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煤け、捻れ、特に堪え切れぬことなどないのに、やり切れぬ思いで、真実同士が食い違い、どこにも落とす場所がない、こちらはあればかり見て、あちらはこればかり見る、交わらないことの為に牙を剥き出しにする、 .... 空を見た
いつも見てるが同じでない

当たり前だし普通のこと


山を見た
変わらぬ姿と思いきや

当たり前だし普通のこと


心とて万象のひとつ
早鐘打つもたゆたうも

 ....
網にかかるのは風に騙され
流れ着いたポリ袋
それとも詩の振りをしたがる風が
書き散らしたメモ書き

アパートの一室で
誰にも知られず
死んだ男の履歴

携帯電話を所持していても
誰 ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ



あさ
こぼれる
いとしい
ことばだけ



ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
 不思議な男でね。器量の悪い女に限って声をかけ、関係していくんだが、以降女たちは皆、美しく変貌していく。その果てに女たちは真の伴侶を見つけ、そこで男は速やかに身を引く。しかしその後も女たちともその夫た .... どこまでもながされてゆく果てしない旅だ
おみごとに円満する人生でもないし

きみのいる風景にぼくは入って行けない
俯瞰するわけでもなくぽさっと眺めてる

ぼくはコイン電池のCR2032で動 ....
この街で僕は生きているのだ。今日も寒いけれど。そして、テレビを、僕は、見ていた。僕は、そして、思い描いていた。遠くの街を。しばらくずっと、この街で、何もしていなかったのだということをお茶を飲みながら思 .... 気が遠くなる
丸い三角や四角が浮かぶ
この静けさに包まれ
気が遠くなるよ
やがて深く沈んでいくんだ
この静けさに呑み込まれ

静けさの
深淵が奏でる
 全て諦めたとき
静けさが
 ....
豆は洗わない
100均の鍋に卓上コンロ
量も時間も適当
色と音とにおいが頼り
頃合いを見計らって火を停め冷ます
ハンドピックもしない
寝かせたりもせずすぐ粉にひく

私のコーヒーに失敗 ....
{引用=あなたにとってはつまらないものでも
わたしにとっては宝物なのよ}
間違いなく
誰一人
物心ついた正確な日時を記憶してるなんて
不可能だ

それ以前に時間の認識と言う
重要な鍵を握らなくてはならないのだから

物心を手にした頃なんて
遥か遠くでかすか ....
やってねえよ

オレじゃねえ

本屋で本積み上げてレモンを乗っけてきた?

何の為に?

知らねえよ


やってねえよ

空いっぱいにフランスパンを浮かべた?

どうやっ ....
 御可視屋  Visualizer


 音の様  Touch of Sounds


 黒輪さん  Mr. Kurowa


 込めんと、乱。  Unless filling, W ....
筆まめな方だったと思う。

小学生の頃は毎年手書きの年賀状を、住所を知ってるクラスメイトに送った。
今思えば、下手な字と下手な絵。似たり寄ったりな文面に、100均で買った和柄のフレークシール。
 ....
橋の上をゆく歩幅が
すこしずつずれていく きっと
地軸の歪みが 音符をともなって
溢れだす 太陽の果汁


つるんとした前歯に
舌をふれさせて
たどたどしく呼んだ名と
たゆたいながれ ....
小さく丸く遠い曇が
月よりも明るく輝いている
夜の陽の白
草はまわる


暗い工場
巨大な 機械の足
逃れようとするたびに
増えてゆく階層


ひとつは昇り
 ....
鮮やかな轍を残しつつ
決して姿を現さぬもの

底に沈んだ泥団を
清められた手で掬い上げ
透過する心の底
遥か彼方の源頭に
耳鳴り繁く接続する

見えないものと見えるもの
貫き生きる ....
その昔
経済事情で
人権を売る人身売買でも
心の中は売らなかった

それが今
ネット上で
出会いを売る人選売買では
心の中を先に売る

買える心が欲しかった
買えない心には
出 ....
卵子が作られ
精子が作られ
受精した
細胞分裂した

心臓ができた
背骨ができた
手足ができた
胎動始まった

おっと傷害かも
おなかを蹴った 
外に出た
初めて泣いた 
 ....
どうせなら酒色に溺れて、あげくの果てに人生を棒に振ってみたかったな
そんなすくわれようのない生き方が痺れるくらいにかっこよく思えたからさ
その方が文学を志す者の一人としていい肥やしになるんじゃない ....
何十年かぶりに
大雪が降った広島市内
真っ白な世界が広がる

