すべてのおすすめ
何も見えない湖は
来るもの 発つもので騒がしい
無数の軌跡
無の飛跡


まつろわぬものらの轟きの朝
すべてからすべてから離れてやっと
自分自身で居られる音の
近く遠 ....
あなたの歌を聴いても言葉がさっぱり入ってこないから、あなたの歌詞カードが欲しい。 今年の秋野菜は
まったくと言ってよいほど
芽がでなかった
去年は
大根も人参もほうれん草も
たくさん芽が出たのに
やはり気温のせいだろうか
今年は10月になっても
真夏日が続いたから
 ....
父のことを思い出すと
少しずつ少しずつ悲しくなる。
閉じたままの瞳/黙って外した酸素マスク
沢山話しかけても・きつく手を握っても
返事を一つも返さなくなったから。

父のことを思い出すと
 ....
漠然とした、夢見がちな、優しい夢をみて、眠ってほしい。
あなたの言葉たちも、眠いときは眠ってほしい。
楽しい迷路の夢だ。目覚めたときがゴールだ。
言葉を持たずにふわっとなってふわっとした場所にふわっと帰る。
あるいて帰る。さんぽしたりひきこもったりして帰る。
帰り道、言葉にひらひらと手を振って、「さよなら」と言った。
ふわっとした ....
捨てないかぎり夢の続きはついてくる
あきらめない限りことばの谺は響きつづける

僕の頭の中の世界図書館は閉鎖されたまま
精神の廃虚には孤独な回路が短絡を待っている

魂の階梯はかぎりなく地 ....
ぼくには海がある

山がある

大地がある

宇宙がある

じぶんに都合がいいところに行けばいい


深夜

腹痛で目をさまし

あなたのなまえを呼ぶ

神のなまえ
 ....
春はあけぼの





































 ....
光の傾斜のよわいめまい

いななきも止んだ朝の膨らみ
秋は秋と重なって遠近を失くしながら
凧のように {ルビ空=くう}の{ルビ空=くう} 淡く燃え


無限の、 矛盾の、 
存在の、 ....
 深刻ではなく 淋しい瞳をもった
 サーカスのピエロ
 ぼく きっと 透きとおった
 この時代の住民にちがいない

 古代マンモスのふかい皺をもった
 象たちが踊り 踊らされる
 過 ....
生存のその先まで生きていきたい。孤立して、新しく生きるを作りながら。
周りの人は周りの人の言葉を更新し、わたしもわたしの言葉を更新する。
あなたたちも生きるんでしょう?
周りに流されずに、周 ....
円錐形の反射が
カーテンの隙間から潜り込む
あれは外灯だろうか
あまりにも揺れていて
息づいているようだ


南に居る嵐のせいで
むせかえる夜中だ
はりついたシャツを ....
秋の花火/湿気る前に


秋の花火/湿気る前に

引き出しに入っていた

夏に使い切れなかった花火

力を持て余してるのに

発散する場所を知らない若者のように

袋の隅で数 ....
リンリンリンリン
リンリンリン
鈴虫が
秋を連れてくる

やだ
やだっ
夏よ行かないで…

ジェット気流に散る雲
その向こうのブルースカイ
神様なんか
焼け死んだなって思えちゃ ....
植物は
置かれた所でしか咲けないが
人間は
置かれた所でない所でも咲くことができる
自分が
咲きたい所で咲きなさい
悲しくて宇宙滅びればいいって思うときがある。
でも、楽しいときもあったし、今も楽しいときがある。あの子が声をかけてくれたり、ある人に褒められたり、アホなことネットでやっている人みたり、エロ動画み ....
防衛庁の巨大なアンテナのさきが霧にかくれていた

富久町の高層マンションのさきも霧にかくれている

そんなことを眺めながら路地を歩いていたら

あ、

きょうの日付をあたまのなかで確認 ....
ほっと懐かしく嘆息してしまう、
それまでの全てが報われる、
そんな濃密な青の色彩だけが独立して
開けた額縁のような窓の向こうに 在った

その青の色彩はよく見れば、
濃密なのは視界の中央部 ....
生活感のなかに、だいすきな匂いをかぐ
ゆれるカーテンを抱きしめる
そういうとき、私のなかには
愛しかなくて心細いの


