すべてのおすすめ
名前が
水たまりに落ちてて
のぞくと君が宿った
空のひろい方を
私は知った
僕は今まで恋愛をしていない

可愛い人を見つけても可愛いの感想だけで終わる
今までにフリはあったことに気づかない後悔はなかった
だから本気で想った人なんていなかった

可愛い女性と友人が談 ....
遺伝子というつづれ織り
きみとぼくを区別できなくったって
たいした支障はないのにね

ぼくの遺伝子はときどきエピタフを聴きたくなる

螺旋状の階段をのぼりおりするうちに
階数がわからなく ....
簡単なことだったのに
忘れていたね
君を待ちわびた世界は
まるでマンハッタンから
月を投げた薄い明かりだ
遠くても分かっているし
近くなら歩いて行けるし
どんな小道具も役に立たない
君 ....
先生の使い残した白いチョークをこっそり持って帰ったりした。
僕ね、先生のことが大好きで、僕ね、先生の遺骨が欲しくって。
 
 
妻は昨日より少し細長くなって
収まる場所がまだ見つからない
その隣では去年より手足の短くなった娘が
似合わないチェックの服ではしゃいでいる
息子はといえば三日前からトランクに入った ....
あるのかないのかわからないかみさまの
偶像に思いを馳せるよりも
台風の後のオレンジ色にひかる
空と雲の中に よっぽどかみさまをかんじる

奇跡なんて信じていれば
起きるわけではなくて
傾 ....
嫁入り道具の鏡は夫婦の寝室の隅で埃を被っている。
女がもっぱら使うのは手鏡

手鏡に写すのは何も首から上ばかりじゃなかった
時には股間の様子も鏡に写して見た

それは大概夫婦の営みの後だっ ....
花が花を追い
光が光を追う
互いが互いであることを忘れ
互いが互いをくりかえす


雨は雨
ほつれた糸
珠つなぐ音
雨と雨


何も無さをついばむ鴉
 ....
冬の陽だまりは
いつだってやさしくて
初夏の風は
いつだってあたらしい
あなたのとなりで
春を聴いた私は
なつかしい秋を待つために
紅い日傘を買うだろう


寂しさの大きな翳り 小さな歓びの光が、
きみの声になって ごく淡い華のように咲く日々

そんな日々を…、 夢見る。

清冽なきみが、昼間 雑巾がけした廊下のあとに
きみの可憐さが ....
暗闇から
太陽が昇る

一日が
朝がはじまる

担った役割を背負い
体を伸ばす

今日もいい日だ

家の外はまだ肌寒い
柔らかな陽射し
髪をなでていく風
口を開けば
笑み ....
つよくなでて
もういわないで
そらがわれたみたいです
わたしもそうおもいます

はやくなでて
もういかなくちゃ
つくりかけのこころです
わたしもしっています

まどがらすをふいて
 ....
君がいなくなってから
影ばかり追いかけてる
誰も居ない部屋で
帰ってくるはずもない
君の足音を探してる

網戸に残る去年の
タンポポの種

タンスにしまったままの
一度も着ていない ....
雨にも負けた

風にも負けた

せめて自分には負けまいと

思っていると見事に折れた


どうしょうもないので

笑ってる
レタスって
あの
苦味がすきなんです

雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです

かさを
ぐる ぐる
回してみました


ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ....
 
 
とり急ぎ、という言葉を初めて聞いたとき
鳥も急ぐのだと思った
正確に言うと
へえ、鳥も急ぐんだ、と思った
それはユウコの初めての言葉だった
今思えばあの頃
鳥は皆、急いでいたよ ....
青いケーキはおいしいかい
寒の戻りだったよ 今日は

昨日も 勘が戻っていなかったし
競馬は当分自粛しなきゃね

昨日まで元気にぶーんぶーん やってた

ハエも自粛しちゃったのか
 ....
沈黙か饒舌と言ったら
明らかに
君の前では饒舌を駆使している

まあ 知ってはいるんだけど
ここまで生きていれば
それなりに 場数は踏んできたから
思うようにいかないもどかしさは
自分 ....
感情が漂白され
漂流していくこの時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に運ぶ移行

魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新 ....
今日もひとりでいたわたしが死んでゆく
春になろうとしていることを目で捉え
そして触ろうとしたあなたの髪を
さらり、簡単すぎるほど軽くすり抜ける

ねえ、どうしてこんなにたったわたしの ....
 
