すべてのおすすめ
きれいなうそをつくひとでした
ぼくも苦手だと云い乍ら
わたしが飲めないシェリー酒を
こっそりひとりで飲むひとでした

きれいなうそをつくひとでした
ぼくの夢だと云い乍ら
わたしがせがんだ ....
プシュッ!
プルタブを引く音が一日に楔を打つ
ネクタイを少しだけ緩めた
午後十一時
泡立つ黄金色の液体を流し込んだ
喉が苦味で灼ける
祝祭とは程遠い
労働の味

それはワインであって ....
夜、貴方が明るい空を見上げて
「月が綺麗ですね」なんて言うから
「わたし、死んでもいいわ」と
有名な文句で返すの。

そしたら、貴方ったら
「お前がいない生活は有り得ない」
なんて、本気 ....
誰もいない
誰かがいるような気のする 夕暮れ
コントローラーを握ってはいないが 固まっていた
そんな日に 僕はいた


そんな心は死んでいくのだろうか
それとも生きてはいないのか
生き ....
  
いま どらびだの駅だ
むかし おなじ名まえのくにを紀行したが
もうずいぶん前だったので
ぼうぼうとした
かぜの中あたりで 周囲を見まわす
駅舎があるとは知らなかった
いや
とうの ....
小学生のころ
大きな紙いっぱいに
緻密な迷路を書いた
細いところで二ミリくらい
太いところで五~六ミリくらいの
血管のような道が幾つにもわかれ
そのひとつがまた幾つにもわかれ
それらがま ....
ある人には 最後まで欠けたままのパズルの一ピース 

ある人には 心に生まれ持つ鐘ことある毎に鳴り響く 

現に映す夢の面差し追いかけて魂の迷酔 わたしには




         ....
移り変わる季節
どの季節も美しい

隣にはあなたがいる
何も足りないものはない
幸せでいっぱい

散歩道
あなたと歩く道
人生の道

想像出来るから楽しい
あなたとなら現実に出 ....
 午前のアトリエに光は射し、人はいない。
 淡いキャンバスに薄くデッサンが描かれている。
 海だ。
 透明で純粋な世界がそこにあった。

 時間と空間の概念をその筆に携えて、
 その海 ....
いのちは
こころのかたすみで
ふるえながら狂っている
枯れた木が
記憶だけで
まだ水を吸い上げようと
こころみているように


まともなあんたは
ひびわれた ....
○過ぎるのはよくない
いいことも
過ぎると悪になる

○築くのは長い時間がかかるが
失うのは
一瞬
財産も地位も名誉も

○加害者は
被害者でもある
人間されたことをする
悪い ....
飴を、舐める。
眠る。
私は眠る。
光に満ち溢れた戦争が起こる。
身体の不調。
調性。
波に濡れた身体。
私は私から零れていく。

ニューロン
夢を集めて
逆さまにする

遠 ....
時は流れてゆく  過去から未来へ

秋は流れてゆく  夏から冬へ

川は流れてゆく  山から海へ 

私も流れてゆく  今日から明日へ

ただ思い出だけが 
流れずにいる

美し ....
泥酔したいな。

一瞬たりとも正気でいたくない

虚ろでいたい

ぽやぽやしてさ。

何も考えたくないの。

なぁんて
やらないけどね

思うだけだよ
本気でだけど
感情が入り混じって危険になったら
ただ早足でバッティングセンターに行く
やる気のない店員のタバコふかしながらされた挨拶も
今は見えていない


コインを入れて
120Kmで30球 ....
『元気でいますか私?
学校で
二十歳の自分へという
未来の自分に宛てた
手紙を書く宿題が
出されましたが
それを書き終えた私は
もう一通自分宛てのを
書くことにしたのです
以下がその ....
たとえば家を出た後で
火の元大丈夫だったかなとか
鍵かけ忘れてないかなとか
心配になったことないですか

確認妄想というそうですが
うちのパパが若干その気があるのですが
そんなときの僕の ....
さかさまのきみがいて
ぼくはめがはなせなくて
てんきよほうはあめだったのに
そらはいつのまにかはれていて
きづかないのはぼくだけだった
うみとそらのちがいをきいた
きみのなかにみえたの ....
鶴橋の町で五〇年 湯を炊いてきた
百草湯の源田のおやじが 今年亡くなった
あれは夏の午後
「湯を炊く」と言い残して赤十字病院で息を引きとった
おやじは享年七七歳
銭湯が寂れる中 おやじは ....
かつて
ともに歌った
歌の
楽譜のページが
にじんで
黄ばんで
ぼやけたとしても
私のことを
呼び捨ててくれる
あなたの声は
変わらぬ
大きさで
私の背中叩く