透明な血が流れている
母のお腹のなかにいて
私は目を閉じながら目 ....
気づいた部分があれば

気づかない大部分がある

気づいた部分にとらわれすぎると

判断を誤る
僕の知ってる音楽は
3つの箱に入ってる
青春のすべてを使っても
3つの箱しかわからない

心を増やす箱の中
色んな痛みが増えてった
もらった痛みを杖にして
向かい風の中歩いてく
 ....
ここまで来たら

いい夫婦しかあるまい

あの世までもう少しだ
胸にS字の全身タイツに
赤パン、赤マントで
空飛んでいる訳じゃない
鎌倉にある高級スーパーの
レジの後ろで
袋詰めしているオッサンのことだ

あんたさ
不機嫌そうな顔してんじゃないよ
 ....
市議会議員は
やはり当番制が
良いのではないか

かわりばんこにやってさ
自分の番で
金ちょろまかせば
みんな幸せだろう

誰がやっても
おんなじだし
誰だって金はちょろまかした ....
誰もがみんな、まっ逆さまに死んでゆく
僕は絶望に呑まれて立ち上がる事もできない
死んだら十字架は要らないから棒かなんか差しといてくれ。地面に。
血腥いジャズで朝までウヰスキーを飲む。安い女が話し ....
同じ道を歩いた
くり返し歩き
くり返し問い
くり返し答え
水の写経のようになにも
こころの所作だけが
ただ――


くり返し祈った
石の中のロザリオ
沈黙の塵は満ちて
尚も空白 ....
一度間違えてしまったのだから
何度間違えても同じことだろう
そう思って暮らしていると
次第にばったのような顔になってくる
顔がばったのようでは外にも出られないので
その部分を消しゴムでこすり ....
母がぼくの肩に交じり
ぼくはぬるいお茶をこぼす
夢をも一度
ハ行に注ぎ入れて
湯気を吹き
そっとすする

ほら お食べ
銀のお椀に
盛り切れないほど いっぱいの
夢だよ
飲みきれ ....
風の色は透明、雨の色は透明、太陽の色は透明、景色を透明が彩る。
時間は透明、景色を揺らす。草木が輝く。透明によって色彩が歌う。
そのなかを歩いてたら楽しかった。
時間が僕を透明にしてくれるときが ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白_めぐる白- 木立 悟自由詩816-10-6
歌詞カード- 水宮うみ自由詩1*16-10-6
- ホカチャ ...自由詩216-10-6
対話- 梓ゆい自由詩116-10-6
あなたが眠るときの夢が痛くなければいい。- 水宮うみ自由詩1*16-10-6
ふわっとした場所に帰る- 水宮うみ自由詩3*16-10-6
老いた水夫- 梅昆布茶自由詩1016-10-6
しあわせか- 吉岡ペペ ...自由詩516-10-6
春はあけぼの- TAT自由詩2*16-10-5
詩/代償としての- ただのみ ...自由詩14*16-10-5
サーカス_- 白島真自由詩13*16-10-5
アップデート- 水宮うみ自由詩1*16-10-4
その光の理由- ホロウ・ ...自由詩4*16-10-4
秋の花火/湿気る前に- 自由詩7*16-10-3
迷子の鈴虫ホイホイ- まいこプ ...自由詩216-10-2
咲きたい所で咲きなさい- ホカチャ ...自由詩116-10-2
宇宙は楽しさから生まれた- 水宮うみ自由詩2*16-10-1
キンモクセイの思い出- 吉岡ペペ ...自由詩216-10-1
願望と決意の光景- ひだかた ...自由詩5*16-9-29
愛しかないの- 印あかり自由詩316-9-28
部分- ホカチャ ...自由詩416-9-27
みまたのやりもつライオン- 竜門勇気自由詩116-9-26
いい夫婦- ホカチャ ...自由詩116-9-26
スーパーな男- 花形新次自由詩216-9-24
市議会議員- 花形新次自由詩216-9-24
鎖のない犬の酒- TAT自由詩4*16-9-23
ホルン- ただのみ ...自由詩13*16-9-21
ばった- 春日線香自由詩516-9-21
母がぼくの肩に交じり- オイタル自由詩7+*16-9-21
透明- 水宮うみ自由詩3*16-9-21

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