すべてのおすすめ
たどるように

消えるように

すてるように

流れのように

いっさいはながれ

はがれかかったかさぶたは
なかなかとれない

生命線

銀河鉄道

黙殺を超え
 ....
経済の不公平な分配によってうまれてしまう
裕福な家と貧困にあえぐ家

私はこの世界に産まれる事には当たったけれど
ついでに引かされた抽選には大きく外れたに違いない

上流ではなく
中流で ....
新年の夜が深まり
姿を持たぬ思考たち
五感の縛りから解き放たれ
星空の下で踊り出す
遠い過去へと遡行する
魂の営みの始まりだ
透明な窓辺で落ち合って
僕ら、それぞれの旅に出よう
肉を携 ....
雨粒が描く横顔
花弁 花芯 青空 花嫁
緑の浪に吼えるもの
朽ちた舟に咲く光の輪


星の渦のなかの横顔
誰にも到かない微笑
空は動かない片翼
分かれては出会う分かれ ....
人ってことが僕というものの一要素に過ぎないように、
雨粒たちも、雨ってだけではないんだろうと思う。

木々を擬人化して考えるとき、
人も同時に木へ近づいて、人から少し離れていく。

人でい ....
からだのなかの一本の線が
二本になる

二つに別れたぼくは
一つの体

人と同じものが見えていると思うぼくは
人と同じものが見えていないと思うぼくは
二つが線の分だけずれて重なって
 ....
蕎麦は空を見上げています
蕎麦は一年を振り返ります

良かったこと悪かったこと
価値基準を揺るがしたこと
明日が昨日みたいに思えて
前歩きが後ろ歩きみたいで
立体を平面で解説しながら
 ....
海の見える窓辺に
ちいさな灯火で本を読む

誰もいない部屋は暖かくすこしだけ湿っている
昼間にはここから木枯らしを耐えるしなやかな小枝がみえて

優しくて透明なものだけを感じようとしてみる ....
安心して
砂糖は入っていないから、と鳩がささやく

なのに甘いのはどうしてなんだろう
さがしてみたって見つかりっこない
にごった沼
シュガーレス
脳内で変換された甘さ
日々何かに誰かに ....
遥か遥か
天の高みあたりには死者達の永眠る国があるらしい
子供の頃に大人達がよく言っていた

神だって
仏だって
本気で信じた事は一度もないけれど

代々大人達が伝えてきた言葉には真実 ....
宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰う

人は幻想に飽き足らず
自らの思考に住み
澄み渡る空を臨む

宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰い

やがて、

五感の縛りを解き
人は宇宙 ....
薬を噛んで、私はこの身体から流れ出していく。
助けなら何でも良かった。
別にあなたじゃなくても良かった。
でも、薬も効かなくなって、音楽も鳴らなくなったとき、
あなたは、私にきっと会いに来てく ....
おだやかすぎる静止画
雲さえ止まってる
コンビニまでならんで歩く
とうに背を越していった娘の中に
小さな娘が見え隠れする
つかまらない鬼ごっこ

今日の空から降ってくる光は
束になって ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
          - Gris, le chat

グリですか?

長生きと云う訳ではありません

代々、猫の名前が同じと云うだけの話です

ただしかし

拙宅には猫など居りませ ....
本当のことはとても静かにやって来る
俺がそうだと声高に叫んだりなどしない
気づいたらいつの間にかそこにいる
迷うヒマなど与えてもくれない

ハーフムーンに見下げられながら
凍えて帰った ....
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

 ....
自分がすごくつまらない人間であると感じるきみ
きみは間違っていない
きみはつまらない人間だ

じゃ、つまらなくないのは誰だろう
金持ちか?
アスリートか?
芸能人か?
偉い人か?

 ....
どんなものにも意味があって
どんな道にもたどり着く場所があって
どんな悲しみにも収まる時があって
どんな月にも照らす太陽がある
なにかをきめないで
おこう
トンネルのむこうには
青い湖が ....
「あぁ、やはりいいねこのクルマ」
「そうだろう」
「あぁ、でも国外逃亡した人の
 資金が含まれているのは
 納得いかないよね」
「それね、計算してみたんだ
 捕まる前年の年収が19億円らし ....
窓ガラス越しの往来
傘を広げる人々を
しずかな気持ちで
眺めていられたのは
受け止めるということに
あらためてなにをすることも
いらなかったからかも

わたしのみつけた小指の先の大きさ ....
 
