
触れるだけの

確認できない
みんなさみしさをどう処理するんだろう ....
いつからだろう

熱病に侵される

戦う南風、こがらし


叶わない。
世間様に顔向け出来ない
恋煩いとかナントカ

ないとめあ


立夏すぎ汗が滲む

上がる躰の体温 ....
Silent night 聖夜の修道院
Sing hymn 子供達が讃美歌を歌う
ああ この一時……
僕の耳からは讃美歌がただ漏れ
全神経を眼球に集中させている!
ああ 豊胸なシスターさん
 ....
 .... 君が泣き始めてしばらくすると、雨が降ってきた。
空が君にもらい泣きしているみたいだ。

空も、君を見守ってくれている。

だから君と離れているとき、空が晴れていると安心する。
きっと君もど ....
     神                 と神
     の闘い              の現場
     に、いつも鏡       があったように、
     僕             ....
あたらしい方法
をさがすようにして、さまよい
さがしあてたように、一つの碗を手にする


テーブル


しずかに碗を置く


そそいでも崩壊しない強度なら
わたし自身も ....
光に
射抜かれた
 夢と現の間で
光が
私を射抜いた
 夜が明け始めて


  ヅ
    ク
      ト

私は光そのものとなり
白く発光する薄いプレートとなり
浮 ....
   あしたの天気予報をテレビで眺め
   ちゃぶ台のうえのビニール袋から
   隠元をとってはへたをとり
   ざるに放り投げてゆく
  
   あしたは夕方雨が降るらしい
   隠元は ....
 やさしいよりも 強い人になりたい

 もの判りがいい人よりも 頑固な人に

 なりたい

 笑顔が絶えない人より 涙見せる人に

 なりたい

 許されるより 許す人になりた ....
          クラフトワークで踊るための墓場。
                   詩とモチーフ。
            詩集を読みながら、マルとか
                バ ....
「目を瞑れば宇宙に行けるよ。あなたにしか見えない星たちが、きらきら瞬いているのが見えるはず」
君はそう言う。
だけど、僕は君と宇宙に行きたいんだ。
今夜は淋しいよ
いくつもの夜に独りだったのだけど
今夜はおかしなほどに淋しいよ
友人と喧嘩したわけじゃない
さよなら もなかった
夕ごはんにパンを食べて
それからブラックじゃないコーヒーを ....
夏空がひろがる

口をあんぐりと空けて

空を見上げる

夏だなあ

夏空がひろがる

太陽が燃える

まぶしい

口をあんぐりと空け

手をかざす

夏にのみこま ....
有効期限を
“およめさんになる日まで”
から“無期限”に書き直した

孫をあやしている
父の背中は私が覚えているほど
もう大きくはない

昼間父の書斎で見つけた私が
子供の頃作って ....
優しくない気持ちは
意地が悪いのではなくて
悪意の塊でもなくて
邪な捻くれたいじけた心でも
寂しい気持ちの裏返しでも
なんでもなくて
ただ素直になれない
その程度のことだったりする

 ....
{画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg} 半開きの口を閉じもせず
瞬きさえできず
虚ろな面持ちで空を見つめる

ソラではない
クウを見つめているのは
どこを見たいとも欲することなく
なにが見たいのかも知る由なく
目を泳がさない ....
豚になってしまったよ

養豚場で

来る日も 来る日も

餌をあたえられ

まるまると太った

豚になってしまったよ

幸せを味わいつくし

飢えも 悲しみも 痛みも

 ....
百に絶望し 一に救われる
それが私の日常

つらいニュースは他人事だ
殺人はおおかた身内の犯行で
政治もただの自分本位で

植物の一途さを
私たちは忘れてしまう

物質とはなんだ
 ....
こころ
何も無い
ただ
無いが在る

時間が止まり
永遠を往く

みつめる

何もない
無の心象風景

全てを吸い込み
不気味に
無表情なこころ
まるで真空

ここ ....
うちにはルンバがいます
お掃除ロボットルンバくん
そこら中を這い回って
けっこうホコリを集めます

椅子の足にもぶつかります
何度も何度もぶつかります
くるりくるりと回ります
割と早め ....
波の苦しみに喘いでいると
右耳の周囲にごみの磁場が形成されて
私は間も無くて
ひとたまりもなくテーブルに前歯をぶつけて
少し?かけてしまう(自慰ではないよ)
位相空間がシルクロードに出来てい ....
 おそろしかった日々は雪のように溶けていった
 ね 言葉は するどい雹となって 僕やあなたを傷つけた
 殴る手はそこまで届かないけれど 言葉はそこに入り込んでくる
 愛の言葉が ときどき僕やあな ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕のレストラン- 梅昆布茶自由詩1417-7-20
思考- ひだかた ...自由詩3*17-7-19
ヒヤリとした- ホカチャ ...自由詩117-7-18
- ひだかた ...自由詩117-7-17
くるみ- うみこ自由詩517-7-16
うみに行かずとも- 水宮うみ自由詩2*17-7-14
友だち- umineko自由詩4*17-7-14
あなたはいらない- 水戸 う ...自由詩5*17-7-10
豊胸マリア様- 渡辺八畳 ...自由詩117-7-10
スライムとかドラキーとかに- TAT自由詩117-7-9
もらい泣き- 水宮うみ自由詩2*17-7-9
アルシヴィオランス- 斎藤秀雄自由詩2*17-7-9
- 遙洋自由詩317-7-8
明けの光- ひだかた ...自由詩3*17-7-8
隠元- 石田とわ自由詩9*17-7-8
強い人に- 佐白光自由詩117-7-8
措辞よりも- 斎藤秀雄自由詩2*17-7-6
プラネットアイ- 水宮うみ自由詩1*17-7-6
今夜は淋しいよ- もっぷ自由詩417-7-6
夏だなあ- 星丘涙自由詩5*17-7-6
変更理由- しょだま ...自由詩117-7-4
優しい気持ち- 坂本瞳子自由詩2*17-7-3
断片2011(詩+イラスト)- ふるる自由詩18*17-7-2
渇いた時間- 坂本瞳子自由詩3*17-7-1
豚になってしまったよ- 星丘涙自由詩1*17-6-26
私を救うのは私- umineko自由詩10*17-6-26
- 星丘涙自由詩3*17-6-25
ルンバは私の最高の友だち- umineko自由詩4*17-6-18
デウスよ出よ- 間村長自由詩5*17-6-14
丘の上のふたり- ペユ自由詩217-6-13

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