すべてのおすすめ
詩集が取引される市場の
絨毯が敷いてある休憩所に
サイダーを飲みながら寝そべる
脇にはさっき買ってくれたお客さんたちと
カフェラテと誰かが勝手に名前をつけた猫
もう売り場に戻らないと店主に大 ....
その森は 迷う為の場所で 






正しさや真っ当さ

綺麗な水 清潔なもの

そんな美しさを含むものが

自分の中で過剰に飽和した時に

一旦総 ....
嫌な夢を見て、気分悪くても今日をやらなきゃ行けない。寒いけど
パソコンの使い方、よく分からない。結局windows7とwindows10どっちがいいんだ
浴槽に数がこびりついていて、スポンジと ....
自動販売機の横にはたいてい美しい女神が立っていて

ジュースを買うたび僕に微笑みかけてくれる

僕は物心ついてからいつも

彼女たちに惹かれてきたし

 ....
やっと音楽が聴けるようになりました

心が世界を取り戻しました


誰もいないと思っていた私は
いつも誰かの手に繋ぎ留められて生きていました


私を信じてくださって、本当にありがと ....
物々交換していた頃ひとは相手がなにを望んでいるかを考え、自らが欲しているものを手にいれていた

相手が望むもの、自らが望むもの

それをジョイントさせていた

貨幣が発明されるとそれは分断 ....
僕はワイフに呼ばれると

まっしぐらに食卓に向かって行って

お座りする
声 、層成シ聳える時 、
暗闇流れる水音の絶えず
[コレハ ナンダ?]
夢底ノ割れ白く問っても
無言ノ響き、只、、木霊重ね
[アナタハシンデ スベテミタ]
[スベテミタ アナタハシンデ]
 ....
狭い夜にいつまでも耳鳴りに似た静寂が居座って

私は緩やかな速度で平衡感覚を失っていく


何も無い訳ではないのに何も掴めないこの手には

言葉にもしたくない汚れだけがこびりついてい ....
           161030

あじさいと呼ばれれば紫陽花と答える
山の谺は律儀者
口笛吹いて
小道を行けば
サザンカの赤い花
冬の花だと君は言う
秋の花だと僕は答える
枯れた ....
一枚の皿のふちが
欠けるのに似ていた


どこか満たされずに
水がもれていくような


目を閉じても
あふれるものをとめられない




  欠けている事を
   ....
夜が悲鳴を上げた

 


それは耳鳴りと重なり

外にも部屋にも

からだの中にも

響き渡る事をけしてやめなかった


あなたは何を叫んでいたのだろうか ....
古びたバス停で 
僕を乗せてくれる
優しさを持つバスが来るのを
かれこれ数日は待っている


そろそろ
待ち疲れてしまいそう
もうすぐ
自分の中の最後の糸も
切れてしまいそ ....
FRONT。

笑顔を向けた瞬間、ふと見せたきみの、海
苔の付いている前歯に、堪らなく欲情して
しまい、唇と、唇を触れ合い、前歯に、舌
を這わせていた、きみと、彼女の、息の色
が変わり始め ....
すっかり寒くなってきた、土曜の早朝
僕はいつもの様に
四階にあるベランダで煙草を燻らす

景色はいつも通りのようで
いつもとは違うように見えた
特に、空が違う
だから、空が好きだ
一度 ....
囲炉裏ばた。なまはげがつくってくれたチャンプルゥがすさま
じくマズく、涙目でごちそうさまをいうと、「ドウダッタ」な
んて、あんのじょうの禁断の問いだ。このばあい、ぼくが悪い
子にならないためには ....
         161027

お人形のような可愛い目をして
青眼視してくれる君たち
人生至る所に青山あり
白眼視に負けるな
一茶此所にありと
裏山の雪が陰るところにも
要求された青 ....
人の話というものは
必ず話された部分と
話されない部分とがある
話された部分だけで
判断すると
判断を誤りやすい
自分の不都合なことまで
ありのままに話す人は
まずいないのだから
年を取ると
ポケットは
一つでよい
いくつもあると
どこへ入れたか
わからなくなる
今夜の秒針の音は
よろこびのうたの様に
暗闇に波紋をつくり
この夜に響いている