大雪に慣れていない市民
戸惑いながらも楽しんでいる

バスや電車は遅れて
会社や学校に向かう人々に
影響が出ている

 ....
初めはそんなこと知らなくて
何でも通じると思ってた

あなたが男だから
わたしは女であって
この世界のふつうと思ってたから
違う世界の人だなんて
思わなかった
違う世界も男と女があるん ....
若い人の行くてには輝かしい未来が待ってる なんて
いったいどこの詐欺師が言ったんだか

大都会東京 その中心から外れて千葉に近い街だった
総武沿線駅の南口だったか北口だったかもう思い出せなくな ....

ベル音
発車

こみあげるモノ
白黒の共産主義が
もろい壁のように崩れていくんだ
英字新聞の白黒の写真に
真っ赤なルージュを塗って
クレヨンみたいに踊り狂って

瓦礫の山を這うのは
蟻か人でなくてはならない

幼稚 ....
暗い通路 藍の窓 部屋の番号は変わらない
何度も何度も 同じ電気メーターの横を通り過ぎた その回数分 すれ違った街
見慣れた漢字を掲げる看板はわずか 送りがなや繁体字は ながくて こみいっていた
 ....
暗闇に蒼白い河原の
小石夥しく静まり返り
流れ澄む川は無音
黒く光る水面の異様
恐るべき氾濫を孕み
奥まった沈黙を保つ

決して終わらない不安は
この沈黙という深い謎に
剥き出し曝さ ....
あなたが深く絶望するとき
世界は絶望するけれど
その世界はぼくの世界とは違うのだけれど
そのことでごめんなさいと思うのは
あなたの絶望の世界のなんだろう
ぼくは
まあこんな人間でやってきた ....
目を瞑ると
さっと広がる
闇のなか
光の気の熱の子が
くらげのように
浮遊する
泡立つ
暗い意識のなか
触手を伸ばしたり
縮めたり
反発したり
共鳴したり
それは忙しい
流動 ....
ワイワイ微笑むんじゃないよ
在りし日のレストランで
見せてたような笑顔
全部がそれなりになってゆく
そんな風におもえた頃

今の自分には
両手で受けても
こぼしてしまいそう
あふれす ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8464)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
好きに羽ばたけばいい、こんな時間じゃ誰も見ていない- ホロウ・ ...自由詩2*21-1-25
地に映え、燃えよ魂- 二宮和樹自由詩221-1-25
変死- Lucy自由詩7*21-1-25
推移- ひだかた ...自由詩521-1-25
Fish_&_Chips,_and_Beer- 墨晶自由詩3*21-1-25
CR2032- 梅昆布茶自由詩921-1-25
この街と僕- 番田 自由詩321-1-25
後もう少し- ひだかた ...自由詩821-1-24
Not_sophisticated- 六九郎自由詩2*21-1-24
おまもり- 津煙保存自由詩4*21-1-24
耳元でポエムが囁きだした頃から- こたきひ ...自由詩521-1-24
供述- 墨晶自由詩5*21-1-24
小亜空間- 墨晶自由詩2*21-1-24
_昔の友人って今はもう他人- 愛心自由詩221-1-24
たべる- すいせい自由詩221-1-24
掌波響震- 木立 悟自由詩121-1-23
- ひだかた ...自由詩521-1-23
人心売買- イオン自由詩3*21-1-23
バイオエシックス- 紀ノ川つ ...自由詩121-1-23
どうせなら酒色に溺れて- こたきひ ...自由詩721-1-23
雪で真っ白- 夏川ゆう自由詩321-1-23
異世界の人- 木葉 揺自由詩321-1-22
若い人の未来- こたきひ ...自由詩321-1-22
- ヨロシク自由詩121-1-22
折り鶴は水色- 秋也自由詩221-1-21
想不开(ゴル投稿修正版)- 高橋良幸自由詩2*21-1-20
月下- ひだかた ...自由詩721-1-20
水は流れるところへ流れる- 道草次郎自由詩7*21-1-20
幻視くらげ- ひだかた ...自由詩7*21-1-18
レストランもないのに- 木葉 揺自由詩3*21-1-18

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