絶対なんて いらないから
 
小指をね、絡めて
 
ぎゅっと、


 
きみの瞳にきみが居たから、

きみの瞳をきれいだと思った。

きみの笑う姿にきみが居たから、

ぼくも笑ってみようと思った。
かつて恋人同士だった人は、その人ともう二度とできない事柄を悔やむのだろうが、
片思いに過ぎない私は、その人と一度もできなかった事柄を頭で思い描いては悔やむのだ。
手に入れたものを失う辛さと、
一 ....
蜜蜂の羽音が聞こえる

春は童話の匂いがする

蕾がたっぷり用意され

妖精は祝辞を読み上げる
きみの空にはいくつもの風がながれ
きみの血流はいくすじかの未来につながっている

まいにちは規定された演技をたずさえて
きみをいざなってゆくちょっとだけ厳しい教室

でもさ きみの壁をとり ....
 
黄昏を乞う
 
夕餉の香りを乞う
 
あなたを乞う


 
うまくいかないことのほうが
詩になるじゃない
ぜんぶままならないまま
明日死ぬんだと知れば
職場のいやなやつだって
好きになれるし
世界一不幸なことが起きさえすれば
キリストにもなれる
 ....
いつまで夢を見ているんだろうって
もしかして
まだ少し
親密な気分で、
そんなわけないんだけど
それを夢見る自由も
まだ残されているわけで

真実はいつでも
後ろ手に遠ざかる
私は ....
にんげん
ぎりぎりになったら
嘘と本当がわかんなくなるよね
あのウイルスが
どこまで恐ろしいのか
まだどこにも
本当はないんだよね
米国のメディアが
あの船の扱いを非難しているらしいけ ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空が落ちてる- かんな自由詩13*20-5-20
告白〜僕が本気で想ってる人へ〜- ぺぺ自由詩220-5-19
遺伝子のうた- 梅昆布茶自由詩1020-5-18
新世界- ミナト ...自由詩4*20-5-18
先生- クーヘン自由詩6*20-5-17
ドライブ- たもつ自由詩420-5-17
ちいさなかみさま- ゆるこ自由詩320-5-17
- こたきひ ...自由詩320-5-14
風_煙_灰- 木立 悟自由詩320-5-9
今日の風- もっぷ自由詩320-5-9
日々の華- ハァモニ ...自由詩1*20-5-6
始めの日- トビラ自由詩2*20-4-28
はながちる- カマキリ自由詩720-4-4
君の声- 丘白月自由詩320-3-20
愚痴- かば自由詩420-3-20
かさぐるま- ナンモナ ...自由詩11*20-3-20
生活- たもつ自由詩9*20-3-20
寒の戻り- ナンモナ ...自由詩7*20-3-16
うかがいしれない- 自由詩120-3-16
ポップ・フィールド(改訂再録)- ひだかた ...自由詩3*20-3-15
甘いバターと春、或いは- みい自由詩820-3-10
小指をね- 殿上 童自由詩2*20-3-8
憧れの瞳- 水宮うみ自由詩2+*20-2-29
眠れない恋をすることはもう二度とない。- 杏っ子自由詩220-2-25
春の良き日に- 丘白月自由詩120-2-25
教室- 梅昆布茶自由詩720-2-25
乞う- 殿上 童自由詩3*20-2-24
うまくいえない- うみ自由詩4*20-2-23
地球サイズのNとS- umineko自由詩2*20-2-19
さあ共犯者を探しにいこうか- umineko自由詩4*20-2-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279