かつて
 ....
十一月十八日の雨の中
独りで街を歩く
私はひどく寒そうにしていた
晩秋の冷気は
誰の肌にも等しく訪れるというのに
片や暖かさは
幸せを選んで賢く舞い降りる

洒落た厚手のコート
小さ ....
「あなたちの時代はもう終わった。
これからは俺たちの時代だ」
そう言うたくましい若者たちが
限界集落間近の僕たちの自治会にも
現れないかなあ!
神事なさいと言う内奥の声を
聞いて私は急発進の車を
避けながらプールに飛び込んで
禊(みそぎ)潔斎(けっさい)を
水垢離(みずごり)で済ませてから
ちんちんの熱いお湯を何気なく
口に入れて ....
電車の自由席
隣の席に荷物を置いて占領している人を
素敵だとは思わない

しかしその人は
自由を満喫するのが自由席だからと
邪魔されないようにしている
自分は知的だと足を組む

満員 ....
僕たちは、また新しい朝陽に出会うだろう。

僕たちは、また新しい夜空に出会うだろう。

僕たちは、また新しい言葉に出会うだろう。

僕たちは、また新しい自分に出会うだろう。

僕た ....
夜ご飯食べました
影響されやすい僕は
影響されやすい僕を直したいです
あ!時計が過去を未来と勘違いしている!
話の続きです
芯のある自分になりたいです
何にも影響されず
自分の世界観を貫 ....
あの人に送るはずの希望を

間違ってぼくに送ってきた

気にしない

気にしない

一休さんは気にしないから

冷たく無視でもしておこう


冬空の電飾は

ごみごみしな ....
十一月十八日 江戸 秋葉原
野次馬たちの視線を七色に乱反射させ
聳え立つは巨大なギヤマンの壺
その目もくらむ頂上の 縁を走る 影二つ

永久脱毛された花魁姿のゴリラ
追いかける血まみれの巡 ....
陽射しの下に
人が集まって
笑いが起きる

日々の小さなグルーヴを
ありがたく思う

そんな大げさな話ではないけれど

たとえば
心無いものと出会って
戦士は剣を抜き

心優 ....
洋装に日本髪といえば
私の妻のことだ

成人式で初めて結った
日本髪が勿体ないとの
母親の口車に乗って
ジーンズにロングコートに
日本髪の出で立ちで出社して
更衣室で同僚数人がかりで
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そのひとは- もっぷ自由詩717-12-5
明日も働く者のための麦酒- のらさん ...自由詩217-12-4
ある夜の恋人たち。- 愛心自由詩217-12-4
詩を午後に- 番田 自由詩117-12-3
_どらびだの駅- 「ま」の ...自由詩6*17-12-3
迷路- ただのみ ...自由詩13*17-12-2
しあわせ- ただのみ ...自由詩3*17-12-2
隣にはあなた- 夏川ゆう自由詩517-12-2
午前のアトリエ- ヒヤシン ...自由詩6*17-12-2
あらゆることが語り尽くされたあとに- ホロウ・ ...自由詩15*17-12-1
独り言27集- ホカチャ ...自由詩117-11-30
銀河- 由比良 ...自由詩817-11-29
流れ- st自由詩117-11-29
なぁんてね。- 愛燦自由詩617-11-27
また少し背が伸びた気がして- カマキリ自由詩717-11-27
自分宛て- しょだま ...自由詩217-11-27
信じることで- りゅうさ ...自由詩117-11-27
すなどけいのこい- かんな自由詩3*17-11-22
源田湯- 鶴橋から ...自由詩617-11-22
大学時代の先輩と飲む- 北村 守 ...自由詩2*17-11-22
孤独と呼ぶには幸せ過ぎる、或る日のこと- のらさん ...自由詩217-11-21
若者発言- ホカチャ ...自由詩117-11-21
過ごした- 間村長自由詩6*17-11-20
座席の荷物は心のお荷物- イオン自由詩2*17-11-19
出会える- 水宮うみ自由詩4*17-11-18
変わりたい- moote自由詩317-11-18
気にしない- 吉岡ペペ ...自由詩317-11-18
11月18日秋葉原で- ただのみ ...自由詩5*17-11-18
円卓- ガト自由詩6*17-11-18
日本髪- 花形新次自由詩217-11-16

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