{ルビ明娜桑=Minna Sang}


{ルビ奧金鑰匙=O'Ghen key}


{ルビ死亡=Death}


{ルビ車輛=Car}


{ルビ多麼大海=What a ....
毎年様々な
クリスマスケーキが売り出される
見た目に引き寄せられる

家族みんなで食べたり
友達と食べたり様々

似たり寄ったりだけど
見ていると楽しくなってくる
クリスマスを感じる ....
俺の脳味噌を取り出して、バラバラに解して、床に真直ぐに並べていく、ベルトコンベアーの上で、次の処理を待っている食肉みたいに…どうしてそんなことを思いついたのか分からない、ただただ退屈で仕方がな .... みんな立派に成長したら
あの丘に登ろうな
そして景色に向かって思い切り叫ぼう
俺たちはがんばったと
哀しみも苦しみも幾年月
俺たちは勝ったんだよ
綴って綴って
コメントして
誰かにかまってほしいんだ

「ねえ、遊ぼう」って
昔はばあちゃんが花札教えてくれた
遊んでいる僕よりニコニコ笑って

愛されることと、愛すことを教えてくれた ....
 年老いた窓たちはどうにも言葉づかいがわるい 暮れても明けても景色を面罵するかれらにできることがない ヘタな文章のようだ、不運な女のようだ、とてもとてもしてやれることはない 男はじぶんが窓 .... 星がしゃべるとき
わたしらは無口になった
あかりをみんな消して
肌で暖をとった

嘘とそれ以外
世界にあるものの
すべてを好きだった

言葉は
いくらでもあるのに
引き抜こう ....
耳の奥
誰も追い駆けて来ない場所に
音楽は流れ始める
好きな季節に
理由など聞かないで
無意識の中に
溶けてく気持ちが
虹色の服に着替えている
敵も味方も分からずに
優しさを遠慮なく ....
過度な太陽光を浴びた後
くらがりにいくとやけに青くなる

子供の頃のきおくが
ブルーがかっているのは
そのせいか

ついぞ過度になりがちなくらがり
そこに常住すると
ブルーは顕われな ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 道草次郎自由詩321-1-2
裕福な家と貧困にあえぐ家- こたきひ ...自由詩421-1-2
新年に- ひだかた ...自由詩8*21-1-2
八季巡夢- 木立 悟自由詩321-1-1
擬雨擬木化- 水宮うみ自由詩7*20-12-31
この海の中で。- プル式自由詩2*20-12-31
蕎麦ラプソディー- ブルース ...自由詩2*20-12-30
窓辺- 梅昆布茶自由詩1020-12-30
シュガーレスの沼- そらの珊 ...自由詩420-12-30
何かを手に入れたくって- こたきひ ...自由詩420-12-30
シンカ- ひだかた ...自由詩420-12-29
エイプリルに- 由比良 ...自由詩120-12-29
冬の散歩道- そらの珊 ...自由詩720-12-29
四行連詩_独吟_<静かに>の巻- 塔野夏子自由詩4*20-12-29
猫のグリ- 墨晶自由詩3*20-12-28
無波動の寝床- ホロウ・ ...自由詩2*20-12-28
- 梅昆布茶自由詩920-12-28
つまらない世界- 六九郎自由詩2*20-12-27
青い湖- 道草次郎自由詩2*20-12-27
190倍のパフォーマンス- イオン自由詩1*20-12-27
しずく(ゴル投稿修正版)- 高橋良幸自由詩1*20-12-26
刻蝕畫- 墨晶自由詩1*20-12-26
クリスマスケーキ- 夏川ゆう自由詩320-12-26
揺るぎ無いイズム- ホロウ・ ...自由詩1*20-12-25
断片- 渡辺亘自由詩120-12-25
綴々_つづつづ- 秋也自由詩120-12-25
バス停通り- 中田満帆自由詩520-12-24
- はるな自由詩1020-12-24
調律- ミナト ...自由詩420-12-23
陰陽説- 道草次郎自由詩420-12-23

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