すべてのおすすめ
あたし一生、結婚なんてしないわ。

三日月に乗って夜を旅する
風の冷たさ温かさ
満月なんかじゃダメなのさ



10円玉99枚を用意して
告白の為にボクは
電話ボックスを探してた
 ....
 白紙の畑がひろがっている
 一本道をゆく
 と、ポツンと
 巨大なショッピングセンターがある
 集合住宅のコンクリート塊が墓標のように、山塊のように建っている

 そんな
 ....
探しものはナンですか
普通のパンではないですか
カバンの中も
タンドールの中も
探してもないってことは
もうカレーと一緒に食ったってことじゃないですか
これから粉から作るんですか
今は夜 ....
じめじめとした六月が去って
じりじりとした七月が私を包み込む

天の川が二人を繋ぐ頃
私は静かに、夏の夜のどこか懐かしい空気に身を任せた

夏の大三角形を指で結んでみる
今年も織姫は ....
だだっ広い雨上がりの空に
僕にはない言葉がさ迷う

地上の、揺れの、草の、言葉
湿気、温度、雲の距離

僕の言葉は枯渇して
君の言葉を吸い上げる

地球、亀、象、

天文学的な、 ....
泣きたいから泣く
を繰り返していた私に
届いた 一通の手紙
そう あなたからの手紙

私の細く縮んだ目は
ひらいて
手紙をみて想う
ああ やっとあなただと

あけられない とおもう ....
リアルの始まりはいつだって白濁に過ぎない、毛髪の根本に仕込まれた飛び道具がわずかに余計な色を添え、36度あたりの赤い水力がタービンを回し始める…ハロゲンライトの灯りはまるで、ちょっとくらい .... 思い出作りでもしましょうと
お気に入りの友達と
おばばばかりのバスに乗り
思い出話に花を咲かせ
温泉地へ着けば
湧いた温泉を
その地のおばばが湯もみしていて
おばばにもまれた湯につかり
 ....
俺は祈る
君が可愛い笑顔を浮かべる日々が
ずっと続くことを

俺は祈る
君と友達の楽しき青春の数々が
溢れるようにあることを

俺は祈る
君の前途が気高き祝福に
満ちたものとなるこ ....
         
          懐かしさがほしい
          喉から手がでるほどに
          だが賛同は得られず
          君はしなやかに回る
      ....
私が愛する娘さん
私が愛する娘の髪は茶色
栗毛の髪のニンフェット

私が愛する娘さん
私が愛する娘の瞳は透き通る黒の色
彼女の瞳は朝焼けに映える海の宝石

私が愛する娘さん
私が愛す ....
話せば判る

夫婦喧嘩した際、父が母に言い放ったような

パパとママ、どちらが好きなの
そんな母の発した答えようもない問いかけに弟と私
布団のなか、ひたすら息を潜めるばかりで

話せば ....
殺してほしいと
見知らぬ奴が言った
俺は面倒なことに
関わりたくないから
目を合わさないよう通り過ぎた
そうすると奴は
俺の足を引っ掛けて
転ばせた

殺してほしいと ....
「疼き」

わたしは女吸血鬼
逞しくばしっと叩くような男が好き
やるかやられるか
そのスリルがわたしを余計興奮させるのよ
でもね最近
草食系とか言って
わたしを見ただけ ....
君に憂鬱が訪れるたび
向日葵が深紅に染まる

太陽に背を向けて
哀しげに項垂れながら

闇を一身に背負った向日葵は
自らを切りつけ
地面へと倒れ込む

ひとつ
ふたつ
みっつ
 ....
数人の人が
現れて退き
出会った白髪の老人
何か言い残して
消えたが
印象に残って

束の間の老人よ
また来ておくれ
かーん
こーん
き〜ん
ポタポタ
ぽた
真っ暗だ
でも在る
見えないのにわかる
キ〜ン
かーん
カーン
掘られている
掘られている
打ち捨てられた
横倒しのトロッコ
こー ....
混沌の渦が、芯に落ちて

花びらは、瞬き

カオスは、一つの流れを示した。


示された約束は、熱を帯びて青く

一筋の光りを仰ぐ

あまりに短い時間を惜しむかのように ....
いつしか 夢みたいな甘い言葉は厭きてしまった

だって 嘘ばっか

だから 幻として楽しんであげることにした

男はいつも自分に甘いから
赦してあげないとね

時々厳しく鞭でぶ ....
孤独でない人間なんていない。
その事実だけが、私を安堵させる。

職場の上司が、手品を始めた。カード手品ってやつだ。時々、その成果を披露してもらう。だいたいは金曜日の飲み会である。飲み会自体が手 ....
まばらに差し込む光
手をくぐらせ
ぬくもりを確かめる