昨日眠りに就く瞬間には
je te veuxに似た
優しいリズムを
針の音が刻んだ
 ....
将棋ソフトの飛躍的向上が
遂に深刻な事態を引き起こした

現役の棋士が
対局中に
スマホ遠隔操作により
PC上の将棋ソフトで
次の一手をカンニングしたと言うのだ

真偽は定かではない ....
あらかじめ充たされた{ルビ紅葉=こうよう}の場所は
ただ ここに ある
風に吹かれていることにとらわれず
枯れ葉になることにとらわれず
ただ ここに ある

蛇口をひねれば水がでる
その ....
昨日のおかずを忘れても
さっき言われた頼み事を忘れても
折り畳み傘を忘れても
妹の誕生日を忘れても
何を忘れたのかすら忘れても
何もかも忘れても
指輪の裏に刻印されたその日と
いつか出世 ....
心の底から
「ありがとう」と伝えても
相手は
形式的な
「ありがとう」としか思わないことがある




形式的に
「ありがとう」と伝えても
相手は
心の底からの
「ありが ....
近所の高校の校庭を
囲む様に佇む木々達は

僕達、紅葉なんてしませんよ!

そう主張しながら
形の無い冬を目の前にして
己の緑の濃さを増しながら
その精神を保っている様だった


 ....
息子よ
いつまでも
ママのおっぱいを
欲しがっていてはだめだよ
今度は
パパの番だよ
いつだっていまだって青い
地球は朝で昼で夜だ
なのに地表の隅っこで(あるいは真中で)
いまブルーライトに照らされぽつねんと
もの思いに耽っているわたしには律儀にも
朝昼夜は朝昼夜と巡り訪れる ....
深夜番の仕事が終わり
朝方
実家の庭に建てたプレハブ御殿に入ると
布団に猫がいた
目を細めて丸くなってやがる
多分窓から入ったのだろう
開けっ放しだったからな
取り敢えず猫に
何だチミ ....
筆絶した空に浮かぶ星は、
迷路をつくるかのように、
地に落ちていった。
私はその落ちた星たちを、
拾い集めてことばをつくった。
死にながら生きていたことばたちは、
息をしながら低く輝いてい ....
名前を変えると
書いたもんだけでは
誰だか分からなくなると思って
得意気になって変えるバカがいるが
そうだとしたら
おまえの書いたもんには
何の特徴もないか
今まですごく読んでくれてたと ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8446)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 深水遊脚自由詩2*16-11-1
解放の森- 葉月 祐自由詩10*16-10-31
ゆっくり行こう- 水宮うみ自由詩5*16-10-31
自販機の女神- TAT自由詩5*16-10-31
獣より- ゼロハチ自由詩3*16-10-30
物々交換の亡者- 吉岡ペペ ...自由詩416-10-30
忠犬夫- zenyama太 ...自由詩116-10-30
覚醒夢- ひだかた ...自由詩4*16-10-30
『お菓子をくれなきゃ』- 葉月 祐自由詩4*16-10-30
枯葉紫陽花冬乃白瀬- あおば自由詩5*16-10-30
欠けている- 葉月 祐自由詩4*16-10-30
夜の声- 葉月 祐自由詩3*16-10-29
バス待ちの青年- 葉月 祐自由詩3*16-10-29
BACK/FRONT- 5or6自由詩1*16-10-29
霜月の空- 小林螢太自由詩3*16-10-28
なまはげがつくってくれたチャンプルゥ- コトコレ自由詩2*16-10-28
忘れかけの青- あおば自由詩1*16-10-28
話半分- zenyama太 ...自由詩216-10-28
ポケット- zenyama太 ...自由詩116-10-28
秒針の旋律- 葉月 祐自由詩3*16-10-28
限りなく透明に近い灰色- 花形新次自由詩116-10-27
続_秋の蛇口- 白島真自由詩12*16-10-27
1025- たいら自由詩116-10-27
心の底からの「ありがとう」_形式的な「ありがとう」- komasen333自由詩2*16-10-27
校庭のふたり- 葉月 祐自由詩3*16-10-27
乳離れ- zenyama太 ...自由詩116-10-27
地球的青さ- ただのみ ...自由詩16*16-10-26
俺とねこ- 5or6自由詩4*16-10-26
筆絶した空- あおい満 ...自由詩1216-10-26
変名- 花形新次自由詩116-10-26

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