朝はやってくる
だからこの胸の不安も
いつしか消えていく

横に眠るあなたの鼾が
何よりも
何よりも煩わしい

近しい人 ....
感想屋さん、始めました。
感想屋さん、始めましょうか。

冷やし中華じゃなくて
ほんの少しの感想でいいなら。
ほんの少しの愛でなくてもいいなら。

ごめんなさい、
よくわかりませんでし ....
{引用=

 またいつもの
 自転車にのって
 ぼくがむかっていた
 先とは
 どこだろう

 でも
 いまは
 どこだろうがかまわないおもいでいっぱいなのは
 はたして
 ど ....
ニュースは勝たせてくれないように出来ている

たぶん遅くなります

と声に出して読んでみた君のメール

生煮えの気持ちごと飲み干した缶ビール

酔いたい気持ちと睡眠時間 ....
  夜になると
  忘れていたものが僕の
  心を重くする



  夜になると
  僕たちはせっせと産みを始める
  明日はどうせやって来て
  握り潰してしまうのに
  ....
昔々(むかしむか〜し)は無関心
徐々徐々にに親しくなって
今は友と呼べる奴

昔々いつも傍らに蹲(うずくま)り
たまには気になるときがあるが
それはいつでも憂鬱さとともに

昔々は青と ....
  .
夜のオープンカフェ
通り過ぎる足音に目を上げる…
高い梢で鳴くのは夜の鳥
なつかしい幻のような やさしい暗やみ
幻聴のような鼓動
  .
灯りの消えたオープンカフェ
きょうも一 ....
僕が持っている定規は
真っすぐな線が描けない
真っすぐな線を描くには
その定規の真っすぐな部分
それはほんの小さな部分しかないのだけれど
そこをずらしながらでないと無理だった
 ....
蜂蜜の瓶で溺れ死んだ

ミツバチのことを想ったら泣けてきた。

べつに私の涙なんて

彼の家族の足しにもならないのだけれど。
汐が濃く匂ってくる。
目にも暗雲が立ち籠めてくる。

簡単に言えばすむものを
見破られまいとして
一刻の猶予を走り抜ける。
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思い出す雨雲の朧月- 板谷みき ...自由詩3*10-6-30
轍は白いミミズ腫れで_ーー作家Tに- 石川敬大自由詩1210-6-30
夢のインド人- 花形新次自由詩4*10-6-30
七月- 城瀬自由詩2*10-6-30
夏の来る前に- プル式自由詩1410-6-30
おかえり- 朧月自由詩210-6-29
まずまず- ホロウ・ ...自由詩1*10-6-29
さよならバンビツアー- さわ田マ ...自由詩510-6-29
愛は祈りだ、俺は祈る- 一 二自由詩410-6-29
アメリカンウェイオブライフ- 真島正人自由詩7*10-6-28
私の愛する娘さん- 一 二自由詩110-6-28
ガリンペイロの恋のうた- 恋月 ぴ ...自由詩23+*10-6-28
殺してほしい- くなきみ自由詩6*10-6-28
疼き- 乱太郎自由詩12*10-6-28
深紅の向日葵- うずら豆自由詩310-6-28
束の間の老人- 生田 稔自由詩410-6-28
地下鉱脈- 秋也自由詩110-6-28
さよならのスタート。- 自由詩310-6-28
男の教育- れもん自由詩310-6-28
Magic- umineko自由詩19*10-6-27
光の射す部屋- れもん自由詩410-6-27
ほんの少しの感想でいいなら。- 小池房枝自由詩610-6-27
日曜日のカエルは旅好きである- 石川敬大自由詩2810-6-27
淡い淡い今日- 木製金属自由詩610-6-27
夜になると- 草野春心自由詩210-6-27
おつきあい- ……とあ ...自由詩9*10-6-27
夜のオープンカフェ- Giton自由詩1*10-6-27
イビツな定規- くなきみ自由詩3*10-6-27
蜂蜜と涙- 小鳥自由詩410-6-27
ママチャリライダー- 吉岡孝次自由詩310-6-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279